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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

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11.彼女

 体育の授業後も、それまでと変わらず知奈に責め立てられ、何度か射精へと至らしめられた。
 肉体・精神の双方が疲弊した状態で迎えた放課後。彼は貝塚に呼び出されて、生活指導室に居た。
 知奈に関して話しておくことがある。貝塚は樫田にそう告げていた。
 専属で樫田を躾けることになった彼女とは、女子寮の同じ部屋で生活することになっている。それに際して事前に説明しておく必要があるのだと言う。
 相変らず教職者にあるまじき色香を放っている貝塚を見やって、樫田は首を傾げた。知奈自身を抜きにして、一体何を話すと言うのだろうか。

「……ま、ここで説明だけをしても実感は湧かないだろうけれどね」

 そう前置きしてから、貝塚が語った内容は樫田が幾つか思い浮かべていた想像とはかけ離れていた。
 端的に表すならば、松丸知奈は二重人格者である、と貝塚は言った。
 樫田は目を丸くさせて、しばし呆然ととして口を大きく開いていた。
 学生同士の冗談に於いて、裏表の激しい性格を揶揄して言っているのとは訳が違う。見た目や雰囲気こそ、一般的に想像されるものとは大きく異なっているが、教師の口から出た言葉だ。
 偽りや冗句ではないのだろう。事実であるに違いない。それを認めると樫田は余計に困惑した。再教育クラスへの編入後に接してきた知奈の様子を思い返すも、それらしき様子はなかった。
 首を捻る樫田に対して、貝塚は言う。

「不思議なものでね、夜の間だけ人格が入れ替わるみたいなのよ」

「はあ……。そんな事ってあるんですか?」

「さあ? 詳しくは分からないけど、現にあるのだから、あるのでしょうね」

 その通りだ。貝塚の言葉に対して納得するが、実際に自分の目で見ていない以上、理解は出来なかった。
 知奈に別の人格があると認めた上で、新たな疑問が浮かぶ。樫田は恐々とした声音で貝塚に訊ねた。

「それでその、どう接すれば良いのでしょうか」

「どうって、普段通りで良いわよ?」

「……そうなんですか? わざわざ俺に松丸さんの話を教えてくれるって事は……その、豹変すると言うか……危ない事とかは……?」

「無いわよ」

 そう言い切った後に貝塚は「豹変」と樫田の言葉を小さく繰り返した。

「少し驚くかも知れないわね。昼間の彼女とは大分違うから」

「はあ……」

 曖昧に頷きながら、樫田は少しばかり安堵していた。
 彼は、知奈が昼にも増して一層嗜虐的になるのであれば、身体が持たないだろうと危惧していた。

「まあ、見てみないことには何とも言えないわよね」

 そう言って貝塚は小さく両肩を上げてみせた。
 彼女がどこか楽しげに見えるのは気のせいだろうか。樫田はぼんやりとそんなことを思ったが、詮索はしない事にした。
 日中の間、知奈から散々責められた後だ。ここで余計な言葉を発して貝塚から『お仕置き』でも受けては堪らなかった。

「……それじゃあ、その、そろそろ部屋の荷物を移動したりしようと思うので」

「そうね。ふふ、松丸さんをよろしくね」

 去り際に向けられた台詞も不思議なものだった。
 躾けられているのは自分であり、『よろしく』されるのは彼女ではないはずだ。
 首を捻りつつも、貝塚が先に言った様に実際に人格の入れ替わった状態の知奈と会ってみなければ、いくら考えても仕方ないだろう。そう頭を切り替えて、樫田は指導室を後にした。


12.夜の美少女

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10.射精の意味


 じっと見ているのか、目を逸らしているのか。
 どちらにせよ『償い』は続けなければならない。

「うっ……くう……」

 快楽の膨らみ方を考えると、このままペニスへの刺激を続けていれば、射精に至ることが出来そうだった。樫田は喘ぎを漏らしつつ、ゆっくりと絶頂に近付いていく。
 彼の睾丸は男根の根元へとせり上がってきていた。
 性器に纏わる劣等感の根源であるすっぽりと亀頭を覆う包皮。それを自らの指で弄び、快楽を貪る。自分から望んだのではなく、同級生の美少女に命じられて。
 意識がその事実を捉える度に、羞恥心や惨めさが湧いてくる。そうした精神の変化は、身体を一層火照らせていった。
 樫田の腰がガクガクと震え出す。

「あっ、ああぁ……!」

 声音は甲高くなり、切羽詰ったようなものを感じさせる。
 絶頂の瞬間は確実に近付いてきていた。
 主が如何なる表情を浮かべているのかは分からないが、先んじて告げてからでなければ果てることは許されないだろう。そんな考えから樫田は声を上げた。

「あうっ、う、あああ……松丸さん、も、もう……出ちゃいそうです……!」

 彼は自ら口にした言葉に対して情けなさを感じる。腰が大きく跳ね上がった。それでもペニスを手放しておらず、亀頭には甘い痺れを生じさせていた。
 射精が近いことを告げられた知奈は、樫田の臀部を見下ろしていたが、ややして脚を伸ばした。ほっそりとした長い脚の先が尻たぶを軽く打った。
 呻き声を漏らした樫田に対して言う。

「出すならこっちを向きなさい。四つん這いはもう見飽きたわ」

 彼女がそう言うと、樫田は素直に従った。
 のそのそと向きを変える。

「私の足元に座りなさい」

「はっ、はい」

 絶頂を『お預け』されている状態では、全裸のままで床に座することすら気にならない様だ。
 彼が大人しく足元に座ったのを認めて、知奈が言う。

「私の目を良く見て。そうよ。さあ、誰の為に射精するのか、その体勢のまま言ってごらんなさい?」

 彼女の美貌を見上げて樫田は呼吸を荒くさせる。瞳に映る冷たくも艶かしい笑みに頭がぐらりと揺れる様な興奮を覚えつつ、口を開く。

「ま、松丸さんの為に……射精します……!」

 見上げた先にある笑みが、僅かに深くなったのを認めて、樫田は再びペニスの皮を摘み上げた。
 零れ出した我慢汁が、吊り上げられている肉棒を伝う。
 ぬちゅぬちゅと湿った音を立てながら、包皮を小刻みに引っ張る。
 同級生でありながら主でもある美少女の瞳をじっと見つめながら、無様な自慰に耽る。その倒錯的な行為がもたらす快感は、途方も無いものだった。
 加えて、樫田はすでに一度、絶頂の寸前まで至っている。そんな状態では数分も持たなかった。

「うっ、く、ううう……松丸さん……で、出ます……あ、ああぁっ、ああ……!」

 甲高い声音で絶頂を告げる。
 彼の顔に浮かぶ、どこか苦しげにも見える程の蕩けた表情が、快楽の強さを物語っていた。

「良いわよ。私の為に射精しなさい……」

 口角を吊り上げて、知奈が言った。
 まるで返事をするかのように、樫田のペニスが白濁液を噴き上がらせた。
 ぶびゅっ、びゅるるる!
 迸る気持ちの良い解放感に、全身を脈打たせる。
 樫田は、射精の瞬間まで包皮を摘み上げていた。鈴口から勢い良く放たれた精液は、歪に引き伸ばされた厚い皮が受け止めた。
 とろりと蕩けた様な目をしている樫田に向けて、知奈が命じる。

「立ちなさい。どれだけ出せたのか、確認してあげるわ」

 はあ、はあ、と息を切らしながら、樫田は立ち上がった。
 射精を終えて徐々に萎え始めている男根がだらりと頭を垂れる。皺くちゃに窄まった包皮の先から数滴の精液が零れ落ちた。
 知奈がその醜悪な包茎に手を伸ばす。彼女の白い指がゆっくりと包皮を剥き上げた。果てた直後の敏感な亀頭に生じた、その刺激に対して、樫田はびくりと身を震わせた。
 包皮が剥かれると、中に溜まっていた濃い精液がボタボタと一気に滴り落ちた。
 床に落ちたそれを見やって、知奈が言う。

「ふうん……。まあ良いわ。これでさっきの事は許してあげる。私は先に戻っているから、その粗末なペニスを綺麗にしなさい」

 樫田が「はい」と頷くと、彼女は立ち上がった。
 それから知奈は、樫田をじっと見つめながら、白濁液をぐりぐりと踏み躙った。

「私の為に出したと言うのなら、どうしようと私の自由でしょう? ふふっ、樫田くん、貴方は、本来の役割である生殖に用いる為ではなく、踏み潰される為だけに射精したのよ? 惨めね」

 そう告げた彼女の顔に浮かんだ嗜虐的な笑みを受けて、樫田は背筋をゾクゾクとしたものが駆け上がっていくのを認めたのだった。


11.彼女

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9.償い

 不躾だった点はいくつか思い浮かぶが、何が最も知奈の不興を買ったのかを考えなければならないだろう。それを補う様な方法で償いをしろ、と彼女は言っているに違いない。
 何が癪に障ったのかと言えば、専属ミストレスとなった知奈以外の女子から責められて射精したことだろう。ならば彼女に今から責めを乞い、精を吐き出せば良いのだろうか?
 余り待たせても叱られてしまうだろう。樫田は思考に区切りを付けた。

「……あの」

 と、切り出すも、樫田はすぐに言葉を止めた。
 激昂しているでもないが、怒っているのは事実だ。そんな彼女に「射精させて欲しい」と頼むのもおかしな話ではないか、と口に出す直前になって思った。
 何かを言い掛けて、しかしすぐに黙った彼に対して、知奈は不機嫌そうに眉をしかめた。
 彼女の表情に不穏なものを感じた樫田は、考えをまとめるよりも先に言葉を出そうと慌てて声を上げた。

「あっ、あの、ま、松丸さんの為に射精します……! そ、それで……その、さっきの償いを……」

 そこまで早口に言ってから、樫田は再び黙った。
 知奈もすぐには返事をしなかった。
 保健室に流れる静寂は、樫田にとって酷く重苦しいものに感じられた。
 射精で償うなど、おかしなことを言ってしまったのではないかと思えてくる。
 気まずい沈黙に耐え切れなくなった彼が口を開いた。

「松丸さん……その……」

 さっきのは話は撤回します、と続けるはずだったが、知奈が先に口を開いた。

「……私の為に、と言うのなら、どう射精するのかは私の指示に従うのよね?」

「え……?」

 樫田は呆けた様な声を上げた。一瞬、知奈が何を言っているのか理解出来なかった。
 先の提案を承認すると言う意味だと気付くのに数秒を要した。理解した後、すぐに「はい」と答えた。
 彼の答えに対して、知奈は薄笑みを浮かべて言った。

「なら、そこに四つん這いになりなさい。お尻はこっちに向けて、包皮を引っ張って自慰してもらうわ。後ろから見ていてあげる」

「よ、四つん這いで……」

「出来ないとは言わせないわよ? さあ、早くなさい」

 知奈の言葉に一つ頷き、樫田は彼女に背を向けた。それから膝を床に着け、ゆっくりとした動きで四つん這いになった。
 男根を露出するのとはまた違った意味合いの羞恥が湧いてくる。樫田は赤い顔をしながら身を縮こまらせていた。

「もっとお尻を高く上げて、良く見える様にしなさい」

「は、はい……」

 震える声で返事をしてから、臀部を大きく突き上げる。恥ずかしい。思考は羞恥一色に染まっていくが、ペニスはどんどん硬くなっていく。
 知奈は彼の尻たぶを軽く足蹴にして言った。

「ほら、早く始めなさい」

 おずおずと肉棒へと手を伸ばす。普段は、仰向け、もしくは、座り込んでのオナニーが主である樫田にとって、四つん這いでの行為は不自由さを感じずにはいられなかった。
 それでも、今更やめるとは言えない。仕方なく包皮を小刻みに引っ張り始める。
 ペニスを扱くのではなく、余り皮を引き伸ばして自慰を行う。それを尻側からじっと観察されている。自身が置かれている状況を改めて考えると、酷く倒錯的だと思えた。
 樫田は包皮を引っ張ることで間接的に亀頭を刺激しながら、じわじわと込み上げてくる快感を認めた。
 股間に生じる甘い痺れは、少しずつ大きくなっていく。

「うっ、あ……はあ、はあっ……あぁ……」

 息を切らし、時折喘ぎ声を漏らしながら、樫田は背後にいる知奈を思う。
 彼女は如何なる表情を浮かべているのだろうか。


10.射精の意味

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8.保健室


 知奈がすっと立ち上がり、教師のもとへ向かう。その際に樫田を横目に見やった瞳は先程から変わらずに冷ややかだ。
 彼女の求めるものは樫田と共に授業を抜ける許可だった。教師にそれを訊ねると、すんなりと承諾が貰えた。
 その辺に関しては再教育クラスの特性なのだろう。
 まだ息を切らしている全裸の樫田を引きずる様にして、知奈は体育館を後にして保健室へと向かった。
 腕を引かれる樫田は、これから酷く怒られるであろうことを予感して、青ざめていた。保健室に入ってすぐに、床へ投げ出された。
 樫田はそのまま土下座をした。

「はあっ、はあ……う、うう……ご、ごめんなさい……」

「良いわよ、そこまで謝らなくても。貴方がそこまで浅はかだったと見抜けなかった私の誤りでもあるのだから」

 そう言いながらも、知奈は樫田の後頭部を踏み付けた。

「でも分かっている? 貴方が言ったのよ? 私に躾けて欲しい、主人になって欲しいと」

「は、はい……」

「立ちなさい。私が主である、と本能に刻み込んであげる」

 頭に感じていた重みが去ると、樫田は恐々としながら顔を上げた。
「早く」と、急かされ、彼は立ち上がって姿勢を正す。
 一体どんな罰を与えられるのだろうか。胸に広がる不安からか、彼は小さく震えていた。

「……これが貴方の飼い主の匂いよ」

 そう言うなり、知奈は樫田の身を抱き締めた。
 ジャージのザラザラとした生地や、ファスナー金具の冷たさは不快だったが、それどころではない。
 女体の柔からさは衣服越しにも感じる事が出来たし、何より彼女が言った通り『匂い』が鼻腔をくすぐって止まななかった。
 樫田の鼻先には知奈の首筋がある。そこや髪からは、異性らしさを感じずにはいられない様な心地良い香りが漂っている。
 今しがた射精したばかりにも関わらず、彼のペニスはむくむくと膨らみ始める。正面から抱き付かれている状況で、男根はあっという間に最大まで勃起してしまう。そうなると当然、知奈の身にそれを押し付けるような格好となってしまっている。
 樫田が慌てて声を上げた。

「まっ、松丸さん……」

「喋らないで。息がくすぐったい。それより、もっときちんと嗅いで、主の匂いを覚えておきなさい」

 こう言われてしまえば、樫田は黙って従うしかなかった。
 首筋に顔を埋めたままですんすんと鼻を鳴らす。
 同級生の少女の匂いを嗅いでいる、と言う状況だけでもやや異常だが、加えて自分は全裸であり、相手との関係は主従ときている。その倒錯的かつ非日常的な行為は樫田を激しく興奮させていった。
 呼吸を荒げながら夢中で知奈の匂いを嗅ぎ続ける。
 その内に、樫田の腰は半ば当人の意識を無視して上下に動き始める。ジャージに覆われている知奈の太ももに向けて、ペニスを擦り付けていた。
 彼の粗相に気付いた知奈が、その身を突き放して言う。

「そこまでやって良いとは言ってないでしょう?」

「あ、う、うう、ご、ごめん……なさい……」

「まあ良いわ。ご主人様の匂いは覚えられた? 今後はこの匂い以外に欲情しては駄目だからね?」

「はい……」と、答えつつも樫田には自信が無かった。果たして彼女以外の女子から責められて平然としていられるだろうか。射精を堪えることは出来るのか。
 そんな彼の心情を見透かしたかの様に知奈が言う。

「今すぐ、とは言わないけどね。いずれはそうなって貰うわ。それよりも……さっきの償いをして貰おうかしら」

「償い……?」

「貴方は私が専属で躾けている劣等生の癖に、他人の手で射精したのよ? それをどう償うか……自分で考えてみなさい」

 そう言ってから、知奈はベッドに腰掛けた。
 樫田は立ち尽くしたままで、頭を捻った。どう償うべきか。


9.償い

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7.絶頂

 ある者は敏感な部位を激しくくすぐり、別の者がペニスを除いた性感帯を責め立てる。
 樫田に与えられる幾つものくすぐったさと気持ち良さは、その一つ一つが極めて強烈だった。
 こそばゆさに身を捩るも、柔からな四肢によって押さえ付けられてしまう。異性の手足による拘束は、肉体ばかりでなく精神をも束縛していく。理性を溶かして、彼をより深い快楽の世界へと引きずり込んでいった。
 全身が甘く痺れて止まらない。
 樫田は嬌声と笑い声の入り混じった様な叫びを上げ続ける。ヒイヒイと悶えながらも、ペニスはいきり立ったままだ。
 しばらくそれを踏み潰す感触を愉しんでいた知奈が、ふと脚を上げる。彼女のつま先と、樫田のペニスとの間で我慢汁が糸を引く。

「さあ……どれだけ耐えられるかしら?」

 そう言って、知奈はその場にしゃがみ込む。責めは同級生らに任せて、観客に回るつもりらしい。
 愉しげな表情を浮かべる彼女とは対照的に、樫田は苦痛と愉悦の混じった様な顔をしていた。無理からぬことだ。刺激を全身に絶えず浴びせられているのだ。
 しなやかな指が身体中を淫靡に這っている。身悶える彼を強引に押さえ付けているのも体力を使うらしく、体温の上がった女子の身から肉欲をくすぐる様な匂いが漂う。こちらを見下ろす幾つもの美貌には、意地悪な笑みが浮かんでいる。
 樫田はそうした状況に置かれながらも、男根をいきり立たせたままでいた。責め苦に対して嬉しげに震えるそれは、じんわりと熱を帯びていく。欲望の証が込み上げてきていた。

「うっ、くふ、ふあ、ひゃあっ、あっ、は、ははっ、ひ、や、やめ……!」

 彼が思わずやめてと口にしそうになったのを受けて、知奈は笑みを深めた。

「ふふ……ペニスには触ってもいないのにイキそうなの?」

 樫田の返事は、殆ど言葉になっていなかったが、問いを肯定しているのは理解出来た。知奈は笑みを浮かべつつも、そこに冷たいものを滲ませて告げる。

「情けない身体ね。ま、その事自体は別に良いわ。ただし……私が触っていない状態で射精するなんてもってのほかだからね?」

 知奈としては口にしたこと以上の意味はなかった。すなわち、彼女が手を下すまで、射精は『おあずけ』だとの宣言だ。
 しかし、知奈の思惑からやや外れたところへと樫田の意識は向けられていた。彼は、彼女の発言が独占欲に基づくものであったように感じていた。
 例え倒錯的な関係であったとしても、異性から求められている事は悦ばしいことであり、そこに性的なものが含まれていれば興奮もしてしまう。
 樫田が鼓動を大きくさせながら、知奈の名を口にする。もちろん、はっきりと発音する余裕はない。
 それゆえ樫田が何を言ったのかは、彼女に伝わっていない。
 唇の動きから推測するのも不可能だった。知奈の冷笑にどこか優しげな色が差したのは単なる偶然だろう。何を思ってそうした表情を浮かべたのかは当人にしか分からない。
 だが、樫田を惹き付けるには充分過ぎる程に魅力のある笑みだった。
 前述の独占・支配欲を己に向けられる事への興奮も相まって、樫田は頭がクラクラと揺れるような心地に陥ってしまう。
 そんな状態でも、容赦なく身体は責められ、くすぐられている。
 肉体、精神、そのどちらにも快感を与えられている状況だ。
 これに耐える術など樫田が持ち合わせているはずもない。彼の身がこれまでになく大きく震え上がる。四肢は女子の手で床へと押し付けられているが、手付かずになっている股間を天井目掛けて思い切り突き出している。
 腰がガクガクと震える。その動きに合わせてペニスが揺れる。先走り汁を辺りに撒き散らしながら、樫田は盛大な嬌声と共に絶頂へと至った。
 尿道を駆け上っていった白濁液が、窄まった包皮の口をこじ開ける。
 ぶびゅっ、びゅっ、びゅるるるっ!
 精液は数回に渡って吹き上がった。その度に樫田は腰全体を跳ね上がらせていた。その身に生じた快感の強さは、射精を終えてぐったりと脱力する彼の顔に浮かんだ表情が物語っている。だらしなく半開きになった口元には唾液が伝い、目は空ろでありながら恍惚を示し、額にはびっしりと汗が滲んでいた。

「ふーん……」

 樫田が命令を無視して射精を迎えたことで、知奈は先程まで浮かべていた笑みから一転し、酷く冷たい顔付きで呟いた。
 
「まだまだ躾けが足りないって訳ね」


8.保健室

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6.準備運動


 樫田はぼんやりと知奈の姿を見上げながら、自身の口から出た言葉に対して戸惑い続けていた。
 なぜ、あの場で名が出たのだろうか。
 声に出さずに言語で思考する際でも、樫田は知奈を「松丸さん」としている。密かに名で呼ぶ機会があったのならいざ知らず、そうした土壌が無い中で「知奈ちゃん」と口にしていた。
 何かが引っ掛かる。樫田は周囲の状況――クラスメートの着替えが気にならなく程に真剣に考え込むが、すぐに知奈の声によって現実へと引き戻された。

「いつまでもボーッとしていないで、行くわよ」

「あ、は、はい」

 相変らず声音は冷たいが、先の出来事への怒りはもう無いように思えた。



 体育館へと着いた後、知奈が教師と同級生に向かってこう言った。

「彼……このままじゃ授業に集中出来ないでしょうから、準備運動も兼ねて、みんなで射精させてあげようと思うのだけど、どう?」

 幾つもの視線が一斉に樫田へと向けられる。
 樫田は股間を手で覆い隠して、一歩後ずさった。
 いくら女子が相手とは言え、複数から攻撃的な視線を向けられると怯んでしまう。そんな彼の心中などが考慮されるはずもなく、事態はトントン拍子に進んでいった。教師の承諾が下りると知奈の号令によって、樫田はその身を数人の女子によって押し倒されてしまった。
 四肢を抑え付ける女体の感触に、顔を赤らめている樫田に向けて知奈が言う。

「……射精はさせてあげるけど、私が良いと言うまでは我慢するのよ?」

 これから何をされるのかも知らない樫田は、黙ったままで頷くしかなかった。

「さあ、それじゃあ始めてあげて」

 知奈が小さく笑んで言う。
 どうやら事前に打ち合わせがあったらしい。知奈がみなまで言わずとも、樫田を取り囲む女子が動き始めた。
 無数の手が、彼の身に触れる。ペニスを除いたあらゆる部位に、指が這う。肩や腹、脚と言った何でもない部分はもとより、わき腹、腋の下や足の裏、乳首や首筋などの敏感なところも優しく小刻みに刺激される。
 喘ぎとも笑いとも取れる声を上げて、樫田は身を大きく震わせる。
 それを強引に押さえ付けられ、性器以外のあらゆる箇所を刺激される。
 くすぐったい。気持ち良い。どちらもこれ以上無い程に強く感じさせられる。肉体的な刺激のみならず、大勢の女子から責められている、と言う被虐的な悦びもあった。
 総合的に見れば快感の中にあると言えたが、刺激の強さゆえに、この状況を愉しむ余裕は無い。
 息が苦しくなるほどに喘ぎ、身悶える。それでもペニスは萎えることを無く最大限まで勃起した状態を維持している。
 大の字で仰向けに拘束されている彼の足元へと知奈が回り込む。我慢汁をたらたらと滴らせる男根を踏み付けて、言った。

「よくもまあ、こんな情けない状況で勃起していられるわね?」

「あっ、はあぁっ、あっ、く、くああっ、ま、松丸さん……! や、やめっ、ふひゅっ……!」

 上靴を脱いだ知奈の脚でペニスを撫で擦られる。靴下の少しザラザラとした感触が、たまらなく気持ち良い。樫田は今にも果ててしまいそうなのを必死に堪えながら、自身の性器を踏み付けている美少女の姿を見上げる。
 表情の変化に乏しい彼女だが、愉しげなものが滲んでいるのを認めることが出来た。それに気付くと、樫田は一層深く興奮してしまう。
 知奈の足の下で肉棒はビクビクと脈を打っている。
 彼女もそれを認めて呆れたような表情を浮かべたが、根底には相変らず愉しげなものがある様だった。

「……もっと激しくしても良いわよ」

 その言葉で、樫田の身体へ伸びる無数の手がより淫靡に蠢き始めた。


7.絶頂

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5.更衣室


 股間からポタポタと先走り汁を滴らせる樫田を連れて、知奈は更衣室へと向かう。次の授業は体育だった。

「あ、あの……松丸さん?」

「何? 貴方は着替える必要が無いでしょう? それが小さくなるまで罰は続けるつもりよ」

「それは……その、い、良いんだけど……」

「それじゃあ何? モタモタしていないでさっさと中に入りなさい」

 背を押されて女子更衣室へと歩を運ぶ。
 着替え中の女子を視線に捉えて、樫田は慌てて俯いた。
 樫田がモタモタしていたのは、知奈が彼を女子更衣室に入れようとしていたからだ。結局、中に入ってしまったが、気まずい顔でじっと床を見つめているしかない。
 脱いだ後のスカートなどが度々視界の端に映る。樫田はカッと赤くなりながら、ペニスをビクビクと震わせている。見てはいけない。そう思いながらも、異性が着替える場に居合わせて、劣情を感じるなと言うのは不可能だろう。視線は逸らしながらも意識はそちらへ向かい続けている。

「……好きなだけ見ていれば?」

 と、知奈が言って樫田の顎に指を掛ける。そのまま上向かせた。

「まっ、松丸さん……!」

「誰も貴方に着替えを見られるぐらい、何とも思っていないわよ?」

「で、でも……」

「こんなにも粗末な物しか持っていない貴方を男として見ろ、意識しろって言う方が難しいわよ」

 鼻で笑って、知奈は彼の包茎ペニスへと軽い平手を放った。
「あうっ」と苦しげに呻いた樫田だが、その顔には悦びが滲んでいた。男根をはたかれる程度は、極度に興奮している彼にとって快感でしかなかった。

「そこで黙って着替えを見ていなさい。その子供の玩具みたいなおちんちんを弄りたいのなら好きにしても良いけど、射精は駄目だからね」

「は、はい……」

 と、返事をしてから樫田は肉棒を握った。
 本気で快楽を得ようとしての事ではなく、知奈の言葉に反射的に従った結果だった。
 そんな彼の姿を横目に捉えて、知奈は小さく笑みを漏らした。そのまま制服を脱いだ。淡い緑色のキャミソール姿になる。真っ白な腕が全てに露になった。
 腋の下が一瞬だけ瞳に映り、樫田はごくりと生唾を飲んだ。
 それと同時に手にしたペニスをゆっくりと扱き始める。無意識の行動だった。
 彼が男根を撫で擦り始めたのを認めて、知奈は笑みを深める。そうは言っても樫田は愚か、周囲の女子でさえも気付かぬ程だ。
 知奈がスカートの止め具を外す。ぱさりと音を立てて床に落ちる。下肢を守るものはショーツだけとなった。
 食い入るように彼女の身体を見つめながら、樫田は我を忘れてペニスを扱く。
 更衣室へ足を踏み入れる前から大量に分泌されていた我慢汁のおかげで、些細な痛みすらも無く、ぬるりと包皮が剥けた。顔を出した亀頭を激しく扱く。先走り汁がぬちゃぬちゃと粘着質な音を立てている。

「猿でさえ、もう少し節操を持っていると思うけど」

 知奈がそう罵る声すらも樫田には届いていなかった。
 散々責められ、疼きと興奮を募らせていた彼は、もはや「射精は駄目」と告げられている事すら思い出せない。美しい支配者の下着姿に心を奪われ、理性を失っていた。
 彼が我を忘れるに値する状況であることに違いはないが、些か異常な反応だった。樫田自身も頭のどこかで単なる興奮だけに衝き動かされているのではないと感じているが、その理由を突き詰めて考えるだけの理性は残っていなかった。
 訝しげな表情を浮かべた知奈が、下着姿のままで樫田に近付き問う。

「……弄るだけなら良いと許可したけど、分かってるわよね?」

 樫田からは何の言葉も返って来なかった。ただ荒い呼吸を続けながら、ペニスを扱き続けている。

「聞いているの? 返事は?」

 これにも答えは無い。苦々しげな表情を浮かべた知奈が、手を伸ばす。男根を握った樫田の腕を掴んで引っ張った。
 それでようやく我に返った樫田はハッとした顔で声を上げた。

「ちっ、知奈ちゃん……」

 知奈の目付きがこれ以上ない程に鋭くなる。
 眼光だけで人が殺せてもおかしくない、とさえ樫田には感じられた。彼はすっかり気圧されて、その場で尻餅をついた。

「ごっ、ご、ごめんなさい……」

 どうして苗字ではなく名の方が口から出たのかは自分でも分からないが、とにかく謝るしかなかった。
 青くなって震える樫田を知奈はしばらくの間、睨み付けていたが、やがてそっぽを向いてジャージを着始めた。


6.準備運動

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4.美麗

 快楽を告白する樫田をくすっと嘲笑いながら知奈はペニスを足で弄び続ける。
 そこからは我慢汁が滲み出していた。知奈の足に捻り潰される男根から、くちゅっ、と粘着質な音が響いている。

「本当に堪え性が無いのね。これは何?」

「がっ、我慢汁です……」

「どうしてそんなものが出てくるの?」

「うっ、く、うう……気持ち良いから、です……」

「上靴で踏まれているのに気持ち良いなんて、どこまでも劣った生殖器ね。性行為には使えない、変態マゾ行為専用ペニス、とでも言ったところかしら」

 知奈がそう罵るも、樫田のそこは嬉しげに脈を打つ。肉棒は一層甘く痺れ、彼の思考はぼんやりとした鈍いものになっていく。
 自身の股間へと伸ばされたすらりとした脚。スカートに隠れた白く艶かしい太もも。
 こちらを見下ろす、冷たくも嗜虐的な情欲を灯した瞳。
 樫田は知奈を見上げて、恋焦がれるような眼差しを浮かべている。

「まったく……。馬鹿にされているのにその顔はなんなの?」

「ご、ごめんなさい……。ま、松丸さんに踏まれるのが……」

「私に踏まれるのが? 何?」

 知奈からの問い掛けに対して、樫田は一瞬言葉を詰まらせた。
 嬉しくて、だなんて台詞は、あまりにも情けないのではないか。そんな思いが胸に生じていた。

「言いたい事あるのなら、はっきり言いなさい」

「う、あ、あの……嬉しくて……」

「……ふふ。どうしようもない変態ね。まあ良いわ。自分がどれだけ劣っているのか、それを自覚する事にも繋がるものね。貴方は上靴で性器を踏まれて粗末に弄繰り回されて、嬉しくなる様な劣った人間なのよ」

「は……はい……」

「素直ね。ご褒美にイかせてあげても良いけど……残念」

 まるで計ったかのようなタイミングで、予鈴が鳴った。

「ここまでね。これだけ手伝ってあげてもペニスを小さく出来ないだなんて、本当にどうしようもない。罰として次の授業はそのまま、全裸で受けなさい。分かった?」

「はい……」

 そう返事をした樫田の男根には、薄っすらと靴底の跡が残っている。
 足が離れた後も踏まれ続けているような錯覚を認めつつ、樫田は自身の席に着く。椅子の無機質な冷たさが尻たぶに伝い、惨めな思いをさせられる。
 樫田はちらりと横目に知奈を見た。
 すでに彼には興味の無い様な表情をして、授業の用意をしている。
 その冷たい態度が樫田の被虐心をくすぐる。ペニスははち切れんばかりで鎮まる気配が無い。



 結局、その授業中にも彼の肉棒が萎える事はなかった。
 知奈が手を出すまでもなく、樫田は彼女を見やっては、その冷淡さにゾクゾクとする様な興奮を覚えていた。
 全裸にさせておきながら、まるで興味の無い様な態度を、彼女は取っている。樫田は異性ばかりの教室で裸を晒す事に、激しい羞恥心を覚えている。互いの対比が彼に倒錯的な劣情を抱かせていたのだった。
 
 樫田が皺くちゃの包皮の先から我慢汁を垂れ流している内に授業は終わってしまった。


5.更衣室

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