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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

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【宣伝】被虐に酔い痴れる夏の日

テキストファイルとPDFファイルを同梱しています。
使いやすい方をどうぞ。
PDFは目次から各話へリンクしてあります。

DLsiteにて販売中

2016/09/01 誤字修正完了

主人公とヒロインの恋愛、及び、男性受けシチュエーションのプレイがメインです。

1.夏の気配と猫の影
内容 プロローグ

2.夢か現か
内容 乳首舐め ローター責め

3.彼女の事情
内容 非エロ 物語の補完

4.非健全
内容 乳首舐め手コキ

5.魔物の毒と禁欲の日々
内容 貞操帯による射精管理 羞恥・焦らし責め

6.ご褒美
内容 ヒロインに騎乗位で犯される 乳首責め

文字数 約三万八千文字
※サンプルは「5.魔物の毒と禁欲の日々」の一部です。


 口周りが、里乃佳の唾液でびちゃびちゃになる頃には、章吾は素っ裸になっていた。
 貞操帯の中では、ペニスが窮屈そうに律動している。
 とろとろと我慢汁を滴らせるそれを見て、里乃佳はにこりと笑って言う。

「……今日は章吾にご奉仕して貰おうかな。たまには良いでしょ?」

 ご奉仕、と章吾は小さく繰り返した。
 彼女はあまり、身体を触らせてくれない。
 流石に挿入まで至れば、章吾が主導権を握ることが多かったが、前戯の段階では殆ど一方的に責められるばかりだった。
 
 章吾がそんなことを思い返しながら視線をやると、里乃佳は自身の手で胸を一つ揺らして見せた。
 初心な仲ならともかく、もう何度か身を交えているのだ。それを踏まえれば強烈な誘惑とは言い難かったが、劣情を催す毒を受けている身には別だった。
 ごくっ、と生唾を飲んで、章吾は少し考えた。
 ――目一杯責めて、悦ばせれば、彼女の方からペニスをねだってくるのではないだろうか。
 あまりにも都合の良い短絡的な考えだったが、章吾にはそれがとんでも無く素晴らしい策に思えた。
 性への欲求があまりに高くなると、人は馬鹿になるのだった。

「分かった。良いぞ。たまには俺の方から……その……するよ」

「ありがと。じゃあ、章吾、そこに、床に座って?」

「え?」

「え、って……してくれるんじゃないの?」

 にこにこしながら、里乃佳が首を傾げる。
 どうやら主導権奪取は又の機会にするしかない様だ。
 章吾は悔しくなりながらも、彼女の命に従った。
 計画の一歩目は目論見が外れたが、全てが崩れ去った訳ではないのだ。
 フローリングの冷たさを尻たぶで感じながら、章吾は次の指示を仰いだ。
 ソファに掛けた里乃佳が、ミニスカートから伸びるすらりとした脚を投げ出して言う。

「それじゃあ、まずは……足にキスしてもらおうかな」

 理性がしっかり効いている状態ならば、激しく屈辱を覚える様な命令だ。
 しかし章吾は、やや興奮していた。
 被虐の悦びに目覚めつつある彼は、恭しく里乃佳の足を手に取る。

「章吾。言い忘れてたけど、手は使わないで?」

「手を使わないで、どうやってキスすれば良いんだ」

「四つん這いになって、土下座するみたいに頭を下げて」

 愉しげな笑顔に、どこか冷たいものを感じさせる声音。
 彼女の放つ淫靡で嗜虐的な空気に当てられてか、章吾は素直に従った。
 足を床に置いて、正座をする。
 ゆっくりと上体を倒して、顔を寄せる。
 章吾の全身はふるふると震えていた。
 恋人の足元で全裸になって土下座をしているのだ。平然としている方がおかしかった。
 足の甲に唇が触れる寸前で、章吾の動きが止まる。
 このまま進めば、人として、男として、何かを失ってしまう気がしたのだ。
 しかし、それはとても官能的なことである様にも思えた。
 やや逡巡したものの、章吾は結局口を付けた。
 ゆっくりと顔を上げる。
 里乃佳の瞳に映った彼の顔は、興奮と屈辱で真っ赤に染まっていた。

「まだ。もっとして? 私が章吾のおっぱいやおちんちんにしてるみたいに、もっと舐めて」

 章吾ははぁはぁと震える吐息を漏らしながら、言われた通りにした。
 キスした時と同じように、土下座めいた格好で足に舌を這わせる。
 甲を丹念に舐めて濡らすと、今度は足指の一本一本をフェラチオでもするかのようにしゃぶっていった。
 里乃佳は時折、艶っぽい声を上げながら、彼の姿に熱い眼差しを送っていた。

「んっ……ふふ、もう良いよ。疲れたでしょ? 一回立ち上がって」

 赤い顔をした章吾が、のろのろと身体を起こす。
 彼が座っていた床には、先走り汁が水溜りを作っていた。
 それだけなく、今も貞操帯の隙間からポタポタと体液が滴っている。

「章吾も興奮しちゃったんだ?」

 はぁはぁと荒い息を挟みながら、章吾は彼女の言葉を肯定した。

「素直な章吾には、部屋を汚さないように良い物を貸してあげる」

 そう言うと、里乃佳は立ち上がってスカートに手を入れた。
 するすると腿から脛へと下着が滑っていく。

「章吾程じゃないけど、私も濡れちゃった」

 笑ってショーツを脱ぐと、今度は彼の足元へしゃがみ込んだ。

「これを穿いてれば、床はそんなに汚れないでしょ?」

「はぁ、はぁああ……は、穿けるのか……?」

「結構伸びるから、大丈夫だと思う」

 そんなやり取りを経て、章吾はそれを穿かされた。
 今にもはち切れそうな程にパツパツではあったが、里乃佳の言った通りペニスは貞操帯ごと収まった。
 布地が尻に食い込む感覚や、女物の下着を穿いている状況に、恥ずかしさを覚えるが、身体はますます発情を深めていく。

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2.冷たい微笑

 当事者である樫田を半ば差し置いて、対立は続く。

「劣等生に、それ相応の措置を取って対処する。それがそんなにおかしい事かしら?」

 貝塚の声色はどこまでも淡々としていた。

「いいえ。対処すること自体は何の問題も無いと思います。ただ、やり方がおかしいんじゃないですか?」

 対する弥生の声は、ほんの僅かに震えていた。
 義憤に駆られて立ち上がったとは言え、真正面から教師に歯向かっているのだ。
 学園と言う小さな枠組みの中で、それがどれだけ勇気の要ることか。
 弥生の言葉を受けて、貝塚はしばしの沈黙の後、口元を歪めた。 

「……そこまで言うなら聞かせて貰えるかしら? 菅野さんが考える正しいやり方って一体どんなもの?」

「へっ?」

 想定外の返しだったのか、弥生は呆けたような声を上げた。
 面食らった風の顔付きをすぐに引き締め直して、彼女は言う。

「学力が足りないのなら補習を……生活態度に問題があれば、それを対話によって矯正していく……それで良いと思いますけど」

 もっともな意見だが、この学園において、それがすんなりと通るとは思えなかった。樫田は不安げに貝塚と弥生を交互に見やった。
 貝塚は依然として微笑を浮かべたままだ。
 ゆっくりと教室を見渡した後、彼女が言う。

「そう。それじゃあ、菅野さんが実際にやってみる? 貴女の考えるやり方で、彼をまともに出来るのか……ふふ、楽しみね」

 その言葉を受けて弥生は、ようやく樫田へと視線を向けた。
 彼女の表情にはどこか後悔が滲んでいる様にも見えた。
 樫田はどうして良いのか分からず、気まずい顔で黙るしかなかった。

「樫田君もそれで良いわね?」

 嫌とは言えなかった。
 落とし所としては妥当だ。これ以上抗うとなれば、発端である「再教育」自体へまで言及しなくてはならない。流石にそれをひっくり返すのは無理だと樫田も理解している。
 それでも樫田は「分かった」とは答えられなかった。
 弥生を巻き込むことに気後れしていた。
 再び膠着状態に陥り掛けるが、弥生が先に提案を呑む旨を告げた。
 こうなれば、樫田も頷かざるを得なかった。
 思わぬ所からの助け舟によって、反乱は成功してしまったのだ。
 

 
 細かな取り決めを成すには、朝のHRでは時間が足りなかった。
 宙ぶらりんのままHRはお開きとなった。
 貝塚が教室を出ていくと、同級生達は弥生にワッと群がった。
 質問やら、同情やら、からかいやらが飛び交う。
 好奇の視線を一身に浴びても、弥生は意見を曲げなかった。
 ――やるだけやってみる。それで駄目なら学園のやり方に戻せば良い。
 臆せずそう言い切った彼女を、馬鹿にする者はいなかった。
 積極的に樫田を躾けていた面々は、玩具を取り上げられた子供の様に口を尖らせていたが、気風は弥生に肯定する方へと向いていた。
 

 
 放課後、貝塚は樫田、弥生の両者を指導室へと呼び付けていた。
 始めに『再教育』の効果を計る基準が、女教師の口から告げられた。

「次の定期試験で高得点を取る……。それは良いとして、異性との交際って……何ですか……」

 気まずそうに小さくなるばかりの樫田の横で、シャンと背を伸ばした弥生が不服を口にする。
 貝塚は妖艶な眼差しを樫田に向けて、ゆっくりと言った。

「樫田君のおちんちんが小さくて先っぽまですっぽり皮被ってるの……菅野さんも知っているでしょう?」

「えっ……う、は、はい。それと何か関係が?」

 女教師はにんまりと口を歪めた。
 何も答えない彼女に対して、弥生が首を傾げた。
 ふふ、と小さく笑い、貝塚は言う。

「樫田君。貴方の口から教えてあげて? どうして再教育の対象になったのか。まさかとは思うけど、忘れてないわよね?」

「は、はい……」

 一時は反旗を翻した樫田だが、元より度胸のある方ではない。
 貝塚の怒りを買うよりも、弥生の前で恥を掻く方がまだマシだった。

「あ、あの……その……学力とかだけじゃなくて、下の方が」

 そう言った所で貝塚が口を挟んだ。下ではなく、はっきりと名称を口にするよう命じた。
 樫田は羞恥で顔を上気させながら説明を再開する。

「お……おちんちんが小さいことも……再教育を受ける理由になっていて……」

 弱々しく言葉を紡ぐ彼を、弥生は苛立ち混じりに見つめていた。
 その視線に気付き、樫田は恥辱の念を強く感じた。
 顔がますます火照る。その一方で、弥生の視線や、屈辱的な告白に倒錯的な興奮を覚えてしまう。
 股間へ血流が集まり出したのを認めて、樫田は腰を引いた。

「そう言うことなのよ菅野さん。ただ、そうは言ってもペニスを大きくするのも限度があるでしょ? 大きさを基準にしちゃ可哀想だから、粗末な物をぶら下げていても、女の子と交際出来るだけのコミュニケーション能力があれば認めてあげようと思うの」

「はあ……まあ……、分かりました」

 納得のいかない面もあるが、弥生は食い下がった。
 貝塚とペニス論議をするつもりもなく、また、いざとなれば自分が形だけの交際相手になれば良いと踏んでのことだった。
 
 それから、更に細かに取り決めを詰めていった。
 一応、二人には反論する権利が与えられていたが、殆どは貝塚が口にしたままとなった。
 先の様に樫田は木偶の坊でしかなく、弥生も淫語混じりに迫られると言い包められるばかりだった。

「それじゃあ、後は任せたわよ」

 指導室を後にする二人に対して、貝塚は愉しげに言った。
 彼らが去った後で、彼女は窓を開いて大きく深呼吸をした。
 鼻の下を軽く擦って、忌まわしげに呟く。

「変わった趣味の子ね」

 教室では人が多くて気付かなかったが、三人だけの密室でなら容易に嗅ぎ分けることが出来た。彼女の制服に付いている匂いは、ホワイトセージを焚いたものだ。
 弥生が反抗に出たのも納得がいく。

「まあ良いわ。おかげで愉しくなりそうだもの……」

 冷たくも妖艶な笑みを浮かべて、貝塚は独り呟くのだった。
 

3.平穏と不穏


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1.反旗

 誰を選べば良いのか。
 それを悩んでいる内に、樫田の心理に変化が起こった。
 一人を選べと告げられ、咄嗟にその命令に迎合せんとしていたが、冷静になってみればおかしな事だと思えた。
 そもそも、どうして『躾』なんてものを受けなくてはならないのか。
『躾』の中身が、全うな生活指導や勉強であるならばまだしも、これまで受けてきたのは性的な嫌がらせではないか。
 ついさっきまでの思考から一転して、樫田は憤りを覚えていた。

 黙り込む樫田へと視線が集中し、教室はしんと静まり返っている。
 緊張から来る喉の渇きに苛まれながらも、樫田は声を絞り出した。

「こっ……こ、こんなの……おかしいと思います……!」

 声量はほとんど無いに等しかったが、周囲が静かな分、はっきりと響いた。
 貝塚は無言で彼を見つめている。

「お……俺は……誰も選びません……」

 何とか自身の主張を口にするも、視界がぐにゃぐにゃと歪む程に樫田の精神は磨り減っていた。
 しばし、沈黙が教室を支配する。
 静寂の中で、樫田の思考は凄まじい早さで流れていた。
 ――こんな生意気なことを言って、今まで以上に酷い目に合わされるのではないか? 今から謝れば何とかなるのではないか? いや、一度啖呵を切ってしまった以上、引き返すことは出来ないのか。
 全身にじっとりとした嫌な汗を掻きながら、樫田は状況の変化を待った。
 これ以上、自ら話を進める気力は残っていなかった。

「……ふうん、そう。仕方ないわね」

 貝塚の声音に怒りの色は含まれていなかった。
 その事に、樫田は僅かに安堵した。
 淡々とした調子で、貝塚は言葉を続ける。

「そこまで頓珍漢な事を言い出すとは思ってなかったわ。もっと痛い目に遭えば、自分の立場が理解出来るのかしらね」

「あ……え……?」

 口調と言葉が釣り合っていない様な違和感に困惑しながら、樫田は目を見開いた。
 貝塚の冷たい微笑が視界に映る。
 心臓が早鐘を打ち、全身からはドッと汗が噴き出す。
 ――自分はとんでもない過ちを犯したのではないか。
 元より気の迷いとも言えるような反発だ。
 すっかり萎縮した樫田が、謝罪しようと口を開く。
 しかし、それよりも早く別の所で動きがあった。
 一人の女子が立ち上がり、樫田よりもずっとはっきりとした調子で言う。

「……樫田君が正しいと思います」

 思わぬ所から現れた第二の反逆者に、貝塚は目をぱちくりさせたが、すぐに薄笑みを取り戻した。
 菅野弥生(すがの やよい)。
 このクラスにあってこそ目立たぬものの、珠玉入り混じる一般のクラスへ投入すれば、あっという間に恋愛ヒエラルキーのトップに立つであろう容姿の持ち主だ。
 彼女が擁護に出たのは、発した言葉の通りに物を考えた為だろう。
 樫田と弥生の間には、親交どころか会話の試しすらなかった。
 
 味方が現れたとは言え、すでに樫田の戦意は喪失してしまっていた。
 戸惑いながら弥生へ視線をやる。
 彼女はこちらに目もくれず真っ直ぐに貝塚を睨んでいた。
 その横顔に、迷いや恐れの類は全くない。
 樫田が対面すれば怯えて縮み上がることだろうが、貝塚は涼しげで、この状況を愉しんでいる様にさえ見えた。
 そんな女教師の目線が一瞬だけ、弥生から離れた。
 運良くそれに気づいた樫田が視線を辿った先では、知奈が不機嫌そうな面持ちをしていた。
 何か意味があってのことか、否か。
 妙に気に掛かる仕草だったが、それを悠長に考えている余裕は無さそうだった。


2.冷たい微笑

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SM的スポーツジム#13その後の二人

 先に身支度を終えたのは、祐次だった。
 文音とは、ロビーにて待ち合わせる予定になっている。
 まだ違和感の残る尻を気にしつつ、椅子に掛けた。
 思考は煩雑な日常の雑事を振り返る事へと向ける様に努めていた。
 ぼんやりしていると先の出来事を思い出して、股間が膨らんでしまいそうだった。
 時折しかめっ面を浮かべたりしながら、すっかり日の暮れた外を眺めている内に、文音がやって来た。

「お待たせしました」

 ほんのりと頬を染めた後輩の姿に、祐次はドキリとさせられる。
 日常を過ごす為の衣装に袖を通した姿からは、先の淫靡で嗜虐的な振る舞いは想像も付かない。それが却って祐次の劣情を煽っていた。

「い、いや……そんなに待ってた訳じゃないよ。そうだ、料金ってどれぐらいなんだ?」

「それなら……これを」

 文音が鞄から小さな長方形を取り出した。初回割引券とある。
 学生の財布にはやや手痛い額だが、ごねるつもりはなかった。
 利用料金の精算を済ませて、二人揃ってジムを出る。
 吹き抜ける夜風に心地良さを覚えながら、祐次は何を話せば良いのかと困惑していた。ここへ来る以前とは大きく関係が変わっているのだ。
 互いに無言のままジムの駐車場を抜ける。そこで文音が口を開いた。

「くっ付いても良いですか?」

「え? あ、ああ……それは、もちろん」

 祐次が答えると、文音は嬉しげな笑みと共に腕を絡めた。
 後輩の身から伝う温もりと、風に乗って漂う爽やかに甘い香に、祐次の顔はドッと赤く染まった。
 それからまた、しばし無言の時間が続いた。
 今度も沈黙を破ったのは、文音だった。
 
「先輩。今、私がキスしてって言ったら、してくれますか?」

「えっ……ええ? そ、それも、もちろん、す、するけど……」

 あたふたと周囲を見渡す。人の気配がないことを認めて、祐次は安堵と高揚を同時に覚えた。
 腕を組んだままで、文音がクスクスと笑みを零す。

「ふ……文音……?」

「ふふ、やっぱり一日で堕ちちゃう位、ちょろかったんですね、先輩」

「あ」と一音だけ漏らして、祐次は言葉を詰まらせた。
 脳裏に蘇る光景に、身体が一気に熱を帯びていく。
 頭が真っ白になるような羞恥心に苛まれるが、それを必死に堪えて祐次が口を開く。

「それは違う。俺は……前から文音のことが好きだったんだ」

 文音が足を止めて、隣に立つ祐次の顔を見上げる。
 意外だ、と言った風に数度目をぱちくりさせてから、問う。

「どんな所が好きだったんですか?」

「え?」

 想定外の質問だった。
 パッと頭に浮かんだのは容姿に関してだったが、それでは印象が悪いだろうとあれこれ思考した後、何とか紡ぎ出したのは「優しい」だとか「真面目」と言った類の当たり障りのない言葉だった。

「ふうん。……じゃあ、嫌いになったんじゃないですか? 今日の私は先輩の言ってる事と正反対だったと思いますけど」

「う……。そ、それは……」

 否定出来なかった。ジムでの姿を思い返せば、意地悪でふしだらとしか言えなかった。
 祐次が言葉に詰まっていると、文音が組んでいた腕をパッと解いた。
 その所作に慌てて祐次が言う。

「そ、それでも、好きだ。きょ、今日みたいな文音も……その……悪くない……」

「悪くない?」

「……好きです」

「ふふ、それって結局、一日で堕ちたって事じゃないんですか?」

 笑みを浮かべる文音に安心すると、流石に羞恥心を無視して言葉を紡ぐことは出来なかった。黙って小さく頷くのでやっとだ。

「先輩」

 愉しげな声を上げて、文音が祐次の正面へと回る。

「また、今日みたいなことしましょうね」

 これにも祐次は黙って頷いた。

「じゃあ、今度は先輩から誘ってくださいね。ああ、別にジムじゃなくても結構ですから」

「さ……誘うって……」

 一般的な男女の営みならともかく、今日みたいなこととなれば、一体どう誘えば良いのか――祐次は渋い顔をして悩んだ。
 ややあってから素直に訊ねる。どうやって、と。

「簡単ですよ? 私の足元に跪いて、虐めてくださいって可愛い顔でおねだりしてくれれば、それで充分です」

 事も無げにそう言った文音が、ひょいと右脚を上げる。
 そのつま先が捉えた祐次の股間は、もっこりと膨らんでいた。

「また勃ってる」

 からかう様な愉しげに声音に、祐次はますます赤面すると同時に、ペニスを硬くさせてしまう。

「あれだけ出したのに、元気ですね」

 そう言って、ぴょんと跳ねるように祐次の隣へと戻り、半ば強引に腕を絡める。

「ご、ごめん……」

「謝らないでください。別に嫌じゃありませんから。私だって思い出すと……いえ、やっぱり何でもありません」

 文音の言葉がどう続くのか。それは容易く想像出来るが、直接口にさせたいのが男の性だろう。
 祐次の場合も例外ではなかったが、問うことは出来なかった。

 愉しげな文音に悶々とする祐次。ある一点を除いては全く異なる心情をそれぞれに抱えて、ゆっくりと歩み出す。
 組んだ腕は先と違って、祐次が文音を彼女の自宅へ送り終えるまで、解かれることはないのだった。



おわり

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SM的スポーツジム#12マッサージ

 文音は手の平を一瞥して、小さく笑みを浮かべた。
 それから、自身の股間に生えた擬似男根を数度扱いて見せた。
 その奇妙な光景は、妙に艶かしく、背徳的だった。

「これ、気になりますか?」

 そう問いながら、文音は傍らのボトルを手に取り、ディルドに向けて大量のローションを垂らした。
 糸引く粘液がポタポタと滴る男根を撫でて、文音が言う。

「先輩が痛い思いをせずに済むよう、小ぶりなものを選んだんですけど……先輩のそれより大きいですね」

 確かにそれは、祐次のペニスよりも幾分か大き目だった。
 それを認めると受け入れるのが怖くなった。
 祐次が思わず口を開く。

「ま、待って、文音、本当にそれを……」

 使うつもりなのか、と問う言葉を文音が遮る。
「先輩」と静かに、しかし、はっきりと口にした。

「マッサージなんだから、もっとリラックスしてください」

 そう告げるなり、祐次の身へと手を伸ばした。
 無毛の陰部にそっと触れる。
 付け根に触れた指先を、ゆっくりと亀頭へ向けて滑らせていく。
 ぬめり気を帯びた愛撫の感触に、祐次は小さく身を震わせた。

「ふふっ。ピクピクしちゃって、可愛いですね」

 裏筋をなぞり、ペニスから指を離す。
 少女の白い手は、次に腹から胸へと至り、鎖骨を抜ける。
 そのまま首に手が回される。
 互いの視線が交錯する。
 後輩の潤んだ瞳は、妖しくも優しげに細められていた。

「大丈夫です。先輩は何も心配しないで、ただ気持ち良くなってください」

 どこか儚げな微笑と共に文音が言った。
 羞恥心やアナルを犯されることへの恐れ――それらを覆い隠す程に膨らむ文音への恋慕。
 祐次の胸には様々な感情が入り混じっていたが、頷くしかなかった。

「それじゃあ、挿れますね。……先輩の初めて、貰っちゃいます」

 愉しげにそう告げて、文音がディルドの先をアナルにあてがった。
 シリコン製の擬似ペニスが触れると、祐次は怯えたように身を震わせた。
 見た目から想像していたよりも硬い触感だった。

「……怖いですか?」

 文音の問いに、祐次は素直に答えた。怖い、と。

「……じゃあこうしましょうか」

 そう言って、文音は祐次の唇を奪った。
 先のキスとは異なり、今度は舌が押し入ってくる。
 舌先が触れ合うと、痺れるような甘い快感が生じた。
 その深い口付けは半ば一方的だった。
 文音の舌で、口内を蹂躙されているような心地に陥る。
 これまでの彼なら反撃に出ていたかも知れない。
 それが出来ないのは、このジムにて責められ、虐められ、そこに悦びを見出してしまったが故だ。
 
 文音は貪るようにキスをしながら、祐次の胸に手をやった。
 二本の指で、ぷっくりと勃起した乳首を挟む。
 その途端に小さな突起は、祐次の中で存在感を増した。
 そこから発せられる官能的な疼きに、全身が苛まれていく様だった。
 
 蕩けた身体に出来た隙を突くように、文音は腰を動かした。
 ぬくぷっ。
 ディルドの頭がアナルを押し広げる。

「んくっ……んんん……!」

 激しいキスで犯される口から、くぐもった呻き声が上がった。
 痛みこそないものの、圧迫感は凄まじかった。
 異物を挿入されている、と強く認めさせられる。
 文音はディルドをゆっくりと根元まで挿し込み、祐次の口を解放した。

「ぷあっ、あ、あ、はあっ、はぁっ、あああぁ……!」

 荒い吐息と共にあられもない喘ぎ声が上がる。
 擬似男根に貫かれたアナルは、ジンジンと疼きを放つ。

「ほら、あっという間に入っちゃいましたよ」

 目を細めて、文音が言った。
 それから静かに腰を揺らす。

「うっ……くう、う……はあ、はあっ……」

 ディルドの動きに合わせて身体が熱を上げていく。
 文音は、荒っぽい呼吸を繰り返す祐次を恍惚とした顔で見つめる。

「先輩。もっと気持ち良くなって良いんですよ? 我慢しないでくださいね」

 妖艶に囁き、ローションに濡れる手で乳首をこねくり回した。
 湿った音が小さく響き、祐次の身が何度も跳ね上がった。
 アナルを犯されながら受ける愛撫には凄まじい威力があった。
 硬く尖った乳首を摘まれ、撫でられ、引っ掻かれる。
 その度に甘い痺れが全身を貫いていった。

「あ、はあっ、ああぁっ、うっ、くううう、はっ、あああっ」

 快楽は、無意識に逃れんとする程に強いが、彼の身はしっかりと拘束されている。
 祐次を捕らえている器具がギシギシと音を立て、両者の被虐・嗜虐感を甘くくすぐった。
 文音の責めが徐々に激しくなっていく。
 両手は乳首を嬲り続け、静かに揺らす程度だった腰の動きは、明確な抽送へと変わっていった。
 ちゅくっ、ぬちゅっ、ぬちゅ。
 粘着質な音を響かせながら、ディルドはアナルを何度も出入りする。
 その内に、圧迫感ばかりを認めていた祐次の身にも異変が始まった。
 何度も繰り返される排泄のそれに似た快感に混じり、新たな悦楽が込み上げてくる。
 膨らみ出した前立腺が、ディルドに擦られ、押され、甘い疼きが湧いてくる。

「あ、あああぁっ、あ、はあっ、はあ、ああ……!」

 嬌声を上げる祐次に、文音は微笑を浮かべた。
 その顔には薄っすらと汗が滲み、色香を漂わせている。

「どうですか、先輩。少しはほぐれてきましたか?」

 言葉の合間合間に荒っぽい息を挟みながら、文音が問い掛けた。
 祐次には質問の意味を理解する余裕がなかった。
 喘ぎ声を上げながら、僅かに不思議そうな顔をするばかりだ。
 くすっ、と小さく笑みを漏らし、文音が呟く様に言う。

「流石にちゃんと言わなくちゃ駄目か」

 鼻先が触れ合う程に顔を近付けて、瑞々しい薄ピンクの唇を開く。

「先輩。私がどうしてこんな事をするのか、分かりますか?」

 祐次が首を振ったのを認めて、文音は少し呆れたような顔をした。

「好きだからですよ。それ以外に理由があると思いますか?」

 祐次の嬌声に、戸惑いの様なものが混じる。

「先輩のことが好きだから、虐めたくなるし、乱れた情け無い姿が見たくなるんです」

 口調こそ、事も無げだったが、文音の頬はほんのりと朱に染まっていた。

「だから私の為にも、我慢せずに、もっと感じてください」

 そう言い終えると、気恥ずかしさを紛らわすかの様に腰を強く叩き付けた。
 その衝撃に、祐次は全身を大きく脈打たせた。

「あ、あうっ、ああ、はあ、ふ、文音っ、今のは……」

「嘘じゃありませんよ。……だから、ほらっ、もっと良い声で鳴いてください」

 腰を前後させながら、文音は祐次の両乳首をきゅっと摘み上げた。
 痺れるような快感に図らずも彼女が求めた通りの鳴き声を漏らしてしまう。

「ふふっ、先輩の気持ち良さそうな喘ぎ声を聞いてると、私、ゾクゾクします」

 恋する乙女のようなうっとりとした表情を浮かべつつ、文音は腰に巻いたペニスバンドで祐次を責め立て続ける。
 ぱちゅんっ、ちゅくっ、ぬちゅっ!
 アナルは湿った音を響かせながら、擬似男根を受け入れる悦びに蕩けていく。
 文音の告白に対して、祐次は思考する余裕がなかった。
 それでも漠然とした高揚感に包まれ、肉体の感度が一段と強くなる。
 肛門と乳首、異なる二つの部位に走る快感は、爆発的に膨れ上がり、境目を失っていった。
 悦楽は巨大な柱となって祐次の身を貫いていた。
 頭が真っ白に染まり、言葉は自然とあふれ出した。

「ああっ、あ、あああ、ああ、気持ちっ、気持ち良いっ……! 文音、あ、ああ、もっ、もっと……!」

「もっとって、これ以上どうしろって言うんですか」

 たしなめるように言いながらも、その顔は淫靡な悦びの色を浮かべていた。
 胸とアナルへの責めは緩めず、視線を股間へと向ける。
 不完全に勃起したペニスが、腰の動きに合わせて情けなく揺れている。
 とろとろと我慢汁を垂れ流すそこを、どう虐めるか。
 文音は少し考えた後に、小さく舌なめずりをしてから口を開いた。

「先輩。おちんちんも気持ち良くしてあげますから……しっかり見ててくださいね」

「……う、あうっ、う、わ、わっ、わかった……」

 祐次が答えると、文音は口元を歪めた。
 瑞々しい唇が何度か小さく窄められる。
 快楽に染められた思考の効かない頭で見つめる祐次の前で、文音が舌を出す。
 鮮やかな舌先から、唾液が短く糸を引く。
 それは祐次の半端に硬くなった肉棒目掛けて滴り落ちた。
 ペニスに向けて涎を落とす美少女の淫靡な姿に、祐次は胸を高鳴らせ、食い入るように見つめる。
 肉棒は、唾液に塗れてはち切れんばかりに膨れ上がっていった。

「先輩の恥ずかしいツルツルおちんちん、凄く喜んでるみたいですね」

 そう笑うと、文音は片手をペニスへやった。

「あ、ああっ、文音っ……!」

 絡み付いた細い指は、唾液を潤滑油にゆっくりと男根を扱き始める。
 滑らかな摩擦の刺激と唾で犯されると言う被虐的な悦びは、これ以上無いほどの快感だった。
 それに加えてアナルと乳首も刺激を受け続けている。
 祐次はその身を滅茶苦茶に震わせ、絶叫めいた嬌声を上げる。

「あっ、あああぁっ、文音、うっ、うう、ああ!」

「ふふ、おちんちんが手の中でビクビク震えてます。もう出ちゃいそうなんですか?」

 嘲りを含みながらも、嬉々とした声音だった。
 文音の言葉を殆ど理解しないままに、祐次が数度頷いた。

「良いですよ。いっぱい出してください」

 そう言って妖艶に微笑む少女の頬には、一筋の汗が伝っている。
 熱を帯びる文音の身から漂う色香に包まれながら、祐次はその瞬間を迎えようとしていた。
 肉棒への刺激に合わせて、前立腺が膨らみ、ディルドとの摩擦は一層激しくなっている。
 乳首は取れてしまいそうな程に尖り、全身が甘ったるい痺れに苛まれている。
 小さく火照った吐息を漏らして腰を振る後輩の少女と目が合った。
 愛くるしい大きな瞳は、嗜虐の悦びを色濃く滲ませ艶やかに輝いていた。
 祐次の肉棒が一際大きく脈を打つ。
 熱い物が込み上げるのを認める。
 祐次が「出る」と叫ぶように文音へ告げる。
 彼女は妖しげな光を灯した瞳を細めて、とどめとばかりに男根を強く握った。
 ぶびゅくっ、びゅるるるっ!!
 飛散する白濁液。響き渡る祐次の嬌声。
 後輩に全身を犯されて味わう絶頂の悦びは、彼がこれまで味わったどんな快感よりも激しいものだった。
 
 文音はしばしの間、手の内で跳ね回る肉棒の感触を愉しんだ。

「いっぱい出ましたね」

 ペニスが萎え始めたのを認めて、文音が手を離して言った。

「はあ、はあ……あ、ああ……」

 祐次は何とか声を絞り出す。その口の端には唾液が伝っている。
 小さく笑みを漏らした文音が祐次の身を抱きしめた。
 依然としてペニバンで固定された擬似男根は彼のアナルを貫いている。
 それにも関わらず、不思議と安堵してしまう。
 絶頂の後の心地良い開放感と疲労感も相まって、後輩の小さな身体を抱き返したいと思うも、それは叶わぬ願いだ。
 祐次は拘束具をもどかしく思いながら、文音へと向けて口を開く。

「文音っ! お、俺も文音の事が……その……すっ、す、好きだ」

 少女は柔らかな女体を密着させたまま、酷く赤面する祐次の耳元で囁いた。

「私も大好きです、先輩」


SM的スポーツジム#13(エロ無し注意)

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