ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

目次と説明

19/12/19活動再開のお知らせ
19/12/19以降の更新分から試験的に台詞と地の間にあった空行を取っ払っています。
読み辛ければ空行を入れなおすか、ブログのデザインを変更しますので、教えてください。


更新履歴
20/02/26 近況報告、活動予定
 十日ぶりの更新が小説じゃなくてすみません。終末には連載の続きと短編を掲載する予定です。
20/02/16 奴隷は二人、包茎と美少女#20
20/02/11 『痴女会』 販売開始しました
20/02/06 奴隷は二人、包茎と美少女#19
20/02/03 奴隷は二人、包茎と美少女#18
20/01/23 奴隷は二人、包茎と美少女#17
20/01/19 奴隷は二人、包茎と美少女#16
20/01/13 奴隷は二人、包茎と美少女#15
       後輩ちゃんからのおねだりと命令
 後輩ちゃん(略)の方は台詞のみの短編です。オナ指示というかセルフSM指示、後半は誘惑と命令、といった内容です。

目次

■淫魔とか出てくる短編小説
変態大図書館あるいは自慰専用巨大風俗店(オナニーがメインです)

淫魔に全身を舐め回されて(キス 乳首舐め フェラチオ)
前編 / 後編
淫魔でナースな幼馴染(媚薬、ナース、アナル責め)
前編 / 中編 / 後編
覗きのお仕置き、魔性の水泳部(覗き、アナル、去勢・半女体化、3人称)
前編 / 後編

■淫魔とか出て来ない短編小説
春に縁あり(主人公、ヒロイン双方が責められるほか、分岐による寝取られ、赤ちゃんプレイなど)
前編 / 後編
邂逅、それから(スパンキング、前立腺責め)
前編 / 中編 / 後編
恋人は巨根のふたなり(ふたなり、男が犯される側)
前編 / 中編 / 後編1 / 後編2

■催眠術とか掛けられる短編小説
後輩マネージャーの催眠術(年下の女の子、包茎化、寸止め)
前編 / 中編 / 後編
お姉さんに催眠術を掛けられて雌化(逆アナル 前立腺 メス化)
前編 / 中編 / 後編

■モンスター娘を題材にした小説
布団に化けたミミック娘に絞り取られる話
前編 / 後編
淫靡な試練(スライム娘に寄生される淫魔ハンター)
10(完結)
触手娘に突然襲われる(逆アナル 男が触手に口を犯される)
前編 / 後編
スライム娘にアナルを犯される(逆アナル 前立腺 手・オナホコキ)
前編 / 後編
スライム娘飼育記録(M要素薄め、1人称)
10前10後1112前12後最終前最終後

■長編小説
奴隷は二人、包茎と美少女(S女、M女、M男の3Pもの(?))
101112131415
1617181920

包茎再教育『マゾの刻印』(包茎男子が女子だけのクラスに編入させられ、虐められる小説)
101112131415
16171819202122/※22以降分岐しています。
 ▼松丸知奈ルート
 101112131415
 161718192021222324252627
 282930313233343536373839
 4041424344
 ▼戸倉真里ルート
 
 ▼高津芽衣ルート
 
 ▼宮久保若菜ルート
 
 ▼荒谷悠ルート
 
 ▼貝塚文子ルート
 1011
 ▼メス化ルート
 B1B2
 ★おまけ
 EX1EX2EX3
 EX5 A
 EX5 B
 炬燵、包茎、美少女
 包茎ゆえの恋路
 透き通る程に澄んだ柔肌と声音
 ミニスカサンタの 前編後編
 後輩の誘惑 前編後編

SM的スポーツジム(スポーツウェアの女の子に責められる話です)
10111213(エロ無し注意)/完結

闇とシコシコr(同名の旧作を改稿したものです)
10111213141516/完
闇とシコシコ#読みきりパンツコキ(顔面騎乗 パンツコキ)

■一記事読みきり短編小説
後輩ちゃんからのおねだりと命令(オナ(セルフSM)指示、痴女衣装、誘惑。台詞のみ)
全裸ウェイターの若者(CFNM 寝取られ M男の目線ではなく第三者目線)
スライム娘にプールで犯される(スライム 前立腺 微ホラー?)
自分より背の高い年下の子(背の高い女の子 逆ナン 膝で股間をぐりぐり)
制服に化けたミミック娘に犯される(物体に擬態した美女 本番描写あり)

 長くなって来たので分割しています。
 上記以外は『目次その2』にて。

★DL販売始めました
販売小説一覧(試し読みできます)
その1その2その3その4その5その6その7その8
ジャンル別
 学園物、学生ヒロイン
 淫魔、モンスター娘
 ファンタジー
 ふたなり
 その他

★ブラウザ視聴に関して

販売先サイト
同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite.com

★販売中の作品の番外編など
嗜虐の魔法少女シリーズ番外編
射精解禁日  前編後編

●DL販売に関するブログ
 新作情報の自動投稿の他、時々雑記。FC2ブログが閲覧出来ない時などのアナウンスもこちらにて行う予定です。

★その他、雑記や、変わったテーマの小説や、それ以外の文章など

2015/06(休止です)
2015/05(プライベートとか、どうでも良いことばかり)
2015/04(振り返って、色々と)
2015/03(反省とお知らせ)
2015/02(管理人の雑記など)
一年が経過しました(管理人の雑記)

淫語・言葉責めコレクション(女の子の台詞だけで構成された話)




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目次 その2

目次 その2です。

■淫魔に搾り取られる小説
包茎にされたい
前編 / 後編
淫魔の呪い(逆アナル多め 複数人から性的にいじめられる)
前編 / 後編
ギャル風淫魔にいじめられる包茎(包茎 童貞 ギャル レズ)
前編 / 中編 / 後編
水泳部のお仕置き(『覗きのお仕置き、魔性の水泳部』の前身です)
前編 / 中編 / 後編
怒りのペロペロ(唾液、媚薬、男がお仕置きされる系 3人称)
前編 / 後編
包茎男子と淫魔(包茎、良い匂いの女の子、エロ成分少なめ)
前編 / 後編
淫魔様の家畜(調教済みM男、包茎、射精管理)
前編 / 中編 / 後編

■一記事読みきり短編小説
脈絡もなく淫魔に襲われる話(逆アナル 前立腺 半女体化)
露出狂に遭遇した淫魔(おっさん 女体化 淫魔)

■ふたなり×M男をテーマにした小説
ふたなりM性感(フェラ アナルセックス 敬語)
前編 / 後編
ふたなりの後輩に犯される男(兜合わせ フェラ アナルセックス)
前編 / 中編 / 後編

■美少女ヒーローをテーマにした小説
プリティハンター!(女の子3人、調教、実験作)
前編 / 後編

■ジャンル未定
お菓子にされる生殖器(怒りのペロペロのリメイク 淫魔設定なし 乳首、玉舐め、フェラ 男根、精液をお菓子扱いなど)
前編 / 後編

闇とシコシコ(純愛コメディ、女の子に自慰を見せたり、一緒にしたり系)
※改稿版があるので、基本的にはそちらをどうぞ。
10【エロ無し注意】111213最終話

■体験談風M男小説
足コキいじめ、他(短編集)
全裸で散歩させられた

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近況報告、活動予定

 こんばんは、天沢優です。
 近況報告と活動予定を書いていきます。

近況
 作品と作家を分けて考えるって間違ってない? って思ってます。
 いや、近況じゃないか、これ。
 結構前からそう思い続けてます。
 僕は本を読む時、特に小説に関しては、題名やあらすじで選ぶことが殆どありません。同じ作者の作品を続けて読むことが多いです。
 で、小説を読んでから随筆などを読むと、なるほどなあ、と思うことが多々ありまして。この人のこういう考え方が、あの作品のあそこの流れを作っているのだろうなぁ、とか。
 まあ、全然近況報告でもなんでもないんで、詳しくは書きません。
 話は変わって暮らしぶりに関してですが、アルコール、カフェイン、ニコチンまみれとしか言えません。駄目人間です。

活動予定。
ブログに関して。
 今週末辺りを目処に、奴隷は~(略)の続きと、全く別物のちょっとした短編を掲載する予定です。どっちも既に書き終えているのですが、手直し中です。短編はメス化もの+憑依ものという混沌とした内容なので、人を選ぶのではないかと思います。
 
同人作品に関して。
 この項に関しては、DLsiteの方でいただいたコメントへのお返事も兼ねています。
 次回作の発表時期に関して、具体的な回答でなくて申し訳ないのですが、遅くとも来月の中頃までには出したいと考えています。どれだけ順調に執筆が進んでも、今月というか今週中とはいかないと思います。
 時期に関しては、また順次ブログで報告していきます。
 内容に関しても少し触れておこうと思います。
 仮題は『被虐。寝取られ。崩壊。再生。監禁。日暮れ。』としています。
 もうちょっとオシャンティーにしたいのですが、良い案が浮かびません。
 あらすじを兼ねることが出来ているし、このままでいこうかなとも思ってます。『年上好きのお兄ちゃんを振り向かせるには、とことん甘やかすしかないよね』よりは短いし。
 ダブルヒロインもの(?)で、寝取られパートと監禁パートでヒロインが別です。
 同じく寝取られを題材にした過去作『逃れ得ぬ寝取られ』と違って一切救いがない寝取られパートと肉体的にも精神的にもハードな調教が行われる監禁パート、といったところです。
 新作に関しては以上です。
  
 過去作に関して。
 時期は未定ですが、『二人まとめて飼ってあげる』を前後編共に改稿します。
 改稿ついでに読み返してから、作中の一幕、または本編終了後の設定で短編を書きます。変更する可能性はありますが、ブログ上での公開を予定しています。
 
  
 やりたいことが多すぎて手が追いつかないので、予定どころか願望めいた話になってしまいますが、『逃れ得ぬ寝取られ』に関しても改稿したいと考えています。改稿というか、エッチシーンの追加がメインかな。こちらは本編に組み込みたいので、既に購入済みの方にはお手数ですが再ダウンロードをお願いします。追加分を別途抽出したテキストファイル、PDFファイルを同梱する予定です。予定というか願望です。でもここに書いたからにはきっとやります。
 
 
 
 
 
 うーむ。明日のことを言えば鬼が笑うということわざが頭に浮かんだ。笑われないようにしなくてはならないね。





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奴隷は二人、包茎と美少女#20

「どうして?」
「え? どうしてと言われても……気持ち良くなりたいから……?」
「気持ち良いから射精したい。それなら、飛びっきり気持ち良くなれるように準備をしないといけないわね。はい、これ」
 唐突に口元へ向けられた肌色の物がなんであるのか、樫田は理解できなかった。女装をさせられたことへの興奮や、射精への期待で頭が一杯になっていた。
「いきなりお尻に使えとは言わないわ。そもそもせっかく女の子の格好をしているのに、肉体的快楽を得る為に道具を使う、だなんて男っぽいことをするのは勿体ないでしょ?」
 知奈が言葉を区切った辺りで、ようやく彼女が何を手にしているのか理解できた。ディルドである。それも抽象化の殆どなされていない、成人男性の陰茎を忠実に模した物であった。
 樫田のそれよりも一回り半は大きく、包皮は捲れ上がり赤黒い亀頭が顔を出している。太く長い肉の幹には血管が幾筋が浮き出していた。
「しゃぶりなさい。丁寧によ? 本当に男へ奉仕をするかのように。貴方は女で、目の前にはあるのは愛する男のペニス。それをしっかり意識して淫らに、可愛らしくしゃぶるのよ」
 ふふ、と笑いながら、知奈はディルドを床に設置した。底部に吸盤が付いている。
 床からにょきりと男根が生えている奇妙な光景を前に、樫田は尻込みする。
「あ、う、ち、知奈様……」
「大丈夫よ。私もちゃんと手伝ってあげるから」
 知奈はそう諭して、頬を優しく撫でた。
 幾分か動揺は治まったが、それでも踏ん切りは中々つかなかった。なにせ、玩具とは言え自分のものより立派なのだ。それを口で愛でる。女の格好をして。何と命じられているのかを改めて認識し、樫田は身体が熱くなるのを認めた。
 動く気配のない樫田をちらりと一瞥し、知奈が床に手をついた。そのまま四つん這いになり、低くした頭をディルドへ近付ける。挑発的な目付きで樫田を見上げながら、ゆっくりと擬似男根へキスをする。小さく「ちゅっ」と鳴った。
 共鳴するかのように、スカートの中で樫田のペニスが大きく脈打った。
 ゆらりと崩れ落ちるようにして床へ這うと、樫田は知奈に倣ってディルドに口をつけた。シリコン製のペニスには味も匂いもなかった。
「そのままゆっくりと咥えなさい。歯が当たらないように気を付けるのよ」
 知奈がそう耳打ちした。
 声音に誘導されるまま、樫田はディルドを口に含んだ。
「自分のものよりも大きなおちんちんに奉仕するって、とっても惨めで情けない行為よね」
 そう囁く声が、樫田の陰茎をますます硬くさせる。
「咥えてるだけじゃなくてちゃんとしゃぶるのよ。おちんちんに気持ち良くなってもらえるように。小さな包茎ちんちんをぶら下げてるせいで男であることを辞めさせられて、大きなおちんちんに屈服する雌に成り下がったと自分に言い聞かせながらよ」
 樫田は戸惑いながらも、ディルドをしゃぶり始めた。
 頭のどこかで、玩具をいくら丁寧に舐めたところで誰かが気持ち良くなる訳もないと考えながらも、興奮を伴う屈辱感は間違いなく胸に湧いていた。
「ちゃんとを音を立てなさい。淫らに可愛らしくと命じたでしょう? こうするのよ」
 知奈が樫田の耳やその周囲に向けて派手な音を立てながら口を付ける。
 こそばゆさに背筋をぞわぞわとさせながら、樫田は口淫に音を付け足す。ちゅぱちゅぱ、じゅるじゅる、と。
「そう、それで良いのよ」
 知奈はそう言って、樫田の頭を軽く撫でた。
 それから自身もディルドに口を付けた。亀頭は樫田の口に収まっている為、血管の浮いた中腹や、無数の皺が刻まれた陰嚢に吸い付き、舌を這わせた。
 二人揃って美味くもない玩具に口を付けている。妖しげな儀式とも、二匹の子猫が一つの皿に頭を突っ込み競うようにミルクを啜っているような微笑ましい光景とも見えた。
 ややして、顎の疲労に耐えかねた樫田がディルドを吐き出し顔を上げた。
 彼の気配に応じて知奈も顔を上げた。彼女は目を細めて樫田へ告げる。
「……そろそろ射精させてあげる」
 射精ができることへの喜びは、そう湧かなかった。樫田の関心は擬似フェラチオの間、ペニスがいきり立ったままであった訳を“知奈がすぐ近くで玩具相手に淫らな行いをしていたからだ”と自分に言い聞かせることばかりに向いていた。擬似とはいえ、フェラチオをしていることに興奮していた訳ではない。そう思い込まなければ、自分の中で何かが壊れていく気がしてならなかった。
「スカートの端を持ち上げて、おちんちんを私に見せなさい」
 樫田は膝立ちになって、命じられた通りに股間を露にさせた。
「すっかり濡れてるわね」
 皺くちゃになって窄まっている包皮の先は、確かにしっとりと濡れており、今にも雫が糸を引いて滴りそうになっていた。
 くすくすと笑いながら、知奈がベッドの下から何かを引きずり出す。
 丸っこい頭部が白く、持ち手が桃色をした電動マッサージ器だった。
 樫田は目を丸くした。射精とマッサージ器。二つが上手く結び付かない。
 それでも意識は擬似フェラチオから離れ、これから射精ができるのだという喜びを認めていた。恐々として樫田は問う。
「知奈様、それは?」
「ふふっ、女の子になってしまった今の貴方には相応しい玩具でしょう?」
 言うなり電源を入れて、震える頭部をショーツからはみ出した肉棒へ押し当てた。
「うくっ、う、うう……」
 樫田が呻き声をあげる。
 慣れない刺激だ。振動によるそれは、妙にくすぐったかった。
 激しく震える頭部が、ゆっくりと下りていく。ショーツに隠れたままになっている睾丸へ触れた。
「ひうっ」と樫田は妙な声をあげると共に腰を跳ね上がらせた。
 知奈はしばし、意地悪な笑みを浮かべて正面から性器を弄んでいたが、我慢汁がポタポタと垂れ始めた頃、こう口にした。
「自分がどれだけいやらしい顔をしているか、鏡を見て確認しなさい」
 姿見に背を向けていた樫田がその場で方向転換する。
 知奈は背後に引っ付いて、電動マッサージ器を股間に当てつつ、耳元で囁いた。
「とっても気持ち良さそうな、恥ずかしい顔をしているでしょう?」
 鏡に映った少女の瞳は、とろんと垂れており、確かに人前には絶対に出られない表情であった。それが自分であると樫田が認識するまで数秒を要した。
 ああっ、と喘ぎを漏らした樫田の胸を知奈がまさぐる。ブラウスのボタンを幾つか外して、ブラジャーに手を滑りこませた。ぷくっと膨らんだ乳首を指先が捉える。知奈はそこに軽く爪を立てて引っ掻いた。
 先の喘ぎよりも甲高い声が樫田の口から勢い良くあがった。
 マッサージ器よって男根を刺激され、更に乳首を爪で虐められる。二箇所同時に気持ち良くさせられる。その快感に、樫田は喘がずにはいられなかった。
 腰の奥で熱いものが蠢き始める。
 射精の気配があると認めつつも、樫田は疑っていた。男がマッサージ器の刺激で絶頂することは可能なのだろうか。疑問は僅かばかり表情に出た。
 彼が快楽以外へと意識を向けていることに気付いた知奈は、耳に吐息を掛け、乳首をきゅっと抓り、マッサージ器の振動をより強いものへと切り替えた。
「あうっ、ううう」
「気持ち良さそうね」
 言いながら、知奈は包皮に隠れた裏筋を執拗に責めている。
 膝立ちになっている樫田の腰が小刻みに前後する。
「好きな時に出して良いのよ。でも……自分が今、どんな姿なのかはしっかりと頭に入れておきなさい」
 ぺろりと耳を舐められ、樫田は全身を震わせ喘いだ。
 改めて鏡に目を向ける。大きく捲り上げたスカートの中にある下肢。体毛を剃られた白い脚。元より中性的とまではいかずとも、男らしさに欠ける身体であったがゆえ、違和感は殆どない。
 露出の乏しい上半身にも変化はある。手や腕の毛を剃って、爪には透明なマニキュアを塗っていた。ただそれだけのことでも、十分に女性的な雰囲気は出ていた。
 樫田は自分の手をちらりと見た後、ピンク色をした唇にそっと触れた。
 白い肌に整えられた眉毛、カールした睫毛。ぽやぽやと生えていた無精ひげは、丁寧に剃り上げられた後、コンシーラーによって痕跡までも消されていた。
 鏡に映る自分の姿は、最初に目にした時よりも、快感に翻弄されながら目にしている今の方が魅力的に感じられた。樫田は股間に視線を落とし、薄水色の可愛らしいショーツから飛び出している醜いものを認めた。
 射精したくない。
 はっきりとそう思った訳ではない。このまま女の子になってしまいたいとぼんやり願ってしまう程に、女装した自分に魅力を感じてしまっていたのだ。
 不思議なことに、したくないと思うと強い射精感が起こった。
「い、いやだ……」
 樫田自身が驚く程に、か細く情けない声だった。
「嫌なの? 射精したくておちんちんの玩具を一生懸命しゃぶっていたのでしょう?」
「でっ、でも……いやだ……」
「射精が嫌になっちゃったなんて、本当に女の子になってしまったのかしら。それならもう一度、玩具で遊んであげても良いわよ? おちんちんが大好きで仕方ないエッチな女の子になっちゃった貴方の為に」
「あっ、あ、あああぁ!」
「ちゃんと自分で声に出して認めるのなら、射精させるのはやめてあげる」
「うっ、う、うう、わかりました」
「貴方はどうなってしまったの? 答えて」
「おっ、おちん、おちんちんが大好きな……え、エッチな女の子に……ううっ、なっちゃいました……!」
 射精したくない、と感じた時から強くなる一方であった射精感は、ここに来て最高潮に達していた。
 命令通りの台詞を口にしたのだから、すぐにマッサージ器は男根から離れていくのだろうと樫田は考えたが、知奈がそうする気配はない。
 堪らずに声をあげる。知奈様、どうして。知奈が耳元でくすくすと笑う。
「分かってくる癖に」
「うっ、くうう、な、何を……!」
「女の子になりたい。女の子になっていたい。射精したくない。おちんちんのことなんて忘れてしまいたい。なのに無理やり射精させられてしまう。貴方が欲しいのって、結局それなのでしょう?」
 樫田は声にならない声をあげる。視界はチカチカと明滅を繰り返し、恥部だけが強張り、他が弛緩する。
 だらしなく唾液を滴らせた顔を上下に振って、知奈の言葉に同意する。
 身体は射精を欲し、精神はそれを拒む。気がどうにかなりそうな板ばさみの中で、樫田は甲高い嬌声をあげた。
「さあ味わいなさい。女の子にされる気持ち良さの次は、無理やり男の子に戻される気持ち良さよ」
 樫田の全身がぶるるっと震え、腰がビクンビクンと跳ねた。ややして包茎の先から白いものがどろりと溢れ出した。
「で……出ちゃいました……」
 情けなく震えた声で樫田が言った。
 知奈は黙ってマッサージ器の電源を切り、笑い出した。最初はくすくすと押し殺した風であった。次第に遠慮のない馬鹿笑いに変わっていく。


つづく






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『痴女会』 販売開始しました

おまたせいたしました。
新作の販売を開始しました。
下記の画像をクリックで販売先ページへ移動します。

以前に登場人物の紹介記事だけを投稿していた小説です。
85,000文字、税込み220円となっております。
プレイの方向性としては、いつもどおり男性受け、女性上位となっています。がっつり調教というよりも、玩具扱いが多めかなと思います。
物語としてはやや変則的な恋愛物、青春物といったところでしょうか。
いずれにせよ、四人のヒロインありきの話だと思うので、改めて簡単な紹介を載せておきます。

大賀朝陽(たいが あさひ)
 身体の造りが大き目の美人。主人公の片思い相手であり、バイト先の先輩。女子大生の一人暮らしには似つかわしくない戸建の立派な賃貸に住んでおり、友人知人をよく招いている。
宮村里穂(みやむら りほ)
 長い髪を青く染めた背の低い巨乳。朝陽の友人。間延びした口調で性格もおっとりとしている。巨根の彼氏がいる技巧派。
小川原紬(こがわら つむぎ)
 金髪。如何にもギャルといった風貌、声質の持ち主。里穂に次いで胸があり、朝陽と同じぐらいの慎重。生まれつき舌先が二つに分かれている。
須田ちひろ(すだ ちひろ)
 ピンクの髪に大量の青いピアス。アニメのキャラクターのような声でへらへらと喋る。朝陽に懐いており、彼女に片思いしている主人公を嫌っている。愛称はスダチ。

以下は試し読みとして、導入部分の3,000文字です。



 大爆笑。あらん限りの勇気を振り絞って挑んだ告白。相手の反応は爆ぜんばかりの大笑いだった。
 おれは途方に暮れる思いで、今しがた好意を告げた女性を見ていることしかできなかった。
 時刻は夜の十時半頃。バイト先の駐車場にて、おれは同じ居酒屋で働いている年上の女性に好意を告げ、そして爆笑されている。駐車場には数台の車が停まっているが、その殆どは従業員の物であり端に固まっている。おれは免許を持っていないので自転車でバイトに通っている。暮春の風が冷たく吹く中、嵐が過ぎるのを待つように耐えた。
「ごめん、ごめん」
 まだ可笑しくて仕方ないが、なんとか搾り出した、といった風の声だった。
「何もそこまで笑わなくたって」
 おれはそっぽを向いた。
 馬鹿にしているとしか思えない仕草を前にしているにも関わらず、初めて目にする派手な笑い方を魅力的だと認めていた。悔しい。見抜かれるのはもっと悔しくて、顔を見られたくなかった。
「ごめんね」
 今度は真剣な声音だった。
 胸がずきりと痛む。伊達や酔狂で告白したのではない。断られれば相応にへこむ。彼女――大賀朝陽(たいが あさひ)の声音に、おれは拒絶の色を勝手に感じ取っていたのだった。
 向こうが中々先を続けないので、おれは根負けしたように朝陽さんの顔を見やった。姓ではなく名で呼んでいるが、親しさゆえではなく、店のしきたりによるものでしかない。
 明るい茶色をした艶やかな髪が風でばさばさと揺れている。その下にある表情は何の感情も示していなかった。泣きぼくろのある目元は、剣呑さにも似た真摯さが漂っているようにも感じられたが、それは一瞬のことで彼女はすぐに表情を和らげた。
「ごめん、ごめん」
 今度は勤務中のちょっとしたミスを謝る時のような声だった。
「実は君のこと、弟みたいに思ってたからさ」
「おれは姉のようだと思ったことは一度もないです」
「そっか。そう思われてると勘違いしてたよ」
「……返事を聞かせてください」
 後になって思えば、随分と強気に食い下がったものだ。あれだけ笑われれば、すごすごと引っ込む男が大半だろう。
「じゃあ、友達からってことでどうかな」
 正直に言えば、おれはこのとき酷く落胆した。何の根拠もないが彼女と交際できるつもりでいたのだ。
「だからこれは、単にさっき笑っちゃったことへのお詫び。ただそれだけだからね」
 朝陽さんが訳の分からないことを言いながら近づいてくる。おれはもうどうでも良くなっていた。早く家へ帰って枕に顔を埋め、ちくしょうと嘆いて失恋の感傷に浸る気でいたのだ。
 彼女の大柄な身体がすぐ傍まできた。大柄と言っても、肩幅がやや広く、背が高くて、出るべきところが出ているのだ。十分過ぎる程に女性的魅力に富んだ身体だ。
 肩に手を置かれる。何事かと驚いている内に、頬にキスをされた。
 惜しむらくは、動揺の余り唇の感触が全く分からなかったことだ。それでもキスをされたという実感はあった。おれは一瞬にして舞い上がった。若さの恐ろしいところだ。彼女の全てを手にしたような気にさえなっていたと思う。
 だから、如何なやり取りを経て連絡先を交換したのかは覚えていない。
 印象に残っているのはむしろその後で、朝陽さんは何事もなかったかのように「また明日ね」と言い残して、小洒落た淡黄色の軽自動車に乗って去っていった。
 おれはしばらく駐車場でぼんやりと立ち尽くしていた。五時間たっぷりと歩き回って得たはずの疲労感は、それが最も集中するはずの脚にさえ感じなかった。
 翌日からおれは頻繁に朝陽さんへ連絡した。SNSを利用してくだらないことを熱心に発信しては、愛想笑いが目に浮かぶような返信をいただいていた。もちろん当時からそう思っていたのではない。おれは着実に親しくなりつつあると勘違いしていた。何の進展もないのにである。一人で勝手に盛り上がっているとは気付けなかったのだ。
 そんな中で転機は突然に訪れた。
 その日も翌日も、特別なことは何もない平日だったと思う。
 バイトの休憩中、朝陽さんは唐突にこう言った。
「私さあ、よく家で飲み会やってるんだけど、賢(まさる)くんも来ない?」
 あまりに突然だった為に、おれはしばらくぽかんとするしかなかった。
 否定的な意味の沈黙と捉えたのか、朝陽さんは取り繕うような笑みを浮かべて「アルコール駄目だったっけ」と口にした。
「いや、そんなことは」
「そう? せっかく友達になったんだから、それっぽいことしようかなと思って。ほら、付き合ってないのに二人切りってのは不味いし、どうせしょっちゅう集まってるから、誘ってみたんだけど」
「……あの、良いんですか? おれがお邪魔しても」
「駄目だったら誘ってないって。ああ、でも女の子ばっかりだから、賢くん一人だと気まずいかな? 賢くんも友達連れておいでよ」
 朝陽さんはそう言ったものの、頭に思い浮かべた友人らは悉く駄目そうだった。駄目というのは、まず夜が駄目。飲み会も駄目。初対面の女性も駄目。駄目尽くしで、とても場に馴染めるはずがない。特に異性に対する免疫は恐ろしい程にない。おれの自宅に招いた日なんぞは、それから二週間以上経っても姉の話で盛り上がっていた連中だ。声を掛ける気概もない癖に気になって仕方ないという風だった。確かに姉は美人の部類だが、それにしたって弟であるおれからすればうんざりするばかりの反応であった。
 飲み会ではだんまりで過ごし、後になってから姉の時と同じくわあわあ騒ぐのは想像に難くない。そもそも夜に家を出ることを家人が許すとも思えない。我が家のような放任主義は珍しい方だろう。
 おれは以上の様なことを簡潔に伝え、一人で行くと告げた。告げた後に慌てて、やましい気持ちがあって友達を誘わないのではないことを強調した。朝陽さんは分かっていると言って笑った。
 翌日、早速と飲み会に参加することになった。
 ここで少しだけおれのことを書こう。
 如何な気質の人間と親しくしているかは既に書いた通りであるが、その中にあっておれが特別秀でている訳ではない。容姿は姉に似ているだけあって整っているが、奥手で引っ込み思案である。にも関わらず、果敢にも年上の女性に告白をしたのは、とにかく恋人が欲しかったからである。そう遠くない内に訪れる受験を前にして順調に成績を落としていたおれであるが、喫緊の問題として捉えていたのは、童貞であることと恋人がいないことであった。
 ただでさえ若さゆえの活力というのは愚行に結びつきやすいものだ。そこに焦りが加われば、愚の骨頂へ至るのは当然とも言えよう。待ち合わせ場所であるバイト先近くのコンビニへ赴くおれは、鞄にコンドームを忍ばせていたのであった。
 この日は互いにシフトが入っておらず、六時頃に朝陽さんが迎えにきてくれる予定だ。
 三十分程の余裕を持ってコンビニに到着したおれは、一目散にトイレへ駆け込んだ。尿意も便意もない。家を出る直前にシャワーを浴びたが、ここまで歩くのに少し汗ばんだ。薄く滲んだ汗をデオドラントシートで拭う為だ。
 一通り拭き終えると、今度は個室を出て鏡に向かった。整髪料を少しばかり足して髪型を整えた。
 やるべきことを済ませた後は雑誌の立読みで時間を潰した。漫画雑誌とファッション誌とで少し悩んだが、見栄えを気にして特に興味もない後者を手に取った。


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