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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

【雑記】消えなかった

新規に記事を書かないとブログトップに表示される広告が消えなかったので。

慌しいような、そうでもないような日々が続いていました。
小さい子のエネルギーってすげえ、だとか、動物って本当に癒される、だとか、集団の一部になるのも悪くない、だとか、そんなことを感じながら細々と生きてました。
日の当たる場所にいたようなもんです。健全。

合間を見ては少しずつ執筆も進めていましたが、あまりストックは出来てないので一気にバババーンと連載中の続きを掲載するだとかは出来ません。
ちょっと時間が取れたので、これからまた書いていこうか、というのが今の僕が立っている位置です。

またよろしくお願いしますね。

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EX5.に関して

(追記:
ご協力ありがとうございました。
今後の参考にさせていただきます。
票数ではBが多いのですが、Aの方で戴いたコメントにある「主人公視点」に関しても濃くしていきたいと思います。)

悠ルートのおまけ話です。

EX5.彼らの一日 A  /  / 
EX5.彼らの一日 B  /  / 

どちらも大体のプレイ内容は一緒です。

・Aは改行が多めで、一部シーン(本格的でないエッチシーン)をカットしました。
・Bは改行少なめで、Aでカットしたシーンが入っています。

良ければどちらが好みか教えてください。

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こちらのアンケート投票に票を入れてください。
よろしくお願いします。







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【宣伝】被虐に酔い痴れる夏の日

テキストファイルとPDFファイルを同梱しています。
使いやすい方をどうぞ。
PDFは目次から各話へリンクしてあります。

DLsiteにて販売中

2016/09/01 誤字修正完了

主人公とヒロインの恋愛、及び、男性受けシチュエーションのプレイがメインです。

1.夏の気配と猫の影
内容 プロローグ

2.夢か現か
内容 乳首舐め ローター責め

3.彼女の事情
内容 非エロ 物語の補完

4.非健全
内容 乳首舐め手コキ

5.魔物の毒と禁欲の日々
内容 貞操帯による射精管理 羞恥・焦らし責め

6.ご褒美
内容 ヒロインに騎乗位で犯される 乳首責め

文字数 約三万八千文字
※サンプルは「5.魔物の毒と禁欲の日々」の一部です。


 口周りが、里乃佳の唾液でびちゃびちゃになる頃には、章吾は素っ裸になっていた。
 貞操帯の中では、ペニスが窮屈そうに律動している。
 とろとろと我慢汁を滴らせるそれを見て、里乃佳はにこりと笑って言う。

「……今日は章吾にご奉仕して貰おうかな。たまには良いでしょ?」

 ご奉仕、と章吾は小さく繰り返した。
 彼女はあまり、身体を触らせてくれない。
 流石に挿入まで至れば、章吾が主導権を握ることが多かったが、前戯の段階では殆ど一方的に責められるばかりだった。
 
 章吾がそんなことを思い返しながら視線をやると、里乃佳は自身の手で胸を一つ揺らして見せた。
 初心な仲ならともかく、もう何度か身を交えているのだ。それを踏まえれば強烈な誘惑とは言い難かったが、劣情を催す毒を受けている身には別だった。
 ごくっ、と生唾を飲んで、章吾は少し考えた。
 ――目一杯責めて、悦ばせれば、彼女の方からペニスをねだってくるのではないだろうか。
 あまりにも都合の良い短絡的な考えだったが、章吾にはそれがとんでも無く素晴らしい策に思えた。
 性への欲求があまりに高くなると、人は馬鹿になるのだった。

「分かった。良いぞ。たまには俺の方から……その……するよ」

「ありがと。じゃあ、章吾、そこに、床に座って?」

「え?」

「え、って……してくれるんじゃないの?」

 にこにこしながら、里乃佳が首を傾げる。
 どうやら主導権奪取は又の機会にするしかない様だ。
 章吾は悔しくなりながらも、彼女の命に従った。
 計画の一歩目は目論見が外れたが、全てが崩れ去った訳ではないのだ。
 フローリングの冷たさを尻たぶで感じながら、章吾は次の指示を仰いだ。
 ソファに掛けた里乃佳が、ミニスカートから伸びるすらりとした脚を投げ出して言う。

「それじゃあ、まずは……足にキスしてもらおうかな」

 理性がしっかり効いている状態ならば、激しく屈辱を覚える様な命令だ。
 しかし章吾は、やや興奮していた。
 被虐の悦びに目覚めつつある彼は、恭しく里乃佳の足を手に取る。

「章吾。言い忘れてたけど、手は使わないで?」

「手を使わないで、どうやってキスすれば良いんだ」

「四つん這いになって、土下座するみたいに頭を下げて」

 愉しげな笑顔に、どこか冷たいものを感じさせる声音。
 彼女の放つ淫靡で嗜虐的な空気に当てられてか、章吾は素直に従った。
 足を床に置いて、正座をする。
 ゆっくりと上体を倒して、顔を寄せる。
 章吾の全身はふるふると震えていた。
 恋人の足元で全裸になって土下座をしているのだ。平然としている方がおかしかった。
 足の甲に唇が触れる寸前で、章吾の動きが止まる。
 このまま進めば、人として、男として、何かを失ってしまう気がしたのだ。
 しかし、それはとても官能的なことである様にも思えた。
 やや逡巡したものの、章吾は結局口を付けた。
 ゆっくりと顔を上げる。
 里乃佳の瞳に映った彼の顔は、興奮と屈辱で真っ赤に染まっていた。

「まだ。もっとして? 私が章吾のおっぱいやおちんちんにしてるみたいに、もっと舐めて」

 章吾ははぁはぁと震える吐息を漏らしながら、言われた通りにした。
 キスした時と同じように、土下座めいた格好で足に舌を這わせる。
 甲を丹念に舐めて濡らすと、今度は足指の一本一本をフェラチオでもするかのようにしゃぶっていった。
 里乃佳は時折、艶っぽい声を上げながら、彼の姿に熱い眼差しを送っていた。

「んっ……ふふ、もう良いよ。疲れたでしょ? 一回立ち上がって」

 赤い顔をした章吾が、のろのろと身体を起こす。
 彼が座っていた床には、先走り汁が水溜りを作っていた。
 それだけなく、今も貞操帯の隙間からポタポタと体液が滴っている。

「章吾も興奮しちゃったんだ?」

 はぁはぁと荒い息を挟みながら、章吾は彼女の言葉を肯定した。

「素直な章吾には、部屋を汚さないように良い物を貸してあげる」

 そう言うと、里乃佳は立ち上がってスカートに手を入れた。
 するすると腿から脛へと下着が滑っていく。

「章吾程じゃないけど、私も濡れちゃった」

 笑ってショーツを脱ぐと、今度は彼の足元へしゃがみ込んだ。

「これを穿いてれば、床はそんなに汚れないでしょ?」

「はぁ、はぁああ……は、穿けるのか……?」

「結構伸びるから、大丈夫だと思う」

 そんなやり取りを経て、章吾はそれを穿かされた。
 今にもはち切れそうな程にパツパツではあったが、里乃佳の言った通りペニスは貞操帯ごと収まった。
 布地が尻に食い込む感覚や、女物の下着を穿いている状況に、恥ずかしさを覚えるが、身体はますます発情を深めていく。

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お菓子にされる生殖器#後編

 口角を吊り上げた彩花が、脈打つペニスを指先で弾いた。
 鋭い痛みに喘いだ彼に向けて言う。

「やっぱり、もうちょっと反省してもらおうかな。……脚、広げて?」

 切なげに呻く泰人だが、従うしかなかった。
 仰向けのまま、大きく股を開く。

「乳首の次は……こっち……」

 淫靡な笑みの美少女が、股間に顔を埋める。
 ぺろっと舐め上げたのは、睾丸だった。

「ひうっ……!」

 泰人の口から妙な声音が零れた。
 肉棒や乳首とは少し異なる、こそばゆさを大きく孕んだ快感。

「ここにいっぱい、おちんちん汁溜め込んでるんでしょ?」

 ふふ、と彩花が笑う。当たる吐息がくすぐったい。
 泰人は眉間に皺を寄せて、ハァハァと荒い呼吸を繰り返す。
 舌が一度ではなく、何度も這わされる。
 ぺろ……ぺろ……。
 睾丸に唾液を塗り広げていく。

「うっ、くうう……あ、ああっ……」

 たっぷりと舌を這わせた彩花が一度、口を離す。
 唾液が一筋、糸を引いた。
 泰人は、そこを舐め回される快感に酔い痴れていた。
 その夢見心地を硬質な音が打ち砕く。
 男の身体に於ける最大の急所――そのすぐ傍で歯を鳴らされる。
 泰人の身がビクッと震えた。
 その様子に目を細めて、彩花は大きく口を開いた。
 そうするはずがないと分かっていながら、歯の音が想像させる。
 睾丸を噛み潰されたら――。
 ぎゅっと目を閉じた泰人が弱々しく彩花の名を呼んだ。
 彼女はそれに答えることなく、睾丸を口に咥えた。

「ううううっ……う、あ、彩花……」

 睾丸を舐めしゃぶられる気持ち良さ。そこに混じる急所を捉えられていることへの恐怖。
 二つが混じり合い、被虐的な悦びが生まれる。
 ちゅぱ、ちゅくっ……ぺろ……ちゅ……。
 股間から響く淫らな音色が聴覚を揺さぶる。
 泰人の背筋がゾクゾクと震える。
 睾丸を瑞々しい唇で優しく愛撫され、ペニスが大きく脈打つ。
 とろりと溢れ出た我慢汁を認めて、彩花が顔を上げた。

「ねえ、泰人……」

 唾液まみれの睾丸を手の平で撫で転がしながら、問う。

「おちんちんもペロペロして欲しい?」

「し、して……欲しい……!」

「ふぅん……」

 そんな音を出しながら、彩花が勝ち誇ったような笑みを向ける。
 羞恥に苛まれる泰人は視線を逸らさずにいられなかった。
 顔を背けた彼に対して、彩花が口を開く。

「ねえ、泰人……こんな風に、たっぷりペロペロ虐めてくれる女の子って、私以外にいると思う?」

 思わぬ問いに、呆けたような声を漏らす。
 泰人は少し考えた後、首を横に振った。

「ふふっ、そうだよね。じゃあ聞くけど……乳首も金玉もたっぷり舐めて貰って、最後におちんちんペロペロされて射精するのに慣れちゃって良いの?」

 質問の意図が分からずに、泰人は言葉を詰まらせる。

「普通の女の子とはエッチ出来なくなっちゃうんじゃないかなぁ、って」

 泰人の胸がドキッと大きく跳ねた。
 こうも一方的に快楽を与えられることなど、普通はない。
 それに慣れてしまった場合の末路は、彩花の言葉の通りになるだろう。

「泰人のおちんちん……精液……、私のお菓子専用になっちゃっても良い?」

 訊ねた顔には、淫蕩な笑みが浮かんでいる。
 彩花が小さく舌なめずりをして見せた。
 生殖器が本来の役割を果たせなくなる――それを想像するとひやりとしたものが背筋を這った。
 それでもなお屹立したままのペニスを、彩花が指先で撫でる。

「可哀想じゃない? 一度もセックスに使われないまま、私のお菓子専用になっちゃうなんて」

 彼女が漏らした小さな笑みに、背筋に走っていた感覚が爆発的に広がる。
 飲み込まれるようだった。
 雌を孕ませる雄から、矮小な被捕食者へと貶められる。
 その被虐染みた思考に囚われた泰人は顔を青ざめさせるが、ペニスはまるでそれを望んでいるかのように、甘い疼きを発していた。
 ピクッ、ピク、と脈打つ肉棒から、彩花がそっと指を離す。
 妖艶に微笑んだかと思うと、顔をそこへ近づけた。
 窄められた口から、一滴、唾液が落ちる。

「あうっ……く、ううう……」

 ねっとり生暖かい感覚が、亀頭を伝い落ちる。

「ふふっ、どうする? 終わりにする? それとも……食べられちゃう?」

 彩花が泰人に見せ付けるように、口を大きく開いた。
 鮮やかな口腔内で、舌が誘っているかのように踊る。
 泰人はその光景に釘付けとなって、激しい劣情が湧き上がるのを認めた。

「あ、あやっ、彩花……彩花……!」

 急き立てるように何度も腰を突き出して、ペニスを揺らす。
 泰人の頭は真っ白で、ただひたすら快感を求めていた。
 ――食べられてしまいたい。
 その欲求が言葉として彼の口から放たれると、彩花は笑みを深めた。

「泰人ったら、それで良いの? おちんちん駄目になっちゃうかも知れないのに、食べられちゃいたいの?」

「たっ、食べてっ、咥えて……! しゃぶって……!」

 もはや自分の意思では、腰の動きを止められなかった。
 早く――と快感を求めて、激しく上下させる。
 その見っとも無く情けない姿を見下ろして、彩花は背筋が震えるような悦びを覚えた。

「じゃあ食べちゃうから……じっとして」

 そう言って、ペニスを握る。
 彩花の手に包まれた肉棒は酷く火照っていた。
 ビクビクと脈打つそれに向かって、口を大きく開く。

「んくっ……」

「あ……ああぁ……!」

 亀頭が温かくねっとりとした感覚に包み込まれる。
 泰人の口からは感嘆の息が漏れ出した。
 じゅるっ。わざと音を立てて吸い付きながら、彩花が腕を伸ばす。
 胸元に伸ばした手が、乳首を捉える。

「んんんっ、ああっ、あああ……!」

 泰人は身体を震わせて、喘ぎ声を上げた。
 ペニスの先を咥えられた状態で弄られると、乳首は一層甘く痺れた。
 ちゅくっ、ちゅぱ……。
 浅く口に含んだまま、彩花が顔を上下させる。
 口腔で扱かれるペニスに激しい快感が走る。

「ああっ、あ、ああああ、あっ、きっ、気持ち良いっ……!」

 泰人の口から上がった、快楽の告白に彩花が目を細める。
 彼女はより深くペニスを咥え込んでいった。
 長いストロークで与えられる、ねっとりとした快感が泰人を襲う。
 悦びに打ち震える肉棒の先端から、我慢汁がじわっと滲み出る。
 それに気付いた彩花が鈴口に唇を当てて、じゅるると吸い上げた。
 ちゅぷっと音を立てて、彼女は一度、口を離した。

「ふふっ、美味しい」

 淫蕩に笑いながら、再びペニスを飲み込んでいく。
 肉棒が溶けていくような快感に、泰人の口から嬌声が上がる。
 彩花は両手の人差し指で、左右の乳首を円を描くように撫で転がす。それと同時に激しくペニスをしゃぶり立てる。

「あっ、ああ、彩花っ、ん、ううっ……!」

 胸と股間、離れた二箇所で感じる快楽が、徐々に混ざり合っていく。
 巨大な快感がじわじわと泰人を追い詰めていく。
 彼の睾丸がきゅっとせり上がり、絶頂が近いことを示す。
 泰人自身も、限界が迫っていることを認めた。
 抗い難い快感の前に、彩花の言葉が脳裏を過ぎる。
 ――一度もセックスに使われないまま、私のお菓子専用になっちゃうなんて。
 絶頂へ至る寸前、極限の快楽の中で、泰人は甘美な被虐に酔い痴れる。
 このまま射精に至れば、彩花の所有物になってしまう。
 雄としてではなく『お菓子』として――嗜好品扱いだ。
 それを思うと頭がクラクラするような興奮に苛まれてしまう。

「あああっ……あっ、彩花……も、もうっ……!」

 切羽詰った声音を受けて、彩花は手元の乳首をきゅっと摘み上げた。
 目の前が真っ白になるような快感が、泰人を飲み込んだ。
 彩花の口内で、一際膨らんだペニスが激しく脈打つ。
 次の瞬間、白濁液が迸った。
 ぶびゅるるっ、びゅるるる!
 絶叫染みた喘ぎ声と共に、泰人の身体が大きく痙攣した。
 彩花は、暴れまわる肉棒から口から飛び出ぬように咥え込む。
 口腔で受け止めた白濁液が、唇の端から僅かに零れて垂れた。

「あ、あ、ああ……ハア、ハアッ……」

 息を切らす泰人の痙攣が落ち着いて来ると、彩花は慎重にペニスを引き抜いた。
 彩花は目を細めて口元の白濁液を指で拭う。
 快楽の余韻に震える泰人に向けて、口を開き、中身を見せ付けた。
 糸を引く精液が、ピンク色の口腔を満たしていた。

「ハア……あ、ああ、彩花……」

 泰人がどこか恍惚とした声を上げる。
 それに対して彩花は血色の良い唇を歪め、白い喉を鳴らした。
 精液を飲み込みながら、手を伸ばす。指先で睾丸を軽く押す。

「んく……ん……。はあ……。ふふっ、泰人のおちんちんが一生懸命作った赤ちゃんの素、女の子の子宮じゃなくて、私の胃に入っちゃったね」

 改めて事実を告げられると、奇妙な心地だった。
 とは言え、射精を経て冷静さを取り戻した今、たったこれだけで、口でしか射精出来なくなってしまうとは思わなかった。

「そうだ。ホワイトデーのお返し、私が何にするか決めるからね? 忘れていた泰人が悪いんだから」

「え……?」

「三倍返しって言うし、上げたチョコの三倍分ぐらい、射精して貰おうかな。……もちろん、ここに」

 口元を指した彩花が妖艶に微笑む。
 泰人は、その仕草に胸を鳴らすと同時に、萎え始めていたペニスが再び硬さを取り戻していくのを感じた。

(三倍って……そもそもチョコがそれなりの量だったよな……)

 彩花の愉しげな表情を見つめながら、泰人は思う。
 ペニスを生殖器ではなく、嗜好品にされる――そんな被虐的な妄想が現実になってもおかしくないぐらいの回数、射精させられる。

「ふふ……大丈夫。もちろん、今日だけじゃなくて、何日かに分けて搾り取ってあげるから……」

 彩花の声音を聞きながら、泰人のペニスはどんどん硬くなり、上を向く。
 疼く男根にしなやかな指が絡み付く。
 栗色の髪を耳に掛けて、彩花は淫靡に微笑むのだった。

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お菓子にされる生殖器#前編

 3月15日の昼下がり。
 志田泰人(しだ やすひと)は、独りの自由を謳歌していた。
 一人っ子の彼を残して、両親は週末を利用して一泊二日の小旅行に出かけていた。

 寝巻きのまま、ソファに寝転んで買い込んだ菓子をほお張る。
 自堕落を体現するような格好だ。
 大きなあくびをしながら腹を掻く。
 父が見ていれば「顔を洗ってしゃっきとして来い」と言っただろう。
 今は泰人の体たらくにケチを付ける者はいない。
 
 手を伸ばした先の菓子袋が空になった事に気が付き、新たに封を切ろうとした時だ。
 呼び鈴が鳴った。
 居留守を決め込むかどうか迷う間もなく、玄関を開く音が泰人の耳に届いた。
 一歩一歩叩きつける様な足音が近付いてくる。
 こうも堂々と勝手に上がって来る相手は、家族以外では、一人しか考えられなかった。
 隣の家に住む幼馴染の少女――金井彩花(かない あやか)だ。
 泰人の読み通りに姿を現した彼女だが、その表情は予想していないものだった。
 怒りの滲む薄笑み。
 肩口で切り揃えられた栗色の髪。その毛先が小さく揺れる。

「お、おお……。どうしたんだよ、彩花」

 泰人は困惑しながら、当たり障りのないような声で訊ねた。
 それを受けて彩花は笑みを深めた。
 血色の良い顔の中でも、特に目を引く鮮やかな唇が歪む。 

(なんなんだ。何か怒らせるようなことをしたか……?)

 笑顔の奥から滲み出している怒りの念に気圧されながら、泰人は恐々と口を開いた。

「あ、彩花……?」

 彼女が問い掛けに応じるまでにはやや間があった。
 同級生と比べてどこか大人びた雰囲気のある端整な顔を見つめて、泰人は生唾を飲んだ。

「ふうん……。私の顔を見てもまだ思い出さないんだ?」

 言葉を詰まらせる彼に対して、彩花はカレンダーへと手を伸ばした。
 黙って指したのは3月14日。
 そこにあるのはハートマークとホワイトデーの文字。

「あ……!?」

 瞬間、泰人の脳裏に記憶が蘇る。
 バレンタインデーに無理を言って、彼女からチョコを貰った。何としても0個で終わるのは避けたかったのだ。
 懇願するにあたって、絶対にお返しするからと約束していた。
 見る間に青ざめていく泰人を見て、彩花が数度頷く。

「すっ、すまない!」

 両手を合わせると同時に頭を下げる。
 泰人にとって、彼女は怒らせてはならない相手だった。
 あられもない姿を幾度となく見られている。写真も撮られている。
 交際関係はないが、破廉恥な行為を一方的に受けていた。
 
 恐々と顔を上げた泰人に対して、彩花は表情を変えぬまま言う。

「お風呂」

「え……?」

「入ってきて」

 威圧的な笑みに負けて、泰人は慌てて何度か頷いた。



「あ、彩花……何を……」

 風呂から上がった泰人の身は、彼女によってベッドに押し倒されていた。

「何って……くれないなら、こっちから貰っちゃおうと思って」

 泰人の身体に跨る彩花は、そう言いながら笑みを浮かべた。
 髪を耳に掛けて、ゆっくりと上体を倒す。
 目をぱちくりさせていた泰人だったが、彩花の意図を察してまぶたを閉じた。
 瑞々しく柔らかな唇が押し付けられる。
 ドクンッと泰人の鼓動が高鳴った。
 短いキスを終えて、彩花はすぐに身体を起こした。
 赤い顔をした泰人が問う。

「今のが……ホワイトデーのお返し……で良いのか……?」

 彩花は薄笑みを浮かべて彼を見下ろしながら言う。

「泰人って、意外とロマンチスト?」

 じっと彼を見つめたままで、腕を伸ばす。
 胸元にしなやかな指を這わせる。
 指先でゆっくりと、Tシャツの上から乳首の周囲を撫で始めた。

「そんなことで満足出来るような関係じゃないでしょ?」

 くすっと笑った彩花の表情には淫蕩めいたものが浮かんでいる。
 泰人は、ますます顔を赤く染めながら、その手を払い除けることはせずに、じっと耐えた。
 彼女の機嫌を損ねるような真似は出来なかった。
 
 白い指は乳首を直接刺激することなく、乳輪の輪郭をなぞっている。
 Tシャツの生地が僅かに擦れて、じわじわと疼き出す。
 まだ触られてもいないのに、小さな突起は硬く膨らんでしまった。

「う、うぐふうう……彩花……」

 泰人が耐え切れず、声を漏らした。
 乳首で喘ぐ、情けない幼馴染に対して、彩花は「見て」と声を掛けた。
 彼女は勃起を際立たせるように、二本の指で生地を伸ばしていた。
 視線を向けた泰人の目に映る、ぷっくり浮き出た突起。

「は……あ……」

 火照った息を漏らした彼に、彩花は腕を上げるように告げた。
 Tシャツを脱がせる為だった。
 泰人の上半身が露になる。
 腹に馬乗りになっていた彩花が、身体を浮かせて足元の方へと下がった。
 丁度、泰人の股間に座るような形となった。
 柔らかな尻に潰されたペニスは、ガチガチに硬くなっていた。
 彩花は、その感触を愉しむように腰を揺らす。

「あうっ、う、あああぁ……」

 泰人の口から情けない声が上がった。
 心地良い響きにうっとりしながら、彩花が上体を寝かせる。
 整った顔を胸元に寄せられ、泰人は興奮した吐息を漏らした。

「こんなに乳首勃起させて、変態みたいだね、泰人」

 軽やかに紡がれた罵倒の言葉が、被虐的な興奮をくすぐった。
 彩花の瑞々しい唇が、ツンと尖った乳首に触れる。
 柔らかく温かな触感に、泰人は呻き声を上げた。
 上目遣いに彼の様子を伺いながら、彩花が舌を伸ばす。
 湿ったものが乳首に触れる。
 泰人は堪らずに喘ぎを漏らして、身を震わせた。
 胸で感じてしまうなんて、女のようで恥ずかしい――僅かに残る理性が訴える。それを粉砕してやらんとばかりに、彩花が舌を揺らす。
 口に軽く含んだ乳首を、舌先で小刻みに嬲る。

「あっ、あああん、あああぁっ……」

 痺れるような甘い快感に、情けない声を止めることが出来ない。
 彩花は口に含んだのとは別の乳首を指で摘んだ。
 そっちをコリコリと指先で転がし、口元のそれをちゅうちゅうと吸う。
 胸に広がる快感が泰人の身体を蕩かしていく。
 彩花の尻に潰されたペニスが大きく脈を打つ。
 それを認めて、彼女は乳首に吸い付いたまま、愉しげな息を吐いた。

「あううっ、う、くうう……!」

 泰人が苦しげに呻く。
 ペニスを刺激されるのと違って、終わりが見えない快感に悶える。
 刺激に慣れることも許されなかった。
 彩花がちゅぱっ、と音を立てて口を離す。
 唾液に濡れ光る突起に向けて、今度は大振りに舌を這わせる。
 乳輪からやや離れた位置に舌を押し当てる。ゆっくりと乳首目掛けて顔を動かす。
 軟体生物が胸元を這っているような触感に、泰人は背筋をゾクゾクと震わせた。
 やがて乳首に至ると、快楽を刻み付けるように舌で舐め上げた。

「あっ、あああ……あ、彩花……!」

 左手に責められる乳首には爪を立てられている。
 小刻みに優しく引っ掻かれる度に、甘い痺れが込み上げていた。
 艶やかな口と手が奏でる快楽は、泰人を絶え間なく翻弄する。
 ビクビクと痙攣する身体に蓄積されていく快感。
 彩花は、泰人の身にしっとりと汗が滲むまでたっぷりと乳首を愛でた。
 身体を起こした彼女が指の腹で両胸の突起を弄びながら笑う。

「ふふっ、もうすっかり顔が蕩けちゃってるね」

「う、ふうう、ああ……あ、彩花……」

「どうしたの? 切ない声出して……もしかして、こっちも虐めて欲しくなっちゃった?」

 言いながら、彼女が腰を前後させる。
 押し潰されるペニスが摩擦されて、快感が込み上げる。

「あ、あああっ、あ、彩花、お願い……!」

「お願い? ふふ、どうしようかなぁ……」

 そう言いながらも、彩花が足元へと身体を滑らせた。
 ジャージを脱がせて、トランクス一枚の姿にする。
 下着は大きく膨らんでいた。
 その先端には染みが広がっている。

「泰人のおちんちん、どうなっちゃってるのかな?」

 淫蕩な笑みを浮かべた彩花がトランクスに手を掛ける。
 初めての経験でないとは言え、女の子に一方的に喘がされた挙句、性器を露出させられるのは、羞恥を覚えずにはいられなかった。
 真っ赤な顔の泰人を上目遣いに見て、彩花が火照った息を吐いた。
 その直後、指を掛けていた下着をずり下ろした。

「あはっ、泰人のおちんちん、エッチな涎垂らしちゃってる」

 彩花が嘲るとおり、彼のペニスは我慢汁で汚れていた。
 着衣で擦られていたことで、あちこちに伸びている。
 泰人に腰を上げさせて、トランクスを脚から抜き取る。
 全裸になった彼の股間に顔を近付け、彩花は愉しげに言う。

「おっぱいペロペロされて、こんなに濡らしちゃうなんて、本当にいやらしい」

 彼女の指は泰人の下腹部に触れていた。
 我慢汁を塗り広げるように、そこを撫でている。
 すぐ近くを触られながら、ペニスへの刺激は焦らされている。

「彩花……た、頼むよ、も、もう……」

「ふふ、触って欲しい?」

 問いに対して、泰人は何度も頷いて見せる。
 その様子に満悦しながらも、彩花は悩むように頭を傾けた。

「どうしようかな……。泰人、絶対にお返しするなんて言って置きながら、忘れてたしなあ……」

「う、うう、本当に悪かったよ、だ、だから……!」


お菓子にされる生殖器#後編

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