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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

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3.悶々


 数日の間、樫田は悶々と過ごしていた。
 芽衣の要求に応えるには、能力が低すぎた。
 夜になれば彼女にペニスを弄ばれるが、絶頂へ至る事は出来なかった。
 性欲は日増し溜まっていた。
 日中も不意に、貞操帯の中でペニスが膨らんでしまう。
 一度、樫田は芽衣に泣きついた事があった。
 
「泣こうが喚こうが、絶対に射精させない」

 非情な言葉を返され、樫田は意識を変えざるを得なかった。
 芽衣に教わりながら学力の向上に努める。平均をやや下回る樫田だが、日々の努力は確実に彼を成長させた。
 そして、その日が訪れた。
 
「及第点って事にしてあげる」

 いつもの様に樫田を床に座らせ、自身は椅子い掛けた芽衣が言った。
 
「え……あ、えっと……本当に?」

 芽衣は小さく息を漏らした後、嘘は言わないと告げた。
 まだ信じられない。そんな表情を浮かべる樫田に、芽衣は貞操帯の鍵を放り投げた。
 
「見ててあげるから、自分でしなさい」

 樫田を見下ろす芽衣は、無表情でそう言った。
 戸惑いながらも貞操帯を外し、ペニスを露出させる樫田。
 数日間、たっぷり焦らされて来たペニスは、ほんの少しの刺激、貞操帯が擦れるだけで、呆気なく勃起した。
 それでもまだ、皮に覆われた陰茎を握り締める。

(うっ……に、握っただけなのに……)

 込み上げる性感に、樫田は声を押し殺すのに必死だ。
 樫田は、ゆっくりと手を上下に動かし始めた。
 
「待って。……ありがとうございます、は? 射精の許可を上げたのだから」

 樫田は少し困った顔をしたが、すぐに礼を述べた。
 少し笑った芽衣が「よし」と許可を出した。
 樫田は包皮を上下に動かし、ペニスを刺激する。
 すぐに我慢汁がぬちゃぬちゃと音を立て始めた。
 
「ふふ、これからもちゃんと私の言う事聞いてね。そしたら、またオナニーさせてあげるから」

「は、はい……うっ、うう……!」

 返事をしながらも、樫田の手は快楽を求めて激しく動いていた。
 黙って様子を見ている芽衣が、ぽつりと「気持ち良い?」と問い掛けた。

「う、き、気持ち良いです……!」

「……出る時はちゃんと言って」

 はい、と返事をした樫田が、絶頂が近い事を告げるまで、そう掛からなかった。
 ティッシュを手渡した芽衣が見守る中、樫田が果てる。
 びく、びく。身体を仰け反らせて、射精の快感に浸る。
 
 荒い呼吸をしながら、樫田は徐々に冷静さを取り戻していった。
 
「あ、あの……すみません……」

「……私、ちゃんと許可したけど」

「す、すみません、何だか恥ずかしくなって……」

「まだ恥ずかしいなんて感情があったんだ」

 芽衣の言葉は、樫田の胸にちくりと刺さった。
 ――彼女にとって、俺は世話の焼ける動物程度だ。決して男女の関係になんてなれない。
「貞操帯を付け直す前に洗うから」と芽衣に連れられ浴場へ向かう最中、樫田はそんな事を思った。
 


 
4.擬似寝取られ


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淫靡な試練#4


 ――海斗が目を覚ました頃には、日が落ちていた。
 ぼやけた視界に映る顔は、夢の続きか。
 沙織が不安げな表情で海斗の顔を覗き込んでいた。
 七美の見せた幻覚が脳裏に浮かんだ途端、耳まで真っ赤に染まる。
 
「ど、どうしてここに……!!」

 ふふ、と沙織が笑みをこぼした。
 本来の彼女が浮かべるはずのない、妖しい微笑みだ。
 
「幻覚じゃないわよ」

 スライム娘だ。
 海斗は飛び起きて、距離を取った。
 立ちあがると、下半身に違和を感じた。
 手で触れると、腰周りが妙に膨らんでいた。
 
「海斗くん、どうしたの?」

 沙織が不安げに海斗を見つめている。
 今度は、本人の様だ。
 
(一体、何がどうなっているんだ……)

 自身の置かれた状況を把握出来なかった。

「ごめんね、急に……。でも、病気だって聞いて心配で……」

「病気……?」

 海斗はますます混乱した。
 自身が気を失っている間に何が起こったのか。
 ……その答えを知っているのは、恐らく一人だけ。
 
「変われよ」

 沙織に声を掛ける口調ではなくなっていた。
 険しい表情を浮かべて、静かに言い放った。
 
「先に言っておくけど、今は話をするだけ。互いに手出しは無しよ」

 沙織の身体を乗っ取り直したスライム娘が楽しげに言葉を紡ぐ。
 
「こんな所に隠れていたなんてね。あのまま一人で耐えていれば、私も見つけられなかったかも知れないわ」

 海斗の脳裏に浮かぶのは、意識を失う前に感じた、裏切りへの強い怒りだ。

(やはり、七美がこの場所を……)

「どうしたのかしら、怖い顔をして。貴方の仲間は裏切ったりしていないわ」

 スライム娘が、ほら、と指した先には、七美の残した書置きだ。
 海斗はそれを手に取り、目を通す。
 
「ただ、彼女は弱かった。私がこの身体に潜んでいるとは気付かなかった。記憶を盗み取るのも簡単だったわ」

 書置きと、その言葉で、おおよその事態は把握出来た。
 残る疑問は――。
 
「沙織が、言っていた『病気』と言うのは何だ」

 ああ、とスライム娘が愉悦に浸った様子で頷く。

「ゲームは楽しくなくちゃ。……ルールの追加よ。逃げ隠れしないで、いつも通りに過ごす事」

 そんな事、不可能だ。
 快楽に翻弄され、まともな思考さえ失っていたのだ。
 ――そのはずだ。
 
「……これは、その為か」

 あの身体の内から襲い来る快楽が、今は止まっていた。
 スライム娘は、沙織の顔でにこりと笑って言う。
 自分は何もしていない、と。
 
「無理にでも射精しようとしたでしょ? それが寄生した私の一部を成長させたみたいね」

 更なる快楽をもって、堕落へと導く為に。
 海斗に寄生するスライムは、彼を内から犯す役割を与えられている。
 
「その役割に忠実な行動をしているだけよ。ふふ、何もかも裏目に出ちゃったわね」

 悔しさに顔を歪める海斗だが、反論のしようがなかった。
 スライム娘が指摘する通り、一人マンションに篭城していれば良かったのだ。
 状況の悪化に海斗は、ため息を漏らし掛けたが、ぐっと堪える。
 悪魔の戦法、中でも特に淫魔のそれは、心の隙間を付け狙う。
 
(俺にはまだ、やらなきゃいけない事がある)

 耐えるだけの戦いが、どれだけ辛いのか知ってなお、海斗の心は折れなかった。
 
「……更なる快楽と言ったが、今は何とも無いぞ」

 知らなくては、対策も立てられない。
 海斗は自身の状況把握から、始める事にした。
 
「一体何が起こると言うんだ」

「流石ね。この状況でまだ諦めていない。素敵ね……。でも、教える間もなさそうね。直ぐに始まるわ」

 スライム娘は最後に「それが貴方の病気よ、優しく看病してもらいなさい」と付け加えた。
 沙織がハッとした様に瞬きをした。
 入れ替わったのが、海斗にも分かった。
 
「海斗くん、発作が起きたらすぐに教えて」

(発作……。それがスライム娘の言っていた、直ぐに始まる事なのか)

 何が起こるか、始まって見なくては、対策の立てようもなかった。
 一先ず、海斗は「大丈夫」と返して、ソファに掛けた。
 何か、ふわふわと柔らかい。
 下着ではない何かを穿かされているのは、分かったが、沙織の前で確認する訳にもいかなかった。
 隣に沙織も腰掛けた。
 しばしの静寂が、海斗には心地良かった。
 互いに言葉を交わさず、ただ同じ空間を共有するだけの時間が、愛おしいとさえ思う。
 
(……弱ってるのか、俺。情けないな)

 海斗は自嘲気味に小さく笑みを浮かべた。
 
「あのね、海斗くん」

 沙織の言葉に、海斗は隣を見た。
 彼女は前を向いたまま、言葉を続ける。
 
「恥ずかしいかも知れないけど、私に出来る事はしたいと思うの。ごめんね……」

 海斗は何も答えずに、頷いた。
 沙織は、寄生したスライムによる、新たな責めを病気と認識させられているのだろう。
 看病と言うのが気になるが、まともなものでは無いのは簡単に予想できた。
 異変はゆっくりと始まった。
 身体が熱を帯び始める。
 じわじわと、下半身が疼き出す。
 海斗はそわそわと、太股を擦り合わせ、俯いた。
 
「どうしたの? 海斗くん」

 顔を覗き込む沙織と視線が交わると、官能に火が付いた。
 呼吸が酷く乱れ、全身から汗が吹き出る。
 身体の力を少しでも抜けば、情けない喘ぎ声が口から漏れ出てしまいそうだった。
 寄生したスライムは、前立腺を刺激する。
 無数の凹凸で撫で回し、ぐりぐりと圧を掛け、激しい愛撫を行っていた。
 これまで散々味わわされた刺激も、インターバルを経てより強烈に感じられた。
 
 睾丸に溜まった精液はその出口を求めて、ペニスをいきり立たせる。
 どくどくと男根が脈打つ度に、快楽が全身に響き渡る。
 勃起の感覚だけで果ててしまいそうになりながらも、先端からは我慢汁だけが滴っている。
 海斗の足はガクガクと震えていた。
 
「海斗くん、もしかして……!!」

 目を見開き驚く沙織だが、すぐに表情を変える。
 何かを決意した様に真剣な眼差しを海斗に向ける。僅かの間を置いて、彼を抱き締めた。
 柔らかく温かい女体に包まれると海斗の中で張り詰めていた物が、ぷっつりと切れた。
 沙織に抱き締められた格好で、全身を震わせアンアンと喘ぎを漏らす。
 快楽は全身を熱く火照らせ、思考をぼんやりと鈍くさせる。
 
(こ、こんな事じゃ駄目だ……でも、このまま沙織と触れていたい……。俺は……)

 沙織はゆっくりと、海斗をソファに押し倒して寝かせた。
 海斗の身体から離れた沙織は、彼を見下ろし頬を染めて、こう言った。
 
「ズボン、脱がせるね」

 さすがに抵抗の意を見せる海斗だが、あまりの快楽に力が抜ける。
 今の彼は同級生の女子よりも身体能力が劣っていた。
 片手で腕を押さえつけられ、ズボンを脱がされる。

「うう、ううう……!」

 霞む視界に映るのは、下着ではなかった。
 白い膨らみが股間を覆っていた。
 それが何であるのかを理解したのは、沙織がテープを外した時だった。
 
「えっ、うっ、うう、お、おむつ……!?」

 眠っている間に着用させられたのか。
 今さらそれを考えても意味のない事だった。
 広げられたおむつの中は、我慢汁でべっとりと濡れて汚れていた。
 立ちこめる淫らな臭いに、沙織は顔を赤らめていた。
 彼女が目を向ける先には、いきり立ちビクビクと痙攣するペニス。
 羞恥で顔を真っ赤にしながら、止めてくれと懇願する。
 海斗の言葉に、沙織は困った顔をしたが、すぐに首を横に振った。
 
「大丈夫。どうすれば落ち着くのか、ちゃんと聞いているから」

 鞄から取り出した医療用のゴム手袋をはめながら、沙織ははにかんで見せた。
 

淫靡な試練#5 はこちら

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2.ご褒美とお仕置き

 放課後、樫田は芽衣に呼び出され、彼女の部屋に来ていた。
 椅子に座った芽衣は、じっと樫田を見つめた。
 彼女の視線を受けて、樫田は、貞操帯を付けられた時の事を思い出していた。
 ――今日一日、劣等生と呼ばれない様に頑張って。良い子にしてたらご褒美あげる。
 この『再教育クラス』において、何をご褒美と呼ぶのか。
 樫田にも察しはついていた。
 
「服を脱ぎなさい」

 期待と不安が入り混じる中、樫田は命令に従った。
 ゆっくりと服を脱ぎ、全裸になる。貞操帯だけが、包茎ペニスを覆っている。
 芽衣は貞操帯の鍵をポケットから出し、樫田の前に跪いた。
 錠を解き、樫田のペニスを露にさせる。
 樫田の鼓動は高鳴っていた。
 ペニスのすぐ近くに、芽衣の顔がある。吐息を感じる事が出来た。
 
(あ、有り得ないけど、このまま口でしてもらえたら……!)
 
 そんな事を考えている内に、樫田のペニスは勃起してしまった。
 芽衣はいきり立つペニスを指先で軽く弾いた後、立ち上がった。
 
「そこに座りなさい」

 樫田はおずおずと正座し、芽衣は彼を見下ろした。
 じっと目を合わせたまま、芽衣が口を開く。
 
「見ててあげるから、オナニーして良いよ」

 樫田に命令を告げる声とは正反対の優しい口調だった。
 戸惑う樫田はもごもごと何かを言いながら躊躇っている。
 
「どうしたの? おちんちん、シコシコてごらん?」

 優しく諭す様な口調で、オナニーを指示する芽衣に、樫田はペニスを更に硬くさせてしまう。
 湧き上がる欲望に背を押され、樫田はペニスを握り締めた。
 
「ふふ、そう。良いよ、見ててあげる」

 手を上下に動かし始める。
 すでに興奮状態にある樫田は、少しの刺激で声を漏らしてしまう。
 芽衣はじっと、樫田の顔を見つめている。
 
「うっ、あっ……はぁ、はぁ……」

 滲み出る我慢汁がぬちゃぬちゃと音を立てている。
 樫田の顔に恍惚の色が浮かび始めると、芽衣が口を開いた。
 
「はい。そこまで」

 腕を掴んで強引に股間から離す。
 我慢汁を滴らせるペニスは、びくびくと脈打ち、快楽を求めるが、芽衣はそれを許さない。
 
「ど、どうして……途中で、はぁ、はぁ……」

「私、言ったはずだけど。今日一日、劣等生と呼ばれない様にしなさいって」

 樫田は一日の様子を振り返ってみたが、それほど問題があった様には思えない。
 納得がいかない表情を浮かべる樫田だが、芽衣はそれを気にせず、貞操帯を付け直した。
 
「……あのね。別に劣等生と呼ばれたかどうかじゃないの。今日の授業で、答えられない問題があったでしょ」

 芽衣の言葉に、樫田は頷くしかなかった。
 確かにそんな場面があったのだ。
 樫田にとって、それは大した事柄では無い様に思えたが、芽衣は違った。
 
「何があっても、おちんちんは弄ってあげるけど、射精させるかどうかは、その日の様子で決めるから」




3.悶々

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1.彼女の考える雄を躾ける方法

 樫田は顔を上げて、静かに言った。

「……高津さん……が良いです……」

 交際を申し込むよりも恥ずかしい告白だ。
 樫田の胸は緊張で激しく高鳴っている。
 名を呼ばれた芽衣は教室中の視線を集めていた。
 樫田だけが、わずかに下を向いている。
 芽衣は困惑気味な表情を浮かべたが、分かった、と小さく言った。
 
「それじゃあ、高津さん、よろしく頼むわね」

 貝塚の口調は軽い物で、プリントの配布でも頼む様な口ぶりだった。
 
(断られたらどうしようかと思ったけど、案外軽い感じだった……)

 緊張の解れない樫田は未だに胸をドキドキさせながらも安堵の息を吐いた。

「樫田くん。貴方が自分の意志で、高津さんに再教育をお願いしたのだから、きちんと従うように」

 樫田は分かりました、と答えて、着席した。
 朝のホームルームが終わり、最初の授業も終わった。
 休憩時間になると、芽衣は樫田に声を掛けた。
 
「私、どうすれば良いか考えたのだけど……やっぱり君のおちんちんを使おうと思って」

「え? えっと……」

「とりあえずこれを付けて。貝塚先生に用意してもらったの」

 芽衣が樫田に手渡しのは、貞操帯だった。
 それは、ペニスを自由に弄れなくする為に、格子状の金属で覆う形だ。
 身体の一部に自身が触れる事すら出来なくなる。
 支配される事への躊躇いや不安はあったが、樫田は頷いて見せた。
 
「う、うん……。わかったよ」

「待って、どこへいくつもり?」

 樫田はトイレの個室にでも入って、貞操帯を付けるつもりでいた。
 引き止められるとは思っていなかった。
 トイレへ向かうと伝えると、芽衣は首を横に振った。
 
「今ここで教室の中で付けて。どう言う意味かわかるよね?」

 澄んだ声ながら、威圧感を与える声だった。
 樫田は芽衣の言葉を理解し、顔を赤らめた。
 この場で貞操帯を付けるには、服を脱ぎペニスを晒さなくてはいけなかった。
 
「ねえ、早くして。休憩時間が終わっちゃう」

 芽衣の表情は相変わらずだが、声音には苛立ちを含ませていた。
 
「今更恥ずかしがる必要なんてないよね。君のちんぽが小さくて、情けない包茎のは皆知ってるのだから」

「で、でも……そんな……」

 煮え切らない言葉を漏らす樫田に、芽衣は小さくため息を吐いた。
 
「ごめん、早速みんなに手伝って欲しい」

 芽衣の静かに呼び掛けに、数人の女子が立ち上がり、樫田に群がる。
 あっと言う間に服を脱がされ、貞操帯が取り付けられた。
 最後の仕上げは芽衣が自ら動いた。
 樫田の前にしゃがみ、錠を掛ける。
 樫田は全裸の状態で、ペニスだけを貞操帯の格子に覆われている。
 
「似合ってるよ」

 芽衣がしゃがんだまま、顔を上げて樫田に声を書けた。
 真っ赤になって視線をそらすも、胸が高鳴って仕方ない。
 休憩時間の終わりを告げる鐘が響く中、芽衣が樫田の耳元で囁く。
 
「今日一日、劣等生と呼ばれない様に頑張って。良い子にしてたらご褒美あげる」

 耳から入って、脳に染み入る様な、相変わらずの澄んだ声だった。
 
 
 
2.ご褒美とお仕置き

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自分より背の高い年下の子


 会社からの帰り道、帰路を辿っていると、背後から声を掛けられた。
 
「こんばんは、少しお時間よろしいですか?」

 随分礼儀正しい言葉遣いだった。
 俺は驚いたものの、振り返った。
 端正な顔立ちに、にこやかな笑みを浮かべた美少女が立っていた。
 声の主は、彼女以外に有り得ない。
 一体俺に何の用があると言うのだろうか。
 
「えっと、何か、ありましたか?」

 俺は困惑しながらも、そう訊ねた。
 女の子は、嬉しそうににっこりと笑った。
 
「ナンパ……逆ナンです。お兄さん、可愛いから」

 俺は思わず、ドキリとした。
 ナンパだって!?
 それに、可愛い、だなんて、今まで言われた事がなかった。
 
「駄目ですか?」

 相変わらず愛嬌のある笑みを浮かべているが、声のトーンは落ちていた。
 俺は改めて彼女を良く見た。
 制服姿から察するに、近くの学園に通っている子なのだろうか。
 彼女は俺より背が高いが、清純そうな見た目からはナンパなんて信じられなかった。
 そもそも、これだけ整った容姿を持っていれば、言い寄ってくる男が後を立たないのではないか。
 
「おいで」

 不意に彼女がそう言って、両手を広げた。
 まるで子犬か何かを呼んでいる様な仕草だ。
 俺はこの子に格下扱いされている。そう思った。
 美人局か、悪質な悪戯だろうと俺は踵を返して立ち去ろうとした。
 おっぱい。たった一言、その子が発した単語に、俺はぴたりと動きを止めた。
 
「ふふ、私のおっぱい、大きいですよね? 顔、埋めてみたくないですか?」

 女の子が、自らの手でその胸を揺らす。
 ゆっさゆっさ、と。
 俺はその光景に釘付けになった。
 年下の女の子に挑発されて、逃げ帰るのも悔しくなってきた。
 俺はどうなっても良いと半ば、自暴自棄に、誘惑に従った。
 彼女にゆっくりと近付くと、ガバッと抱き締められた。
 巨乳に顔が埋まる。息が出来ない。
 突然の事に慌てふためき、俺は彼女から逃れようと、じたばたともがく。
 頭上から、くすくすと笑い声が降ってきた。
 
「逃げちゃ駄目。落ち着いて、ゆっくり呼吸をしてごらん?」

 優しく、諭すような声音だった。
 情けない事に、おっぱいの柔らかさに翻弄され、身体に力が入らない。
 強引に逃げ出すのは諦めるしかなかった。
 渋々ながら、彼女の言葉に従い、俺は呼吸を整える。
 ゆっくり息を吐き出し、大きく吸い込む。
 制服姿の女の子からは、良い匂いがする。
 女の子の香りを大量に吸い込み、おっぱいに顔を挟まれ……。
 興奮しないはずがなかった。
 むくむくと股間が膨らんで、彼女の太股に当たっている。

「はい、良く出来ました。お兄さん、良い子だね」

 片手で俺を抱き締めたまま、女の子は俺の頭を撫でる。
 優しい手付きに、俺は安堵を覚えずにはいられなかった。
 本来なら女の子の方が年下だが、今の状況は正反対、いやそれ以上だ。
 射精も知らない歳の子を相手にしている様な態度。
 興奮で思考が鈍っているのか。俺にはこの状況が心地良く感じてしまう。
 
「そのまま、リラックスしてお姉ちゃんのおっぱいに甘えてて良いからね」

 ゆっくり、ゆっくりと頭を撫でながら、優しく甘い声音で囁かれる。
 心地良さに身を任せていると、このまま全身が溶けていきそうだ。
 
「今度は白いおしっこびゅっってしよっか」

 彼女の言葉に、鼓動が一気に早まった。
 白いおしっこ? その単語が意味する物を俺は一つしか知らない。
 彼女は脚を動かして、膝を股間に当てた。
 ぐっっと力を入れられる。
 膝は、主にペニスを圧迫しているが、僅かに睾丸も刺激している。
 鈍い痛みと、たまらない快感。
 そして頭を撫でられて感じてしまう、安堵。
 突飛な出来事の連続に、俺はどうにかなってしまったのかも知れない。
 このまま身を任せていれば、悪いようにはされない。そう思ってしまう。
 ぐりぐり。
 女の子が、脚を捻って俺の股間を圧迫する。
 谷間に顔を埋めたまま、俺は呻き声を漏らした。
 
「よしよし。大丈夫、怖くないよ。お姉ちゃんの膝でいっぱいぐりぐりしてあげる」

 気付けば俺は、自ら彼女に抱きついていた。
 これではまるで、本当に俺が年下の様だ。
 彼女は宣言通りに、股間を圧迫する。
 睾丸とペニスをまとめて、ぐりぐりと。
 ぞくっ、ぞく。背筋を掛け上げる倒錯的な劣情。
 俺は、年下の女の子に、甘えて、膝でペニスを虐められている。
 どう考えても屈辱的な状況だが、俺の口から漏れるのは彼女を拒絶する言葉ではなく、喘ぎ声だった。
 
「イク時はちゃんと言ってね? お兄さんがイッちゃう時にどんな顔するのか見ていたいから」

 耳元で囁かれ、俺は全身を震わせた。
 女の子は、俺の頭を撫でながら、膝による責めを続けた。
 ぐりぐり、ぐりぐり。
 俺は、胸に顔を挟まれ、彼女の香りを吸い込みながら、責められ続ける。
 そう経たずに、熱い物込み上げてくるのを俺は感じた。
 一瞬にして出来上がった上下関係は、俺を完全に支配していた。
 必死に射精を堪えながら、言葉を紡ぎだす。
 
「おっ、お姉ちゃんっ、僕、もう、もう出ちゃうっ、イッちゃう!!」

 胸の谷間で、そんな情けない台詞を口走ったのは、半ば無意識だった。
 女の子は小さく笑みを浮かべた。
 これで射精が出来る。俺はそう安堵して、込み上げてくる快楽に身を委ねた。
 その直後、片手を放した女の子が、俺の髪を掴んだ。
 強引に上を向かされ、彼女と目が合った。
 びゅくっ、びゅるる。
 まじまじと顔を見ながら、俺は果てた。
 膝で股間を押し潰されただけで、射精した。
 
「可愛いイキ顔だったよ、お兄さんっ」

 にんまりと笑い、女の子は髪から手を離し、再び俺を両手で抱き締めた。
 パンツの中は、精液でぐちょぐちょで不快なのに、俺は恍惚の表情を浮かべていた。
 年下の女の子に舐め切った態度で射精を支配さるのがこんなに気持ち良いなんて。
 ほどなくして、満足したのか、女の子は俺を解放した。
 あまりの快感と興奮を味わわされ呆然とする俺は、その場に崩れ落ちた。
 
「お兄さん、明日もまたここに来てくださいね」

 敬語に戻った女の子が俺の顔を覗き込みながら、にこやかに笑った。
 俺は何も答えられず、ただゆっくりと頷いた。
 
「ふふふ、良い子だね」

 女の子が俺の頭をくしゃくしゃと撫で回した。
 
「お姉ちゃんがたっぷり可愛がってあげる。そうしたら……」

 女の子は、少しの間を置いてから、こう言った。
 
「おっぱいに顔を埋めながら、膝でおちんちんぐりぐり押し潰されてじゃないと、射精出来ない身体にしてあげる」

 そう言い切った女の子は、ゾッとする程妖艶な表情をしていた。
 ふふ、と小さく笑って女の子は去っていった。
 俺は呆然としながら、その背中を見つめながら、思った。
 ――きっと明日も、期待に股間を膨らませてここへ来てしまうだろう。と
 
 
おわり

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B-2.辿り着いた先

B-2.辿り着いた先

 猪山の口から放たれた言葉を受けて、樫田は表情を強張らせた。
 犯す――。

「いっ、嫌だ! やめて!」

 ベルトを外す猪山に向けて、叫ぶ。
 しかし、それを受けて手を止める男ではなかった。
 そうであれば「犯す」などと口にはしない。
 
「やめてよ! ぼ、僕は男だよ!」
 
 レイプを回避しようと必死な樫田は、今更ながらに自身が男である事を主張した。
 
「犯されたくて女みたいな格好してるんだろ!?」

 猪山は暴論と共に、樫田の胸を鷲掴みにした。
 乳房を荒々しく揉み、乳首を抓り上げる。
 
「ひっ、いやっ、やめてっ!!」

 樫田の上げる悲鳴に、良心を痛ませる者はなかった。
 この部屋に居る全員が、樫田の色気にあてられていた。
 荒い息遣いと、布の擦れる音。
 樫田は両手を顔から離した。
 彼に群がる男子が服を脱ぎ、勃起したペニスを露にさせていた。
 
(い、嫌なはずなのに、おちんちんを見るとお尻が、うずうずしてくる……!)

 雌化調教の成果はしっかりと彼の身体に刻まれていた。
 擬似男根に味わわされた快楽の記憶が蘇る。
 樫田は熱っぽく息を吐いた。
 雄の機能を奪われ、雌にされた身体。男であった痕跡は、無毛の小さな突起だけ――。
 自身の矮小な突起と、男子の持つ男根を見比べると、身体の芯が熱くなった。
 劣等感――。
 雄として劣っている事を見せ付けられている。
 
(どうして!? 私は女の子になったはずなのに……!)

 樫田は、女の子になど、なれていなかった。
 彼は単に、貝塚率いる再教育クラスの美少女らの手で、「男としての人生」を奪われただけだ。
 自身の意思を表現する事も出来ずに、流された結果だ。
 
「いれるぞ……! 痛い思いをしたくなきゃ、力抜いてろよ」

 ずぷっ……。
 猪山のペニスが、樫田のアナルに挿入される。
 自分が何も変わっていない、包茎ペニスにコンプレックスを抱く男である事に気づいた樫田は、これまで以上に強く、猪山への拒否感を抱いた。
 彼の身体を遠退けようと、腕を伸ばす。
 徹底された女性化調教を受けていた樫田の細腕による抵抗は、呆気なく終わった。
 軽く両手首を片手でまとめて捕まえられてしまった。
 
「諦めろって」

 ニヤついた猪山が、腰を一気に鎮めた。
 ずぷぷっ……!
 太く堅いペニスが、腸壁を擦り上げ、性感帯として開発された前立腺を圧迫する。

「うっ、あああぁっ!!」

 樫田の口から溢れ出す嬌声。
 それを聞きながら、猪山が深く息を吐いた。
 猪山のペニスに抱きつく様に、樫田のアナルが締まっていた。
 
「良いぞっ、どんな物かと思ったが、まんこよりも良いかも知れねぇ!!」

 猪山が樫田の細い腰を掴み、ピストン運動を始めた。
 ぬちゅっ、ぬちゃ。
 結合部から響く卑猥な音色は、樫田の情欲に火を付けた。
 
「うっ、くっ、あっ、あっ、ああぁっ……!!」

 吐き出す息は桃色に染まり、快楽が全てを蕩けさせていく。
 一人先頭を突っ走る猪山に続いて、残る男子も動き始めた。
 ある者は樫田に自身のペニスを握らせ、ある者は眼前へと男根を突き出した。
 
(お、俺はどうして、こんな……)

 ペニスを握り、扱き始める。
 同時に目の前にある物を口に咥えた。
 思考と行動が噛み合わない。

(どうして、手が勝手に……)

 ペニスに囲まれ、淫ら行為に耽る樫田を見下ろし、猪山はますます興奮した。
 
「良いぞっ、ほら、もっと激しくしてやる……!」

 宣言通り、腰の動きが早くなった。
 何度もアナルを出入りするペニスに、樫田は快楽を感じずにはいられなかった。
 犯される事に興奮していた。
 前立腺がジンジンと疼き、全身が性感帯の様に敏感になっていた。
 激しいピストン運動を続けながら、猪山は樫田の乳首をつまみ上げた。
 樫田の身体が激しく痙攣する。
 猪山以外のペニスに奉仕をする余裕はもうなかった。
 口に含んだ物を吐き出し、代わりに喘ぎを漏らす。
 
「あっ、あぁっ、き、気持ち良い……!!」

 快楽を告げる声は、ぞくりとする程色気に満ちていた。
 樫田のアナルを貫くペニスが、ひと際膨らんだ。
 きゅっと締まった肛門に、猪山が小さくうめき声を漏らす。
 
「だ、出すぞ……! しっかり受け止めろよっ……!!」

 ――射精される。
 その予感に、樫田は興奮せずにはいられなかった。
 
(どうして、俺は男なのにっ、射精されて喜ぶのか――)

 疑問を訴える心とは裏腹に、身体は絶頂の瞬間を待ちわびていた。
 全身が酷く火照り、頭がくらくらする。
 
「ぐっ……イッ、イクッ……!!」

 切羽詰った猪山のうめき声を聞きながら、樫田は思った。
 
(ああ、俺の意思なんて関係ないんだ。俺は、ただ「支配される側の人間」だった。それだけなんだ)

 びゅくっ、びゅるる。
 熱いものが腸内に吐き出されている。
 同時に樫田は身体の奥から湧き上がる快楽を感じた。
 官能の波が体中を駆け巡り、樫田を蕩かせる。
 支配される悦びに身体が打ち震えていた。
 それを自覚した時、樫田は思考する事を止めた。
 射精を終えた猪山がペニスを引き抜く。
 ローションと精液の混じった粘液が、糸を引いた。
 
「あぅ、ああぁっ……も、もっと……もっと、おちんちんください……!」

 浮ついた声で、樫田がさらなる快楽を求める。
 彼の欲望を満たすのに十分な数の男が、室内にいる。
 次の男が樫田の前にやってくる。
 はちきれんばかりに勃起したペニスに、樫田は目を輝かせる。
 
 雌と化した男は、雄に支配されるしかなかった。
 
 
おわり
 


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B-1.流されるままに


 何も決められない。
 雌化調教が決定された時と、同じだった。
 貝塚は小さくため息を吐いた後、言った。
 
「自主性は育たなかったみたいね。……でも、この先は自分で学びなさい」

 貝塚の言葉は、樫田が元のクラスに戻る事を意味していた。

(私は……何も変わっていないのかも知れない……)

 柔らかな曲線を持つ自身の身体を見下ろしながら、樫田は思った。
 
「……明日からは元のクラスよ。寮については、一度男子寮に戻ってもらうわ」

 貝塚は、つらつらと単調に連絡事項を告げた。
 今後の樫田は、一度男子の身に戻る事になった。
『再教育制度』に組み込まれている内は、特別扱いだったが、今は違う。
 女子として生活するには、いくつかの手続きが必要だった。
 



 女子寮で過ごす最後の日。
 樫田は久しぶりに男子用の制服に袖を通した。
 胸に沸くのは、違和感ばかりだ。
 
(私……もう、女の子なのに……)

 男子寮に入れられる事にも納得がいかなかった。
 襲われてしまうのではないか。そんな不安もあった。

(でも、仕方ない、か。……だって、どうしたら良いのか、私には分からない)

 制服に手を滑り込ませて、なだらかに膨らんだ胸を揉む。
 乳首が擦れる快感に樫田は喘ぎ声を漏らした。
 快楽で不安を軽減させようとしていた。
 
「あっ……ああ……」

 雌の快感を味わう事で、不安定な心が落ち着き始めていた。
 樫田は、一つ、明日すべき事を決めた。
 ――制服の下は、女の子になって行こう。





 元のクラスに戻った樫田の姿を見て、誰もが驚いた。
 中性的ですらなかったはずの彼が、まるっきり女の姿になっていたのだ。
 好奇の視線に晒される中、樫田はじっと耐える様に日中を過ごした。
 そして、彼が恐れていた夜が訪れる。
 
(大丈夫……。大丈夫。制服だって、今は一旦、男子の物を着ているし……何も、起こらないはず)

 恐る恐る寮に入る。
 遠慮の無い視線が、いくつも樫田に突き刺さる。
 自身の身体を抱き締める様な格好で、樫田はかつての自室へ急いだ。
 ドアノブを掴んで、違和感を覚える。
 鍵が掛かっていなかった。
 ゆっくりと戸を開いて、中に入る。
 
「よお、樫田……遅かったな」

 樫田の部屋には、数人の男子が集まっていた。
 一気に早まった胸の鼓動を静める様に、深呼吸してから口を開く。
 
「な、なんの用?」

 樫田がそう訊ねると、複数の笑い声が上がった。
 一人の男子――猪山(いのやま)が立ち上がり、樫田の肩に手を回す。
 
「良いからこっちに来いよ。やっと、こっちのクラスに戻って来たんだ、仲良くしようぜ」

 二人の仲は良かった訳ではない。
 猪山は、自己主張の激しいお調子者だ。
 樫田は彼が苦手だった。
 仲良くしよう。その言葉も不快だったが、それ以上に臭いが鼻についた。
 女子だけの集団で過ごし、自身もそちら側になったからだろうか。
 樫田の鼻は、雄の臭いに敏感な反応を示した。
 猪山は樫田をベッドに座らせた。
 周囲を男子が取り囲む。
 
(一体、なんのつもり何だろう、嫌だな……)

 俯き、じっと耐える。
 その横顔は、どうみても女性のそれだ。
 男達が下品な笑みを浮かべる。
 
「なあ、身体はどうなってるんだよ?」

 猪山に顔を覗き込まれて、樫田は視線を逸らした。
 
「別に、普通だよ」

「そうか? でも制服の上からじゃ、良く分からないな……なあ、見せてくれよ」

 樫田は唇を噛んで、黙り込んだ。
 彼らは、樫田を性欲の対象として捉えていた。
 
(嫌だ。私はこんな事されたくて、女の子になった訳じゃ……)

 じっと動かない樫田に、業を煮やした猪山が、声を上げる。
 
「なあ、みんなお前に興味があるんだ、良いだろ? 同じクラスの仲間じゃないか」

 言葉は説得の体を成していたが、強引な手付きで制服に手を掛ける。
 樫田は弱々しく抵抗するも、周囲の男子も加わり、取り押さえられてしまった。
 制服の上着が剥ぎ取られる。
 ワイシャツだけの姿になると、胸の膨らみがはっきりと分かった。
 色めき立つ男子の姿に、樫田は顔を真っ赤にした。
 男子は口々に好き勝手な事を言いながら、樫田を下着姿にまで剥いた。
 
「すげぇ……本当に女になったのか……?」

 猪山が生唾を飲む。他の男も同じく、樫田の身体に興奮していた。
 艶やかな肌に覆われた柔らかな肉体。
 男子の手は吸い込まれる様に樫田へと伸びた。
 骨張った指が全身を撫で回す。
 
「いっ、いやだっ……やっ、やめて……!」

 樫田の上げるやや女性寄りの中性的な声。
 それを受けて男達が手を止める訳がなかった。
 むしろ、更に興奮して樫田へ群がる。
 ブラジャーが剥ぎ取られた。
 零れ落ちた膨らみに、視線が突き刺さる。
 すげぇ。と誰かがうわの空で呟いた。
 慌てて手で隠す樫田だったが、猪山がその手を振り払う。
 
「もっと良く見せろよ! 感度も試してやるから!」

 猪山が鼻息荒く乳房を鷲掴みにした。
 慣れた手つきで乳房を揉み、手の平で乳首を転がす。
 樫田の口から小さな声が漏れだした。
 男の手の中で、樫田の乳首がむくむくと膨らんでいく。
 たまらねぇ、と猪山が吼えた。
 樫田をベッドに押し倒し、乳首に吸い付く。
 残る男子が、ショーツに手を掛ける。

(そ、そこは、いやだ……!)

 抵抗しようと手を伸ばすが、それを遮る様に、猪山が乳首に甘く噛み付いた。
 
「ひゃあっ、あっ……!!」

 脱力する身体から、するするとショーツが脱がされた。
 露になる、ペニスとは呼べない小さな突起。
 
「い、いやだ……」

 弱々しく、言葉を漏らす樫田の目には、涙が滲んでいた。
 樫田が全裸になると、猪山は一度身体を起こした。
 樫田を見下ろす。
 可愛らしい顔立ちに、女性らしい身体つき。
 無毛の股間には、ちっぽけな突起がぶら下がっている。
 
「はは……すげぇ……エロい身体してるな……」

 もはや、樫田は秘部を隠す事を諦めていた。
 両手は顔を覆っていた。卑しい笑みを浮かべた男子の顔を見ていられなかった。
 
「お、おい……これ……」

 男子の一人が、樫田のアナルに埋もれたプラグの存在に気付いた。
 にやぁ、と笑みを浮かべた猪山が、プラグを掴んで引っ張り始めた。
 
「ん……あ……や、やめ……あぁっ……!」

 ぬぽんっ、とプラグが引き抜かれた。
 樫田のアナルから、潤滑油として使われていたローションがとろりと滴り落ちた。
 栓を抜かれた肛門は、わずかに口を開き、ひくひくと痙攣している。
 猪山が、指を入れた。
 ぬぷぷ。樫田のアナルは簡単にそれを受け入れた。
 
「ん、ああぁっ……!」

 軽く指を動かすと、ぬちゃぬちゃといやらしい音が響いた。
 男達は言葉を失い、樫田の身体に釘付けになった。

「あっ、あ、や、やだ……んっ、ああ……」

 樫田の喘ぎを色っぽいと、その場にいる全員が認めた。
 沈黙が広がる中、猪山が指を引き抜き、小さく呟いた。
 
「……犯そうぜ。……どうせ元は男だ、気にする事ないだろ」

 男子の目の色が変わった。
 
 
B-2.辿り着いた先

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3月反省会


 3月の後半は更新頻度がガクッと減ってしまったので、特に語る事もありません。
 仕事が忙しかったのが理由です。
 文章を書く時間がほとんど取れませんでした。
 
 4月は引き続き、連載中の小説の更新に励んでいこうかと。
 他に色々考えている事はあるのですが、まずはすでに手を付けているものから、順次こなしていければ良いなと言ったところです。
 
 
 エゴマゾ!
 唐突に何かと思われる方もいれば、単にいきなりどうしたのかと思う方もいるでしょう。
 僕は無知でした。
 つい先日、この言葉を知りました。
 意味を簡単に言うなら、ワガママなマゾってところでしょうか。
 僕はどちからと言えばこのタイプです。書いてる物もこっち寄りな気がします。
 特に闇とシコシコなんて、M側に立つ男の方が楽しんでますし。
 
 それはさておき、このエゴマゾと言う単語。
 多くの人に意味が伝わるのでしょうか。
 僕が知らなかっただけで、マイナー、と言うか、本格的な業界用語なのかも知れない。
 それとも単に僕が無知だっただけで、メジャーな言葉なのか。
 検索エンジンなどに登録する際の説明文に「エゴマゾ向け」を含めるべきか否かちょっと悩んでまして。
 
 とりあえず様子見にして、他所でも多く目にする様になったら、記載しようかなと。
 何か間違った事を書いていたりしたら、そっと教えてくれると嬉しいです……。
 
 
 ……恐らくあまり歓迎されないお知らせ。
 DL販売を考えております。
 もちろんこのブログは、今後も更新を続けていきます。
 現在連載中の作品を、途中から有料にする様なやり方もしません。
 でも宣伝はするかも知れないので、お財布に余裕のある方はぜひ。

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A.終わりと始まりと


「あのっ、わ、私、貝塚先生や、クラスの皆の様に、もっと綺麗に、可愛くなりたい……そう思うんです」

 樫田の告白を受けて、ふっと貝塚が柔和な笑みを浮かべた。
 
「分かったわ。これからも、このクラスでしっかりやっていくのよ?」

「は、はい!」

 満面の笑みで頷く樫田。
 そこに性欲はなかった。
 最早クラスメイトは、情欲の対象ではない。
 樫田は美少女達に、憧れを抱いていた。
 自身も、その様になりたい、と。
 


 半年が経過した。
 樫田は、『再教育クラス』にすっかり馴染んでいた。
 
「ねえ、知ってる? 聞いてる?」

 上機嫌な真里が、目を輝かせている。
 何があったかは分からないが、ろくな事ではなさそうだ。
 芽衣と樫田が互いに視線を合わせて、小さくため息を吐いた。
 
「二人とも、その反応は何!? せっかく私が良いニュースを仕入れて来たのに」

「良いニュース?」

 首を傾げる樫田に、真里が「聞きたい? 聞きたいよね?」と食い付く。
 
「う、うん……」

「なんと! 明日から一人の男子が、このクラスに編入される事になったんだ!」

 樫田の胸がドキリと鳴った。
 かつては自分がその立場だったのだ。
 今、樫田を劣等生として扱う者は一人もいない。
 対等に談話出来るまでの仲を築き上げていた。
 再教育を受ける男子の出現は、自身に飛び火する可能性があるのではないか。
 
「ん? どうしたの?」

 俯く樫田を、真里は不思議そうに見つめた。

「真里」

 彼女の名を呼ぶ、芽衣の声は小さいながらに、たしなめる様だった。
 樫田の態度の原因にようやく気付いたらしく、あ、と声を漏らした。
 
「え、えっと……その、ごめん……」

 何と取り繕って良いか分からず、真里はしどろもどろになって、短く謝罪した。
 樫田は首を横に振って、弱々しく笑って見せた。
 
「はぁ」

 ため息は、知奈の物だった。
 3人から少し離れて様子を見ていた彼女が、すたすたと樫田に歩み寄る。
 
「何を考えているのか知らないけど、ここに居る以上、貴女にも協力して貰うわよ」

「う、うん……」

 知奈にそれだけ言われても、樫田はまだ不安げな表情を解かなかった。
 
「……今の貴女なら、出来るでしょ?」

 樫田の手を取り、知奈は微笑んだ。
 
「今度は貴女が躾ける番よ」

 彼女の言葉を聞いている内に、不安は随分と少なくなった。
 代わりに、男を虐める事への期待が膨らみ始める。
 恥ずかしくて、屈辱的な事を男子に――。
 
(私の手で、気持ち良くさせられて、精液漏らしちゃうのかな……)

 胸の高鳴りに、心を預けると不安は一つも残らず消えていた。
 
「……楽しみになって来たよ。ありがとう、松丸さん」

 樫田は、知奈に向かって、微笑み返した。
 

おわり
 


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9.これからのこと


 知奈に雌としての絶頂を教え込まれた翌日。
 樫田は、貝塚に呼び出されていた。
 指導室には二人きり。
 以前にも同じ状況はあったが、今、妖艶な女教師に向かい合っているのは、弱気な男子ではなかった。
 さらさらの髪に、なだらかな曲線の身体を持つ、雌にされた元男だ。
 
「すっかり女の子になれたわね、気分はどう?」

 貝塚の紅い唇を見詰めながら、樫田は答えた。
 
「……落ち着きます」

「落ち着く?」

「こっちが、本当の私だった気がして……」

 そう、と小さく相槌を打って、貝塚は机に肘を付いて、手を組んだ。
 
「これからの事を決めましょう。女の子になった貴女は、何を望むの?」

 机に広げられた書類には、樫田の変移が記されている。
 性別の面に関しては、本人の言うとおり、問題はない。
 それだけではない。
 再教育を受ける事になった要因は、ほぼ解消されていた。
 雌化調教と、学園生活はきちんと両立されており、成績も右肩上がりだ。
 
「今のクラスに残る? それとも、元のクラスに、女子として戻る?」

 貝塚が小さく首を傾げた。
 色気を振りまく彼女には相応しくない、可愛らしい仕草だった。
 
「私は……」


■貝塚先生や、クラスの皆の様に、もっと綺麗に、可愛くなりたい
(Aエンディング。Hなシーンはありません)

■私には、何も決められない
(Bエンディング。樫田が男に陵辱されますので閲覧注意です)

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