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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

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SM的スポーツジム#13その後の二人

 先に身支度を終えたのは、祐次だった。
 文音とは、ロビーにて待ち合わせる予定になっている。
 まだ違和感の残る尻を気にしつつ、椅子に掛けた。
 思考は煩雑な日常の雑事を振り返る事へと向ける様に努めていた。
 ぼんやりしていると先の出来事を思い出して、股間が膨らんでしまいそうだった。
 時折しかめっ面を浮かべたりしながら、すっかり日の暮れた外を眺めている内に、文音がやって来た。

「お待たせしました」

 ほんのりと頬を染めた後輩の姿に、祐次はドキリとさせられる。
 日常を過ごす為の衣装に袖を通した姿からは、先の淫靡で嗜虐的な振る舞いは想像も付かない。それが却って祐次の劣情を煽っていた。

「い、いや……そんなに待ってた訳じゃないよ。そうだ、料金ってどれぐらいなんだ?」

「それなら……これを」

 文音が鞄から小さな長方形を取り出した。初回割引券とある。
 学生の財布にはやや手痛い額だが、ごねるつもりはなかった。
 利用料金の精算を済ませて、二人揃ってジムを出る。
 吹き抜ける夜風に心地良さを覚えながら、祐次は何を話せば良いのかと困惑していた。ここへ来る以前とは大きく関係が変わっているのだ。
 互いに無言のままジムの駐車場を抜ける。そこで文音が口を開いた。

「くっ付いても良いですか?」

「え? あ、ああ……それは、もちろん」

 祐次が答えると、文音は嬉しげな笑みと共に腕を絡めた。
 後輩の身から伝う温もりと、風に乗って漂う爽やかに甘い香に、祐次の顔はドッと赤く染まった。
 それからまた、しばし無言の時間が続いた。
 今度も沈黙を破ったのは、文音だった。
 
「先輩。今、私がキスしてって言ったら、してくれますか?」

「えっ……ええ? そ、それも、もちろん、す、するけど……」

 あたふたと周囲を見渡す。人の気配がないことを認めて、祐次は安堵と高揚を同時に覚えた。
 腕を組んだままで、文音がクスクスと笑みを零す。

「ふ……文音……?」

「ふふ、やっぱり一日で堕ちちゃう位、ちょろかったんですね、先輩」

「あ」と一音だけ漏らして、祐次は言葉を詰まらせた。
 脳裏に蘇る光景に、身体が一気に熱を帯びていく。
 頭が真っ白になるような羞恥心に苛まれるが、それを必死に堪えて祐次が口を開く。

「それは違う。俺は……前から文音のことが好きだったんだ」

 文音が足を止めて、隣に立つ祐次の顔を見上げる。
 意外だ、と言った風に数度目をぱちくりさせてから、問う。

「どんな所が好きだったんですか?」

「え?」

 想定外の質問だった。
 パッと頭に浮かんだのは容姿に関してだったが、それでは印象が悪いだろうとあれこれ思考した後、何とか紡ぎ出したのは「優しい」だとか「真面目」と言った類の当たり障りのない言葉だった。

「ふうん。……じゃあ、嫌いになったんじゃないですか? 今日の私は先輩の言ってる事と正反対だったと思いますけど」

「う……。そ、それは……」

 否定出来なかった。ジムでの姿を思い返せば、意地悪でふしだらとしか言えなかった。
 祐次が言葉に詰まっていると、文音が組んでいた腕をパッと解いた。
 その所作に慌てて祐次が言う。

「そ、それでも、好きだ。きょ、今日みたいな文音も……その……悪くない……」

「悪くない?」

「……好きです」

「ふふ、それって結局、一日で堕ちたって事じゃないんですか?」

 笑みを浮かべる文音に安心すると、流石に羞恥心を無視して言葉を紡ぐことは出来なかった。黙って小さく頷くのでやっとだ。

「先輩」

 愉しげな声を上げて、文音が祐次の正面へと回る。

「また、今日みたいなことしましょうね」

 これにも祐次は黙って頷いた。

「じゃあ、今度は先輩から誘ってくださいね。ああ、別にジムじゃなくても結構ですから」

「さ……誘うって……」

 一般的な男女の営みならともかく、今日みたいなこととなれば、一体どう誘えば良いのか――祐次は渋い顔をして悩んだ。
 ややあってから素直に訊ねる。どうやって、と。

「簡単ですよ? 私の足元に跪いて、虐めてくださいって可愛い顔でおねだりしてくれれば、それで充分です」

 事も無げにそう言った文音が、ひょいと右脚を上げる。
 そのつま先が捉えた祐次の股間は、もっこりと膨らんでいた。

「また勃ってる」

 からかう様な愉しげに声音に、祐次はますます赤面すると同時に、ペニスを硬くさせてしまう。

「あれだけ出したのに、元気ですね」

 そう言って、ぴょんと跳ねるように祐次の隣へと戻り、半ば強引に腕を絡める。

「ご、ごめん……」

「謝らないでください。別に嫌じゃありませんから。私だって思い出すと……いえ、やっぱり何でもありません」

 文音の言葉がどう続くのか。それは容易く想像出来るが、直接口にさせたいのが男の性だろう。
 祐次の場合も例外ではなかったが、問うことは出来なかった。

 愉しげな文音に悶々とする祐次。ある一点を除いては全く異なる心情をそれぞれに抱えて、ゆっくりと歩み出す。
 組んだ腕は先と違って、祐次が文音を彼女の自宅へ送り終えるまで、解かれることはないのだった。



おわり
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コメント


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二本同時更新とは恐れ入った。
本当にありがとうございます。

| URL | 2016-08-22(Mon)05:13 [編集]


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