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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

DL販売小説一覧その7

■触手娘は恋のキューピッド、なのか
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■エッチな女の子に愛でられる
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■淫らに歪む恋慕
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■被虐に酔い痴れる夏の日
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■エルフの姉妹のエッチな悪戯
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■エッチで意地悪な美少女に溺れて
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■お仕置きする女の子 恋人調教編
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■年上好きのお兄ちゃんを振り向かせるには、とことん甘やかすしかないよね
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■エッチな女の子にもっと愛でられる
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■被虐夢想集
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■触手娘は恋のキューピッド、なのか
 【試し読み】

 いきり立つ肉棒を露出させられた信彦は情けない声を上げた。
 信彦には異性との交際経験がなかった。これまで女性にペニスを見られたことなどなかった。故にか、こんな状況でも彼は羞恥に苛まれていた。

「こんなに美味しそうなおちんちんを見せられて、今更止められるはずがない」

 美女がそう言うと触手が一斉に動き始めた。
 男根に似た形状をしていながら、その役割は模倣元とは異なっているようだ。
 鈴口のような小さな穴が縦に伸び広がり、くぱっと大きく開かれた。
 粘液が糸を引いている。まるで淫らな女性器だった。
 信彦のペニスが触手の口に飲み込まれる。
 ぬぷぷぷっ……。
 粘液に満たされた内部には無数の凹凸が構えていた。それが肉棒を撫で擦る。信彦は身体をビクビクさせながら、大きな喘ぎ声を上げた。
 
「あっ、うあぁっ、な、なにこれっ、ああぁっ……!」

 手で扱くのとは全く異なる快感だった。ぬくちゅっ、ぬちゅっ。粘着質な音を響かせ、肉棒を咥え込んだ触手が上下に動く。

「ひああっ、あ、ああぁっ、あうう……!」

 信彦のペニスは、甘い痺れに包み込まれていた。
 このまま柔らかなひだに撫で擦られ続けると、すぐにでも果ててしまいそうだった。
 ムピピラズナは淫靡な顔で彼を嘲笑った。

「あんなに驚いて怯えていた癖に、少しおちんちん食べられただけで、すっかり嬉しそうだね」

 何かを言いかけた信彦だが、反論は許さないとばかりに、女陰のような口を持つ触手が男根を扱き立てる。

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■エッチな女の子に愛でられる
 【試し読み】

 痺れるような快感に卓巳の声音は情けないものへと変わっていく。
 凛は何度も舌を往復させた。
 唾液に濡れた胸の頂点で、乳首はぷっくりと勃起してしまっていた。

「あっ、あ、凛……」

 嬌声を漏らしながら、視線を胸元にやる。
 淫らな顔で舌を伸ばす恋人と、目が合った。
 卓巳は顔をより赤く染め、凛は三日月のように目を細めた。
 今度は強く押し当てた舌を左右に、小刻みに揺らす。
 湿った柔らかなものに、優しく嬲られる乳首は酷く甘美な痺れに襲われる。

「んくっ、あ、ああっ、りっ、凛……!」

 軽く仰け反りながら、喘ぐ。
 そんな仕草が、ますます凛を淫らに火照らせていく。
 舌をやや浮かして、触れるか触れないかの所で、チロチロと刺激する。
 乳頭が蕩けていく。
 それに併せて下着の中ではペニスがはち切れんばかりに怒張していた。
 凛はちらりとそこへ目をやった。
 膨らむ股間が、嗜虐の情欲を煽り立てる。
 凛が舌の動きを止めた。
 ちゅうっ、じゅるっ、じゅゆうううぅ……。
 下品なぐらいに唾液の音を響かせながら、乳首を吸い上げる。

「ああ、あんっ、あ、ああああぁっ……!」

 激しい快感に、卓巳は目を白黒させた。
 彼を襲っているのは、肉体的な快楽だけではなかった。
 音を立てられることで、責められている実感が一層強くなる。
 ――吸われている。責められている。一方的に喘がされている。
 そのことが被虐の悦びを湧き立たせていた。
 
 卓巳が身悶える中、凛は股間に手を伸ばした。
 ズボン越しに軽く握る。

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■淫らに歪む恋慕
 【試し読み】

 賞賛の言葉を漏らしながら、あっという間に平らげる。
 そのまま食堂に居座り、今日得た情報の整理を始めた。
 が、どうも上手くいかない。
 疲れているのか、腹が膨れたせいか。眠気が襲ってきていた。
 それでも少し粘ったが、寝ることに決めた。
 宛がわれた部屋に入って、ベッドに寝転んだ。
 瞼を閉じるとすぐに意識は遠退いていった。



 勇者が目を覚ましたのは深夜のことだった。
 静寂と暗闇が全てを包み込んでいる。
 むくりと身体を起こす。妙な気配が漂っていた。
 まだ眠気の残る目元を擦って、その正体を探る。
 勇者は部屋の入り口に人影が立っているのを認めた。

「リフカ……か……?」

 声を掛けるも返事はない。
 目を凝らす。闇夜に浮かぶ影は、確かにリフカのものだ。
 勇者はそう認めた後、自分は夢を見ているのだと思った。
 姿形はリフカに違いない。
 にも関わらず、放たれる気配は全く別人だ。
 人に化ける魔物も存在するが、そんな臭いもない。
 ましてや、男を悦ばせる為だけに作られたような下着を纏って立っているのだから、夢に違いないと思った。
 そう考えると、途端に身体が浮遊感に包まれた。
 ふわふわと心地良い、その感覚に身を任せている中、人影が寄ってくる。
 殺気や敵意は感じ取れない。

(これは……やっぱり夢だな……)

 そんなことをぼんやり思っていると、リフカの姿はベッドの傍らにまで迫っていた。
 赤い下着は、肝心な所をギリギリの面積で隠している。
 隠れてはいるが、指を軽く掛けてやれば簡単に覗けてしまいそうだ。
 そんな思いを男に抱かせる――扇情的な姿に勇者は目を奪われた。
 華美な下着に彩られた白い谷間で、真紅の宝石が光る。
 一瞬、そちらに意識が向かうが、生唾の湧くような女体を前には些細なことでしかなかった。
 無意識の内にその身へ腕を伸ばさんとして、気が付く。
 身体が動かなくなっている。

「勇者様……」

 妖しい色こそ帯びているものの、間違いなくリフカの声音だ。
 そっと肩に置かれた手がゆっくりと勇者を押し倒す。
 彼を仰向けに寝かせたリフカが、ベッドに上がる。
 ――リフカ。勇者が口を動かすも声は出なかった。
 半裸の美少女に服を脱がされるのをぼんやりと見ているしかない。
 上着を剥いで、しなやかな指を肌に這わす。
 少し冷たいリフカの指先に撫でられる。勇者の身体が熱を帯びていく。
 ピクッ、ピクッ、と小さく痙攣する彼を見下ろして、リフカが薄笑みを浮かべた。
 暗闇の中で、艶やかな唇が淫靡に歪む。
 それを見上げて勇者が火照った息を吐く。

「このままじっとしていて」

 媚びるようでありながら、どこか威圧的なものを含んでいた。
 その声音が勇者の聴覚を心地良く揺さぶる。
 うっとりとした感情に浸りながら、リフカの言葉に身を委ねる。
 ひやりとした指先が勇者の乳首を捉えた。
 きゅっと摘み上げられる。

「うっ……うう……」

 勇者が思わず声を漏らすと、リフカの笑みはますます深く淫蕩に。
 細い指の間で、小さな突起をコリコリと転がしながら言う。

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■嗜虐に酔い痴れる夏の日
 【試し読み】

 口周りが、里乃佳の唾液でびちゃびちゃになる頃には、章吾は素っ裸になっていた。
 貞操帯の中では、ペニスが窮屈そうに律動している。
 とろとろと我慢汁を滴らせるそれを見て、里乃佳はにこりと笑って言う。

「……今日は章吾にご奉仕して貰おうかな。たまには良いでしょ?」

 ご奉仕、と章吾は小さく繰り返した。
 彼女はあまり、身体を触らせてくれない。
 流石に挿入まで至れば、章吾が主導権を握ることが多かったが、前戯の段階では殆ど一方的に責められるばかりだった。
 
 章吾がそんなことを思い返しながら視線をやると、里乃佳は自身の手で胸を一つ揺らして見せた。
 初心な仲ならともかく、もう何度か身を交えているのだ。それを踏まえれば強烈な誘惑とは言い難かったが、劣情を催す毒を受けている身には別だった。
 ごくっ、と生唾を飲んで、章吾は少し考えた。
 ――目一杯責めて、悦ばせれば、彼女の方からペニスをねだってくるのではないだろうか。
 あまりにも都合の良い短絡的な考えだったが、章吾にはそれがとんでも無く素晴らしい策に思えた。
 性への欲求があまりに高くなると、人は馬鹿になるのだった。

「分かった。良いぞ。たまには俺の方から……その……するよ」

「ありがと。じゃあ、章吾、そこに、床に座って?」

「え?」

「え、って……してくれるんじゃないの?」

 にこにこしながら、里乃佳が首を傾げる。
 どうやら主導権奪取は又の機会にするしかない様だ。
 章吾は悔しくなりながらも、彼女の命に従った。
 計画の一歩目は目論見が外れたが、全てが崩れ去った訳ではないのだ。
 フローリングの冷たさを尻たぶで感じながら、章吾は次の指示を仰いだ。
 ソファに掛けた里乃佳が、ミニスカートから伸びるすらりとした脚を投げ出して言う。

「それじゃあ、まずは……足にキスしてもらおうかな」

 理性がしっかり効いている状態ならば、激しく屈辱を覚える様な命令だ。
 しかし章吾は、やや興奮していた。
 被虐の悦びに目覚めつつある彼は、恭しく里乃佳の足を手に取る。

「章吾。言い忘れてたけど、手は使わないで?」

「手を使わないで、どうやってキスすれば良いんだ」

「四つん這いになって、土下座するみたいに頭を下げて」

 愉しげな笑顔に、どこか冷たいものを感じさせる声音。
 彼女の放つ淫靡で嗜虐的な空気に当てられてか、章吾は素直に従った。
 足を床に置いて、正座をする。
 ゆっくりと上体を倒して、顔を寄せる。
 章吾の全身はふるふると震えていた。
 恋人の足元で全裸になって土下座をしているのだ。平然としている方がおかしかった。
 足の甲に唇が触れる寸前で、章吾の動きが止まる。
 このまま進めば、人として、男として、何かを失ってしまう気がしたのだ。
 しかし、それはとても官能的なことである様にも思えた。
 やや逡巡したものの、章吾は結局口を付けた。
 ゆっくりと顔を上げる。
 里乃佳の瞳に映った彼の顔は、興奮と屈辱で真っ赤に染まっていた。

「まだ。もっとして? 私が章吾のおっぱいやおちんちんにしてるみたいに、もっと舐めて」

 章吾ははぁはぁと震える吐息を漏らしながら、言われた通りにした。
 キスした時と同じように、土下座めいた格好で足に舌を這わせる。
 甲を丹念に舐めて濡らすと、今度は足指の一本一本をフェラチオでもするかのようにしゃぶっていった。
 里乃佳は時折、艶っぽい声を上げながら、彼の姿に熱い眼差しを送っていた。

「んっ……ふふ、もう良いよ。疲れたでしょ? 一回立ち上がって」

 赤い顔をした章吾が、のろのろと身体を起こす。
 彼が座っていた床には、先走り汁が水溜りを作っていた。
 それだけなく、今も貞操帯の隙間からポタポタと体液が滴っている。

「章吾も興奮しちゃったんだ?」

 はぁはぁと荒い息を挟みながら、章吾は彼女の言葉を肯定した。

「素直な章吾には、部屋を汚さないように良い物を貸してあげる」

 そう言うと、里乃佳は立ち上がってスカートに手を入れた。
 するすると腿から脛へと下着が滑っていく。

「章吾程じゃないけど、私も濡れちゃった」

 笑ってショーツを脱ぐと、今度は彼の足元へしゃがみ込んだ。

「これを穿いてれば、床はそんなに汚れないでしょ?」

「はぁ、はぁああ……は、穿けるのか……?」

「結構伸びるから、大丈夫だと思う」

 そんなやり取りを経て、章吾はそれを穿かされた。
 今にもはち切れそうな程にパツパツではあったが、里乃佳の言った通りペニスは貞操帯ごと収まった。
 布地が尻に食い込む感覚や、女物の下着を穿いている状況に、恥ずかしさを覚えるが、身体はますます発情を深めていく。

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■エルフの姉妹のエッチな悪戯
 【試し読み】

 上目遣いに勇者を見やって、二人は好き勝手に言う。
 それに対して、怒る気は湧かなかった。
 乳首の気持ち良さばかりが、思考を支配していた。
 二人はそれからも乳首を指先で弄んでいたが、しばらく経って不意に手を離した。

「あっ……ああ……」

 勇者の口から溢れる情けない声音は、切なげだった。
 レーチスが愉しそうに言う。

「もっといっぱい乳首虐めて欲しかったんですか?」

「はぁ……ふう、はあ、はあ……もっと……虐めて欲しい……」

 乳首への愛撫ですっかり出来上がってしまった勇者は、恥ずかしげも無く、自らの欲望を口にしていた。
 姉妹は、そっくりな目鼻立ちながらに、かもし出す雰囲気は正反対の顔を見合わせて、くすっと笑みを零した。
 それからココリリが言う。

「乳首弄られるのがそんなに良かったか。……でも、こっちも好きだろう?」

 腕を上げて、口元を歪める。
 袖のない服を着ている彼女の腋が露になっている。
 勇者は瞳に映ったそれに対して激しい劣情を催してしまう。
 腋の白く美しい窪みには、薄っすらと汗が滲んでいた。
 濡れ光る様が扇情的だった。
 自然と勇者はそれへ向けて首を伸ばしてしまう。
 身を引きながら、ココリリが嘲笑うように言う。

「ふふっ、どうした? 舐めたいのか?」

 勇者は切れ切れに息を吐きながら、何度も頷いた。

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■エッチで意地悪な美少女に溺れて
 【試し読み】

 やはりあの煮え切らない答えに怒っていたのだろうか。
 彼女は俺に弁明の間を与えることなく、二度目のキックを繰り出した。
 もちろん、これも寸止めではあるが、怖いものは怖い。
 何せ結衣ちゃんの脚が捉えているのは、男の身体における最大の弱点なのだ。

「大丈夫、大丈夫。絶対に当てないから」

 朗らかにそう言って、再び俺の股間を蹴り上げる――素振りを見せる。
 何度か繰り返されるも、確かに決して睾丸に痛みが走ることはなかった。
 たとえそうであっても恐怖が薄れることはない。本能的に危機を感じてしまうのだ。
 俺は彼女の細い脚が振り上げられる度に、身を強張らせ、怯えていた。
 それにも関わらずペニスはまるで悦んでいるかのように、勃起している。
 身体を動かす結衣ちゃんから漂う、爽やかな甘い香りのせいだろうか。
 あるいは、年下の女の子に弄ばれていることへの、倒錯的な興奮がそうさせるのか。
 とにかく、俺は勃起した肉棒がジンジンと疼くのを感じていた。

「ふふ……お兄さん、怖がってるわりに、おちんちんは元気だね」

 結衣ちゃんに指摘されて、俺は言葉を詰まらせた。
 恥ずかしかった、と言うのもあるが、蹴る素振りで興奮するのなら、実行したらどうなるのかと切り出されるのも怖かった。
 そんな腹の内まで読んでいるかの如く、彼女は言う。

「もしかして、蹴られてみたいの?」

 結衣ちゃんは薄笑みを浮かべて、すっ、と右脚を引いた。
 咄嗟に股間を庇おうと腕が動くが、背後で、拘束具に使っているテープがビンッと張り詰めるだけに終わった。
 俺は泣き出しそうな顔で、彼女に向けて首を横に振って見せた。
 それを結衣ちゃんはどう受け取ったのか、笑みを深くして、脚を振り上げた。
 思わず悲鳴を上げて、目を強く瞑る。

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■お仕置きする女の子 恋人調教編
 【試し読み】

 永浜がほっとしたような、そうでないような気持ちになっていると、衣里は彼の足首を掴んで持ち上げた。
 人当たりの良さそうな笑みを志穂に向けて、言った。

「そう? じゃあ、いつもみたいにやっちゃうね?」

 彼女が上靴を脱ぎ、永浜の股間をぎゅっと踏み潰す。
 そのまま脚を小刻みに揺らし始めた。同時に、志穂がローターのスイッチを入れる。
 電気あんまを食らわせられながら、乳首を玩具の振動によって責められる。
 永浜はほんの数秒耐えたが、すぐに情けない声を上げた。

「うっ、う、ああっ、あぁ、あああ……!」

「ふふっ、おちんちん膨らんできたね。こんな事をされて興奮しちゃうなんて、お仕置きされて当然だよ」

 衣里はにこやかな顔で、喘ぎ声を上げる永浜を責めている。
 乳首を玩具で、性器を脚で、それぞれ犯される。
 屈辱を感じる心とは裏腹に、身体は悦楽の痺れに苛まれていく。
 永浜の表情をじっと観察しながら、ポニーテールに結った艶やかな髪を揺らして志穂が言う。

「お仕置きされてるのに、随分と気持ち良さそうだね? 包茎ちんぽ踏まれるの、そんなに嬉しいんだ?」

「うっ、うう、あっ、ちっ、ちがっ、ちがう……!」

 赤く染めた顔を左右に激しく振りながら、永浜は否定するが、喘ぎ声混じりの言葉には説得力がなかった。
 事実、彼の身体は志穂に羞恥を煽れたことで、ますます感じやすくなっていた。
 ペニスの先に湿り気が生じているのを認めて、衣里が微笑を浮かべて言った。

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■年上好きのお兄ちゃんを振り向かせるには、とことん甘やかすしかないよね
 【試し読み】

 数ヶ月前に、手狭になってきた本棚を整理したのだ。それをどうしたのか、少し悩んだが、思い出せた。売るか捨てるか悩んだ挙句、結局どちらも選ばなかった。保留ということで、佳澄が使っている部屋の押入れに放り込んだのだ。
 今の今まで忘れていたのだが、思い立つと無性に読みたくなってくる。
 宗司はやや悩んでから、佳澄の部屋へと入って本を持ち出すことにした。
 
 無断で部屋を開けることには多少の罪悪感があったものの、やましい目的ではないと自分に言い聞かせて、ドアを開ける。
 しばらく使われずにがらんとしていた部屋は、主を得て輝きを取り戻していた。
 実家にある佳澄の部屋と雰囲気は近い。
 変わっていることと言えば、子供時代を感じさせる跡がないことぐらいだ。
 それだけで、何だか見知らぬ女性の部屋のように感じてしまい、宗司は少しドキドキとした。
 変なことは考えずにさっさと目的を果たしてしまおうと考えるが、視線があるものへと引き寄せられてしまう。
 室内用の物干しに吊るされた色とりどりの下着だ。
 実家では散々目にしてきたが、ここに住み始めてからの佳澄は、それを極力、兄の目に入らぬようにしているらしかった。
 容姿ばかりでなく、下着も大人っぽくなったのだな、と宗司は感じた。
 下着を見ている内に、股間がほんのりと熱を帯びてくる。
 何を考えているのかと自分を叱責して、押入れに向かった。
 佳澄はその収納スペースを殆ど使っていないらしい。
 冬服がクリアボックスに詰められている程度だ。
 それを避けて、目的の箱を引っ張り出す。
 
 自室へ本の詰まった箱を運びながらも、興味はすでにそこから遠退いていた。
 今、宗司の頭にあるのは妹の下着だった。
 思春期の少年じゃあるまいし、と自嘲してみるも、効果はさっぱりで、ますます気になってしまう。
 いつしか彼の股間にはテントが張っていた。
 同居人が出来たことで、開けっ広げに自慰が出来なくなっているのも影響していたのかも知れない。
 かま首をもたげる性欲に、宗司の理性は少しずつ飲み込まれていった。
 誘惑を抑えきれずに再び佳澄の部屋へ入ると、干されているブラジャーの一つを手に取った。
 そこへ顔を埋める。
 鼻腔をくすぐる心地の良い香りは、柔軟剤のそれと分かっていながらも、鼓動が高鳴った。ペニスはますます硬くなっていった。
 もはや宗司の頭に理性は残っておらず、下半身の熱を鎮めることしか考えられなかった。
 
 今度はショーツを手に取ると、佳澄の使っているベッドに寝転んだ。
 初日に彼女が言っていたことが、少し分かった。
 確かにベッドからは佳澄の匂いがする。
 息を荒くしながら下半身を露出し、いきり立った肉棒を妹のショーツで包み込む。
 ブラジャーは相変らず鼻に押し当てたままだ。
 変態めいた姿をした宗司は、ペニスをショーツで扱き始めた。
 サテン生地のツルツルとした感触に、妹の下着を自慰に使っていると言う背徳感が、彼の興奮を煽る。
 溜まっていたこともあり、数度扱くだけで、すぐに我慢汁が滲み出してきた。
 熱く滾ったペニスはジンジンと疼き、宗司はすっかり自慰に耽っていた。
 玄関先で鳴った物音にも気付くことも出来ない程だった。
 
 急用の連絡を受けた友人と別れて、帰宅した佳澄は、ちょっとした悪戯心から息を殺して部屋へと上がっていた。
 兄の自室を覗いて、その姿がないことを認め、首を傾げつつも、今度は自分の部屋へと向かった。
 宗司は彼女に声を掛けられるまで、一切その動きに関して気付いていなかった。

「お兄ちゃん……?」

 弾けるような勢いで身を起こして、宗司は息を詰まらせた。
 帰宅するのは夕方過ぎになると聞いていた。
 どうして、佳澄がここに居るのか。
 パニックに陥りながら、宗司は声を上げる。

「いや、こ、これは、これは、そのっ……」

 何とか言い訳をしようとするも、言葉は空振りを続けるばかりだ。
 慌てふためく宗司とは対照的に、佳澄は落ち着いた様子で口を開いた。

「なんか、ごめんね。急に用事が出来たみたいで、友達と別れて帰って来たんだけど……あの……お兄ちゃん?」

 ビクッと肩を震わせた宗司に、佳澄は小さく笑みを零して告げる。

「私、別に怒ったりしないよ?」

「……え?」

 心臓をバクバクと鳴らしながら、宗司はじっと佳澄を見つめる。
 怒らない、と言われたことで僅かながらに落ち着きを取り戻していた。
 佳澄の口元には薄っすらと笑みが浮かんでいる。

「でも……お互いに何も無かったことにするのは、難しいよね。だから、私のお願い聞いてくれる?」

「お願い……?」

「うん。このままオナニー続けてよ。私、見てるから」

 意外な言葉に、宗司はなんと答えて良いのか分からなかった。
 やはり怒っているのではないかとも思えた。
 どうすれば良いのか、と困惑する宗司の顔は、酷く情けないものだった。
 佳澄は彼の心情を察して、言葉を付け足した。

「別に罰として、って訳じゃないよ。ただ、男の人が一人でするところ、見てみたいなって思っただけだから。……駄目かな?」

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■エッチな女の子にもっと愛でられる
 【試し読み】

「おすわり」と凛はよく通る声で命じた。
 屈辱の中でも全く萎える気配のないペニスを大きく脈打たせながら、卓巳は凛の足元で正座した。

「ふふっ、よく出来ました。卓巳は良い子だね」

 凛の小さな手が、卓巳の頭をわしゃわしゃと撫でる。
 ペットとして可愛がる――その言葉に違わぬ所作だった。
 卓巳は男根の先から我慢汁が滲み出るのを認めた。
 単なる恥辱であるならともかく、そこに性的な要素が混じっていては、少なからずの興奮を覚えてしまっていた。
 ひとしきり頭を撫で終えた凛が言う。

「上手に芸が出来た可愛いペットには、たっぷりご褒美をあげなきゃね」

 彼女はリードを手にしたまま、卓巳の背後へと回った。
 床に腰を下ろした凛が、卓巳の身を抱き締める。
 背に伝う柔らかな感触。耳に触れる火照った吐息。凛の艶やかな髪から漂う匂い。
 それらに興奮して、身体はますます発情を深めていった。
 凛は、正座を崩しても良い、と告げてから彼の敏感なところへ手を伸ばした。先走り汁の滲むペニスを握り、胸元に指を這わせて乳首を撫でる。

「あ、ああぁっ……凛……!」

 先まで味わっていた恥辱や興奮が、一気に快感へと姿を変えたようだった。
 凛に触れられている二つの性感帯を中心に、甘い痺れが全身へと広がっていく。
 男根を軽く扱かれただけで、卓巳の腰が跳ね上がる。
 彼の耳元でくすくすと笑いながら、凛は責めの手を強めていく。
 程なくして、肉棒を扱く手付きに合わせて湿った音が鳴り始めた。

「ああ……。卓巳のおちんちん、いやらしい音出してる。乳首もコリコリに硬く勃起してて……はあ……可愛い……」

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■被虐夢想集
 【試し読み】

 貴方は変態です。
 貴方は今、飲食店に居ます。
 ですが、それは客として食事を取る為にではありません。
 何故なら、貴方は全裸だからです。
 貴方は生まれたままの姿で、掘り炬燵の中で仰向けになっています。
 四肢は拘束されていて、身動きを取ることは出来ません。
 貴方は複数人の気配が向かってくるのを認めます。
 若い女性のようでした。
 耳に届く話し声から、貴方はそう判断しました。
 程なくして、貴方の目の前に色取り取りの脚が現れました。
 踝までの短い靴下、膝まである長い靴下。
 パンストにストッキング。それから素足。
 女性のすらりとした脚を見上げて、貴方は興奮しています。
 見た目の華やかさも然ることながら、足先から漂う蒸れた匂いには男性の本能をくすぐるようなところがありました。
 貴方はペニスをはち切れんばかりに勃起させています。
 ですが、刺激を与えることは出来ません。
 手も足も動かすことが出来ません。
 貴方はただひたすらに、女性の脚を見上げ、その匂いを嗅ぎ、うっとりと興奮するばかりです。
 ジンジンと疼くペニスを慰めることは出来ず、もどかしい思いに駆られます。
 それでも貴方は女性の脚に囲まれ劣情を催してしまう変態なのです。

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15.君に捧げる


 首輪から伸びたリードが引かれ、俺は茜の股間から顔を離した。
 うっとりとした顔付きの彼女を見上げながら、俺は貞操帯の中でペニスが疼くのを感じていた。
 茜は、その勃起すら許されない哀れな肉棒をつま先で弄びながら、口を開いた。

「ねえ、郡山くん……これ、外して欲しい?」

 答えを言うまでない。俺はこくこくと頷いた。
 茜はこの『性なる力の儀式』を互いに気持ち良くなれる事だと言った。
 男女が快感を共有する――その最もたる方法は、セックスに他ならないだろう。
 男根の解放はそこへ至る一歩目に違いない。
 俺は貞操帯の鍵を手に取った茜を見上げながら、期待に胸を膨らませた。
 そんな情欲にまみれた俺の表情を見つめて、彼女は妖艶に微笑した。
 それから、木箱から瓶を取り出した。
 口の大きなそれは、無色透明の液体で満たされている。

「この鍵はね、特別な材料で出来ているの。普通の方法ではまず壊れないぐらいに頑丈なんだけどね……この薬に浸けるとあっという間に溶けるの」

 俺は脳裏に恐ろしい想像が浮かびつつあるのを認め、恐々と口を開いた。

「あ、茜……まさか……」

「もちろん、鍵の予備は無いよ。どうする?」

 そう俺に問い掛けながら、彼女は瓶の蓋を外してしまう。
 俺は呆けたような顔をしながら、首を横に振った。
 セックスへの期待を膨らませていた先の状況から一転し、雲行きが怪しくなってきた。
 茜は俺に目線を合わせるようにしゃがんで口を開く。

「鍵が壊れちゃったら、もちろんこれは二度と外せない。郡山くんはずーっとおちんちんに触ってもらえない」

 貞操帯の僅かな隙間から指を入れて、茜は男根をくすぐるように撫でている。
 俺は何も答えることが出来ず、ペニスに与えられる些細な刺激に身を震わすばかりだ。
 でも、と茜が言う。その口元に浮かぶ微笑が深くなった気がした。

「その代わり、ずーっとこうしていてあげる。おちんちんを気持ち良くして欲しいのに、してもらえない。そんなもどかしい気持ちの中で、おちんちん以外の所をいーっぱい、虐めて気持ち良くしてあげる……」

 貞操帯越しにペニスを弄んでいた手が下方へ移る。
 茜は睾丸を優しく揉みながら、俺の胸板へと顔を寄せた。
 ちゅっ、とキスをするように軽く乳首を吸われて、俺は身を大きく震わせた。
 じわりと込み上げるような快感が、俺の思考を蕩かしてしまう。
 貞操帯の鍵を壊して、二度とペニスに触ることが出来ないようにしてしまう。――何ともおぞましい行為だが、それを想像すると被虐的な興奮が湧き上がって来る。終着点の無い底なし沼のような倒錯的快感を想像する。それは酷く蠱惑的に感じられた。
 睾丸を揉まれ乳首を舐められ、俺はペニスの先から我慢汁をだらだらと滴らせていた。
 茜は乳首を甘く噛んだ後に、顔を離して俺を見上げた。

「郡山くんのその、どっちを選べば良いのか迷って困っている時の顔、好きだよ」

 それだけを告げて、彼女は再び乳首に口を付ける。
 小さく敏感な突起を柔らかな舌で刺激され、俺は情けない声を上げた。
 むにむにと揉まれる睾丸も気持ち良い。
 俺は二点から込み上げてくる快感に翻弄されながら、身悶え、喘ぎを漏らし続けた。
 頭の中では思考が堂々巡りをしている。すなわち、真っ当な官能への欲求と倒錯的な官能への欲求がせめぎあっていた。
 ややして、俺はおずおずと彼女の名を呼んだ。
 その時、二つの欲求を乗せた秤は、僅かに歪な方へと傾いていた。

「……どうしたの、郡山くん」

「あっ、茜は……どっち……が良いんだ……?」

 我ながら愚かな質問だ。
 一切それを望んでいないのなら、わざわざその為の道具を持ち出したりはしないだろう。それでも俺は茜の口から聞きたかった。

「ふふ……。それはもちろん、こっちだよ」

 そう言って、茜は貞操帯を軽く指先で弾いて音を立てた。
 続けてこう告げる。

「私のせいで郡山くんが二度とおちんちんに触れなくなっちゃう。……そう考えると凄くドキドキするの」

 茜の手が股間を離れて頬へと伸ばされる。
 彼女は俺の頬を撫でながら、うっとりとした目付きをしていた。
 その淫らで美しく、嗜虐的な瞳に俺は眩暈のするような興奮を覚えてしまう。
 それ故に、こう口走っていた。

「あっ、茜、め、命令してくれ……!」

「命令? そういうのが好き?」

 俺は生唾を飲みつつ頷いた。
 ペニスを永遠に刺激出来ない状態にしてしまう――それは去勢の代替行為と言えるだろう。
 男としての尊厳を、最も愛しく思う相手に奪われてしまう。いや、この場合は捧げるといったところか。
 俺はその行為に堪らない興奮を覚えていた。
 酷く倒錯的で被虐的な官能が、俺の心身をどこまでも熱くさせていく。
 茜は俺をじっと見つめながら口を開いた。
 その艶やかな唇から放たれる言葉を一字一句聞き逃すまいと俺は意識を集中させる。

「貞操帯の鍵を自分で壊して。二度とおちんちんに触れないようにして。……射精したくて堪らない時の、その見っとも無い顔を永遠に私に向け続けて」

 拘束具に締め付けられているペニスが、激しく脈を打っていた。
 痛みと共に湧き上がる快感が、俺を狂わせていく。
 視界が歪むような被虐感に酔い痴れながら、俺は貞操帯の鍵を摘み上げた。
 件の薬液で満たされた瓶の上に掲げる。
 しかし、そこで手を止めてしまう。
 恐怖や不安がふつふつと湧いて来ていた。

「どうしたの? やっぱり止める?」

 そう問い掛けられて、俺は反射的に首を横に振った。

「それじゃあ、もっと強く命令されたい?」

 こくっ、と頷いた後に、俺はそれを望んでいたのだと自覚した。

「……早く壊しなさい。我慢汁を垂れ流すしか能の無いマゾちんぽ何て有っても無くても変わらないでしょう? ほら、早く……。射精出来ないもどかしさに悶えながら、乳首と金玉を虐められるだけの玩具になっちゃえ」

 茜の言葉に背筋をゾクゾクと震わせながら、俺は遂に貞操帯の鍵を手放してしまう。ぽちゃん、と小さな音が鳴った。
 瓶の中へ落ちた鍵は音も無く細かな気泡を出しながら、見る間に小さくなっていった。
 俺はその様子を食い入るように見つめながら、はっ、はっ、と息を荒くしていた。
 僅かばかりの後悔が思考を過ぎるも、それはすぐに頭の隅へと追いやられた。
 目の前で、茜は身体を小刻みに震わせている。
 彼女の口から小さくもはっきりとした愉悦の滲む声音が漏れた。

「あぁ……本当に壊しちゃったんだ……」

 どこか狂気を孕んでいる様でさえある恍惚の表情に、俺はぞくりと背筋を震わせた。
 茜は俺へとにじり寄り、そのまま押し倒した。
 俺に覆い被さった彼女が耳元で声を上げる。

「私だって……本当は郡山くんとセックスしてみたい。今もお腹の下の方がジンジンして止まらないの。何もしていないのに気持ち良くなっちゃってる。ここに貴方のおちんちんが入ってきたら、私、絶対にどうにかなっちゃうって分かる。なのにね、今、私凄く興奮してる。郡山くんだけじゃなくて、自分の事まで虐めて気持ち良くなちゃってるの……」

 その告白に、俺の中で小さくなっていたはずの後悔が急激に膨らみ始めた。
 同時に暗く淀んだ快感が込み上げてくる。
 抑圧することで一層強くなる肉欲。互いに求め合っていると強く実感しながらも、それを満たすことが出来ない。
 俺達はその倒錯的な状況に酷く興奮してしまっていた。
 どちらからとも無く口付けを始める。
 舌先はどこまでも敏感で、口腔は甘く蕩けるように快感を生み出していた。
 ぴちゃぴちゃと唾液の音を立てながら、夢中でキスを交わす。
 その最中に茜は手で乳首を嬲り始めた。同時に股間には膝があてがわれる。
 睾丸をグリグリと圧迫され、乳首を摘まれ、抓られ、引っ掻かれる。
 倒錯的な興奮の中で受ける激しい責めから生まれる快感に、俺は段々と思考が消えていくのを認める。
 次第に何も考えられなくなり、ただ気持ち良さに身を委ねるばかりとなった。
 快感は蓄積されて、やがては受け止めきれない程に膨れ上がる。俺は射精のそれとは異なる絶頂へと至った。

「ああぁっ、あああああぁ……!」

 背を仰け反らせ、全身を何度も痙攣させる。
 ペニスに全ての快感が集積されるような普段の絶頂と異なり、今のこれは全身がくまなく気持ち良い状態だ。
 まるで肉体が一つの大きな性感帯と化しているようだった。
 くすっ、と茜が笑みを漏らす。

「イッちゃったんだ?」

「う、うう……あ、はあ、はあっ……! 茜……!」

 俺は息を荒げながら彼女の名を呼ぶ。
 全身は未だに震え続け、気持ちの良い痺れに苛まれている。
 そこへ新たな刺激が与えられる。
 茜が首筋に顔を寄せる。触れる吐息に背筋がゾクゾクと震える中で、柔らかな唇を押し当てられる。
 ゆっくりと首筋を舐め上げられ、俺は堪えられずに嬌声を上げてしまった。
 茜からの責めは次第に激しくなっていった。
 ぎゅっと乳首を摘み上げられ、痛みを覚える程に強く首筋を吸われる。
 そうかと思えば、今度は優しく労わるようにして快感を与えられる。
 緩急の付いた激しい責めに、俺は全身を跳ね上がらせて悶えるばかりだ。
 
 射精の伴わない絶頂が何度も続いた。その内に、その間隔は徐々に小さくなり、遂には間髪をいれずに起こるようになった。
 快楽の果てから戻って来られない。
 そう気付いた時には、もうどうすることも出来なかった。
 ものを考えることすら出来なくなるまで、そう掛からなかった。
 俺は目を白黒させながら絶え間なく続く絶頂の悦びに打ち震え続けた。


16.倒錯的恋愛


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3.皮責め

 額に脂汗が滲み始めると、樫田は折れた。

「たっ、起ってる、もう、もう起ってるから」

「……嘘ですよね?」

 そう言いながら、悠は睾丸を解放してやった。
 辛うじて立っている樫田は荒い息を吐きながら、首を横に振った。

「またまた。どうしてそんな嘘を吐くんですか?」

 言いながら、悠は亀頭を覆う皮の先端を摘み上げた。
 包皮を引っ張りながら、言葉を続ける。

「これで起ってるなんて、誰も信じる訳がないじゃないですか。私の親指サイズですよ?」

 羞恥と屈辱。包皮を引き伸ばされる痛みが、それらを煽り立てる。
 逃げるように腰を引きながら、樫田は泣き出してしまいそうな顔で許しを乞う。

「ゆっ、悠ちゃん……や、や、やめてっ……! ち、小さいけど、起ってるから」

「くすくす。もしかして、本当にこれが限界なんですか? この小ささで勃起してるんですか?」

 包皮を摘んだ手を前後左右に振りながら、悠は嘲り顔で言った。
 皮への責めから一刻でも早く解放されたい樫田は、何度も激しく首を縦に振った。
 悠は包皮を虐げる手を徐々に緩めつつ訊ねる。

「へえ、それじゃあ最初から勃起してたんだ。結局、先輩は叩かれたり馬鹿にされたりして興奮しちゃうマゾなんですね。おまけに短小包茎だなんて……どうしようもないクズですね」

 樫田は頭に血が昇り、顔が熱くなっていくのを認めた。
 容赦のない罵倒に、怒らずにはいられなかった。
 それは自尊心を保つ為の防御反応だったが、それすら悠の手先一つで崩されてしまう。
 悠は摘み上げた包皮を解放し、今度は一気に皮を剥いて亀頭を露出させた。
 包皮を弄ばれている内に滲み出していた我慢汁によって、てかてかと濡れ光る亀頭が『ぷりっ』と音を立てんばかりに勢い良く顔を出す。
 ぬるりと亀頭を通り抜けていった包皮の感触が、甘い痺れをもたらし、樫田は情けない声を上げてしまっていた。

「んく、ふうあっ……」

 悠がペニスをしっかりと握り直して、包皮を巻き込んで扱き始めた。
 手の動きに合わせて、亀頭は皮に覆われたり、剥かれたりを交互に繰り返す。
 一剥きされただけで情けない声を上げてしまった樫田がそんな責めに耐えられるはずもなく、彼は喘ぎ声を漏らしながら身を震わすばかりだ。

「んん~? 小さい分、敏感なんですか? これじゃあ、おちんちんと言うよりもクリトリスですね。ひょっとして、この辺りにおまんこもあったりして」

 からかう様な調子で言いつつ、悠は樫田の睾丸を左手で鷲掴みにした。
 陰のうを揉み込みつつ、中指を蟻の門渡りへと突き立てる。
 そのまま、ぎゅうっ、と指を力強く押し込んだ。

「ひゃっ、あぁぅ……!」

 妙な声を上げながら、樫田は全身を跳ね上がらせた。
 身体はこれ以上ない程に発情しており、ペニスは悠の右手で扱かれ続けている。そんな状態で、体外からとは言え、前立腺を刺激されては快楽を感じずにはいられなかった。

「あれ? どうしたんですか? そんなに喘いで気持ち良さそうにしちゃって。冗談のつもりだったのに、まさか先輩は本当に女の子だったんですか?」

「ちっ、違う……あ、ああっ……」

「違うんですか。じゃあ、男らしいところを見せてください」

 そう言って、悠は樫田の身を責めていた手を離した。

「お、男らしいって……ど、どうすれば……」

「それぐらい自分で考えてくださいよ。何でもかんでも年下の女の子の言いなりですか?」

 ちくちくと胸を刺すような言葉に対して、樫田はますます困惑する。
 男らしい、男らしい。何度も脳内で反芻した後、彼はペニスを握り締めた。
 キャミソール姿の悠をじっと見つめながら、性器を握った手を上下に振り始める。考えた末に彼が導き出した答え――男らしさは、男根を用いての自慰だった。
 間抜けな答えではあるが、確かに女性に出来るものではない。
 それは間違いないが、悠は腹を抱えて笑った。
 樫田は爆笑する彼女に対して、自身の出した答えの滑稽さに気付き、ペニスを握ったまま立ち尽くす。
 一頻り笑った悠は、息も絶え絶えになりつつ言う。

「せっ、先輩の考える男らしさって、その粗末なおちんちんをシコシコすることなんですか? ぷっ、ふふ……目の前に女の子が居るのに押し倒したりしないんですねー」

「で、でも……!」

 悠の告げる様な行動に出たところで、先に待つのは破滅でしかない。

「でも、も、だって、も無しですよ。先輩は根っからの駄目人間です」

「うう……」

「だけど、面白かったので、特別に私の手で射精させてあげます」

 言うなり、悠は樫田のペニスに手を伸ばす。
 亀頭のくびれに引っ掛かっていた包皮を丁寧に伸ばしていく。
 すっぽりと皮を被せた後、その先端を指で摘み上げた。

「イク時は、ちゃんと『ちんぽの皮引っ張られてイキます』って言ってくださいね」

 そう告げて、包皮を小刻みに引っ張り始めた。
 悠は、先にも似たような方法で彼を責めたが、今度は幾分手加減をしている。
 痛みではなく、快楽を与える為の責めだ。
 伸び縮みを繰り返す包皮と、それに覆われる亀頭の間に摩擦が生じる。我慢汁が潤滑油の役割を果たしており、その摩擦は非常に気持ち良いものだった。
 その気持ち良さが、包皮を引っ張られる度に込み上げてくる。
 樫田は自然と腰を突き出し、悠へとペニスを捧げるかのような格好をしていた。
 悠は男性器の外皮を引っ張り上げながら、鼻歌でも聞こえて来そうな愉しげな顔付きをしている。
 行為と容姿の間にある落差に淫靡なものを感じ、樫田の興奮は高まっていく。
 ぬちゃ、ぬちゃ、と我慢汁が音を立てるに連れて、彼は理性を失っていった。
 散々弄ばれ、馬鹿にされた年下の少女に、ペニスを粗末に刺激され、気持ち良くなってしまう。
 愚かしいと思いながらも、快感を否定することは出来ない。
 包皮の中で甘く痺れる男根に感覚が集中していく。
 下腹部からじわじわと熱い物が込み上げ、あられもない声音を漏らしてしまう。
 白い指先で歪に引き伸ばされる己のペニスを見やり、樫田は頭のくらくらする様な倒錯的興奮を覚えていた。

「あっ、あ、あああぁ……ゆっ、悠ちゃん……!」

「ん? もうイキそうなの?」

 悠の口調が、敬語から平語に切り替わったことに、樫田はドキリと胸を鳴らした。実際のところはともかく、ここまで表面上は「先輩後輩」の序列が守られていた。それが崩されると、彼女に優位を取られている事を改めて実感させられる。そこに被虐的な悦びがあった。
 粗末にペニスの皮を引っ張られているだけにも関わらず、樫田は絶頂がすぐ間近まで迫っていることを認めた。

「イッ、イキそう……!」

「それじゃあ、さっき言った通りに、どうやってイクのか説明して?」

「ちっ、ち、ちんぽの皮……ああぁ……皮を引っ張られて射精……うっ、し、射精します!」

 自然と敬語を使ってしまった樫田に対して、悠は目を細めた。
 彼女は包皮を摘み上げる手を激しく動かしながら、艶のある声音で告げる。

「良いよ。出して? 包茎ちんちん専用の生皮コンドームにいーっぱいびゅーってしてごらん?」

「うっ、くう……ああぁ……!」

 一際甲高く鳴いた樫田の全身が大きく脈を打つ。
 果てる最後の瞬間まで、皮を被った男性器を罵倒されながら、その被虐的な快感に酔い痴れる。
 腰の奥から込み上げる熱い物が一気に尿道へと流れ込む。濃厚な精液が肉の幹を通り抜ける快感に、樫田は目を白黒とさせた。
 ぶびゅっ! びゅるる!
 摘み上げられた袋状の包皮に向けて、白濁液が勢い良く放たれる。
 樫田が恍惚として絶頂の悦びに浸っているのを認めつつ、悠は皮を強く摘み上げたまま、机に向かった。
 ティッシュを数枚、箱から引き抜いてペニスにあてがってから、包皮を解放してやった。
 巾着袋の口に似た包茎の先端から、どろり、と精液が溢れ出す。

「ふふ、いっぱい出ましたね。量だけじゃなくて、臭いも凄いです。……とっても気持ち良かったんですね。おちんちんの皮を虐められて射精するの」

 自身が如何にして射精へ至ったかを考えると、樫田は恥じ入らずにはいられなかった。
 肩で息をしながら顔を赤くする彼を見つめて、悠は口元に弧を描くのだった。


4.浴室の熱

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14.狭間で揺れる肉欲


「それじゃあ、起きて」

 茜はそう言って、ちんぐり返しの格好を解いてくれた。
 むくりと身を起こして彼女と向き合って座り直す。

「目を閉じて」

 俺は言われた通りに目を瞑る。
 瞑った後に、何の意図があっての指示だったのかと気になり、薄目を開いた。
 ぼんやりとぼやけた視界の中で茜が俺の手を取るのが見えた。
 彼女は俺の指を口元へと向けて小さく咥えた。
 歯が触れたと思った次の瞬間、痛みが走った。

「いつっ……」

「ちゃんと目を閉じて」

 どうやら薄目を開いていたのがバレていたらしい。
 仕方なくぎゅっと瞼に力を込める。
 茜は再び俺の手を取った。
 何かが指先に触れる。今度は口ではないらしいが、身体の一部らしかった。
 腕の高さから考えるに胸元か。
 そう思っている内に、窮屈なところへと手が押し込まれる。
 指先に硬くも柔らかい突起が触れる。次いで茜が小さく艶っぽい声音を漏らした。

「……んっ。ふふ、ね? 興奮して起っちゃってるでしょ?」

 俺はごくり、と生唾を飲んだ。
 茜に胸に触れているのだ。それも勃起した乳首に。
 途方も無いほどの劣情が押し寄せ、理性を押し流していく。
 箍(たが)の外れた俺は、手をそこから引っこ抜き、目を見開いた。
 驚いた顔をして目をぱちくりさせている茜に襲い掛かる。
 肩を掴んで強引にキスをすると同時に、その場で押し倒す。
 茜は抵抗しなかった。
 それどころか、自らも舌を伸ばして絡めてくる。
 互いに口腔を貪ようにして、激しく求め合う。
 淫らなキスを交わしながら、俺は自然と腰を降り始めていた。
 何かの意図があって、という訳ではない。本能なのだろう。
 愛しい彼女を抱きたいと言う欲求は、ちっぽけな拘束具によって遮られている。ぼたぼたと先走り汁を滴らせる男根は、勃起することすら出来ずに苦痛のみを生じさせていた。
 俺は堪らずに、顔を上げて声を上げた。

「茜、好きだ……! 大好きだ!」

「私も、大好きだよ」

 彼女は恍惚とした眼差しで俺を見つめてそう言った。
 その表情にいよいよ我慢できずに、俺は貞操帯に覆われたままの肉棒を彼女の股間へ押し付けながら言う。

「したい……茜とセックスがしたい」

 茜のうっとりとした、恋する乙女の様でありながらも発情した淫らな雌の様でもある表情が僅かに変化する。
 口元に浮かんだ小さな笑みには嗜虐的なものが滲んでいた。

「したい?」

 そう問われて、俺はコクコク、と何度も頷いた。
 茜の笑みがますます深くなる。

「エッチしたくて堪らない?」

 俺はその衝動を身振りで伝えるかの如く、激しく首を縦に振って見せた。
 すると茜は突然、リードを強く引いた。
 不意の事で、俺は上体を倒してしまう。彼女を押し潰さぬように慌てて手を着いた。
 その耳元へ、茜が囁く。

「私のことを抱きたいの? ガチガチに硬くなったおちんちん、中に入れていっぱい気持ち良くなりたい?」

「なっ、なりたい……入れたい……!」

「……ふふっ、だーめっ」

 媚びる様な声音で性交を拒んだ後に、茜は俺の耳を甘く噛んだ。
 痛みと、お預けを喰らう焦れったさに俺は背筋をゾクゾクと震わせた。
 心の底から彼女の身を欲しているというのに、それを拒まれるのが快感などと、自分でも訳が分からないが、ともかく頭が真っ白になりそうな程に興奮してしまう。
 身体が押し上げられる。
 茜は俺の顔をじっと見上げていたかと思うと、満面の笑みを浮かべて胸に抱いた。

「エッチお預けされて情けない顔してる郡山くん、とっても可愛いよ」

 彼女の小さな手でわしゃわしゃと撫で回される俺の頭の中では、真っ当な性衝動と歪な被虐願望が交互に浮き沈みを繰り返していた。
 本来あるべき男女の姿をもってして、彼女と愛し合いたい。そう願った直後に、彼女にされるがまま、生殺しの状態で淫らに嬲られ続けることを望んでしまう。
 そんな状態で、俺はどうして良いのか分からずに、ただ腰をへこへこと上下させながら、茜に頭を撫でられ続けた。
 ややして、茜は俺の身体を押し退けて立ち上がった。
 彼女は自身の下腹部を指して言う。

「郡山くんのせいで、ここ汚れちゃった。綺麗にしてくれる?」

 見れば確かに、濡れ光るものがある。
 それはボンテージの内から溢れて来たものではなく、押し付けていた俺の股間から滲み出した我慢汁だ。
 自身の体液を舐め取るなど、平時ならば、想像するだけでも不快極まりない。
 しかし、茜に命じられ、尚且つ、そこが彼女の秘部であるならば話は別だ。
 俺は火照った息を吐きながら彼女の足元へと擦り寄った。
 脚に手を掛け、顔を上げる。見上げた先では、茜が美しい顔に妖しげな微笑を浮かべていた。
 俺は上目遣いに彼女の顔を見やったまま、その股座へと顔を寄せた。
 無駄な突起の存在しない、つるりとした股間へ舌を這わせる。

「ん……ふふふ……んんっ……」

 ボンテージの生地越しにとは言え、そこは敏感な部位だ。
 僅かにでも感じるところがあったのか、茜は小さくも色っぽい声を上げた。
 それに興奮を煽られ、俺は股間へと這わせた舌の動きを一層激しくさせた。
 俺は足元から彼女を見上げ、彼女は立ったまま俺を見下ろす。
 視線を絡ませる様に見つめ合っていながらも、そこにあるのは恋人同士の機微というよりも、下男と主が持つ主従関係のそれに近い。
 背筋がゾクゾクとするよう被虐感の中で、己の体液で汚してしまった彼女の股間を舐めまわすのは、無性に興奮する行為だった。
 そうして俺はしばらくの間、夢中になって茜の股に舌を這わせていた。
 彼女は時折、小さく身を震わせて官能めいた吐息を漏らしていた。
 


15.君に捧げる

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2.お勉強タイム


 生活指導室での話し合いを終えた後、悠は樫田を連れて女子寮の自室へと向かった。
 如何にして樫田を躾けるのかに関しては、貝塚から自由にして良いと許可が出ていた。
 部屋に着くなり、悠が言う。

「さてと、樫田先輩。さっそくですけど、お勉強の時間です」

「え? べ、勉強?」

「はい。先輩にはまず、自分がゴミムシであることを自覚して貰おうと思います。……服、全部脱いでください」

 ゴミムシ、と罵られ樫田は眉をひそめた。
 脱衣しろとの命令にも、従う気にはなれなかった。
 それは何故か。
 悠が年下であることに加えて、かつての同級生らと比べれば威圧的なものを感じさせない様な顔立ちをしているからだ。――つまり、樫田はどこか悠を舐めている節があった。
 それを見抜いた彼女が、まずは主従関係を刻み込むが必要があると判断した。
 悠はややしばらく樫田を見つめていたが、不意に自身の制服に手を掛けた。
 さっ、とキャミソール姿になった彼女に対して、樫田を目を丸くさせた。
 脱げと命じておいて、自分が脱ぐのか、と首を傾げるしかなかった。
 呆然と立ち尽くす樫田へ歩み寄りながら、悠が言う。

「今私が悲鳴を上げたらどうなると思いますか?」

 樫田は黙ったまま、なるほど、と納得した。
 悠は彼に言う事を聞かせる為に、自らを脅迫材料にしたのだ。
 樫田はそれでも動き出そうとしなかった。
 一度甘くみた相手に対して、早々に従順な態度は取れなかった。

「……足りないなら、次はこうです」

 言うが早いか、悠は彼の頬を平手で打った。
 乾いた音が小気味良く部屋に響く。

「今度はこっち」

 指導室で樫田の股間を弄んでいた細い脚が、振り上げられる。
 樫田は堪らずに呻き声を上げる。彼は睾丸を軽く蹴り上げられていた。
 股を押さえて後ずさる樫田に対して、悠は笑みを向けて言った。

「次は本気で蹴りますよ? どうせ有っても無くても変わらないような粗末おちんちんだと思いますけど……先輩には大事な物ですよね?」

 これ、と言いながら、筒状に丸めた手を上下させる。男の自慰を模した手振りだった。

「出来なくなったら困りますよね?」

 言ってから、股間ではなく太ももの辺りを強く蹴った。
 う、と呻いた樫田は彼女を舐めて掛かったことを後悔していた。
 もしも二度目に放たれた蹴りを股間に当てられたら――想像するだけで痛みが湧いてくるようだった。

「わ、分かった、分かったよ。脱ぐから……!」

「始めからそう言えば良いんですよ。余計な手間を掛けさせないでください」

 悠はそう声を上げて、ぷう、と頬を膨らませた。
 童顔の彼女が見せるそんな所作は、ただ可愛らしいばかりで、怒りは全く伝わって来なかった。
 来なかったが、ここで駄々を捏ねても先と同じような展開が繰り返されるばかりだろう。
 樫田は観念したかのように制服を脱ぎ始めた。
 彼が脱衣をしている最中に、悠は机の引き出しからガムテープを取り出していた。それを用いて、下着姿になった樫田の腕を後ろ手に拘束した。

「ゆ、悠ちゃん……」

 下着一枚の姿で、一切の抵抗を禁じられてしまった樫田は情けない声音で彼女の名を呼ぶことぐらいしか出来なかった。
 悠は樫田の下着に手を掛けながら言った。

「どうしました? 馬鹿にされたり、叩かれたりして興奮しちゃいました?」

「そっ、そんなことは……!」

「……無い? じゃあ、勃起なんてしてませんよね?」

 小さく首を傾げて、樫田の顔を見上げ、悠は悪戯っ子のような笑みを浮かべた。
「それっ」という掛け声と共に下着が一気にずり下ろされた。
 姿を見せた男根は、どう見ても上を向いていた。
 また罵られてしまう、と身構える樫田だが、悠の反応は想像に反していた。

「あれ? 勃起してない……。絶対してると思ったのに」

 皮を被ったまま膨らんだ男根をしげしげと観察しながら首を捻っている。
 樫田もこれが皮肉だと気付かぬ程の鈍くは無いし、記憶力に乏しくも無い。
 彼女は昨晩、すでに勃起した彼のペニスを見ているはずなのだ。
 それに故に、屈辱を押し殺して黙りこくるしかなかった。

「凄いですねー。年下の女の子に責められたいばかりに留年するような一生童貞確定済みの変態なのに、おちんちん見られても勃起しないなんて。ご褒美に気持ち良いことしてあげましょうか?」

 見上げる愛らしい瞳、樫田はたじろいだ。
 どうあっても悠が上手らしい。
 薄っすらと困り顔を浮かべる樫田に、彼女は追い討ちを掛ける。
 小さな薄ピンクの唇から舌をちらりと覗かせた後に、甘い声音で言った。

「舐めてあげましょうか? 大きく硬くなったおちんちん、丁寧にぺろ、ぺろって……。もちろん、皮も口で剥いてあげますよ。いつもは皮の下に隠れてる恥ずかしがり屋の敏感な亀頭さんも優しく舐め舐めしてあげます」

「あう……うう……」

 樫田は悠の口元をじっと見つめながら、ニ、三、後ずさった。
 淫らな台詞と童顔の間にある落差は、酷く扇情的だった。
 赤い顔をして視線を忙しなく泳がせる樫田に対して、悠は更に迫る。
 その小さな身を彼に密着させて、膝で股間を軽く圧迫しながら、耳元で囁く。

「それとも手が良いですか?」

 問いながら、悠は樫田の手に自身のそれを重ねていた。
 少女の柔らかく小さな手の感触に、樫田はドキドキと胸を高鳴らせた。

「我慢汁でぬるぬるになったいやらしいおちんちん、私の手でシコシコされたら、とっても気持ち良いと思いますよ?」

「う、う、ふうっ、ゆ、悠ちゃん……」

 鼻腔をくすぐるシャンプーの香りを認めながら、樫田は理性が溶けていくのを感じていた。
 ペニスのサイズに関して、皮肉をもってして貶められたことなど、頭から吹き飛んでしまっていた。
 悠の蠱惑的な誘いに乗せられ、樫田はのぼせ上がっている。
 それを悠も分かっているのだろう。
 樫田の耳元で、彼女は嗜虐的な笑みを浮かべてから、ゆっくりと告げた。

「おちんちん、気持ち良くして欲しいなら、ちゃんと言葉にしてください」

「し、して欲しい……」

 くすっ、と小さな笑みを残して、悠が身を離す。
 快楽への期待ばかりを募らせる樫田の足元に跪いて、彼女は上目遣いに言った。

「それじゃあ、おちんちん、起たせてください」

「え、あっ……」

 ここでようやく、樫田は我に返った。
 手の上で踊らされていたことに気付くも、後の祭りだ。

「……どうしました?」

 何も答えられない。答えられるはずがなかった。
 今更、これで限界まで勃起している、などと言うのは余りにも屈辱的だった。
 しばしの沈黙を挟んで、悠がすくっ、と立ち上がった。
 悠は樫田の睾丸を遠慮なく鷲掴みにした。そのまま潰してしまうかのように手に力を込める。

「うぐっ、ううう……やっ、やめっ……!」

「やめて欲しかったら、勃起させてください」

 丁寧な口調はそのままだが、声音は冷たくなっていた。

「ほら、どうしたんですか? 勃起ですよ、勃起。おちんちん大きくさせてください? こんな情けなく縮こまった気持ち悪い芋虫みたいな状態じゃなくて、太くて大きい男らしいおちんちんを見せてください」

「あう、う、ああぁ……!」

 睾丸を握る力には、一切手加減が無く、どんどん強くなっていくばかりだ。



3.皮責め

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1.可愛いあの子


 樫田はしばし考え込んだ後に、おずおずと手を挙げて訊ねた。

「年下では駄目ですか……?」

 教室に居る誰もが思いもしなかったであろう質問だった。
 ほんの一瞬、時が止まったかのように室内は静まり返る。
 静寂の中で、樫田は自身が口にした言葉を後悔していた。
 幾ら素直になるべきだと考えていたとは言え、欲望に対して素直になり過ぎたのではないか、と。
 
 女子があれこれと言葉を交わし始め、教室はざわざわと騒がしくなった。
 貝塚はそれを軽く窘めてから、樫田に訊ねた。

「何か理由があってのことかしら?」

「理由……」

 貝塚の言葉を反芻しつつ、樫田はそれを考えてみた。
 どうして彼女――荒谷悠の顔がこの場で浮かんだのか。
 そもそも悠と出会ったのは、昨晩の浴場が初めてであり、彼女に関してもそこでの言動か知らない。
 それにも関わらず、彼女の姿を思い描けば描く程、ペニスは血が巡っていく。
 一目惚れなのだろうか。
 ――そうなのだろう。
 樫田は己の中での思考を、そこで一旦切り上げた。
 これ以上あれこれと考えたところで、朝のHRで教師に向けて堂々と告げられる様な理由は出て来そうになかった。

「……こ、これと言って特別な理由がある訳ではないです」

 先の質問へは、素直にそう答えるしかなかった。
 貝塚は小さく溜息を漏らして言った。

「はあ。まあ、良いわ。取り合えず保留にしておきましょうか。放課後に、その本人も交えて決めましょう」

 そうして結論の出ぬまま、朝のHRは終わりを迎えた。
 その日の樫田は、一日中肩身の狭い思いをして過ごした。
 教室内の如何なる美少女にも目をくれず、そこには居ない後輩を選んだのだから、然もありなん。



 夕日の差し込む生活指導室にて、貝塚と悠が並んで座っている。
 遅れてやって来た樫田が恐々とした様子で、二人の前へと腰を下ろした。

「……先生、どういう事ですか?」

 悠がくりくりとした大きな瞳で、貝塚と樫田を交互に見やって首を傾げる。
 樫田は後ろめたいような心地に陥り、目を伏せた。

「……三人揃ったし、まずは荒谷さんに事情を説明しようかしら」

 貝塚がそう切り出して、ここへ至る経緯を悠へと話し始めた。
 どこか落ち着かない様子で樫田は悠をちらちらと見上げる。
 黙って聞いている彼女の表情からは、何を思っているのか計りかねた。
 簡易ながらに事のあらましが伝わると、悠が口を開いた。

「え、勉強とかも兼ねての再教育なんですよね? それなのに、樫田先輩は後輩の私を選んだんですか?」

「ええ。私もどうかしてるんじゃないかしら、と思ったわ」

「本当ですよ」

 などと二人が言葉を交わす中、樫田は股間に何かが触れるのを認めた。
 次いで、ぎゅっ、と股間が圧迫されて肩を跳ね上げさせた。
 慌てて下半身を見やると、股座へと細い脚が伸ばされていた。悠だ。

「どうしたのかしら」

「い、いえ、何でもないです」

 貝塚に訊ねられて、樫田は反射的にそう答えた。
 ペニスを踏み付ける脚には、ますます力が入れられる。
 悠は彼の股間を踏み付けながら、何でもない顔をして口を開いた。

「先生、それで……どうするんですか? 私がここに呼ばれたってことは、端から相手にしないつもり、って事は無いんですよね?」

「ええ……そうねえ……。荒谷さんが良ければ、貴女に任せるわ。それと、樫田くんにも確認しておくわね。もし彼女に身を任せると言うのなら、今年度の出席日は全て欠席扱いとして、留年してもらうことになるわよ? 飛び級ならぬ下り級ね。もっとも、そんな制度は無いから欠席扱いなのだけれど」

 貝塚の言葉を受けて、樫田は考えを改めざるを得なかった。
 眼前の可愛らしい少女と同学年になり、性的な物も多分に含んだ躾を受ける――それは非常に官能的な未来だと思えたが、その為に貴重な一年を捧げるのは、些か代償が大き過ぎた。
 樫田が「それは流石に困る」といった旨を口にしようとした時だ。
 言葉を遮るように一際強く股間が押し潰された。
 う、と小さく呻いて悠を見やる。
 彼女はその愛らしい顔に淫らな笑みを浮かべていた。
 ドキリと胸を鳴らしてじっと悠を見つめていると、彼女は制服の胸元に指先を掛けて、真っ白な肌を僅かに露出させた。
 自然と樫田の脳裏には、昨夜見た彼女の裸体が思い浮かんでいた。
 ペニスがむくむくと膨らみ、甘い疼きを放ち始める。
 それを悠は捻りを加えた動きでぐりぐりと踏み躙る。
 若干の痛みを覚えるが、急速に膨らみ始めた劣情に心身は呆気なく支配され、生殖器を足蹴にされることに快感を見出してしまう。
 その身を小刻みに震わす樫田の肉棒を責め立てつつ、悠は貝塚に言った。

「私は大丈夫ですよ。樫田先輩がどうしてもって言うのなら、面倒を見てあげも良いです」

「……だ、そうよ。樫田くんはどうかしら?」

 投げ掛けられた問いの意味をほとんど理解しないまま、樫田は反射的に口を開いた。

「え? あ、は、はい、大丈夫です」

「そう……。なら決まりね」

 貝塚が深く頷く姿を見て、ようやく樫田は自分が何を口走ったのかを理解した。悠に踏まれるペニスにばかり意識が向いていたせいで、彼は何の考えもなしに「大丈夫だ」と答えていたのだ。
 慌てた樫田が前言を撤回しようと「あの」と切り出すが、貝塚の声によって遮られてしまう。

「それにしても、荒谷さん、貴女可愛い顔をして大胆ね」

 机の下で彼女は、悠の脚へと手を伸ばした。
 膝の辺りをさらりと撫でられ、悠は苦い笑いを浮かべた。

「あう……。バ、バレてました……?」

「バレない方がおかしいわよ」

 そう言ってくすりと笑い、貝塚が立ち上がった。
 樫田の下へ向かい、彼の耳元で貝塚が囁く。

「ちんぽ踏まれて興奮させられちゃったせいで、とんでもない選択をしちゃったわね。もちろん、前言撤回なんて認めないわよ」

 ――こうして、半ばなし崩し的に樫田の留年が決まり、彼の身は悠の預かるところとなったのだった。



2.お勉強タイム


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13.舌で舐められ


 射精を経て小さく萎んだペニスが、シリコン製の貞操帯に収められた。
 やや窮屈に感じるが、それが余計に被虐感を煽る。
 茜は、貞操帯にしっかりと錠を掛けた後、それ越しにペニスを愛しげな手付きで撫でて言う。

「ふふ、これでもう自分の意思じゃおちんちんに触れなくなっちゃったね」

 拘束の定番、四肢の緊縛ではなく、ペニスの自由が奪われている。そのことに俺はドキドキと胸を鳴らすばかりだ。

「……今、どんな気分?」

「こ、興奮する」

「私も」

 そう告げて俺を見下ろして、茜は目を細めた。
 その艶っぽい目付きを受けて、男根は貞操帯の中で膨らもうとしている。
 もちろん、それは叶わぬことだ。
 痛みがじわりと下腹部から込み上げてくる。俺は小さく呻き声を上げた。

「勃起も出来ないなんて可哀想……」

「あう、うう……茜……」

「でも、外して上げない。可哀想な郡山くんを見ていると、とっても興奮するの」

 言うなり、茜は俺を押し倒した。
 カーペットの上で仰向けになった俺に、彼女が覆い被さってきた。
 頭を胸板に寄せて、ぴったりと身体を密着させる。
 胸の突起に吐息が触れるのを感じたかと思うと、すぐに湿ったものがそこに触れた。
 顎を引いてそこへと目を向ける。
 茜は、乳首に向けて舌を小さく伸ばしていた。
 舌先がチロチロとくすぐるようにそれを舐める。

「うっ……くうう……」

 切ないような疼きがそこから込み上げ、俺は情けなく呻き声を漏らした。
 そんな反応に興奮しているかのように、茜はより扇情的に舌を使って見せる。
 大きく口を開き、舌を目一杯伸ばして乳首を舐める。
 舌の表面の細かな凹凸が、敏感な部位を通り抜けていくのは、堪らなく気持ち良かった。
 何度かそうして大振りに乳首を舐められた。
 すっかり勃起してしまった俺のそこは、ジンジンと甘く痺れて止まない。
 それを今度はぱくっ、と咥えられてしまう。
 茜の柔らかな唇で胸を吸われると、俺は全身を大きく震わせて嬌声を上げた。
 貞操帯の中では、ペニスが内から拘束を破らんとしているかの如く、膨張を試みているが、それはやはり上手くいかず、痛みだけが俺を襲っている。
 それにも関わらず、我慢汁はしとどに溢れ続けていた。

「はあっ、あああぁっ……!」

 茜は口で片一方を責めながら、もう片方を指先で責めている。
 ぷっくりと膨らんだ乳首を指で摘まれ、潰すようにコリコリと転がされる。
 そこから込み上げる快感が、身体へ染み広がっていく。
 気付けば俺は腰を上下させながら喘ぎ、悶えていた。

「乳首だけでもこんなに感じちゃうんだね」

 茜は顔を上げてそう言った。
 先程まで口で愛でられていた乳首には手が添えられている。
 左右の乳首を両手で弄繰り回しながら、茜は言葉を続けた。

「そんなに乳首が良いなら、もうおちんちんいらない?」

 俺は腰をガクガクと震わせながら、何とか首を横に振った。
 そんな俺の反応に対して、茜は小さく笑みを漏らした。

「ふふっ……」

 笑みに込められた淫靡な嗜虐性を感じて、俺は頭がぼんやりとするような興奮を覚えた。

「もっと気持ち良くしてあげる」

 そう告げた後に、茜が身体を起こす。
 足元に回った彼女は俺の脚を持ち上げた。
 無論、女の子の腕力で強引に動かせる訳はないので、俺も彼女の意に沿って身体を動かす。
 持ち上げられた脚は、そのまま俺の頭へ向かった倒された。
 俺の身体は『くの字』を書くように、ちんぐり返しの格好にされていた。
 逆さになった俺の半身を、茜は自らの身体を密着させて支えながら、天を向く股間へ顔を寄せる。
 蟻の門渡りに吐息が当てられる。
 そのくすぐったさに、俺は身を震わせ、情けない声を上げた。
 茜はくすくすと笑みを零してから首を傾げた。

「お尻の穴まで丸見えだけど、恥ずかしくないの?」

「はっ、恥ずかしい……」

 俺がそう答えると、彼女は貞操帯に覆われたペニスの先へと手を伸ばした。

「恥ずかしいのに濡れちゃうの?」

 掬い取った我慢汁が、指の間で糸を引く様を俺に見せ付ける。
 
「あ、茜に恥ずかしいことをさせられると……興奮する……」

「そうなんだ。どうしようもないマゾの変態だね」

 茜は俺をそう罵り、片脚を器用に伸ばした。
 身体を回り込んで俺の顔に足を押し付ける。

「うっ、うう……茜……茜……!」

 羞恥を煽り立てるような格好をさせられ、顔を足で踏まれている。
 そのことにたまらなく興奮して、俺は彼女の名を呼んでいた。
 顔を踏んでいる足に舌を伸ばす。
 僅かに汗ばむそれを夢中で舐めていると、茜が動いたらしい。
 蟻の門渡りに何か柔らかく湿ったものが触れるのを、俺は認めた。
 すぐに舐められているのだと分かった。
 舌先でチロチロとくすぐるように、舐められている。
 こそばゆい。こそばゆいが、そこには快感を見出すことが出来る。
 俺は堪らず喘ぎ声を上げてしまう。
 大きく開かれた口に、茜はつま先を向けた。
 舌に触れた彼女の足指に、しゃぶり付く。
 ちゅぱちゅぱと音を立てながら、ペニスを咥える女の様に、足の指を丹念に舐める。
 茜は時折、くすぐったげな声を上げながらしばし蟻の門渡りを舌で責めていた。
 その内に、舌の矛先は睾丸へと変わっていった。
 貞操帯は肉の幹を覆うのみで、陰のうはさらけ出されている。
 茜は、そこへ舌を這わせたのだ。
 新たな刺激に俺は身悶える。
 縫い目のようになっている陰のうの中心に舌を這わされる。
 そうかと思えば、睾丸をちゅっ、ちゅ、と音を立てて吸われてしまう。
 俺は股間が彼女の唾液でぐっしょりと濡れていくのを感じながら、込み上げる快感に身を震わせるばかりだ。
 顔面に押し付けられた足裏へと奉仕する余裕はもはや残っていない。
 俺はただ、股間を茜にべろべろと舐められて悶えるばかりだ。
 たっぷりとそこを湿らす唾液が、逆さになっている身体へと流れてくる。

「ふうっ、う、ああぁぁ……」

 快感に目を白黒とさせる。
 貞操帯の中でペニスは激しく脈を打ち、甘く痺れている。
 そこへは刺激を与えて貰えない。自身で弄ることでも出来ない。
 なのに性感は絶え間なく次々と注がれている。
 官能的な拷問と言っても良い状況だ。
 俺はその事に堪らない興奮を覚えてしまっていた。被虐的な興奮だ。
 それに酔い痴れる俺へと、茜は一際強い刺激を与える。
 口に含んだ睾丸を激しくしゃぶられる。
 彼女の艶やかな唇に、睾丸が勢い良く出入りする。
 ちゅくっ、ちゅぱっ、ちゅうう。
 俺は甲高い声を上げて、身を激しく震わせた。
 背筋をゾクゾクとしたものが走り、頭の中は真っ白に染まっていく。
 ちゅぽんっ、と音を立てて茜が睾丸を解放した。

「はあっ、はああぁ……ああ、茜……」

 俺は酷く見っとも無い、蕩けた顔をしていることだろう。
 股間越しにそれを見下ろす茜が、扇情的かつ嗜虐的な笑みを浮かべていたのだから、きっとそうに違いない。

「ふふっ……気持ち良かった?」

 薄く笑みを描いた唇から放たれた、淫らな声音の問いに、俺は惚けたようになりながら、こくこくと頷いた。

「そう。……私も郡山くんのいやらしい声を聞いてたら、興奮しちゃった」

 彼女の言葉に、俺は胸をドキッと鳴らした。

「どれぐらい興奮しちゃったのか、知りたい?」

 そう問われて俺は、激しく首を振ると同時に声を上げた。

「し、知りたい」


14.狭間で揺れる肉欲


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