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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

覗きのお仕置き、魔性の水泳部#後

 彼の口から「ひっ」と短い悲鳴を漏れた。
 逃げ出すことは適わない。
 女体が枷と化して四肢を捉えている。振り払おうにも力が入らない。
 極度の興奮と恐怖に、震えが止まらない。
 沙智と詠子の尻尾が大蛇の様にうねりながら、達夫の下半身へ向かう。
 
「可哀想~。おちんちん、怖くて縮こまってるね。今、大きくしてあげる」

 詠子が愉しそうに笑った。
 達夫の尻に向けて、尻尾の先から白い液を吐き出す。
 それは生暖かく、粘り気があった。
 その感触に驚く間もなくアナルを貫かれる。
 ぬっ……ぬくぷぷっ……!
 
「あっ、あああぁっ!!」

 達夫の肛門は難なく異物を飲み込んだ。
 尻尾から放出された粘液がアナルを弛緩させ、潤滑油にもなっていた。
 淫靡に微笑む詠子が尻尾を操る。
 異形の黒い器官から粘液を滲ませ、ある一点を圧迫した。
 ぐにっ。
 前立腺に響き渡る甘い痺れ。
 初めての感覚に、達夫は声を上げ身を捩った。
 内側から男性器を刺激される。
 ぐに、ぐりっ、ぐりぐり。
 柔軟でありながら弾力ある尻尾が、敏感な膨らみを何度も押す。

「あっ、あ、あああぁっ、あんんっ、あ、ああっ!!」

 快楽が響く度に嬌声を上げて痙攣する。
 達夫の肉棒は、程なくして硬く大きく膨らんだ。

「ふふ、皮被りの小さいちんぽ、勃っちゃったね。女の子に囲まれて、アナルを犯される気分はどうかな~?」

「ひっ、ひぐっ、あっ、あああっ……!」

 喋る余裕はなかった。
 恐怖を覚える程の強い快感が、延々と襲い来る。
 達夫は詠子に翻弄されるばかりだった。
 その様子を見ていた部員が恍惚に染まった顔で笑いながら言った。
 
「見れば分かるじゃないですか、紙野先輩。ちんぽが気持ち良いってビクビク震えてますよ」

 彼女の指先がペニスを弾いた。鋭い刺激が走る。
 達夫はたまらず喘ぎを漏らした。
 その姿に、彼を囲む女子部員達が嘲笑がする。
 くすくす、ふふふふ。
 聴覚を揺さぶる笑い声に、頭の中が真っ白になる。
 それが――心地良くてたまらない。
 魔性の快感に翻弄され、笑い者にされるのが気持ち良くてたまらない。

「これから駄目にされるんだ。最後に立派にしてやろう」

 沙智が達夫の足元にしゃがんだ。
 包茎へと手を伸ばす。
 しなやかな指で包皮を捉え、一気に下へ降ろした。
 ぷりっ……。
 真っ赤な亀頭が顔を覗かせた。その先端には快楽の証が滲んでいる。
 
「あ、あああぁ……」

 あられもない声を上げる。
 包皮を剥かれるのは凄まじい快感だった。
 日ごろは覆い隠されている亀頭は酷く刺激に弱い。
 ぬぬぬ、と皮が下がっていくだけで気持ち良くなってしまう。
 達夫はだらしなく緩んだ口から舌を伸ばした。
 ペニスが脈を打つ。我慢汁に濡れ光る亀頭が揺れた。
 沙智が男根を手放して立ち上がる。
 入れ替わって股間を覗き込む詠子がにへらと笑った。

「折角さっちゃんに剥き剥きして貰って大人ちんぽになったのに、一度もエッチ出来ないまま使えなくなっちゃうなんて、可哀想~」

 彼女の言葉が恐怖を煽る。
 使い物にならなくなる。それは男根を失うのと同義だ。
 ――去勢。
 女を知らぬまま、雄の本能に刻まれた欲望を満たす手立てを失う。
 それに気付くと全ての感覚が消えた。
 尻尾に捻じ込まれたアナルも、四肢を捉える柔らかな女体も、依然としてそこに有るはずなのに、まるで無くなってしまったようだ。
 夜の帳の様に、絶望が下りてくる。

「●●●●●、●●●●●」

 何かを告げた沙智の声も、今の彼には意味を成さない音でしかなかった。
 美しき嗜虐者の尻尾が鎌首をもたげる。
 熟れた女陰のように開いた割れ目から粘液をポタポタと滴らせる。
 ペニスがそこへと飲み込まれる。
 一瞬の静寂。無。
 視界がぐら付いた、次の瞬間――
 
「あっ、ああああっ! ああぁあっっ!!」

 達夫は快楽の奔流に飲み込まれていた。
 尻尾の内部は酷く火照っており、ねっとりとした粘液で満ちている。
 無数の凹凸を持つ柔らかな媚肉が、ペニスに吸い付く。
 
 淫魔が持つ尻尾は、膣の様でありながら存在の意味は全く異なる。
 それはたった一つの機能に特化している。
 男根を蕩かして精を搾り取ることにだ。
 
 ペニスを包んだ媚肉が蠢き始める。
 突起や凹凸が、上下を中心とした複雑な動きを見せる。
 極限まで硬くなった肉棒が、甘ったるい摩擦を受ける。
 
「おぐぅっ、あう、ああっ、ああぁぁ!!」
 
 稲妻のごとき快感が肉体を貫く。
 達夫は目を白黒させた。
 受容できる範囲を超えた快楽に、のた打ち回る。
 女子部員らは、興奮した面持ちで痙攣する達夫を強く押さえ付けた。
 逃げられない。
 
 媚肉が何段かにくびれて、男根を締め付けた。
 輪状の圧力が行ったり来たりする。
 息の止まるような気持ち良さに襲われる。
 限界はすぐそこまで迫っていた。
 睾丸がきゅっとせり上がる。
 その反応に気付いた詠子が、より強く前立腺を圧迫した。
 
「こはっ…………! あ? あああ!! 出るっ! ああぁっ! あああぁぁぁっ!!」

 熱い物が身体の奥から一気に噴き上がる。
 ぶびゅくっ、びゅるる!
 達夫が絶頂へと至った。
 大きく痙攣しながら絶叫染みた喘ぎを漏らす。
 視界をチカチカと点滅させ、悶えるばかり。

 沙智と詠子が、妖艶な薄笑みで彼を見下ろす。
 射精へと追いやるのが目的ではない。
 やがて達夫が気付いた。
 長い。あまりにも長過ぎる。
 白濁液はとっくに底を尽くはずだ。
 それなのに射精が止まらない。
 
「ひっ、ひいいぃ!! や、やめてっ! おかしくっ、な、あぁぁっ!!」

 腰を何度も跳ねさせながら、達夫は泣きじゃくった。
 快楽と呼べる段階を超えている。
 延々繰り返される射精の脈動、快楽神経への刺激。
 気がどうにかなってしまいそうだった。
 二人の美しい淫魔。そこに付き従う女達。
 達夫へ向けられる全ての瞳には無慈悲な愉悦が滲んでいた。
 
「……あっ!? あ、あああああ!!」

 何か、決定的な物が失われた。
 達夫はそう確信する。
 じゅくっ、じゅるるるっ……。
 沙智の尻尾がそれを吸い上げていた。
 強い喪失感。
 快感――それは、無限に続くと思われた射精からの解放によるものだった。
 二本の尻尾が股間を離れる。
 粘液でぐっしょりと濡れたそこに、ペニスはなかった。

「あ、あぁぁぁ……」

 尿道に繋がる小さな穴。その上には小指程度の突起。
 絶望的な表情で、達夫は下半身を見つめ、独り言のように呟いた。

「どう……して……」

「君が選んだのだろう?」

 無慈悲に沙智が言った。
 淫魔は精を啜り糧とする。
 彼女は男の性が持つ力を根こそぎ吸い上げていた。
 象徴たる男根の消失は、食事の結果でしかない。
 都築沙智は水泳部の長を務める優秀な学生である前に、悪魔だ。

「さっちゃん! ずるいよ~、私も、私も!」

 もう一匹の淫魔が、豊満な胸を揺らしながら、都築へ抱き付く。
 艶やかな二つの唇が重なった。
 迷惑そうな顔をして、詠子の身を押し退ける。

「口移しするのは効率が悪い。いつも言っているはずだ」

 沙智が尻尾を振り上げる。
 へへへ、と笑う詠子の口へ捻じ込んだ。
 一瞬目を見開いた彼女だが、すぐにその顔は恍惚に染め上げられた。
 淫魔にとって搾り取った精を食すのは、最高の快楽だった。
 二人の背後で、達夫が嗚咽する。
 詠子の口から尻尾が抜かれる。
 蕩けた顔の彼女は、唾液と白濁液を口元に滴らせ、その場でへたり込んだ。
 沙智が振り返る。

「そうめそめそするな。払った代償に見合うだけの物を君は得た。……みんな、新しいマネージャーを歓迎してやれ」

 はーい、と元気な声が上がった。
 女体による拘束が解かれる。次いで、一人の女子が水着を脱ぎ始めた。
 達夫は白い裸体に目を奪われた。
 肉体に染み付いた男の本能が余韻を引いていた。

「え……?」

 罪を犯してまで求めた水着姿。それ以上の姿が目の前にある。
 達夫が呆けた声を漏らす。
 全裸になった女子がくすっと笑って言った。

「ちんぽ失くした男に裸見られたって、何にも思わないんだよ」

 改めて突きつけられた現実に、達夫は声も出なかった。
 ただ動悸が激しくなった。
 変貌する前は間違いなくあった、女体に対する劣情はもう感じられない。
 その女子が脱いだ水着を、複数人の手で達夫に着せる。
 全身がジンジンと痺れ、抵抗するだけの力は出なかった。
 されるがまま、女子用の競泳水着に包まれた。
 息を切らして仰向けに転がる達夫の身に、女子部員達が群がる。

「う、うう……ああ……な、なにを……」

「ささやかな歓迎会だよ」
 
 沙智が告げると、達夫を囲む女子が動き始めた。
 それぞれが口と舌を使って、彼の身体を愛撫する。
 瑞々しい唇にちゅうちゅうと吸われ、柔らかな舌先でべろべろと舐め回される。

「あああぁっ! あ、あ、あっ! ああぁぁ!」

 何でもないはずの部位にも快感が走る。
 腕や脚、腹、指先。頭のてっぺんからつま先まで全てが酷く敏感になっている。中でも紺色の水着に浮き出る三つの突起は別格だ。
 両胸の乳首と、ペニスに代わって現れた、陰核めいた股間の突起。
 そこを舐められ吸われると、強烈な性感が爆発的に湧き上がった。

「あぐぅううっ、ああぁああっ!!」

 意識が飛ぶような快感――だが連続して襲ってくるが故に気絶は出来ない。
 肉体は痺れ切って、指先の一つも動かない。
 達夫はただただ、悶え抜いた。
 射精のような終わりもない。
 競泳水着を纏う少女達の口と舌に蹂躙され続けた。

 陵辱めいた歓迎会は、沙智の号令で終わった。
 女子部員に練習の再開を命じて、プールサイドへ向かわせた。
 二人の淫魔と哀れな新入りが更衣室に残った。
 達夫は虚ろな目をして脱力している。
 性別を失った肉体は唾液まみれだ。
 肌が露出している四肢には、いくつもの赤い跡が付けられている。
 沙智が彼を見下ろして言う。

「君の身体はもう男でも女でもない。快楽を享受する為だけの器官と化した。逃げ出したとしても、もう元には戻れない。……これからよろしく頼むよ、マネージャーくん」

「……さっちゃん、この子聞こえてないみたいだよ?」

 詠子の言葉に小さく笑む。

「どっちでも良いさ。どうせ逃げられない」

 人間の手では再現不可能な快楽を知った達夫は、もう、それ無しでは生きられない。
 慰み者として、マネージャーとして、魔性の水泳部に囚われ続ける他ない。
 ピクッ……。
 達夫が痙攣する。
 体力が戻り始めると、身体はすぐさま性感を求めた。
 狂おしい疼きが達夫を襲う。

「あ、あああ……さ、触って、犯して……!」

 こうなっては快楽の有無は関係なかった。
 どうあっても、地獄だ。
 尻尾を引っ込めた詠子が訊ねる。

「都築。こいつ、夏休みいっぱいで駄目になるんじゃないか?」

「だろうな。その時は人形でも作って入れ替えれば良い。彼はどこかへ捨てるだけだ。……それまでの間、たっぷり遊んでやろうじゃないか」

 美しき嗜虐の淫魔はそう言って、妖しい薄笑みを浮かべるのだった。

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覗きのお仕置き、魔性の水泳部#前

 蝉の鳴き声。うだるような暑さ。
 青々と茂った葉が風に吹かれて擦れ合う音。
 夏休みの事だった。
 補習授業を受けるべく訪れた人気のない校舎。
 外村達夫(そとむら たつお)は、校庭から響く運動部の掛け声を耳にしながら、邪なひらめきに劣情を膨らませていた。
 プールに最も近い体育用具室の小窓から双眼鏡を使えば、女子水泳部が練習に励む姿を覗けるのではないか――。
 
 翌日、早速双眼鏡を持ち込んだ。
 そわそわしながらも補習を済ませ、帰宅する振りをして用具室に向かう。
 達夫の目論見は上手くいった。
 
 水泳の授業は男女に分かれて行われる。
 冴えない達夫には、異性と共に海やプールに出かける機会もない。
 思春期以降、初めて目にする同世代の水着姿。
 競泳水着に包まれた瑞々しい肢体。
 達夫は激しい劣情に襲われていた。
 覗き行為に対する背徳感も興奮を煽っている。
 ペニスは一瞬の内に勃起していた。
 達夫はそれをズボンの上から撫でる。
 撫でながら、女子水泳部の姿を食い入るように見つめる。
 その内、ズボンの上からでは物足りなくなってきた。
 
 ズボンを少しだけ下ろし、勃起した包茎ペニスを露にする。
 それを握った達夫の身体は、快感に打ち震えた。

 双眼鏡越しに見る、同じ学園に通う女子の水着姿。
 それは見ず知らずの女がセックスをしている動画よりも、ずっと扇情的だった。
 息を切らした達夫が男根を扱き始める。
 二、三擦りしただけで、射精が迫ってくる。
 一度双眼鏡を下ろし、ポケットティッシュを取り出す。

(よ、よし、これで……)

 最高のオカズで果てようと、男根を扱く手の動きを早める。
 その時だった。
 達夫の肩に手が置かれた。
 
「ひ、うっあぁ!?」

 彼は驚愕の声を上げて振り向いた。
 背後に立っていた人物の顔を見て、さらに声を上げる。
 都築沙智(つづき さち)――水泳部の部長だ。
 全校朝礼の際に良く表彰されている。
 そうでなくとも、一目で記憶に刻み込まれる美しい容貌の持ち主だ。
 部外者の達夫でもすぐに顔と名前が一致する。
 
 彼女がここ居る。
 プールを覗きながらオナニーに耽っていた達夫の前に居る。
 興奮で上気していた顔は、たちまち青ざめた。
 心拍数が跳ね上がり、汗が全身から噴出す。
 沙智は静かに問い掛けた。
 
「今、覗いていたよね?」

 双眼鏡を首から下げていては、言い訳出来るはずもない。
 達夫は何も言えなかった。
 
「以前にも似た事があってね。用具室に人影があったから、気になってここへ来てみたんだ」

 静かな声に、俯く。沙智の顔を見ていられなかった。
 下げた視線の先には、自身の縮こまったペニスがあった。
 慌ててそれを両手で隠す。
 沙智は、気にした素振りも見せずに、話を続ける。
 
「その時の彼は体育教師に散々殴られた後、退学になったけど……君はどうする?」

「ご、ごめんなさい……!」

 達夫がようやく、謝罪の言葉を口にした。

「私は所用で遅れて来たんで、これから練習に加わる所だったんだ。謝るなら、プールにいる子達に対してだ」

 達夫はうなだれたまま頷いた。
 頭の中は未だ真っ白に近い。
 謝罪の言葉も反射的に出てきたようなものだった。

「この後どうするかは先生が決める事だけど、今日は休みなんだ。このまま帰す訳にもいかないし、とりあえず一緒に来てもらう」



 沙智は部員を更衣室に集めて、達夫の罪を告げた。

「この……っ! 変態根暗野朗が」
 
 罵声と共に突き飛ばされ、達夫は尻餅をついた。
 手を出したのは、副部長である紙野詠子(かみの えいこ)だった。
 沙智に負けず劣らずの端整な顔を、嫌悪と怒りで歪めている。
 達夫は困惑した。
 落ち着き払った沙智と、詠子は正反対だ。
 同時に、自業自得と理解しつつも、周囲から向けられる敵意に恐怖した。
 
「す、すいません、ごめんなさい!」

 達夫は謝罪を繰り返し、無意識の内に頭を守るように丸まっていた。
 罪の意識が大きくなるほど、叱責への恐れも膨らんでいった。

「悪いと思ってるなら、同じ目に合ってみるか?」

 詠子が強引に頭を覆う腕を引き離す。
 次いでシャツに手を掛けた。
 達夫は早口言葉のように謝り続けるばかりだ。
 詠子の思惑に勘付いた他の部員もそこへ群がる。
 
 達夫も気が付いた。
 彼女達は制服を剥ぎ取ろうとしていた。
 
 いくら罪を認めていても、裸にされるのは嫌だった。
 抗う達夫が身体を揺らしてもがく。
 手の甲が女子の胸に当たった。
 達夫は、不可抗力であった事を示そうと身体の力を抜いた。
 罪を重ねる訳にはいかなかった。
 その隙に女子の手で裸にされてしまう。
 水着越しに触れた柔らかな乳房の感触に、達夫のペニスは勃起していた。
 それに気付いた一人の女子が、声を上げる。
 
「こいつ勃起してますよ! 紙野先輩!」

 達夫は慌てて、股間を隠そうとした。
 その手を詠子が掴み、吐き捨てるように言った。

「勃起しても皮被ってる子供みたいなちんぽの癖に、性欲だけは一人前か。このクズッ!」

「ご、ごめんなさい!」

 コンプレックスである包茎を大勢の女子に見られた。
 挙句、劣等感を刺激するような罵倒を受ける。
 達夫は今にも泣き出しそうな顔になっていた。
 沙智が口を開いた。
 
「そこらで止めだ。これ以上はこっちが加害者になる」

「でも……!」

 食い下がる詠子に、沙智は小さく唇を歪めた。

「……ここからは、彼に決めてもらおう」

 沙智はしゃがんで達夫に目線を合わせた。
 他の部員に比べ、彼女は落ち着いている。
 にも関わらず、その瞳は誰よりも嗜虐的だった。
 じっと見つめられると背筋が震え始めた。
 怯える達夫に沙智は静かな声音で言った。
 
「公にされるか、私達に裁かれるか……好きな方を選んで良い」

 達夫は生唾を飲み込んだ。
 公にする――教師に告げられる。
 叱られるのは当然、下手をすると親にまで話が届く。
 それを思うと、達夫は腹が痛くなるのを感じた。
 どんな顔をして、家で過ごせばいいのか、想像も出来なかった。
 
「せ、先生には……言わないで……ください……」

 震える声で達夫が言った。
 獰猛な捕食者めいた瞳が、すうっと細くなった。
 沙智は淡々とした調子で告げた。

「良いだろう。君には水泳部のマネージャーをやってもらう事にする」

 予想外の言葉に、達夫は呆けた声を漏らした。
 もっと酷い目に合わされる物だと思っていた。
 安堵の息を漏らす達夫だが、それはまだ早いとばかりに沙智が言う。

「ただし、性欲を理性で抑えられない君には、それなりの処置をする。間違いを起こされては困るからね」

 処置――達夫の心が不安に揺らぐ。
 沙智の言葉を受けて、女子部員らが達夫を押し倒し、四肢を拘束する。
 腕が胸に抱きしめられる。
 脚に跨り太ももできゅっと締め付ける。
 水着越しとは言え、乳房や女性器が密着している。
 柔らかな触感に達夫はペニスを硬くさせ、上を向かせた。
 発情を深める達夫の肉体を見下ろして、詠子が問う。
 
「随分楽しそうだが、何をされると思ってる?」

 色に染まった思考は、『逆レ×プ』などと都合の良い言葉を脳裏に過ぎらせた。
 達夫はそれを振り払うように首を振って、声を上げた。
 
「いっ、いえっ、ご、ごめんなさい!」

「謝らなくて良い。ちょっと可哀想だと思ってるんだ」

 そう言って、詠子は背後の沙智へ振り返った。
 沙智は黒く光沢のある筒を握っていた。
 中心には縦の切れ目がある。
 良く見ると、それは意外に長く沙智のスカートの中へと伸びていた。

「なんだと思う?」

 問いながら、沙智は切れ目に指を入れた。
 達夫の目には、妙に淫靡な動きに見えた。
 
「私の尻尾だ」

 引き抜かれた指は粘液に濡れて、てらてらと光っていた。
 
「聞いた事あるかな。淫魔――人を快楽の虜にし、男の精を糧とする悪魔だよ」

 おかしな光景に目を奪われていた達夫が、詠子の言葉にハッと息を飲む。
 視線を移す。彼女の腰からも尻尾が伸びていた。
 静かな声音で沙智が告げる。

「人に紛れて暮らす魔物は君が思っているより多く居る。魔物らしく傍若無人に振舞ってなどいたら、あっという間に駆除されてしまうからな」

 容易に信じることは出来ない内容だ。しかし、冗談にも聞こえなかった。
 紺色の競泳水着に包まれた尻を扇情的に揺らす詠子が口を開く。

「さっきはごめんね? どうも私が模倣した人の性格が固くてね。本当はそんなに怒ってないよ~。むしろ見せてあげたいぐらい」

 彼を突き飛ばした時とは打って変わった、軽々しい態度。
 詠子が水着の首元に指を引っ掛けて、生地を伸ばす。
 豊満な白い谷間が視界に映り、達夫は目を見開いた。
 
「見ての通り、詠子は馬鹿だ。ぼろを出さないように普段は人格を書き換えさせている」

 人格を書き換える。そんなことが出来るのか。
 ――目の前に立つ二人の美少女には出来るのだろう。
 
 彼女達が正体を現してから、室内が淫靡な空気に満たされている。
 どれだけ魅力的であっても人間では、こうはならない。
 そこに存在するだけで周囲を魅了し、発情させる。
 魔性のフェロモンに当てられた女子部員達は、顔を上気させ、息を荒げている。達夫の四肢に触れる女体は酷く火照っていた。
 
 馬鹿呼ばわりに不服を唱える詠子を無視して、沙智は達夫へ告げる。

「この貧相なペニスを使い物にならないように処置をする」


覗きのお仕置き、魔性の水泳部#後

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淫魔に全身を舐め回されて#後編

 
 だらしなく半開きになった口から、涎が滴り落ちる。
 乳首への愛撫で射精してしまうのではないかと言う程、たっぷりと舐め回された。
 結花の口が離れたそこは、僅かに腫れている気がした。
 
「おっぱいばっかり舐めてたから、拗ねちゃったかな?」

 言われた通り、俺のペニスは力無く垂れ下がっていた。
 それを結花の繊細な指先が弄ぶ。
 ふにゃふにゃだったペニスはすぐに固く大きくなった。
 んふ、と色っぽい吐息を漏らし、結花が言う。
 
「見て。おちんちんから先走り汁がこんなに」

 亀頭の先端を指の腹で撫で回した後、ゆっくりと手を上げる。
 我慢汁が見事に糸を引いた。
 淫らな情景をあえて再現する結花の淫らさに、俺は興奮した。
 
「なっ、舐めてっ、舐めてください!」

 フェラチオを懇願する俺に、理性など残っていなかった。
 とにかくちんぽをしゃぶって欲しい、温かな口内に包み込み、血管の浮いた幹に舌を這わせて欲しい。
 気付けば俺は、アピールする様に腰を振ってペニスを揺らしていた。
 結花が動いた。
 ペニスに口が近づけられる。彼女の熱っぽい吐息をそこに感じる。
 横髪を耳に掛け、 口を開いて舌を伸ばす。
 いよいよ訪れるであろう快感を思って、息が漏れた。
 温かな感触がペニスに触れる。
 しかしそれは、結花の舌ではなかった。
 亀頭に落とされた唾液はとろりと、ペニスの表面を伝っていった。
 結花が一瞬顔を上げ、こちらを見て微笑んだ。
 その妖艶な表情に、俺はドキリとした。
 俺の気を知ってか知らずか、結花はさらにペニスを唾液まみれにしていった。
 結花の体温が残っている唾液が落ちる度に、ペニスは脈を打っていた。
 
「ふふ。おちんちん、私の涎でどろどろになちゃったね」

 つつー。結花の指が、それを触れるか触れないかのタッチで撫で上げる。
 
「あうっ、うぅ、はぁ……はぁ……う……」

 思わず上げてしまった声に、恥ずかしさを覚える。
 
「すっごく情けなくて、すっごくエッチな顔してるよ? 可愛い……」

 うっとりした様な声でそう言った後、結花はついにペニスに口を付けた。
 唾液に濡れ光る肉棒の幹に吸い付き、派手に音を立てた。
 ちゅっ。じゅるっ、じゅるる。
 
「おっ、おあっ、あぁぁぁっ!」

 つま先から、頭のてっぺんまで、全身に響き渡る様な快感。
 結花は場所を変えながら、次々にそれを繰り返した。
 俺はピクピクと震え、声を上げていた。
 強くシーツを握り締め、快楽に必死で耐える。そうしなければ、どうにかなってしまいそうだった。
 ペニスに吸い付いていた結花が、動きを止めて顔を上げる。
 赤く染まった頬を膨らませ、口の端には唾液を滴らせている。
 その淫靡な姿だけで、男を虜にして狂わせるには十分だ。
 結花が再びペニスに顔を近づける。
 亀頭をゆっくりと飲み込む。
 たっぷりと唾液を含んだ結花の口内に、最大まで固く勃起したペニスが迎え入れられる。
 
「おっあっ、あぁぁっ、あっ、はぁっ、あぁぁ!」

 結花は一度、根本まで深くペニスを咥え込んだ。
 唾液に満たされた口内で、ペニスを扱き上げられる快楽に、俺は悶えた。
 精液を欲し、男に至高の快楽を与えんとする結花の口腔は、ちんぽを犯す為の淫らな器官となっていた。
 再び亀頭だけを口に含む形に戻る。
 結花は、唾液のプールの中を掻き混ぜる様に舌を動かした。
 くるくると円を描き、敏感な亀頭を舐め回される。
 俺は、結花の口内でペニスが溶け出しているのではないかと錯覚した。
 それほどまでに強い快感だ。
 結花がすぼめていた口を、緩める。
 含んでいた唾液が全て、ペニスへ流れ落ち、睾丸や肛門まで伝っていった。
 その感触は、結花に犯されている、そんな印象を俺に植え付けた。
 
「ふふふ、そろそろ、精液びゅっってしちゃおっか。……限界まで我慢するんだよ? 君が気持ち良くなればなる程、精液は美味しくなるんだから」
 
 俺がまともな返答も出来ずに、ただ荒い呼吸を繰り返す中、結花はペニスを咥え込む。
 温かな口内にペニスが包まれた。
 その瞬間、俺は射精を確信した。
 限界が迫っているのではない。
 これまで以上に強く吸い付いているのが、分かった。
 結花はすぐに、顔を上下に動かし始めた。
 唇が、舌が、口腔内の粘膜が、全てがペニスを気持ち良く責め上げて来る。
 じゅぽっ、じゅっ、じゅぽ、じゅぷっ!
 卑しい音色を奏でながら、結花はペニスをがむしゃらにしゃぶる。
 美しく整った顔立ちに、淫らで浅ましい表情を浮かべているのだろう。
 残念ながら、俺にはそれを確認する余裕がなかった。
 腰が自然と浮いてしまう。唇を噛み、シーツを握り締める手には力が入る。
 俺は必死に耐えていたが、限界はすぐそこだった。

「くっ、ううっ、あぁぁっ!!」

 全身から汗が吹き出る。
 一瞬でも気を緩めたら、射精に至ってしまうのは間違いなかった。
 極限の状態の中で味わう快楽に、意識まで奪われてしまいそうだ。
 結花は責めの手を決して緩めなかった。
 蓄積された快楽は限界を超え、いよいよその時が訪れる。
 じゅっ、じゅぷぷぷっ、じゅぱっ!
 思考が真っ白に染め上げられ、意識が打ち砕かれるような衝撃。
 込み上げていた熱いものが、一気にペニスの中を駆け上る。
 
「あっ、あーっ! あぁぁっ! 結花っ、で、出る、イクぅぅっ!」
 
 丁度、浅く咥えたペニスを再び深く飲み込もうとしている時だった。
 俺の反応に結花は慌てて亀頭を咥え直した。
 しっかりとホールドされた中、俺は結花の口内に大量の精液を放った。
 びゅくっ、びゅく。
 何度も脈打ち、断続的に吐き出される。
 結花はその全てを受け止め、やがて脈動が止まるとペニスを口から引き抜いた。
 唾液と精液が混じり合った淫液がぬめりを生み出す。
 イッたばかりの敏感なペニスにそれを受け、俺は身体を震わせた。
 顔を上げた結花は、喉を鳴らして俺の精液を飲み干した。
 口の端を拭い、その指をぺろりと舐め上げる。
 その表情は、恍惚感に満ちており、淫靡な画を俺の瞳に映していた。
 徐々に固さを失いつつあったペニスが再び上を向く。
 それを見た結花は嬉しそうに、まだ出るの? と訊ねて来る。
 
「はぁ、はぁ……ちょ、ちょっと待ってくれ」

 俺は確かにそう言ったにも関わらず、結花はペニスを握り締め、顔を寄せる。
 再度勃起したペニスをに、舌が触れる。
 おかわりはもう少し待って欲しいが、結花は聞く耳を持ちそうにない。
 いつもならば、一度で満足してくれるはずだが、まれにこんな日がある。
 ……今日は一体後何回射精させられるのだろうか。
 期待と不安を抱きながら、俺はペニスを膨らませていった。
 

おわり。

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淫魔に全身を舐め回されて#前編


「今日は色んな所をいっぱいペロペロしてあげるから気持ち良く射精してね」

 俺の幼馴染――藤本結花(ふじもとゆか)は、笑顔でそんな事を言う女だ。
 淫乱なのかと問われれば、その答えは正解でありながら、間違いでもある。
 彼女は淫魔なのだ。
 男(俺)の精液を欲するのは、俺達が空腹を感じ、飯を食うのと同じだ。
 言葉は卑猥だが、意味するところは『飯作ってくれ』なのだ。
 
「ほら、早く服を脱いで」

 これも『米を炊いてくれ』と言い換えても良い。にも関わらず俺の股間は膨らんでいた。
 本質は食事だとしても、結局のところ色々舐め回されて射精するのだ。
 興奮せずにはいられない。
 俺は衣服を脱ぎながら、改めて結花の顔を見る。
 整った容姿に、同級生の女には出せない色気を纏っている。
 視線に気が付いた結花が小さく舌なめずりした。
 瑞々しい唇をなぞる鮮やかな舌先が、これから始まる行為を想像させ、期待が高まる。
 俺のペニスが脈打ち、先走り汁を溢れさせた。
 脱衣した俺は、結花に優しく押し倒されてベッドの上で仰向けになった。
 結花は俺を見下ろして、怪しく微笑んだ。
 
「乳首もおちんちんも、ビンビンになってるけど、まずはキスからだよ」

 結花が俺に覆いかぶさる。
 ふわっと彼女の香りが漂い、鼻腔をくすぐる。
 シャンプーの香りと結花が元々持っている匂いが程よく混ざり合っている。
 雄の本能をざわつかせる様な、女の子の匂い。
 興奮のあまりのぼせてしまいそうだ。
 そんな状態の俺に結花はキスをする。
 柔らかな唇の感触。さらさらの髪が首筋に触れてくすぐったい。
 このまま舌を絡ませ合うのかと思いきや、結花は一度顔を上げた。
 俺は、もどかしい気持ちを抱かずにはいられなかった。
 くすりと結花が笑みをこぼす。
 
「可愛い。すっごく物欲しそうな顔してるね」

 一般的な男女の営みとは正反対の関係。女の子に主導権を奪われ、翻弄される。
 ゾクゾクする様な興奮を覚えずにはいられない。
 俺は思わず結花の名を呼んだ。
 
「そんなに焦らなくても大丈夫。ちゃんと気持ち良いキスしてあげる」

 再び結花の顔が近付き、俺は目を閉じた。
 ふんわりと優しく唇が重ねられた。
 交わったままの口がゆっくりと開かれる。
 俺たちは互いに舌を伸ばして、その先端を触れさせた。
 視覚が無い分なのか、口内が敏感になっている気がした。
 結花がより深くまで舌を伸ばす。
 口腔内を舐め回す結花に負けじと俺も舌を伸ばす。
 互いに舌を絡ませ合う。結花が色っぽく息を吐いた。
 彼女も少しは感じているのだろうか。
 そうだと良いと願う。
 何せ俺は先ほどから、情けなくも身体を痙攣させ、キスの快楽に翻弄されているのだ。
 結花が何ともないのなら、一方的に圧倒されている事になる。
 口を離した結花の顔を見上げ、俺はわずかに安堵した。
 上気している。瑞々しい頬が、薄っすら赤く染まっていた。
 結花も興奮しているのだろう。
 
「それじゃあ次は、ここね」

 ちょん、と、乳首に指先が触れた。俺はうっ、と情けなく呻き声を上げた。
 勃起した乳首をくるくると円を描く様に撫でる結花。
 ジンジンと疼きが広がり、指先が乳首に触れる度に、快楽が吹き出す。
 俺は喘ぎ声を必死に押し殺した。
 
「我慢しなくても良いんだよ? 君の気持ち良い声、一杯聞かせてくれたら、嬉しいな」

 包み込む様な、優しい口調に俺はあっさりと服従する。
 結花に乳首を弄られながら、喘ぎ声を上げる俺。
 
「あっ、あぁぁっ! ゆ、結花ぁっ!」

 繊細な指先が、乳首をなぞり、弾き、摘み上げる。
 結花は俺を弄びながら、妖艶な笑みを浮かべた。
 その表情は、喘ぐ俺に満足したと言うより、どこか誘う様な眼差しだ。
 自らおねだりしろ、と言う意味だろう。
”乳首舐めてください”と、男として恥ずべき要求をしろ、と。
 そうすれば、更なる快楽に引きずり込んであげる――
 そう語り掛けている様だ。
 
「ゆ、結花……な、舐めてくれ……!」

 俺の言葉に、結花は表情を変えずに怒りを露にした。
 乳首をきつく抓り、言う。
 
「舐めてください、でしょう?」

「あっ、あ、あうぅ……!」

 痛みに汗を滲ませながら、俺は敬語で言い直した。
 舐めてくださいと。
 結花はにこりと笑い、乳首を解放した。
 その先端を指の腹で優しく撫で回しながら、結花が言う。
 
「ちゃんとおねだり出来たね。これから、いっぱいペロペロしてあげる。……嬉しい?」

 抓られた痛みと、優しく撫でられる快感のギャップに、俺は悶える。
 悶えながら、嬉しいですと答えた。
 途端、指で弄られているのとは反対の乳首に吸い付かれる。

「あっ、ああぁぁっ!」

 情けない声が上がり、身体はビクンと跳ねた。
 温かな口内に包まれる乳首を、舌先が小刻みに刺激する。
 
「うっ、あっ、あぁっ、き、気持ち良いですっ……! あ、あんっ!」

 みっともなく快楽を告げる。
 結花に服従し、快楽を享受する俺に、恥じらいなどなかった。
 乳首への刺激が変化する。
 舌先を利用したものから、全体を使いねっとり舐め上げる動きだ。
 ぴちゃ、ぴちゃ、と断続的に唾液の音が響く。
 
「ふっ、あっ、あぁっ、ゆ、結花っ、あっ、あぁぁっ!!」

 勃起した乳首に舌が這う度に、身体の奥から快感が吹き上がってくる。
 それはあまりに強く、俺は無意識の内に逃れるようと動いていた。
 結花は俺の背に腕を回した。
 彼女の唇と、俺の胸は更に密着する。
 逃げられない格好となった俺は、縋りつくように結花を抱きしめた。
 まるで、正常位で交わる男女の様だが、その関係は逆転している。
 俺は与えられる快楽の強さに、恐怖に近い感情を抱き、結花にしがみついているのだ。
 男としてあるまじきみっともない姿を晒す俺を、更なる快楽が襲う。
 結花は口に含んだ俺の乳首を舌で激しく転がした。
 口内の温かさに包まれる乳首を、柔らかな舌があらゆる方位から刺激する。
 圧倒的快楽の前に、俺は成す術も無く悶えた。
 ビクンビクンとペニスが脈打ち、我慢汁があふれ出す。
 

淫魔に全身を舐め回されて#後編 はこちら

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淫魔様の家畜#後編

 
 家庭科室には、シンクとコンロのついた、大きなテーブルが6つ並んでいる。
 その内の一つに、駿介は乗せられた。
 四つん這いの格好をさせられ、貞操帯に包まれたペニスの先には、ワイングラスが設置されていた。
 千佳はまず、駿介の股間から貞操帯を外した。
 包皮を被ったペニスは我慢汁でどろどろに汚れ、限界まで勃起していた。
 アンリレナがスンスンと鼻を鳴らした。
 
「こんなにいやらしい匂いを振りまいて、恥ずかしくないのかしら、駿介」

 駿介のペニスが大きく脈打ち、我慢汁が包皮の先端からとろりと滴った。
 呻き声交じりに、恥ずかしいです、と答えた。
 
「ふふ、そうよね。駿介、正直に答えなさい。私の家畜を止めたいと思う?」

 駿介はしばらく荒い吐息をもらすばかりだったが、ゆっくりと首を縦に振った。
 何の目的があっての質問だったのか、想像する余裕もなかった。

「だったらゲームをしましょ。その粗末なおちんちんを、千佳ちゃんに剥いて貰いなさい。
エッチなお漏らしせずに、立派な大人ちんぽになったら、開放してあげる。ご褒美にセックスもさせてあげようかしら」

 ゆっくりと顔を上げる駿介。
 何度も希望をチラつかされ、その度快楽をもって絶望に叩き落されて来た。
 今度もそうに違いないと分かっていながら、わずかに残るプライドが、チャンスを見逃すなと訴える。
 胸の鼓動が高まり、緊張の汗が滲む。
 搾り出す様に、言葉を発する。やります。
 千佳が吹き出した。
 
「あはははっ、本当に? 本当に我慢出来ると思ってるの? ちんぽ汁びゅるびゅるするしか能が無いくせに?」

 嘲笑を受け、駿介の決意が一瞬揺らいだ。
 
(いや……ぜ、全部、この淫魔が悪い……! 耐えて見せるんだ、絶対に……!)

 アンリレナへの憎悪を滾らせ、全身を力ませる。
 馬鹿じゃないの、と千佳は罵りながらも、駿介の背後に回った。
 細く白い指が、駿介の包茎ペニスを摘まむ。
 駿介には、絶対に射精を堪える事が出来ない、と考えている千佳は、左手でグラスを持ち上げ、ペニスに近づけた。
 ゆっくりと包皮が剥かれ始める。
 
「んっ、おうぁっ……はぁっ、はぁぁぁっ、……んくぅ……」

 絶頂に至るまいと踏ん張る駿介の顔は真っ赤に染まっていた。
 歯をギリギリと食いしばり、肉体の全てに力を込める。
 一瞬でも気を抜けば、呆気なく精液を吐き出してしまいそうだ。
 たっぷり刻み込まれて来た快楽が、一気に襲い掛かってきている。
 
「半分まで来たよ。……意外と頑張ってるけど、最後まで持つかな?」

 千佳の言葉を受け、駿介は自身に言い聞かせる。
 半分耐えた。残る半分も耐えられるはずだ。耐えるのだ。
 ねっとりとした脂汗が、体中から染み出す。
 苦しさと快楽が混ざり合い朦朧とする頭の中で、ひたすら「耐えろ」と唱え続ける。
 駿介は、不意にペニスに小さな振動を感じた。
 次の瞬間、千佳の大きな笑い声が響いた。
 
「ぷっ、く……あはははっ、ゆーっくり少し剥いただけで、プルプルしっちゃって、情けない。半分も耐えられる訳ないでしょ? さっさと精液びゅっびゅっしちゃいなさい。ほらっ」

 千佳は、我慢汁塗れの包皮を、一気に剥いた。
 
「あぐっ、あぁっ! あぁぁぁぁぁっ!!」

 駿介はあまりの快感で目を白黒させ、嬌声を上げた。
 ぷりっ、と勢い良く亀頭が露出した。それとほぼ同時に、駿介は果てた。
 ぶびゅっ、びゅくるるっ。
 精液は勢い良く放たれ、飛沫を撒き散らしながらも、ワイングラスを満たしていった。
 我慢に我慢を重ねた後の射精は、凄まじい快感を生み出し、断続的も精液が吐き出される。
 たっぷりと精液を注がれたグラスをアンリレナへ渡し、千佳は駿介の睾丸を強く握った。
 突然の痛みに、悲鳴を上げる駿介。その耳元で千佳が囁く。
 
「本当に情けないちんぽだね。アンタには家畜が一番向いてるよ」

「あ……あぁ……あぁぁぁ……」

 絶望的な表情で、か細く呻き声を上げながら、駿介は崩れ落ちた。
 白濁液で満たされたグラスを傾けつつ、アンリレナは冷酷な微笑を浮かべた。
 
「駿介。貴方の事が良く分かったわ。午後からは、授業を休んで躾け直しをする必要があるわね」




 駿介は制服を着て、保健室に向かっていた。
 格好も向かう先も、アンリレナからの要求だった。
 保健室の扉に手を掛け、思い悩む。
 制服を着せられる際に、媚薬の効果も取り除かれた。逃げ出すには絶好の機会だった。
 アンリレナが発した「躾け直し」の意味を考えると、扉の先には恥辱と快楽の罠が待っているのは明確だ。
 逃走した所ですぐに捕まるのではないか、わずかな望みでもそれに賭けるべきではないか。
 二つの選択肢に挟まれ、駿介の心情は揺れ動いていた。
 
(……なんだ?)

 保健室の中から微かに声が聞こえた。
 思考を一度止めて、耳を澄ます。女の声。それも――、喘ぎ声。
 胸の内に、好奇心が湧き上がってくる。
 淫魔に捕らえられているが、責められる一方で、女性の痴態は見た事がなかった。
 童貞の駿介には堪えきれない誘惑だった。
 そっと扉を開き、隙間から様子をのぞき見る。
 真っ白なシーツの上に、裸体があった。
 
(全裸の女の子……? あっ……あれは、関村さん……!)

 裸の女性が想いを寄せる同級生である事に気付き、駿介は股間を膨らませた。
 
(いや、これはどうせ罠だ……)

 理解していながら、駿介は目を逸らせずにいた。
 手が自然と股間に伸び、勃起したペニスを揉んで刺激した。
 はぁはぁと息は荒くなり、千佳のオナニーを鑑賞しながら射精してしまいたい欲求が沸き上がる。
 
「芦野……君……?」

 突如名を呼ばれ、駿介は心臓が飛び出るような思いをした。
 覗きを見つかった!
 頭を支配していた欲情の火は一瞬で消え失せ、焦りの感情で一杯になる。
 逃げ去ろうにも極度の緊張により、身体が上手く動かせなかった。
 次の言葉に、駿介の混乱は加速していく。

「来て……一緒に気持ち良くなろうよ……」

 緊張が解れぬ内に、罠と疑っていた事を思い出し、思考と感情が揺さぶられる。

(覗きがバレた! これは罠だ! 逃げなきゃ! でも関村さんが裸で呼んでる!)

 どうにもならない状態にある駿介は、不意に肩を叩かれ、飛び跳ねた。
 
「ふふ、そんなに驚いてどうしたのかしら?」

 アンリレナだった。
 彼女は笑みを浮かべて、駿介の頬を撫でると、「罠じゃないわよ」と言った。
 
「彼女を発情させたここまで連れて来たのは私だけどね。……抱いたからと言って、貴方に不利益がある訳じゃないわ」

 駿介は、ますます訳が分からなくなった。
 千佳を発情させる事くらい、淫魔であるアンリレナには容易い事だ。
 アンリレナの説明を理解する事は出来ても、意図は汲み取れない。
 罠を張っている訳でもないのに、駿介の眼前に餌を置く必要が分からなかった。
 
「随分怖い顔してるわね。まさか疑ってるのかしら? 貴方ごときに私が策を弄するとでも? 現実を見せるだけ十分なのよ」

「どう言う意味だ!」

 駿介に食って掛かられると、アンリレナはますます嬉しそうに顔を歪めた。
 
「貴方の粗末な物で女の子を満足させられると思う?」

 コンプレックスを刺激する言葉に、駿介はドキリとした。
 もっとも触れて欲しくない所を、憎むべき相手に指摘され、心臓を鷲づかみにされた様な心地だった。

「例え、発情して誰のちんぽでも咥えて股を開きそうな子でも……無理よ。大人しく飼われていた方が幸せじゃないかしら?」

 駿介は思い切り歯を食いしばった。
 そうでなければ、目の前の美女に殴り掛かってしまいそうだった。
 千佳を尻軽女の様に言われ、コンプレックスを揺さぶられ、駿介は怒りを溜めていた。
 
「早く……んっ……あ……来て、よ……」

 喘ぎ声混じりに、急かす千佳。
 駿介の怒りが一瞬緩むが、アンリレナはさらに彼を煽った。
 
「呼んでるわよ? 行かないの? ……怖いのかしら。女の子に粗末なちんぽを見られて、がっかりされちゃうかも知れないものね」

 駿介はむっとした表情を浮かべたが、何も言わずに保健室に入り、戸を閉めた。
 アンリレナはそれ以上追わなかった。
 保健室の中に入ると、駿介は怒りに身を任せ、上半身をさらけ出して、千佳に覆いかぶさった。
 
「やっと来てくれた……芦野君……大好き……!」

 瞳を潤ませ、猫なで声を出す千佳は、まさに発情した雌だった。

(大丈夫、大丈夫だ……! 関村さんには悪いけど……俺は……!)

 千佳は両手で駿介の頬を捕まえると、自らの唇に導いた。
 唇同士が重なった。
 突然の事に驚きながらも、伸ばされた千佳の舌を口内に受け入れる。
 ねろねろと口内を舐めまわす千佳に負けじと、駿介も自身の舌をそこへ絡めた。
 
(こ、これがキス……気持ち良い……!)

 初めて味わう快感と興奮に、駿介は何もかも吹っ飛んでしまいそうな衝撃を受けた。
 
「ん……ん……ぷはっ。はぁ……はぁ……おちんちん、ちょうだい……」

 端から涎を滴らせる可憐な唇から、淫らなおねだりが発せられる。
 駿介は膝立ちになって、ズボンを脱いだ。
 下着に手を掛けると、アンリレナの言葉が脳裏を過ぎった。

(粗末な……ちんぽ……)

 鼓動が早くなる。
 彼女が予見したとおりの結末を迎えたら、立ち直れない。
 ちらりと千佳を見ると、期待する様な眼差しを向けられていた。
 恐怖に駆られ、逃げ出したくなるが、駿介は怒りを思い出し、自身を奮い立たせた。
 下着を脱ぎ捨て、勃起してもなお、大きいとは決して言えないペニスを、千佳の眼前に晒した。
 千佳の表情が、雌の顔から、きょとんとしたものに変わる。

「あ……あ……こ、これ……は……!」

 駿介は、上手く呼吸が出来なかった。
 見下すでも、罵倒するでもなく、ただ呆気に取られているだけの様子。
 恐ろしく絶望的な沈黙が2人を包む。
 それに耐えられるほどの大胆さは、駿介になかった。
 見る見る萎縮するペニス。
 勃起してもサイズ不足の否めないそれは、見る耐えない程になった。
 
「ご、ごめんね……」

 俯いた千佳から発せられた謝罪の言葉。
 意味する所は、千佳が傍らに畳まれていた制服を手にした事で、駿介にも理解出来た。
 焦りに苛まれながらも、駿介は千佳を呼び止めた。
 
「でも、小さくなっちゃったし……」

 困った様な笑みを浮かべて、千佳はブラジャーを着けた。
 駿介はもう一度勃起させようと、自身のペニスを握り、シゴき始めた。
 僅かながらに、固さと大きさを取り戻す。
 すでに千佳はシャツに袖を通し、ジャケットを羽織れば着替え終えてしまう所だ。
 
「ま、待って! 大丈夫だから! ほらっ……! うっ……!!」

 さらに勃起させようと、包皮を剥いた駿介は、その衝撃で果ててしまった。
 ぴょこんと中途半端に勃起したペニスから、精液が迸った。
 その様子を見ていた千佳は、落胆した様に首を振り、さっさと保健室を出た。
 残された駿介は、床に膝から崩れ落ちた。
 
「これが現実よ」

 音も無く保健室に忍び込んだアンリレナが、ソファに掛けて冷たい宣告を放った。
 顔を上げた駿介は、憎々しげにアンリレナを睨んだ。
 
「私の所為、とでも言いたいの? 私は何もしていないわよ。貴方が自分の意思で生きていくのなら、遅かれ早かれ味わう事になる屈辱よ」

 ふわっ、と飛翔する様に、駿介に近付き、耳元で囁きかける。
 
「悪魔なんかより、人間の方がずっと残酷で強欲よ」

 駿介はアンリレナを突き飛ばそうと身体を捻るも、彼女の姿はなかった。
 周囲を見渡す駿介だが、アンリレナの姿は見つけられない。
 
「くっ……!」

 突然ペニスを握られ、思わず呻き声を漏らす駿介。
 アンリレナは、背後から抱きしめる様な体勢で、駿介のペニスを優しく撫でる。
 
「こんな物で満足するかしら? 貴方のこれは、明らかに劣った、小さく、醜いペニスよ」

 繊細な指先による愛撫に、ペニスはむくむくと勃起していった。
 一度射精した後とは思えない程、はち切れんばかりに膨らんだ。
 その先端を覆う包皮をアンリレナはずり下ろす様に剥いた。
 駿介の口からは呻き声が漏れ、腰が砕けるような快感が彼を襲った。
 
「ふふふ、今度はお漏らししなかったわね。偉いわよ」

 アンリレナは子供をあやす様に、駿介の頭を撫でた。
 安堵。駿介は確かにそれを感じてしまった。
 全てを預けて、身を任せてしまいたくなる。
 程よいぬるま湯に使っている様な心地。
 
「私だけよ。こんな事で褒めてくれるの。普通の子にとっては、射精しないなんて当たり前の事。……さっきの反応で分かってるでしょう?」

 駿介の脳裏に浮かぶ、千佳の引きつった笑み。
 胸を締め付けられる。もう二度と、味わいたくはない。強くそう思ってしまう光景だ。

「何故か分かる? 期待しているからよ。どれだけ自分の肉欲を満たしてくれるか、ね。それに応えられる? 期待されるプレッシャーに耐えられる?」

 耳元で囁きかけながら、アンリレナは駿介の全身をそーっと撫で回す。
 ビクビクと震えるペニスからは、我慢汁が溢れ出し手いる。
 快楽と共に流れ込んでくるのは、男としてのプライドを捨ててしまう事への誘惑。
 つい先ほど、心を折られる体験をした駿介には、とても甘美な誘いだった。

「私に飼われていれば、何も心配する必要はないわ。ただ、気持ち良くなれば良いの。望むなら、どんな子だって操って、貴方のペニスを可愛がらせてあげる」

 限界だった。
 愛撫による快楽に酔わされ、甘く囁く美声に心を奪われる。
 
「お、俺……俺……俺を飼育してください!」

 泣きそうな声で、駿介はアンリレナ乞う。
 男である事を辞め、精を放つ為だけの存在に、して欲しい、と。
 
「ふふふ……これからも私の為に美味しい精液を作るのよ」

 アンリレナは、駿介のペニスを指で摘まむと、包皮を引っ張り上げた。
 我慢汁でぬるぬるとした包皮に亀頭を包まれ、駿介はたまらない快感を覚えた。
 
「駿介、貴方のおちんちんには、皮を被ってる方が似合っているわよ」

 快楽と同時に、射精欲が込み上げ、駿介は喘ぎ声を上げた。
 
「そう、もっといやらしく泣き喚きなさい。ちんぽの事を考えれば、身体がビクビク震えて、喘ぎ声が止まらなくなるでしょ?」

「うっ、あっ、あぁ、はぁっ、はぁっ、ん、う……あぁ!」

「ちんぽ踏まれたい、虐められたい、皮を剥いて欲しい、べろべろ舐めて欲しい、ちんぽ気持ち良くなりたい。ちんぽ、頭の中はちんぽの事だけ」

 アンリレナの声には駿介を虜にする魔力があった。
 彼女の口から「ちんぽ」と発せられる度に、ペニスにじぃんと熱い疼きが響いた。
 
「はっ、あぁぁっ! あぁっ、ちっ、ちんぽ、あぁぁっ!! はぁはぁ! あっ、うっ、あぁぁ!!」

 狂おしい程、肉体がペニスへの刺激を求めていた。
 駿介の手が自然と股間へ伸びるが、アンリレナがそれを弾き飛ばす。
 
「貴方は動く必要さえない。ただ、気持ち良くなりたいと思っていれば良いのよ。私の言う事を聞きなさい」

 腕をだらりと下げた駿介は、次にその場に崩れ落ちた。
 
「あっ、あっ、ちんぽ、ちんぽ気持ち良くしてっ、あぁっ、はぁっ、はっ、はぁぁ!」

 顎を上げ、舌をだらりと出して、虚空を見つめる。
 何もかもが消えていく。駿介の中にあるのは、ペニスへの刺激を求める心だけとなる。
 湧き水の様に我慢汁を止め処なく溢れさせるペニスを見て、アンリレナは笑みを浮かべた。
 
「美味しい夕飯が期待出来るわ……」

 口元の涎を拭い、アンリレナは駿介を引きずって保健室を後にした。
 
 
 淫魔様の家畜 終

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