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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

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邂逅、それから#中編

(……結局付いて来てしまった)

 レンタルショップから徒歩で数分の所に位置する本井の住むアパートの駐車場。そこに真季は立っていた。隣には、もちろん彼が居る。
 あれから、幾つか押し問答を繰り広げた挙句の結果だった。
 絶対に手は出さない、なんなら手足を拘束しても良いと言う本井の勢いに、真季は負けてしまったのだ。

「さて、真季さんどうします? ガムテープか何かで俺の手足をぐるぐる巻きにしてから部屋に上がります?」

「……別に良いわよ。そんなことしなくても」

 ぶっきらぼうに言う真季だが、自暴自棄と化している訳ではない。
 無駄口の多さには辟易させられることもあるが、性根の悪い男でないことを知っているからだ。
 少なくとも仕事の場では、利己を追求し他人を陥れるような姿を見たことがなかった。

「真季さんのようなお美しい女性がそう軽率とは……悪い虫に捕まっても知りませんよ?」

「もう捕まっているようなものじゃない」

 真季の言葉に本井は意外そうな顔をした後、ぽつりと呟いた。それもそうか。
 仕切りなおすように後頭部を掻いた後、一階端の部屋へと向かう。

「さあ、どうぞ。大した部屋ではありませんけど、一応清潔にはしているつもりです」

 扉を支えつつ、中へと促す本井に従い、真季は足を踏み入れた。
 隅に埃や砂利の無い三和土には、スニーカーと革靴がそれぞれ一足ずつ、きちんと並べられていた。
 関心しながら玄関を抜けて、リビングへ。
 そこも綺麗に整頓されていた。

「独り暮らしの男にしては綺麗にしている方でしょう?」

「そうね……。潔癖症か何か?」

「まさか」

 そう笑った後、本井は不意に真面目な顔で言った。

「真季さんですよ。デスクをとっちらかしてる俺に、身の回りが汚いと心まで汚くなると教えてくれたのは」

「そう……だったからしら」

 仮にそうだとしても、それはどこかで耳にした言葉の受け売りだ。
 目の前ある整然とした室内の様子と、自宅の様子とを脳内で比べて、真季は決まりの悪い心持だった。

「まあ、それは良いです。それよりも、早速始めましょうか?」

「は、始める?」

「いやだな。叩いてくれるのでしょう? 俺の尻!」

 そう言って、本井は真季を両手をとって、ずいと顔を近づけた。
 真季が小さく肩を震わせた。茶色の髪が揺れ、甘い香りが弾けた。
 本井から目を逸らした彼女の頬は、薄っすら赤らんでいた。
 惚れた腫れたとは無縁の生活がしばらく続いていたせいだろうか、と真季は頭に血が上っていくのを認めつつ、口を開く。

「わ、分かったわ。その為に……来たんだからね。そ、それで、どうすれば良いかしら?」

「ふむ……そうですなあ……」

 長い顎をさすりながら、本井はしばし思案した後、ソファを指した。

「そこにしましょう。真季さんは座ってください。俺は膝の上に乗るようにして寝そべりますから」

「分かったわ……」

 真季は静かに深呼吸をしてから、ソファに掛けた。
 これから本井の尻を引っ叩く。そう考えると、どうにも現実感のない状況に立たされて居ると思った。真季は落ち着かない様子で彼の顔を見上げた。
 そこにあるのは、優しげでありながら、どこか気取った笑みだった。

(上司に尻を叩いて欲しいだなんて頼んでおきながら、何を気取っているんだか……)

 呆れるような心境と共に、緊張感が抜けていく。

(別に身構えなくたって良いわよね。どうせ相手はアゴナガーなんだから)

 真季の心の内を知ってか知らずか、嬉々とした様子で本井はソファに上がった。お邪魔しますと妙な断りを入れつつ、うつ伏せで真季の膝に腰を乗せる。

「ああ……胸が高鳴ります……!」

 そんなことを口走る本井の背を見つめながら、真季は口を開いた。

「叩けば良いのよね、お尻」

「ええ……。まあ、叩くんでも、抓るんでも、真季さんの心のままにやっちゃってください。俺はそれを受け止め、悦びに浸るだけですから」

 被虐嗜好を躊躇い無く口にする本井に対して、気味が悪いとは思わなかった。利害が一致していることは認めざるを得ない。
 真季は静かに息を吐いて、尻に手をあてがった。

「じゃあ、いくわよ」

 そう告げて、右腕を大きく上げる。
 真季は黒々とした本井の後頭部をちらりと見てから、一気に手を振り下ろした。
 パシンッ。乾いた音が響く。衝撃は本井の尻だけでなく、真季の手の平にも走っていた。

「ううっ……」

 本井は呻き声を漏らしながら、もぞもぞと小さく身悶えている。
 ジンジンとした痺れるような痛みを右手に覚えつつ、真季は更に彼の尻を打った。今度は二度続けてだった。
 乾いた音に連なる本井の呻き声。
 真季の心臓が早鐘を打つ。体温が上昇して、艶やかな口元から火照った息が上がった。
 しなやかな指で本井の尻たぶを弄りつつ、真季が問う。

「どう? 理想と現実は違っていたかしら?」

「い、いえ……も、もっとお願いします……」

 苦しげでありながら、愉悦の滲み出た声音だった。
 憧れの女上司の膝に乗って、尻を打たれている。本井はその状況に酔い痴れていた。尻に走る痛みは倒錯的な快感となり、下着の中でペニスを膨らませる。
 真季は太ももに硬いものが触れるのを認めつつ、数度、尻を引っ叩いた。

「はあ……ああ……ふふふっ……」

 息を荒げて、淫靡に微笑む。
 興奮しているのは、本井だけではなかった。
 当然ながら真季よりも本井の方が体躯に恵まれている。力比べなどするまでもない。にも関わらず、彼は今、無抵抗で暴力を受け入れ、身悶えている。
 非力なはずの女に良い様に虐げられて、男根を膨らませているのだ。
 見下ろす情けない姿に、真季は劣情を抱かずにはいられなかった。
 言葉は自然と口をついて出た。

「お尻を叩かれて勃起するなんて変態ね!」

 そう罵る間も、その手は尻たぶ数発打っていた。

「あうっ、うううっ、へ、変態です……!」

 あっさりと本井は言った。
 それから、もぞもぞと腰を揺らしている。
 真季の太ももに怒張を擦り付けているようだった。

「こら、誰がそんな事をして良いと言ったのかしら」

 軽めの張り手を尻に受け、本井は動きを止めた。
 震える声が、謝罪を口にする。

「すっ、すみません……興奮し過ぎて……つい……」

 そう言ってから、彼は甘えるような声音で真季の名を呼んだ。
 彼女の薄い唇が小さく歪む。
 本井の反応は理想的だった。中途半端な恥じらいを残したものであれば、真季もここまで没入することはなかっただろう。
 彼女は高鳴る鼓動に従って、ほっそりとした白い指を本井のズボンに引っ掛けた。

「ま、真季さん……!?」

 予期していなかったのか。あるいは、真季を優位に立たせる為の演技か。いずれにせよ、本井は驚いた声を上げていた。

「黙ってじっとしてなさい。勝手に動くんじゃないわよ」

 真季の口から放たれたのは、冷たい声音であったがその顔には愉悦が滲んでいる。
 ズボンをずり下げ、そのまま強引に脱がせる。
 本井は真季の意向に従って腰を浮かせていた。
 ならばと真季は残る布地にも指を掛ける。

「ふふ……恥ずかしい格好にして、それからもっと叩いてあげるわ。覚悟しなさい……」

 そう告げて、下着を剥ぎ取った。
 下半身を完全に露出させられた本井は、小刻みに荒い息を吐いている。

(真季さんに見られてる……ケ、ケツも、ちんぽも……! 真季さんに……!)

「まるで発情した犬みたいな息遣いね。恥ずかしくないのかしら?」

「は、恥ずかしいけど……でも、とても興奮します……」

 白魚のような指の先が、本井の尻たぶを優しく撫でる。
 真季は一つ舌なめずりをしてから言う。

「いつまでそうやって悦んでいられるのか、見物ね」

 言い切るや否や、一気に張り手を振り下ろす。
 パチィンッ、と着衣の時以上に小気味の良い乾いた音が響いた。

「あうううっ……!」

 流石の本井も、愉悦以上に苦痛の滲む声を上げた。
 その身がピクピクと小刻みに震える。

「どうしたのかしら?」

 嗜虐に酔い痴れ火照った顔とは正反対の、冷静な声音で訊ねながら二度、三度と続けて尻を打つ。

「あうっ、うっ、うくっ、ううう……!」

 尻に走る痛み。本井はそれを受け止める度に、苦悶の呻きを漏らし、痙攣する身体を反り返らせた。
 その姿を見下ろして真季は口角を吊り上げていた。
 本井に部下以上の感情――恋慕の類などは抱いたことはない。それでも、彼は異性だ。男性だ。それが今、上着はそのままに下半身だけを露出した見っとも無い格好で尻を突き出し、そこを打たれて身悶えている。
 胸に秘めていた願望が満たされる瞬間が、こうも気持ち良いとは想像していなかった。
 頭がクラクラするような愉悦の中で、真季は腕を振り下ろしながら言う。

「貴方が望んだことでしょう? 違う?」

 すでに赤く腫れつつある尻たぶ。そこに加えられる新たな衝撃。傍目に見れば悲鳴の上がりそうな状況だが、本井はもう、痛みを感じていなかった。
 真季に尻を叩かれる度に感情が高ぶっていく。それにより分泌されたアドレナリンが、痛覚を麻痺させていた。

「ち……違いません……」

 震える声で本井が答えると、真季は情欲と愉悦を剥き出しにした、どこか危うげな美しい笑みで声を上げた。
「だったら」と、一発。「お礼の一つでも」と、一発。「言ってみなさいよ」と、最後に全力の一発。
 計三発。これまで以上に力を込めたビンタで、真季は息を切らし、薄っすらと汗を滲ませていた。
 本井はソファの肘置きに顔を埋めて、くぐもった声を上げた。

「あ、ああぁ、あああ、ありがとうございます……!」

 それを受けて、真季は背筋をゾクゾクと震わせた。身体の芯が熱せられていく。淫靡に蕩けていく思考の中で彼女は思う。
 このまま叩き続けるか、あるいは本井を全裸に剥いたり、姿勢を変えさせたりすべきか。
 どこへ向かうにしても、淫らな期待に胸が高鳴っていく。湧き出る嗜虐的な情欲に飲み込まれていった彼女を現実に引き戻したのは、本井の声だった。

「あの、真季さん、すみません……」

 弱々しくもはっきりとした、理性を残した調子だった。

「……何よ」

「いえ……あの……スカート、汚してしまったかも知れません。一度起きます」

 そう告げて、むくりと上体を起こし、そのままソファを降りた。

「わっ……」

 真季は思わず驚きの声を漏らした。
 立ち上がった本井のペニスを見ての反応だった。

「お尻叩かれてただけなのに、そんな風になるの……?」

 腹に付かんばかりに勃起した肉棒は、赤黒い亀頭部を粘液で濡れ光らせていた。
 男根に対する真季の感想よりも、本井は彼女の服を気にしていた。

「ああ……やっぱり……」

 真季のスカートに、我慢汁が付着してしまっていた。
 本井は「何か拭くものを」と、洗面所へ向かうが、その足はすぐに止められた。

「待ちなさい」

「ま、真季さん、スカートに……」

「いいから。そこに座りなさい」

 そう言って、つま先でソファの正面を指す。
 一瞬戸惑いを見せた本井だったが、すぐに彼女の命に従った。

(なんだかスイッチが入ってしまったと言う雰囲気だな……。良いでしょう。今宵、俺は貴女の奴隷です……!)

 などと、気取った台詞を思い浮かべる本井だが、そんな余裕はすぐに無くなった。
 陰部を丸出しにして、真季の足元に正座する。
 恥辱に苦しむはずの状況に、倒錯的な悦びが湧く。
 ペニスに甘い痺れを走らせる本井に向けて、真季が脚を伸ばす。

「ねえ、本井君」

「は、はい」

「これ」

 と言って、ペニスをつま先で小突く。
 小さく揺れた怒張は、歯に染みるような甘い疼きに苛まれる。

「どうしようかしら?」

「ど、どうしよう……とは……?」

 おずおずと訊ねる本井は、ある期待に胸を膨らませていた。
 射精させてもらえるかも知れない。


邂逅、それから#後編


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