FC2ブログ

ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

目次と説明

M男向け以外の小説などは別ブログにて掲載中です。
『幼馴染とエロ愉しく過ごす日々』もこちらにて。 → もんすぅん


更新 2018-02-15 33.珍妙なやりとり
知奈ルート33話目です。
次回は素の知奈にお仕置きさせたいなと。

恋人は巨根のふたなりの後編はもう少々お待ちください。
今月中には更新したいと思います。

拍手・コメントありがとうございました。


更新 2018-02-02 恋人は巨根のふたなり#前編
ふたなりものの短編、前半です。
いつも通り、犯されるのは男の方です。

拍手ありがとうございました。


更新 2018-01-31 32.彼らの記憶
知奈ルート32話目です。
エロなし……!

拍手ありがとうございました。


*コメントについては、ブログの更新をお返事に代えさせていただいています。

目次

■淫魔とか出てくる短編小説
淫魔に全身を舐め回されて(キス 乳首舐め フェラチオ)
前編 / 後編
淫魔でナースな幼馴染(媚薬、ナース、アナル責め)
前編 / 中編 / 後編
覗きのお仕置き、魔性の水泳部(覗き、アナル、去勢・半女体化、3人称)
前編 / 後編

■淫魔とか出て来ない短編小説
邂逅、それから(スパンキング、前立腺責め)
前編 / 中編 / 後編
恋人は巨根のふたなり(ふたなり、男が犯される側)
前編

■催眠術とか掛けられる短編小説
後輩マネージャーの催眠術(年下の女の子、包茎化、寸止め)
前編 / 中編 / 後編
お姉さんに催眠術を掛けられて雌化(逆アナル 前立腺 メス化)
前編 / 中編 / 後編

■モンスター娘を題材にした小説
淫靡な試練(スライム娘に寄生される淫魔ハンター)
10(完結)
触手娘に突然襲われる(逆アナル 男が触手に口を犯される)
前編 / 後編
スライム娘にアナルを犯される(逆アナル 前立腺 手・オナホコキ)
前編 / 後編
スライム娘飼育記録(M要素薄め、1人称)
10前10後1112前12後最終前最終後

■長編小説
包茎再教育『マゾの刻印』(包茎男子が女子だけのクラスに編入させられ、虐められる小説)
101112131415
16171819202122/※22以降分岐しています。
 ▼松丸知奈ルート
 101112131415
 161718192021222324252627
 282930313233
 ▼戸倉真里ルート
 
 ▼高津芽衣ルート
 
 ▼宮久保若菜ルート
 
 ▼荒谷悠ルート
 
 ▼貝塚文子ルート
 1011
 ▼メス化ルート
 B1B2
 ★おまけ
 EX1EX2EX3
 EX5 A
 EX5 B
 炬燵、包茎、美少女
 包茎ゆえの恋路

SM的スポーツジム(スポーツウェアの女の子に責められる話です)
10111213(エロ無し注意)/完結

闇とシコシコr(同名の旧作を改稿したものです)
10111213141516/完
闇とシコシコ#読みきりパンツコキ(顔面騎乗 パンツコキ)

■一記事読みきり短編小説
全裸ウェイターの若者(CFNM 寝取られ M男の目線ではなく第三者目線)
スライム娘にプールで犯される(スライム 前立腺 微ホラー?)
自分より背の高い年下の子(背の高い女の子 逆ナン 膝で股間をぐりぐり)
制服に化けたミミック娘に犯される(物体に擬態した美女 本番描写あり)

 長くなって来たので分割しています。
 上記以外は『目次その2』にて。

★DL販売始めました
販売小説一覧(試し読みできます)
その1その2その3その4その5その6その7その8
ジャンル別
 学園物、学生ヒロイン
 淫魔、モンスター娘
 ファンタジー
 ふたなり
 その他

★ブラウザ視聴に関して

販売先サイト
同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite.com

★販売中の作品の番外編など
嗜虐の魔法少女シリーズ番外編
射精解禁日  前編後編

●DL販売に関するブログ
 新作情報の自動投稿の他、時々雑記。FC2ブログが閲覧出来ない時などのアナウンスもこちらにて行う予定です。

★その他、雑記や、変わったテーマの小説や、それ以外の文章など

2015/06(休止です)
2015/05(プライベートとか、どうでも良いことばかり)
2015/04(振り返って、色々と)
2015/03(反省とお知らせ)
2015/02(管理人の雑記など)
一年が経過しました(管理人の雑記)

淫語・言葉責めコレクション(女の子の台詞だけで構成された話)




当ブログへのリンクはご自由にどうぞ。
下記のバナーを右クリックで保存してお使いください。

120×60サイズ

200×40サイズ


連載・掲載している小説のその後に関して(2017/04/29)

基本的に完結までをブログで掲載しますが、その後に修正・加筆などを加えた内容の文章を有料販売する事があります。
その場合もブログへの掲載は取り下げませんし、ブログを読んでいて急に課金が発生するような事はありません。

ストーリーを大きく変える様な修正・加筆などは行いませんが、新規のエッチシーンなどを加える可能性はあります。

ブログ運営に関しては、ほとんどこれまで通りのままですが「一部分が有料化する事もありますよ」と言う注意書きです。
前述の通り、ブログで始めた物語は、きちんと終幕までを掲載する予定なので「前半無料・後半有料」などと言った事はしませんので、その点はご安心ください。


ランキングに参加しています。









当ブログに掲載している小説の一部は「小説家になろう」「Pixiv」「novelist.jp」「暁」にも掲載しています。

スポンサーサイト
[PR]

[PR]

PageTop

目次 その2

目次 その2です。

■淫魔に搾り取られる小説
包茎にされたい
前編 / 後編
淫魔の呪い(逆アナル多め 複数人から性的にいじめられる)
前編 / 後編
ギャル風淫魔にいじめられる包茎(包茎 童貞 ギャル レズ)
前編 / 中編 / 後編
水泳部のお仕置き(『覗きのお仕置き、魔性の水泳部』の前身です)
前編 / 中編 / 後編
怒りのペロペロ(唾液、媚薬、男がお仕置きされる系 3人称)
前編 / 後編
包茎男子と淫魔(包茎、良い匂いの女の子、エロ成分少なめ)
前編 / 後編
淫魔様の家畜(調教済みM男、包茎、射精管理)
前編 / 中編 / 後編

■一記事読みきり短編小説
脈絡もなく淫魔に襲われる話(逆アナル 前立腺 半女体化)
露出狂に遭遇した淫魔(おっさん 女体化 淫魔)

■ふたなり×M男をテーマにした小説
ふたなりM性感(フェラ アナルセックス 敬語)
前編 / 後編
ふたなりの後輩に犯される男(兜合わせ フェラ アナルセックス)
前編 / 中編 / 後編

■美少女ヒーローをテーマにした小説
プリティハンター!(女の子3人、調教、実験作)
前編 / 後編

■ジャンル未定
お菓子にされる生殖器(怒りのペロペロのリメイク 淫魔設定なし 乳首、玉舐め、フェラ 男根、精液をお菓子扱いなど)
前編 / 後編

闇とシコシコ(純愛コメディ、女の子に自慰を見せたり、一緒にしたり系)
※改稿版があるので、基本的にはそちらをどうぞ。
10【エロ無し注意】111213最終話

■体験談風M男小説
足コキいじめ、他(短編集)
全裸で散歩させられた

目次と説明(TOP記事)に戻る

PageTop

33.珍妙なやりとり

 樫田の唐突な行動に、知奈は呆気に取られたような顔付きをした。
 そんな反応に構わず、樫田は言葉を続けた。
 忘れていた記憶を取り戻したことに酷く興奮している為に支離滅裂な部分も多々あったが、昨夜の出来事から今しがた起こった変化までを告げた。
 単なる夢だったのではないとの確信を持って、樫田は声を上げた。

「俺達はやっぱり過去に会ったことがあるんだ! それに、知奈ちゃんが忘れている知奈ちゃん自身のことも、思い出したよ!」

 知奈はぽかんとしたままで、樫田の話を聞いていたが、彼の声が途絶えて教室に静寂が戻るとキッと眉をひそめた。
 そんな知奈の反応を受けて、樫田は血の気が引いていくのを認めた。興奮が醒めると、自身の言動を悔いずにはいられなかった。
 酷く怒られるであろうことを予期して身を強張らせる。罵声に留まらず、平手の一つや二つも食らうのを覚悟するが、どちらも一向に飛んでくる気配はなかった。
 黙ったままで樫田を睨み付けていた知奈の瞼が、突然ストンと落ちた。短くも、単なるまばたきにしては長い間があった。
 目を見開いた知奈が、今度は驚いたような表情を浮かべる。そうかと思えばすぐに破顔一笑し、樫田がそうしたのと同じように勢い良く立ち上がった。
 満面の笑顔を浮かべる眼前の美少女が、いつもの知奈でないことは明らかだ。
 すっかり冷静になり、教室中の視線と注目を集めている今の状況に羞恥心を抱くばかりの樫田は冷や汗を流しながら訊ねた。

「知奈ちゃん、だよね?」

「うん!」という元気な返事をした後、知奈は樫田に抱き付いた。
 その際にふんわりと舞った香りは、天真爛漫といっ表情や声音とは裏腹のやけに色っぽいものだった。
 それにドキリとすると同時に、ますます奇異な状況へと陥ってしまったことに焦った。
 そんな樫田に構わず、知奈は嬉しそうに頬擦りをしながら声を上げた。

「思い出してくれてありがとう! ……私も全部、思い出したよ」

 震える彼女の声音が、樫田に再会を果たしたことを強く実感させた。 
 先ほどまで彼を支配していた焦燥感や羞恥心は吹き飛んでしまった。
 知奈の身を強く抱き締めて、彼女の名を呼んだ。

「知奈ちゃん!」

 先から変わらず頬擦りを繰り返している知奈もまた「渉!」と名を呼んだ。
 二人のやりとりは周囲から見れば全くもって意味不明だったが、苦難の末に大団円を迎えた恋愛劇めいており、みんな黙って見守るほかなかった。中には拍手を打とうと構えている者すらいた。
 そうした空気をぶち壊したのは、第三者ではなく、知奈自身だった。人格の入れ替わりが起こったのだ、と、後になれば理解出来ただろうが、樫田はその瞬間、何が起こったのか分からなかった。
 抱擁を解いた彼女から、頬への平手打ちを食らわせられた衝撃で頭が真っ白になっていた。
 追い打ちを掛けるように、知奈がヒステリックな声を上げた。

「一体これは何なの!?」

「あ、え、ああ、えっと……」

 相変わらず級友は黙ったままだが、沈黙の意味合いが先とは違っていた。張り詰めた空気が教室を支配している。
 言葉を詰まらせる樫田もまた、別種の焦燥感に苛まれていた。

「また……アレなの?」

 別人格が現れたのか、とはっきり問わない辺り、樫田に比べればずっと冷静なのだろう。
 知奈への返事として、樫田は何度か首を縦に振った。それが精一杯だった。
 二人も沈黙してしまう。
 原因が分かったところで、好奇の視線を集めるばかりの、この状況を抜け出す妙案が浮かぶ訳ではなかった。
 さすがの知奈も焦りを隠しきれないようだ。
 彼女の困惑した表情が、周囲にも動揺を走らせた。
 ひそひそとした話し声があちこちで上がり、次第に教室が騒がしくなっていく。
 こうなっては、この場を収めることが出来る人間は一人しかいない。
 貝塚が大きく手を打ち、注目を集めた後、授業の再開を告げた。
 知奈は事態が収拾したことに安堵しつつも、果たして貝塚の授業中に別人格が現れたことは偶然なのだろうかと訝しんだ。
 事の発端となった樫田は、まだ凄まじい早さで脈を打っている胸に手を当て、呆然とするばかりだった。


つづく

PageTop

恋人は巨根のふたなり#前編

 ある学園の開校記念日。
 世に出回るカレンダーには存在しない休日。
 逢瀬に相応しい、晴れているとも曇っているとも言い難い曖昧な空模様だ。
 もっとも、色恋沙汰には似付かわしくない澄み渡る晴天であったとしても、折笠史織(おりがさ しおり)が家人不在の自宅に、恋人を招いていたことに変わりはない。
 ワンピース姿の彼女の隣では、明らかに着慣れていない洋服に身を包んだ恋人――川上真也(かわかみ しんや)――が、緊張した面持ちをしている。
 二人はベッドに並んで腰掛けていた。
 彼らが顔を向けている先に設置されたテレビには、二人が揃って好んでいるバンドのライブ映像が流れている。
 もっとも、今の彼らにそれを楽しむ余裕などはない。
 互いの存在ばかりが気になって仕方ないのだ。映像が一秒でも早く終わることを望んでいる節さえあったかも知れない。
 この後のことを想像して、身体を火照らせたり、もじもじと身を揺すったりしている内に、彼らが待ち望んだ時が訪れた。
 テレビ画面が暗転する中で、真也が全く心のこもっていない声で「やっぱり最高だな」と呟いた。
「そうだね」と、応じる史織は、彼よりも深刻で、心ここにあらずといった風だ。

「……史織?」

 真也は呼び掛けながら、彼女の横顔を見やった。
 大人しく控え目な性格に反して、非常にはっきりとした目鼻立ちをしている。可愛いというよりも、綺麗といったほうが彼女の魅力を的確に表現することが出来るだろう。
 その綺麗な横顔は、赤く染まっていた。ライブ映像に興奮した訳でないことは真也にも分かった。
 思わず史織の胸元を見てしまい、慌てて目を逸らした。目を逸らした先で、枕元に置かれたティッシュ箱を見つけてしまう。これも良からぬ想像を掻き立てる。今度は俯いた。そして己の股間にテントが張られていることを認めて、まぶたを閉じた。
 しばし沈黙の後、史織が口を開いた。

「真也くん、この後……どうするの?」

「え?」

 思わぬ問い掛けに史織の顔を見やる。そこに浮かんでいる表情は、期待しているようにしか思えなかった。
 真也が動揺し、言葉を詰まらせているところへ、史織がとどめを刺す。

「するの?」

「えあっ!?」

 直球過ぎる問い掛けに、真也は素っ頓狂な声を上げるしかなかった。
 真っ白になって停止した思考が再び動き出すまで、数秒を要した。
 何とか我に返った真也は、自身の抱く『男らしさ』を全うするには、どうすべきかを考えた。
 男は堂々として、女を先導せねばならない。それが彼の考える男らしさの一端だ。
 史織の瞳をじっと見つめる。不安げでありながら、その時を待ち侘びているようにも思えた。
 ならば、すべきことは一つだ、と真也は彼女の肩を抱いた。
 それから短いキスをして、「する」とだけ告げた。
 真也は上手くやったつもりだったが、史織の表情が曇っていくにつれて、自信がなくなっていった。
 しまいには不安で仕方なくなり、声を上げた。

「あ、いや……史織が嫌なら……その限りでは……」

「違うの。私だって、したいの。でも……」

「……怖い?」

 真也からの問いに、史織は首を横に振って答えた。
 他に考えられる躊躇う理由は……と真也が思案を始める。
 黙りこくった彼を横目で見やり、史織は悲痛な面持ちで口を開いた。

「もっと早く言うべきだったのは分かってるの。ごめんなさい……」

「し、史織?」

「私は……!」と、意気込んで彼女が立ち上がった。
 真也の正面に立つと、一気に早口で告げた。
 
「私、ふたなりなの! それだけじゃなくて、めちゃくちゃ絶倫だし、性欲もとんでもないの!」

 真也が「は……?」と、声を上げてポカンとしていると、史織は彼の手を取って自身の股間に触れさせた。
 彼女の股間には、真也のよりも立派なテントが張っていた。
 それを強引に握らせて、やけくそ気味に声を上げる。

「ほら、本物でしょう!?」

 真也は手に伝う感触が作り物のそれだとは思えなかった。熱を帯びている。脈も打っている。そして、ワンピースの柄で目立たないが、肉棒の先端には染みが広がっている。
 確かに本物のペニスが、史織の股間に生えているのだろう。
 それは理解出来たが、だからといって何と声を掛ければ良いのかは分からなかった。
 真也はペニスを握ったまま、「ほ、本物だな。うん、これは本物だ。立派だ」と、訳もなく褒めた。
 当然ながら、史織が喜ぶことはなかった。むしろ悲しそうに言う。

「こんな身体の女の子……嫌だよね……?」

 真也は反射的に首を横に振った。
 行動を起こしてから自問する。本当に嫌じゃないのか。分からないというのが答えだった。
 余りにも突然の告白で、好きだとも嫌いだとも感じる暇がなかった。
 そんな曖昧な本音を口にすることは出来そうになかった。真也の目に映った史織の顔には酷く不安げな表情が浮かんでいた。
 真也が慌てて口を開く。

「史織……。あー……たとえ、そこがどうなっていようとも、史織は史織だ。俺の自慢の彼女だ。俺が君を好きでいることに変わりはないよ」

「……気を遣ってない?」

「まさか。いや、もちろん驚きはしたけど……ほ、ほら、さすがに実は男でした、っていうなら考えるが、ふたなりってことは……それ以外は女の子なんだろう?」

「うん……。あの、女の子のもちゃんとあるよ」

「そうか。じゃあ……それに関しては、ク……クリトリス……大きいクリトリスだと思えば、問題ないさ」

 少し大きすぎるが、と真也は心の中で付け足したが、大筋に嘘はなかった。
 ペニスが生えていると告げられ、更には強引に触らせられもしたが、同性に同じことをされれば湧くであろう嫌悪感はなかった。
 受け入れることは不可能なことではないと真也には思えた。
「でも」と、史織が声を上げる。

「私、凄いの……」

「何が?」

「性欲。昨日だって真也くんのことを考えて、七回もしちゃった……」

「七、七回……」

 真也はその性豪ぶりに圧倒され、生唾を飲んだ。
 過去に自分が一日に何度出来るかを試した際には、三回がやっとだった。それも三回目には殆ど何も出なかった。
 その倍以上なのだから、彼女の言葉にもあるとおり、凄いという他になかった。

「引くよね……?」

 悲しそうにそう言った史織に対して、真也は慌てて声を上げた。

「い、いや、元気なのは良いことだぞ!」

 無理に取り繕った明るい声音だった。
 史織の雰囲気に飲み込まれてはいけない気がしていた。
 飲み込まれてしまえば、彼女との別れが訪れるか、さもなければ、別の恐ろしい目に遭ってしまうような予感があったのだ。

「本当に? 本当にそう思う?」

「ああ。もちろんだ」

 そんなやりとりの後、史織はワンピースの裾をたくし上げた。
 均等の取れた下半身が露わになる。白い肌を隠すものは何もない。彼女は下着を穿いていなかった。
 美しい少女の顔には不釣り合いな男根が禍々しいまでにいきり立っている。真也が悲鳴を上げなかったのは、陰毛だけはこじんまりとしていた為だ。一本一本が細く、量も少なく、手入れもしっかりされているようだった。これが生やしっぱなしの剛毛であった日には、泣き出していただろう。そう思わせるだけの迫力があった。
 これだけ立派な一物の持ち主は、男の中にもそうそういないだろう。竿だけでなく、睾丸も重量級であり、たぬきを想像させる。
 握った際に大きいことは分かっていたが、改めて目にすると、圧倒されるばかりだ。真也は、しばし言葉を失っていた。
 史織が泣き出しそうな声で「やっぱり嫌だよね」と呟いた。
 
「そっ、そんなことはない!」

「……可愛いと思う?」

 ふたなりという特殊な形状でなくとも、生殖器を可愛らしいと感じられるようになるにはそれなりの経験が必要だ。素直に答えるのなら、可愛くはない、となるが、彼女が傷つくのは目に見えている。
 真也は、史織を悲しませない為に嘘を吐こうかとも考えたが、それを良しとせず、もう一度、彼女のペニスを見やった。
 自身のペニスはやや黒ずんでいるが、彼女のそれは他の肌と同じく白く透き通っていた。亀頭も鮮やかなピンク色だ。
 肉棒のみを見せられれば、そう感じないが、史織の一部だと思えばギリギリ可愛いと思えるかも知れない。真也はそう判断し、慎重に言葉を選びつつ彼女に伝えた。
 返事は、予想外のものだった。

「じゃあ……舐められる?」

「え?」と声を上げて、史織の顔を見上げる。そこにあるのは、紛れも無い雌の表情だった。
 赤く染まった頬に、物欲しげに潤んだ瞳。
 受け入れて貰えるか否かを試している風ではなく、単にその行為を望んでいるように見えた。
 ペニスの有無はともかく、美少女である史織が性欲を露わにする姿には、心が動かされるものがあった。
 真也はベッドを下りて、史織の足元で膝立ちになった。
 剛直を優しく握って言う。

「史織のなら……な、舐められる……」

 彼を見下ろす史織の瞳は「それじゃあ早く」と急かすように、淫靡な輝きを放っていた。
 真也は恐る恐る顔を近付けた。少し蒸れたような臭いがするものの、自身の恥部に比べればずっとマシだった。むしろ、良い匂いがするとさえ思えた。
 薄いピンク色の亀頭の先では透明な雫がぷくりと膨らんでいる。その様相は、たとえ匂いや皮膚の色が違っていても、紛れもない男根が眼前にそそり立っているのだと再認識させた。
 真也はごくりと生唾を呑んだ。一瞬の間があった後、彼は覚悟を決めたように舌を伸ばした。
 裏筋に舌を這わせる。

「あっ……」

 史織の口から艶やかな声が上がった。
 真也はドキリとしつつも嬉しくなって、今度は我慢汁の滲む先端へ舌を伸ばした。

「んっ……んん……」

 悩ましげな声音。小刻みに震える下半身。
 史織が快感を得ている。その事実に、真也は身体を火照らせる。
 彼はしばらく夢中になって、舌を這わせ続けた。
 ペニスはビクビクと痙攣し、大量の我慢汁を滴らせた。
 史織の口からは、明確な嬌声が響き始めていた。普段の大人しい彼女から想像のつかない、淫らな鳴き声だった。
 それに当てられ、すっかり興奮してしまった真也は、殆ど無意識に下半身を露出していた。史織のよりも小さな彼の男根は、ビンッといきり立っていた。
 ジンジンと疼くそれを握り締めると、快感が全身にワッと広がっていった。真也は大きく身震いし、喘ぎ声を上げた。
 彼の痴態を目にした史織が、ハアハアと息を切らしながら言う。

「待って。真也くんのことも気持ち良くしてあげるから……まずは、最後までして……?」

 もはや不安を感じている様子はない。いつになく積極的な態度だ。
 彼女が自ら真也に何かを求めることは今までに一度もなかった。
 真也は恋しい少女に求められていることにのぼせ上がり、何も考えずに大きく口を開き、ペニスを咥え込んだ。
 
「んぐっ、んんん……」

 くぐもった呻き声を上げる。口に含んで見ると、思った以上に大きかったのだ。
 それでも、歯を立ててはいけないと、限界まで顎を酷使する。
 苦しげな真也の姿に、史織が興奮したらしい。舌の上に、我慢汁がたらりと流れ落ちてきた。
 劣情に支配された彼女に恋人を気遣う余裕はない。彼の頭に手を添えて、うっとりとした声で言った。

「ん、あ、あっ……。もっと深くまで飲み込んで……」

「んん、んぐう……んんん……」

「あっ、あ、ああっ。気持ち良いっ……!」

 史織がそう声を上げると、ペニスがビクビクと脈を打った。
 口腔に強い異物感を覚えて、いっそう辛そうに真也が呻くが、史織は口淫を中断しようとはしなかった。
 ペニスの味や匂いが口一杯に広がり、鼻腔へも突き抜けていく。顎に掛かる負担にもいつまでも耐えられる訳ではない。次第に大きくなっていく苦しさや惨めさが、じわじわと真也を追い詰めていく。
 しかし、完全に発情してしまっている史織は、ひたすら肉欲に忠実だった。

「はあっ、はあ。ああぁ……。ねえ、しゃぶって……? 真也くんのお口で、私のおちんちん扱いて……」

 咥えているだけで精一杯だったが、それでも彼女の要求に応じよう、と、真也は顔を動かし始めた。
 すぐに嘔吐いてしまうが、必死にペニスにしゃぶり付く。
 彼はこの状況に飲み込まれてしまっていた。巨大な肉棒への口淫はあまりに苦しく、思考は鈍くなっていくばかりだった。
 もはや何のために苦しさに耐えて、男根に奉仕をしているのかも分からなくなってしまう。それでも後戻りは出来ないのだ。
 史織を恋しいと思うがゆえであったとはいえ、少しでもふたなりペニスを受け入れてしまった時点で、退路を自ら断ったとも言えた。
 顎に走る痛みと込み上げる嗚咽に苦しめられ、真也は、だらしなく唾液を垂れ流し、涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、必死でフェラチオを続けた。
 甲高い喘ぎ声を上げるばかりだった史織が、不意に叫んだ。

「あっ、あんっ、ああぁ、し、真也くん、か、顔っ、顔を見せてっ!!」

 真也は既に殆どなにも考えられなくなっている。ペニスを咥えたままで、顎を上げた。
 悲惨な状態にある彼の顔を見て、史織は歓喜の声を上げた。

「あっ、ああ、か、可哀想なのに……、すごく……はっ、はあ、可愛い……それにエッチ……! あ、ああっ、駄目イキそう……!」

 今でさえやっとのことで口腔に収まっているペニスが更に大きく膨らむ。
 それを射精の予兆と捉えた真也は、目で訴える。出さないでくれ。
 視界からは外れているが、巨大な睾丸がブラブラと揺れている気配を感じ取ることが出来る。その大きさから、精液の量も凄まじいであろうことを真也は想像していた。
 殆ど呂律が回っていないが、史織はこんなことを口走りながら絶頂へ至った。

「んっ、いやっ、無理……! 出ちゃうっ、出ちゃう! 大好きな彼氏のお口にザーメンいっぱい出しちゃうっ、止められない……!」

 ぶびゅっ! 大きく脈を打ったペニスから熱く滾った白濁液が放たれ、真也はそれを喉で受け止めた。当然ながら彼は咽た。
 慌ててペニスを口から引き抜こうとしたが、史織が彼の頭を押さえ付け、それを許さなかった。
 ぶびゅるるっ!
 再び精液が吐き出される。先よりもずっと大量だ。
 真也が大きくむせ返り、白濁液を吐き出した。鼻腔にも流れ込んでいたらしく、鼻からも白くねっとりとしたものが滴った。
 彼がそんな状態であるにも関わらず、史織は頭を掴んで離そうとしなかった。
 ペニスの大きさに相応しいともいえる、長い射精が続く。
 史織は断続的に精を吐き出し、その度に歓喜の嬌声を上げ、全身を大きく震わせながら背を弓なりに反らした。

PageTop

32.彼らの記憶

 絶頂の余韻でビクビクと震え続ける樫田の下半身に、下着とズボンを履かせ直して、知奈が布団から出ようとモゾモゾ動き出す。
 ややして頭の先が見えると、樫田は身構えた。
 あの長い舌や、無数の舌を有する口の持ち主が、人間であるはずがない。
 布団の中に潜り込んでいった時とは全く違う化け物めいた姿が現れるのではないかと恐怖し、身動き出来ずにいた。

「ぷはっ……。熱い」

 そう言いながら、少し汗ばんでいる以外に変化のない知奈が顔を見せる。身体にもおかしなところはない。
 そうなると、ますます先の出来事が現実だとは信じられないが、樫田はひとまず安堵した。
 彼が脱力していると、知奈が布団に跨がった。
 腹に乗られたことで「うぐ」と呻いた樫田の顔を見下ろして、にこにことしながら知奈は言う。

「ごちそうさまでしたっ。渉の精液、美味しかったよ」

 言葉の内容に全くそぐわない、屈託のない笑みと声音だった。
 樫田はぽかんと呆けた顔をして、思考を失った。
 まさか「おそまつさまでした」などと返事をする訳にもいかない。
 彼が黙っていると、知奈が「あっ」と声を上げた。

「聞きたいことがあるんだよね?」

「あ、ああ……」

「何でも聞いて、私に答えられることなら、頑張って答えるから!」

 知奈はそう言って、相変わらずのにこにこ顔を浮かべている。

「じゃ、じゃあ、あの知奈ちゃん……さっきのは一体……?」

 聞くべきことはいくつもあったが、どうしても先の出来事への関心が先に立ってしまった。
 知奈は少し考えたあと、こう言った。

「ご、ごめんね、実は私にも良く分からないの……。渉のことを気持ち良くしようと思ったら出来たの。あっ、ほら、口は普通の口だよ?」

 口を大きく開く。その端に両手の人差し指を引っ掛けて、無理矢理広げて見せる。
 樫田の目には確かに何の変哲もない口腔に見えた。
 では、先の出来事は単なる錯覚なのか。そうではないのだろう。知奈は「出来た」と言った。
 人間離れした口淫は現実の出来事なのだろう。どうしてそれが可能なのかは、知奈にも分からないらしい。
 彼女に分からないのなら、これ以上は考えても無駄だ、という結論に達するまで、樫田は十数分黙って思案していた。
 次の質問に移ろうと視線を上げると、知奈は目を瞑って前後に小さく揺れていた。

「ち、知奈ちゃん?」

「ん……。ご、ごめん、なんだか眠くて……。質問は、また今度……」

「ま、待って! 最後に……あっ! お、俺達は会ったことがあるのか!?」

「……あるよ。だって私はずっと前から……知奈の中に……いた……」

 徐々に小さくなっていく声が完全に消え入ると同時に、知奈の身体は前へぐらりと倒れた。
 樫田が慌てて手を伸ばすが、空を切るのみだった。
 消えた。彼がそう認識したのと、ベッドで眠る知奈が小さく呻いて寝返りを打ったのは、ほとんど同時だった。
 最後に彼女が告げた言葉を信じるならば、消えたのではなく、戻った、が正しいのだろう。

「うーん……」

 全ては夢だったのかも知れない。
 それが最も妥当な考え方であるとしつつも、樫田は納得出来なかった。異常な口淫の感触が、まだペニスに残っているような気がしてならなかった。

 なんにせよ、一度眠って冷静になろう。
 樫田は、そう決めて目を閉じたが、睡魔はなかなか訪れなかった。
 一連の出来事が自然に脳裏に浮かぶ。それらに対する「ああでもない、こうでもない」といった取り留めのない考えも湧いてくる。
 考え込まないように努めている内に、薄らと眠気がやってくる。
 波間を漂う藻屑のような曖昧な思考は、弱い眠気を受けて、形を変える。それは明晰夢にも似た、思考と地続きになっているような夢だ。

 そんな夢だった為に、目を覚ました樫田は判断に迷った。
 知奈やその別人格の言葉を受けて生まれた単なる空想だったのか、あるいは過去の記憶が夢の形を成して蘇ってきたのか。
 樫田は夢の中で、幼い頃の知奈と出会ったのだ。
 今の彼女からは想像も付かないぐらいに喜怒哀楽が激しく、泣いたり笑ったりを忙しく繰り返しながら、後を追ってくるような子だった。
 
 夢の根幹が、単なる空想なのか、忘れていた記憶なのか。
 その判断を付けられないのは、知奈に纏わること以外に関しても、過去を曖昧にしか思い出せない為でもあった。
 そこがはっきりとすれば、知奈に関することも分かるはずだと樫田は己の記憶を遡り始めた。
 その密かな作業は、結果が出ないまま朝から昼まで続けられた。
 一向に蘇る兆しの見えない記憶に挑み続けることに疲れ果て、ぼんやりと知奈の横顔を見つめている中で、不意にそれは訪れた。
 現在の自分に対する落胆。自分はこんな人間ではないはずだという思い。
 幼いがゆえの万能感に満ちた状態で知奈と接していた時の精神状態へと一気に引き戻される。身体がカッと熱くなり、樫田は訳もなく立ち上がった。
 授業中だ。視線を集めていることにも構わずに、彼は声を上げた。

「知奈ちゃん! 思い出した、思い出したよ!」


33.珍妙なやりとり

PageTop