FC2ブログ

ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

目次と説明

M男向け以外の小説などは別ブログにて掲載中です。
『幼馴染とエロ愉しく過ごす日々』もこちらにて。 → もんすぅん


更新履歴
2018-12-11 40.夢現の日々

2018-12-06 39.顔面騎乗
 あと9記事で300記事らしいです。

2018-11-13 38.痛みでさえも愛おしく
 一週間以上空いていた事に驚きを隠せない。口淫矢のごとし。

2018-11-05 37.甘いひととき

2018-11-03 36.少女の心情

2018-11-01 35.彼の選択

2018-10-24 布団に化けたミミック娘に絞り取られる話#後編



*コメント・拍手については、ブログの更新をお返事に代えさせていただいております。

目次

■淫魔とか出てくる短編小説
淫魔に全身を舐め回されて(キス 乳首舐め フェラチオ)
前編 / 後編
淫魔でナースな幼馴染(媚薬、ナース、アナル責め)
前編 / 中編 / 後編
覗きのお仕置き、魔性の水泳部(覗き、アナル、去勢・半女体化、3人称)
前編 / 後編

■淫魔とか出て来ない短編小説
邂逅、それから(スパンキング、前立腺責め)
前編 / 中編 / 後編
恋人は巨根のふたなり(ふたなり、男が犯される側)
前編 / 中編 / 後編1 / 後編2

■催眠術とか掛けられる短編小説
後輩マネージャーの催眠術(年下の女の子、包茎化、寸止め)
前編 / 中編 / 後編
お姉さんに催眠術を掛けられて雌化(逆アナル 前立腺 メス化)
前編 / 中編 / 後編

■モンスター娘を題材にした小説
布団に化けたミミック娘に絞り取られる話
前編 / 後編
淫靡な試練(スライム娘に寄生される淫魔ハンター)
10(完結)
触手娘に突然襲われる(逆アナル 男が触手に口を犯される)
前編 / 後編
スライム娘にアナルを犯される(逆アナル 前立腺 手・オナホコキ)
前編 / 後編
スライム娘飼育記録(M要素薄め、1人称)
10前10後1112前12後最終前最終後

■長編小説
包茎再教育『マゾの刻印』(包茎男子が女子だけのクラスに編入させられ、虐められる小説)
101112131415
16171819202122/※22以降分岐しています。
 ▼松丸知奈ルート
 101112131415
 161718192021222324252627
 28293031323334353637383940
 ▼戸倉真里ルート
 
 ▼高津芽衣ルート
 
 ▼宮久保若菜ルート
 
 ▼荒谷悠ルート
 
 ▼貝塚文子ルート
 1011
 ▼メス化ルート
 B1B2
 ★おまけ
 EX1EX2EX3
 EX5 A
 EX5 B
 炬燵、包茎、美少女
 包茎ゆえの恋路
 透き通る程に澄んだ柔肌と声音

SM的スポーツジム(スポーツウェアの女の子に責められる話です)
10111213(エロ無し注意)/完結

闇とシコシコr(同名の旧作を改稿したものです)
10111213141516/完
闇とシコシコ#読みきりパンツコキ(顔面騎乗 パンツコキ)

■一記事読みきり短編小説
全裸ウェイターの若者(CFNM 寝取られ M男の目線ではなく第三者目線)
スライム娘にプールで犯される(スライム 前立腺 微ホラー?)
自分より背の高い年下の子(背の高い女の子 逆ナン 膝で股間をぐりぐり)
制服に化けたミミック娘に犯される(物体に擬態した美女 本番描写あり)

 長くなって来たので分割しています。
 上記以外は『目次その2』にて。

★DL販売始めました
販売小説一覧(試し読みできます)
その1その2その3その4その5その6その7その8
ジャンル別
 学園物、学生ヒロイン
 淫魔、モンスター娘
 ファンタジー
 ふたなり
 その他

★ブラウザ視聴に関して

販売先サイト
同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite.com

★販売中の作品の番外編など
嗜虐の魔法少女シリーズ番外編
射精解禁日  前編後編

●DL販売に関するブログ
 新作情報の自動投稿の他、時々雑記。FC2ブログが閲覧出来ない時などのアナウンスもこちらにて行う予定です。

★その他、雑記や、変わったテーマの小説や、それ以外の文章など

2015/06(休止です)
2015/05(プライベートとか、どうでも良いことばかり)
2015/04(振り返って、色々と)
2015/03(反省とお知らせ)
2015/02(管理人の雑記など)
一年が経過しました(管理人の雑記)

淫語・言葉責めコレクション(女の子の台詞だけで構成された話)




当ブログへのリンクはご自由にどうぞ。
下記のバナーを右クリックで保存してお使いください。

120×60サイズ

200×40サイズ


連載・掲載している小説のその後に関して(2017/04/29)

基本的に完結までをブログで掲載しますが、その後に修正・加筆などを加えた内容の文章を有料販売する事があります。
その場合もブログへの掲載は取り下げませんし、ブログを読んでいて急に課金が発生するような事はありません。

ストーリーを大きく変える様な修正・加筆などは行いませんが、新規のエッチシーンなどを加える可能性はあります。

ブログ運営に関しては、ほとんどこれまで通りのままですが「一部分が有料化する事もありますよ」と言う注意書きです。
前述の通り、ブログで始めた物語は、きちんと終幕までを掲載する予定なので「前半無料・後半有料」などと言った事はしませんので、その点はご安心ください。


ランキングに参加しています。









当ブログに掲載している小説の一部は「小説家になろう」「Pixiv」「novelist.jp」「暁」にも掲載しています。

スポンサーサイト
[PR]

[PR]

PageTop

目次 その2

目次 その2です。

■淫魔に搾り取られる小説
包茎にされたい
前編 / 後編
淫魔の呪い(逆アナル多め 複数人から性的にいじめられる)
前編 / 後編
ギャル風淫魔にいじめられる包茎(包茎 童貞 ギャル レズ)
前編 / 中編 / 後編
水泳部のお仕置き(『覗きのお仕置き、魔性の水泳部』の前身です)
前編 / 中編 / 後編
怒りのペロペロ(唾液、媚薬、男がお仕置きされる系 3人称)
前編 / 後編
包茎男子と淫魔(包茎、良い匂いの女の子、エロ成分少なめ)
前編 / 後編
淫魔様の家畜(調教済みM男、包茎、射精管理)
前編 / 中編 / 後編

■一記事読みきり短編小説
脈絡もなく淫魔に襲われる話(逆アナル 前立腺 半女体化)
露出狂に遭遇した淫魔(おっさん 女体化 淫魔)

■ふたなり×M男をテーマにした小説
ふたなりM性感(フェラ アナルセックス 敬語)
前編 / 後編
ふたなりの後輩に犯される男(兜合わせ フェラ アナルセックス)
前編 / 中編 / 後編

■美少女ヒーローをテーマにした小説
プリティハンター!(女の子3人、調教、実験作)
前編 / 後編

■ジャンル未定
お菓子にされる生殖器(怒りのペロペロのリメイク 淫魔設定なし 乳首、玉舐め、フェラ 男根、精液をお菓子扱いなど)
前編 / 後編

闇とシコシコ(純愛コメディ、女の子に自慰を見せたり、一緒にしたり系)
※改稿版があるので、基本的にはそちらをどうぞ。
10【エロ無し注意】111213最終話

■体験談風M男小説
足コキいじめ、他(短編集)
全裸で散歩させられた

目次と説明(TOP記事)に戻る

PageTop

40.夢現の日々

「はい……」

 返事をした彼の声が震えていたのは興奮のためだった。
 何かを命じられる。それ自体が悦びとなって肉体に甘い痺れをもたらしていた。
 ペニスをしっかりと硬くしながら背後の知奈へ向かって尻を差し出す。
 先程までじっと見つめていた彼女の美しい顔が脳裏に浮かぶ。
 次いで、その美貌に妖しげな笑みを浮かべて、尻を見下ろす知奈の姿を想像し、樫田は「あぁ」と恍惚の溜息を漏らした。

「さっきも言ったけど、じっとしているのよ。その方が気持ち良くなれるんだから」

 理由は分からないが、気持ち良くなれると言うのなら従わない理由がない。
 樫田が尻を突き出す格好のまま身動きを止めていると、背後で知奈が動く気配があった。
 彼女は樫田の尻たぶを左右それぞれ掴んで谷間を広げ、そこへ顔を寄せた。
 蟻の門渡りから尾てい骨までを一気に舌でなぞり上げる。

「ひうっ、うああぁ!」

 背筋がゾクゾクと震える様なこそばゆさに、樫田は堪らずに声を上げた。

「動いちゃ駄目と言ったはずよ」

「ご、ごめんなさい」

「じっとしている。ただそれだけよ」

 言い終えると、再び舌を這わした。
 これにも樫田は声を上げてしまうが、動きの方は大きく抑えられていた。
 知奈は何度も尻の谷間を舐め上げた。
 その度込み上げるこそばゆさに耐える樫田。小刻みに震えてはいるものの、腰を高く突き出した格好は崩さない。
 
「うっ……うう……ああっ……!」

 情けない声を上げる。
 こさばゆさは次第に快感へと変わっていく。
 知奈が口にした通り、じっとしていなければと耐える程にその傾向は強くなっていった。
 耐える――すなわち与えられる刺激を辛苦とし見なしていながら、快感を得ているのだ。
 身体は倒錯した悦びに打ち震え続け、屹立した肉棒からはその証が滴り落ちる。
 知奈は尻へとの愛撫を続けながら、同時にペニスへと手を伸ばした。
 我慢汁でぐっしょりと濡れた肉棒を優しく握る。

「あああぁっ! 知奈様……!」

 樫田が嬌声を上げると共に知奈の名を口にする。
 彼女はそれに応える様に肉棒をゆっくりと扱き始めた。
 樫田のそれが短すぎる為に、知奈の華奢な手にすっぽりと収まっており、動きは極端に小さかった。
 とは言え、快感が動きの大きさに比例する訳ではなく、樫田は甲高い声で鳴いた。

「あっ、あ、ああぁ……!」

 知奈の手の中で、肉棒が激しく痙攣する。
 絶頂へと近付きつつある。
 それを認めると、彼女は舌先を菊座にぴたりと押し当てた。
 それからぐりぐりとその不浄の窄みをこじ開けんとしているかのように舌を動かし始めた。

「あああぁっ!」

 樫田の声が一層と高くなる。
 舌が這わされるのとはまた違った快感が込み上げていた。

「あああぁ、あ、あ、で、出ちゃう……出ちゃいます……!」

 情けない声で射精が近いことを告げる。
 知奈からの返事は、言葉ではなかった。
 舌先で責められていた菊座に今度は唇が押し当てられる。そのままじゅるると音を立てながら強く吸われる。
 腰から脳へと突き抜けていくような快感を認め、樫田は激しく喘いだ。

「あっ、あ、あっ、あああぁっ、あああ!!」

 煮え滾るような熱いものが尿道へと流れ込んでくる。
 射精の直前、樫田の脳裏には知奈の美貌が浮かんでいた。
 彼女の美しい顔が尻に埋められ、可憐な唇が肛門を愛でていることを思うと、堪らない気分になった。
 ある意味で支配しているような興奮だが、実際には自分が支配されているのだ。
 複雑に入り組んだ嗜虐と被虐の官能を認めつつ、彼は果てる。
 知奈の手に収まったペニスがびくんびくんと脈を打ち、白濁液を放出する。
 ぶっ、ぶびゅっ、びゅるる!
 美少女の手に導かれて迎える絶頂。その悦びに身体は大きく震えた。
 射精を終えると樫田はその場で崩れ落ちた。
 尻から舌が離れても、なお舐め続けられているような余韻が残っている。
 口元の唾液を手の甲で拭い、知奈が言う。
 
「情けない姿ね。お尻を虐められるのはそんなに良かったのかしら」

 荒く息を吐きながら、樫田は「気持ち良かったです」と答えた。



 常に頭の中にもやが掛かっているような日々が続いた。
 思考が明瞭になるのは、ほんの一時であり、それ以外の時間は夢を見ているような心地だった。
 まず時間の感覚が狂ってしまっていた。朝昼晩がてんでばらばらにやってくるように感じられる。
 物事の道理も理解出来なかった。目の前で起きている当然の出来事に対する因果関係が分からないのだ。教科書のページを捲る。視界に入る情報は次ページの物に移るのが当たり前だが、呆けたような状態にある樫田には天変地異が起こったかのように感じられた。
 それでも身体は大した反応を見せない。酷く驚きはするが、表情は変わらず、声すら出さなかった。
 殆ど全ての時間をそうして、混沌とした感覚、思考に支配されながら呆然と過ごす樫田だが、前述した通り、僅かな間は正気に戻るのである。
 その一時が如何なる場面で訪れるのか。
 知奈に虐げられている瞬間だ。
 彼女の前で裸体を晒せば、たちどころに思考が正常に巡り出す。
 まるで寸前まで夢を見ていたかのような錯覚を認めるが、夢ではないのだ。自分が異常な思考回路に基づいて行動を取っていた記憶が残っているのだ。
 その際に認めた感情も思い返すことは出来たが、何故そう感じたのかは、正常な状態では理解出来なかった。
 自身の身に起きている異変について考えを巡らせようとするも、それは端から無理な話だった。
 美しい支配者に向けて裸体を晒すだけでは飽きたらず、浅ましく勃起させた肉棒を晒しているのが、正気に戻った樫田が置かれている状況だ。
 思考はすぐさま桃色に染まっていく。

「そのまま床に座りなさい」

 知奈にそう命じられるだけで、身体がカッと熱くなる。
「はい」と答える声はすでに震えてしまっていた。
 ひんやりとした床に正座する。
 太ももの間から、ぴょんと飛び出すようにしてその存在を主張するペニスが甘い痺れに苛まれる。
 包皮を被ったままの陰茎がびくびくと嬉しげに脈を打つ。
 その様子を知奈の背後に集まって見物していた女子達が嘲り笑う。

「ああぁ……」

 樫田が恍惚とした声を上げる。
 知奈にばかり目を奪われていた為に、どこで制服を脱ぎ捨てたのかなど頭になかったのだ。
 放課後の教室、知奈を含めた大勢の女子の前で全裸で正座をしながら、勃起したペニスを見られ、笑われていることに気付くと、身体は一層熱く火照っていった。
 焦点が合わなくなるような興奮の中で、知奈を見上げる。
 彼女の美しさには一点の曇りもない。

「知奈様……知奈様……!」

 何かを求める訳でもなく、名を口にしてしまう。
 観衆は彼の被虐的な態度に、笑い声を上げる。
 妙だ、と樫田は頭のどこかでぼんやりと思った。再教育クラスへと編入させられてからは、この程度は日常茶飯事だったはずだ。
 それなのに、まるで初めて樫田の痴態を目にしたかのようにざわついている。
 胸に生じた違和感を強めていく樫田だったが、知奈の声音を耳が捉えるとすぐさま思考が止まってしまった。

「足で虐めてあげるから、準備をしなさい。まずは靴を脱がせてくれるかしら、もちろん手は使っちゃ駄目よ」

 樫田は知奈の足元をうっとりとした目付きで眺めながら、言葉の意味を考えた。
 手でなければ何を用いれば良いのか。足ではないことは確実だ。そんなものは向けることさえ躊躇われる。
 残るは……、としばし考えていた樫田だったが、一つ思いつくと、正誤を確かめるように知奈の目を見上げながら、土下座をするようにして彼女の足元に口を寄せた。
 知奈が薄笑みを浮かべる。
 どうやら読みは当たっていたらしい。
 その事実に誇らしげな気持ちが湧くが、行為は酷く被虐的なものだ。
 口を使って靴を脱がせる。
 如何に見た目が麗しくあろうと生きている限りは代謝機能が働いている。当然、汗も掻くのだ。嗅覚が蒸れた臭いを認めた。
 湧き上がるのは不快感ではなく、淫らな感情ばかりだ。
 靴を脱がせることに注力する中で無防備に晒される樫田の臀部へと女子が回り込み、黄色い声を上げる。好奇心と嗜虐心が満たされることへの歓喜だ。
 まさしく玩具のような扱いを受けながら、知奈の命令に従う。その悦びにペニスは一層震えて我慢汁を滴らせた。
 樫田が靴下まで脱がせ終えると、知奈は次の指示を下した。

「舐めなさい。丁寧によ。これから貴方のペニスを虐める足が、どんな形なのか、どんな味なのか、良く確かめなさい」

 何の躊躇いもなく、樫田は知奈のつま先を口に含んだ。
 指の一本一本を丁寧に舐め上げ、しゃぶる。
 その内に、足腰ががくがくと震え出す。知奈へ奉仕する悦びが樫田の全身を駆け巡っていた。

「充分よ。……ほら、虐めて欲しいところを出してみなさい」


つづく

PageTop

39.顔面騎乗

 大量に溢れ出した我慢汁を指で掬う。それをぺろりと舐め上げて、知奈は淫靡な笑みを浮かべる。

「全く、こんなに濡らして……恥ずかしくないのかしら?」

 上体を起こした知奈が、身体の向きを反転させながらなじる。
 命令の有無は関係なしにまともな答えが返ってこないであろうことは、彼の様子から察せられた。
 やや間を置いて、彼女は樫田の唇をなぞりながら言う。

「そろそろ良いわよ、口を開いて」

 恐る恐るといった風にゆっくりと口を開き、深く息を吐き出す。
 そんな彼の頭に手を伸ばし、ゆっくりと撫でながら、知奈は小さく笑んだ。

「よく耐えられたわね。褒めてあげるわ」

 知奈はしばしの間、樫田の頭を撫で続けた。
 彼の呼吸が落ち着き始めたのを頃合に、上体を寝かせて耳元へと顔を寄せる。
 ぴったりと唇を耳に押し当てて静かに囁く。
 
「ご褒美には何が欲しいのかしら」

 吐息のこそばゆさに身を震わせながら、樫田はうわ言のように答える。

「お、お尻……お尻が……」

 何らかの意図がある言葉ではなかった。
 睾丸を責められている時に見た、知奈の尻に対しての劣情が口を衝いて出たのみである。

「お尻がどうしたの? 触って見たい? それともお尻で虐めて欲しい?」

 思わず口走ってしまっただけで、何も考えていなかった樫田は言葉を詰まらせる。はあはあと息を吐くのみだ。

「……良く考えなさい」

 耳元で発せられる知奈の声が、頭に響く。

「ご褒美を与えるという行為は優位を示すのと同義だわ。反対に施しを乞うことは劣位にある者にしか許されない。……私が望んでいるのは、貴方が心から欲する悦びを与えることよ。その悦びは、劣者の烙印に過ぎないのだけどね」

 彼女の声音には、嗜虐の愉しみが滲んでいた。
 性的な施しを以って劣っていることを自覚させる。
 どうしてそんなことをさせたいのか、樫田は少し考えた。
 こんな状況でどちらが優れているのかなどと比べるのは無意味に思えたが、そうではないのだろう。
 辱めたいのだ。劣位に立たされることを認めさせた上で、それでも抑えきれない肉欲を吐露させ、それを満たす。貶す方法の一つに過ぎないのだろう。
 そう考えた上で、樫田は己の欲望を素直に告げることにした。
 知奈の望む通りでありたいという考えもあったが、この機会を逃してはもったいないという打算もあった。

「お尻で虐めて欲しいです……」

 口に出すとその情けなさに自分でも呆れてしまうが、偽ることなど出来そうになかった。

「ふふっ、良いわよ。貴方は本当に虐められたがりの変態ね」

 そんな言葉を囁いた後、耳にキスをしてから知奈は身体を起こした。
 樫田はペニスをビクビクと震わせながら、じっと快感を与えられるのを待つ。
 立ち上がった知奈は、彼の頭を跨ぎ、ゆっくりと腰を下ろす。
 黒革に覆われた淫靡な尻たぶが眼前へと迫ると、樫田は喘ぎと吐息の間のような声を上げた。

「さあ……存分に味わいなさい」

 知奈はそう告げ、樫田の顔面へと騎乗する。
 ボンテージ越しであっても伝わる尻たぶの柔らかさを認める。
 その感触ももちろん樫田を興奮させたが、息苦しさを感じ始めると、今度は虐げられているという事実に対して全身がカッと熱くなる。
 腰が自然と跳ね上がった。
 気付けば、見えない椅子による拘束は解かれ、脚を伸ばした状態で仰向けになっていた。
 知奈は腰を浮かせては下ろしてを繰り返した。
 それは、尻で顔を踏まれていると強く実感させんとしているようだった。
 尻に潰される度に樫田は腰をびくんっと震わせた。腰の動きに合わせて揺れる包茎からは大量の我慢汁が滲み出している。

「ああぁっ、はあ、はあっ……!」

 ただでさえ興奮している状態で、断続的に口元を遮られているのだから、息が上がるのは当然だった。

「ふふ。苦しそうだけど、ペニスは勃起したままみたいね。どうかしら? 満足できた?」

 知奈の問い掛けに対して、樫田は息を切らしながら「もっと」と答えた。

「全く仕方ないわね」

 満更でもなさそうに言うと、知奈は樫田の顔面に座り直して、ブーツを脱ぎ捨て、素足を伸ばした。
 つま先が向かうのは、顔面騎乗を受ける悦びに痙攣を繰り返すペニスだった。
 足指が樫田の小さく短い男根を挟み込む。

「ほら……剥いてあげるから、このまま射精してしまいなさい」

 彼女の言葉に激しく興奮する樫田のペニスがビクビクと痙攣する。
 その包皮を知奈はゆっくりと足で剥いていった。
 ぬるり、と顔を出した赤黒い亀頭は我慢汁で濡れ光っている。
 外気に触れただけで気持ち良さが湧き上がって来る。それほどまでに彼の肉棒は敏感になっていた。
 樫田は込み上げる快感にくぐもった呻き声を上げて身を捩る。

「うふふっ。後何秒で出ちゃうのかしら?」

 つま先で捕らえたペニスを見つめる知奈の瞳は熱に浮かされ潤んでいた。
 それを知る由もない樫田だが、彼女の声音から淫靡で倒錯的な悦びが伝わってくるのを認め、一層興奮を高めていた。
 扱かれている訳でもないのに、込み上げる快感が強くなっていく。
 下半身に渦巻いていた熱い物が一点へと集中していく。
 睾丸がせり上がり、ペニスからは何かを排出しようとしているような感覚が伝わってくる。
 一際大きな呻き声を上げた樫田の身が硬直する。
 その直後、鈴口から白濁液が噴き上がった。
 ぶびゅっ、びゅっびゅるるる!
 精液を迸らせる、その悦びに樫田は気が遠退くような思いを認めた。
 彼の絶頂からやや間を置いて、知奈が立ち上がる。

「たっぷりと出たわね。……ほら、もたもたしていないで、脚を舐めて綺麗にしなさい」

 その命令に、樫田は当然のように従った。
 彼女の足元で四つん這いになり、脚に舌を這わせる。自身の吐き出した白濁液を舐めとっていく。
 不快感。それはもちろんあったが、舌を引っ込めようとは考えられなかった。
 快感を与える側と与えられる側。明確に線引きがなされた今、考える必要さえない。
 彼女に従うことで気持ち良くなれる。ただその事実のみを認識していれば良い。
 樫田は時折うっとりとした表情を浮かべて知奈を見上げる。

「知奈様……知奈様……」

「全く。自分の精液を飲んでまた勃起するなんて、とんでもない恥知らずの変態ね」

「ごめんなさい……」

 謝罪を口にする樫田に対して、知奈はしゃがみ込んで目線の高さを合わせてから言う。

「謝る必要なんてないのよ。私がそうしたのだから。……私が貴方をどこまでも品性下劣な快楽を貪るしか能のない情けない男の子にしてあげる」

 妖しく笑んだ彼女が樫田の唇を奪う。
 短くも激しいキスを交わした後、「生臭い味がするわ」と微笑んだ。
 自身の唇を指先で撫でた知奈は、じっと樫田の目を見つめる。
 樫田はどうして良いのか分からずただ黙っていることしか出来ない。
 瞳に映る知奈の端整な顔立ちは以前よりもずっと魅力的に感じられた。
 永遠に見つめていたいとさえ思える。
 一つたりとも非の打ち所がない。完璧な美貌。それは最早、限りなく人に近い美術品であるのではとさえ錯覚してしまう。
 そんな彼女を見つめている内に、樫田は自分も何か特別な存在なのではないかと感じ始めていた。
 現実と空想の狭間を揺蕩うような状態にあった彼の意識を、知奈の声が引き戻す。

「見ているだけでは物足りないでしょう? もっと……もっと、気持ち良く虐められたい、そうは思わないかしら?」

 質問の形をとってこそいるものの、それは知奈の願望でしかない。
 もっと、もっと、と、快楽をせがむ浅ましさを求めているのだ。
 樫田は口を開く。

「い……虐められたいです……虐めて欲しいです!」

 彼女の求めに応じているだけなのか、本音を口にしたのか。
 それは樫田自身にも分からなかったが、彼は深く考えることをしなかった。
 知奈が愉しそうに命じる。

「ふふ。なら、四つん這いのままでじっとしていなさい」

 樫田が四つん這いになると、彼女はその背後に回り込んだ。
 一つ尻たぶをビンタして言う。

「こっちへお尻を突き出しなさい」


夢現の日々

PageTop

38.痛みでさえも愛おしく

「良い顔になったわね。……もっとご褒美が欲しい?」

 知奈にそう問われ、樫田は躊躇いながらも答えた。

「ほ、欲しいです……!」

 素直に欲望を吐露することを彼女が望んでいたのかは分からない。
 それでも口にしたのは、もはや抑えることが出来なかったからだ。

「なら、私が許可を下すまで、声を出さずに耐えてみなさい」

 冷たい声色でそう告げる知奈の表情は心底愉しげだった。
 彼女が樫田の肩を思い切り押す。
 勢い良く倒れるはずの椅子は、何者かが支えているかのようにゆっくりと床に横たわった。
 椅子に固定されている樫田はその奇妙な動きに困惑するも、すぐに更なる異変に見舞われ、あれこれと考えるのをやめた。
 感触は確かに残っているが、椅子が消えた。いや、身体を動かせないことを考えるに透明になったと言った方が良いのかも知れない。
 どちらにせよ、彼には理解出来ない現象が起きている。
 樫田が意識を向けるべきは、その不可思議な出来事ではなく、知奈の動きだ。
 脚を上げた彼女が嗜虐的な瞳で見つめているのは、露になったままのペニスだ。

「呻き声ぐらいなら許してあげる。だけど、口は絶対に開いちゃ駄目よ?」

 樫田にそう告げた後、知奈は彼の股間へ向けて足を落とす。
 真っ黒なロングブーツに包まれた細い脚でペニスを踏み付けられる。

「ん……んん……!」

 必死になって口を閉じ続けるも、くぐもった呻き声を上げてしまう。
 ブーツのままで男根を踏み躙られる。
 その刺激は、痛み半分、快楽半分といったところだった。
 椅子は単に透明になった訳ではないらしい。
 樫田の身を拘束をする役割は果たしつつも、知奈がペニスを足蹴にする妨げにはなっていない。
 もちろん、樫田にそんなことを考える余裕などはない。
 知奈は踏み潰したペニスにゆっくりと体重を掛けていく。

「んんっ、んんんー!」

 閉じたままの唇から悲痛な声が上がる。
 靴底の凹凸が肉の幹へと食い込んでいく。
 痛みに屈して助けを乞いそうになるのを樫田は必死に堪える。
 ご褒美を欲して、と言うよりも知奈の命令に背くのが嫌だった。
 従いたい。それ自体が、樫田の中で大きな欲求となっていた。

「ふふっ……。その必死な顔を見ると、どうしても虐めたくなるわね」

 そう言いながら、知奈は肉棒を磨り潰すようにぐりぐりと強く圧迫する。
 圧力に抗うかのように硬く膨らむペニスが、痛みと快感の両方を樫田の脳へと伝える。
 気がどうにかなりそうだった。
 快感と苦痛が混ざり合っていっぺんに襲い掛かってくる。
 視線の先では美しい少女が淫らな愉悦を端整な顔に滲ませている。その真っ白な肉体をボンテージの漆黒が妖艶に飾り立てている。
 目に映る光景に発情させられるばかりの身体に、強い刺激を与えられ続ける。
 そんな中で声を押し殺さなくてはならない。

「ん……ぐっ……んん……」

 樫田は苦痛に耐えるように身を強張らせている。
 そんな彼を見下ろして、知奈は熱っぽい息を吐いて、いっそう淫らな笑みを浮かべる。

「良いわね。意外と根性があるじゃない。私の為に、もっと頑張りなさい」

 そう告げると、ペニスに乗せているのとは逆の脚をすっと浮かせた。
 これで彼女の体重全てが男根に掛かることになる。

「んんんんっ!!」

 睾丸こそ避けているものの、大変な苦痛であることには違いない。
 知奈は小さく笑みを漏らしながら、ゆっくりと樫田の身体の上を歩き始めた。
 樫田は気でも違ったかのようにくぐもった叫び声を上げる。
 まるで口を何かで塞がれている様な状態であったが、そこに不思議な力は働いていない。
 服従の悦びがあるのみだ。
 知奈が靴底の凹凸を用いて、引っ掻くように乳首を刺激する。

「んっ! んんん……!!」

 足の下では激しく痙攣する身体。視線を伸ばせば、何としてでも口を開くわけにはいかないと必死になっているのを見て取れる表情。
 樫田の反応に満足したらしい知奈が彼の身体を下りる。
 時間で言えば短い責めだったが、“ようやく”解放された、と思わずにはいられなかった。
 まだ口を開けて良いとは言われていない。
 樫田は鼻の穴を目一杯に広げて、必死に呼吸をする。
 その無様であり、いじらしくもある姿を、知奈は愛しげな目付きで見下ろす。
 しばし黙ったままで樫田の顔を見ていた知奈が、ふと声を上げる。

「何だか凄く苦しいことに耐えているような顔をしてるけど……結局これもご褒美みたいなものよね」

 そう言って彼女が、樫田の下腹部へと目を向ける。
 皮被りのペニスはしっかりと発情の様相を呈している。
 しわくちゃに窄まった包茎の先端からは我慢汁が垂れ流され、腹との間に糸を引いている。
 反射的に樫田は謝りそうになるが、口を開く寸前で我に返って唇を硬く結んだ。

「ふふ……ふふふっ……。今、謝りそうになったでしょう?」

 知奈があまりに楽しそうな顔をしていた為に、樫田はしばし見入ってしまう。
 自分が彼女を笑顔にしている事実が信じられなかった。
 いや、知奈だけではない。
 異性からこんなにも可愛らしい笑みを向けられたこと自体が初めてだった。
 主人と従者。強者と弱者。支配者と被支配者。
 適切な関係を結んで初めて得られる幸福がある。
 こうも整然とした思考ではなかったものの、樫田はそれを理解する。
 対等な関係が正しいとは限らない。
 被虐の悦びを受け入れると、与えられた痛みでさえ愛しく感じられる。
 彼の目付きが明らかに変化したのを認めて、知奈は目を細めた。

「もう少しだけそのまま口を閉じていなさい。今度は痛くない方法で虐めてあげるわ」

 そう言って、樫田に背を向け、その身を跨ぐ。
 彼女は四つん這いになり、樫田の股間へと顔を埋めた。
 いきり立つ肉棒に、知奈の吐息が触れる。
 そんな些細な刺激にさえも樫田の身体は律儀に反応してしまう。
 ビクリと身を震わした彼が、次は息を呑む。
 眼前に広がる光景には被虐の悦びに支配された樫田でなくとも肉欲をそそられるだろう。
 ボンテージに覆われ黒光りする下半身。
 優美な曲線を描く尻の輪郭。ショートパンツとブーツの隙間に顔を覗かせる柔肌の白い太もも。
 樫田は目を見開き、激しく湧き上がる劣情に鼻息を荒くさせる。
 視覚を犯されているとも言える状況の中で、股間に刺激を与えられる。
 知奈が肉棒を無視して、股間の更に奥へと顔を埋めて、睾丸に舌を這わせていた。
 口を閉ざしたまま、樫田はくぐもった嬌声を上げた。
 亀頭や肉の幹への刺激とは異なり、直接的な性感ではないものの、気持ち良いことには違いなかった。
 何度も舌を這わせれ、その度に樫田は身を震わせる。
 時折、知奈の顔にペニスが触れるのも堪らない感覚だ。彼女が股間に顔を埋めているのだと実感させられ、何とも興奮してしまう。

「まだまだ余裕そうね?」

 不意に顔を上げた知奈が愉しげに言う。
 そんなことはないと否定したい気持ちでいっぱいだった樫田だが、口を開ける訳にはいかず、呻き声を上げることしか出来ない。

「ふふ、今度は我慢出来るかしら」

 そんな言葉に樫田は不安を抱くが、どうすることも出来ない。
 彼がじっと身構えている中で、知奈は睾丸を咥え込むと一気に吸い上げた。
 じゅるる、と唾液の音が響く。

「んっ、んんん!!」

 単に舐められていた時とは刺激の強さが桁違いだった。
 繊細な器官である睾丸への責めゆえに、僅かに痛みは生じるものの、それが全く気にならないほどの快感が湧き上がる。
 知奈は、じゅぽ、じゅぽ、とやらしい音を立てながら睾丸をしゃぶり上げる。
 肉棒を責められるのとは異なり、射精に向けて徐々に快感の質が変わっていくといったことがなく、ひたすらに横へ広がり続けるような快楽が樫田の身を襲う。
 もがき苦しむように身を捩る。目には見えない拘束具によって、狂おしいまでの快感から逃れることは出来ない。
 陰嚢が涎でぐっしょりと濡らされていくのに呼応するかのように、包茎の先からは我慢汁が大量に溢れてくる。
 絶頂という区切りがない快感だ。与えられ続け、度を越えてくると苦しいばかりになってくる。
 それでも浅ましくペニスを屹立させたままで、必死に口を閉ざし続ける樫田の姿が知奈の嗜虐心をくすぐったのか、彼女は一向に睾丸を解放しようとはしなかった。
 視界が明滅を繰り返し、もはや身体のどこを責められているのかさえ分からなくなってくる。
 全身から汗が噴き出し、目元には涙が滲む。
 そんな極限の状態に追い詰められていながらも、ぼやけた視界に映る知奈の下半身には劣情を催してしまう。
 その劣情だけで何とか意識を保っているようなものだった。
 知奈がゆっくりと睾丸を吐き出す頃、樫田の身体は何か重労働を課せられていたかのようなありさまを呈していた。
 
 
39.顔面騎乗
 

PageTop