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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

B-1.流されるままに


 何も決められない。
 雌化調教が決定された時と、同じだった。
 貝塚は小さくため息を吐いた後、言った。
 
「自主性は育たなかったみたいね。……でも、この先は自分で学びなさい」

 貝塚の言葉は、樫田が元のクラスに戻る事を意味していた。

(私は……何も変わっていないのかも知れない……)

 柔らかな曲線を持つ自身の身体を見下ろしながら、樫田は思った。
 
「……明日からは元のクラスよ。寮については、一度男子寮に戻ってもらうわ」

 貝塚は、つらつらと単調に連絡事項を告げた。
 今後の樫田は、一度男子の身に戻る事になった。
『再教育制度』に組み込まれている内は、特別扱いだったが、今は違う。
 女子として生活するには、いくつかの手続きが必要だった。
 



 女子寮で過ごす最後の日。
 樫田は久しぶりに男子用の制服に袖を通した。
 胸に沸くのは、違和感ばかりだ。
 
(私……もう、女の子なのに……)

 男子寮に入れられる事にも納得がいかなかった。
 襲われてしまうのではないか。そんな不安もあった。

(でも、仕方ない、か。……だって、どうしたら良いのか、私には分からない)

 制服に手を滑り込ませて、なだらかに膨らんだ胸を揉む。
 乳首が擦れる快感に樫田は喘ぎ声を漏らした。
 快楽で不安を軽減させようとしていた。
 
「あっ……ああ……」

 雌の快感を味わう事で、不安定な心が落ち着き始めていた。
 樫田は、一つ、明日すべき事を決めた。
 ――制服の下は、女の子になって行こう。





 元のクラスに戻った樫田の姿を見て、誰もが驚いた。
 中性的ですらなかったはずの彼が、まるっきり女の姿になっていたのだ。
 好奇の視線に晒される中、樫田はじっと耐える様に日中を過ごした。
 そして、彼が恐れていた夜が訪れる。
 
(大丈夫……。大丈夫。制服だって、今は一旦、男子の物を着ているし……何も、起こらないはず)

 恐る恐る寮に入る。
 遠慮の無い視線が、いくつも樫田に突き刺さる。
 自身の身体を抱き締める様な格好で、樫田はかつての自室へ急いだ。
 ドアノブを掴んで、違和感を覚える。
 鍵が掛かっていなかった。
 ゆっくりと戸を開いて、中に入る。
 
「よお、樫田……遅かったな」

 樫田の部屋には、数人の男子が集まっていた。
 一気に早まった胸の鼓動を静める様に、深呼吸してから口を開く。
 
「な、なんの用?」

 樫田がそう訊ねると、複数の笑い声が上がった。
 一人の男子――猪山(いのやま)が立ち上がり、樫田の肩に手を回す。
 
「良いからこっちに来いよ。やっと、こっちのクラスに戻って来たんだ、仲良くしようぜ」

 二人の仲は良かった訳ではない。
 猪山は、自己主張の激しいお調子者だ。
 樫田は彼が苦手だった。
 仲良くしよう。その言葉も不快だったが、それ以上に臭いが鼻についた。
 女子だけの集団で過ごし、自身もそちら側になったからだろうか。
 樫田の鼻は、雄の臭いに敏感な反応を示した。
 猪山は樫田をベッドに座らせた。
 周囲を男子が取り囲む。
 
(一体、なんのつもり何だろう、嫌だな……)

 俯き、じっと耐える。
 その横顔は、どうみても女性のそれだ。
 男達が下品な笑みを浮かべる。
 
「なあ、身体はどうなってるんだよ?」

 猪山に顔を覗き込まれて、樫田は視線を逸らした。
 
「別に、普通だよ」

「そうか? でも制服の上からじゃ、良く分からないな……なあ、見せてくれよ」

 樫田は唇を噛んで、黙り込んだ。
 彼らは、樫田を性欲の対象として捉えていた。
 
(嫌だ。私はこんな事されたくて、女の子になった訳じゃ……)

 じっと動かない樫田に、業を煮やした猪山が、声を上げる。
 
「なあ、みんなお前に興味があるんだ、良いだろ? 同じクラスの仲間じゃないか」

 言葉は説得の体を成していたが、強引な手付きで制服に手を掛ける。
 樫田は弱々しく抵抗するも、周囲の男子も加わり、取り押さえられてしまった。
 制服の上着が剥ぎ取られる。
 ワイシャツだけの姿になると、胸の膨らみがはっきりと分かった。
 色めき立つ男子の姿に、樫田は顔を真っ赤にした。
 男子は口々に好き勝手な事を言いながら、樫田を下着姿にまで剥いた。
 
「すげぇ……本当に女になったのか……?」

 猪山が生唾を飲む。他の男も同じく、樫田の身体に興奮していた。
 艶やかな肌に覆われた柔らかな肉体。
 男子の手は吸い込まれる様に樫田へと伸びた。
 骨張った指が全身を撫で回す。
 
「いっ、いやだっ……やっ、やめて……!」

 樫田の上げるやや女性寄りの中性的な声。
 それを受けて男達が手を止める訳がなかった。
 むしろ、更に興奮して樫田へ群がる。
 ブラジャーが剥ぎ取られた。
 零れ落ちた膨らみに、視線が突き刺さる。
 すげぇ。と誰かがうわの空で呟いた。
 慌てて手で隠す樫田だったが、猪山がその手を振り払う。
 
「もっと良く見せろよ! 感度も試してやるから!」

 猪山が鼻息荒く乳房を鷲掴みにした。
 慣れた手つきで乳房を揉み、手の平で乳首を転がす。
 樫田の口から小さな声が漏れだした。
 男の手の中で、樫田の乳首がむくむくと膨らんでいく。
 たまらねぇ、と猪山が吼えた。
 樫田をベッドに押し倒し、乳首に吸い付く。
 残る男子が、ショーツに手を掛ける。

(そ、そこは、いやだ……!)

 抵抗しようと手を伸ばすが、それを遮る様に、猪山が乳首に甘く噛み付いた。
 
「ひゃあっ、あっ……!!」

 脱力する身体から、するするとショーツが脱がされた。
 露になる、ペニスとは呼べない小さな突起。
 
「い、いやだ……」

 弱々しく、言葉を漏らす樫田の目には、涙が滲んでいた。
 樫田が全裸になると、猪山は一度身体を起こした。
 樫田を見下ろす。
 可愛らしい顔立ちに、女性らしい身体つき。
 無毛の股間には、ちっぽけな突起がぶら下がっている。
 
「はは……すげぇ……エロい身体してるな……」

 もはや、樫田は秘部を隠す事を諦めていた。
 両手は顔を覆っていた。卑しい笑みを浮かべた男子の顔を見ていられなかった。
 
「お、おい……これ……」

 男子の一人が、樫田のアナルに埋もれたプラグの存在に気付いた。
 にやぁ、と笑みを浮かべた猪山が、プラグを掴んで引っ張り始めた。
 
「ん……あ……や、やめ……あぁっ……!」

 ぬぽんっ、とプラグが引き抜かれた。
 樫田のアナルから、潤滑油として使われていたローションがとろりと滴り落ちた。
 栓を抜かれた肛門は、わずかに口を開き、ひくひくと痙攣している。
 猪山が、指を入れた。
 ぬぷぷ。樫田のアナルは簡単にそれを受け入れた。
 
「ん、ああぁっ……!」

 軽く指を動かすと、ぬちゃぬちゃといやらしい音が響いた。
 男達は言葉を失い、樫田の身体に釘付けになった。

「あっ、あ、や、やだ……んっ、ああ……」

 樫田の喘ぎを色っぽいと、その場にいる全員が認めた。
 沈黙が広がる中、猪山が指を引き抜き、小さく呟いた。
 
「……犯そうぜ。……どうせ元は男だ、気にする事ないだろ」

 男子の目の色が変わった。
 
 
B-2.辿り着いた先

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