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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

【注意! エロ無し】闇とシコシコ#11

 待ちに待った週末。
 待ち合わせの時間よりも早めに目覚ましをかけ、デート中に暴発しないように、と、十数回射精しておくことにした。
 睾丸に締め付けられる様な痛みを感じるまで精液を吐き出した。
 おちんぽの先端に滴る残り汁をティッシュで拭い、俺はカーテンを開いた。
 黒雲が太陽の光を遮る、どんよりとした空。
 今にも降りだしそうではあるが、現段階では雨は降っていない。
 それだけが救いのデート日和とは言いがたい天気だった。

(まあ、ジャコスなら、関係ないか……)

 ジャコスとは、郊外にそびえ立つ大型デパートである。
 市内には無料送迎のバスが通っており、中高生のデートに良く使われるスポットだった。
 待ち合わせ場所はそのバス停だ。ちょうど通学路の分かれ道にある事も、都合が良かった。
 準備を済ませ、家を出た俺は、ゆっくりと歩いて向かった。
 休日と言う事もあり、結構な人数が並んでた。
 そこに茜の姿は見当たらなかった。
 
(当たり前か。まだ俺達が乗る予定のバスより一便前のバスすら来ていない)

 バス停から少し離れて、電柱にもたれかかる。
 程なくして、小雨が降り始めた。
 ここより少し茜の家寄りに、建っているコンビニまで駆けた。
 ビニール傘を買って、バス停に戻ろうと店を出た時だった。
 轟音の後、雷鳴が低く唸りを上げた。

(茜の家の方向だ……)

 妙な胸騒ぎに、鼓動が早まるのを感じる。
 俺は小走りで駆け出した。
 茜の家に近づくにつれ、嫌な予感が高まっていく。
 暗く淀んだ空気が、人を阻むように、立ち込めている。
 
(……まさか、茜にかけられた呪いなのか?)

 半信半疑だったはずの『呪い』が、俺の中で現実味を帯び始めていた。
 本物の呪いだったら、手放しで「最近発作が起こらない」と喜んでいる場合ではなかったのかも知れない。
 茜の家に近づくにつれ、息苦しさが強くなっていく。身体が重い。
 辺りを包む空気に気づきはせずとも、無意識の内に人々は逃げたのだろう。
 歩行者も、車とすらすれ違わなかった。
 無人の道を足早に進んでいた俺だが、ある音に足を止めた。
 
「う……く……」

 うめき声だ。車道を挟んだ向かいの歩道に、人影が倒れていた。
 ……無視は出来ないか。
 無事に呪いを退けたとしても、死人が出たのでは、茜の笑顔は見られないだろう。
 俺は車道を渡り、人影へ駆け寄った。
 
「う、うぅ……」

 老婆だった。
 
「だ、大丈夫ですか?」

 呼びかけると、老婆はむっくりと起き上がった。
 
 肩を貸し、近くの塀にもたれ掛からせた。
 
「あ、アンタは……」

「俺は大丈夫だ。雨も酷いし、向こうのコンビニにでも雨宿りに……」

 この辺りから離れるように伝えようとするも、老婆は俺の言葉を遮った。
 
「これを……」

 差し出されたのは、風呂敷に包まれた箱だった。
 良く見かける菓子折り程度の大きさの物だ。
 戸惑う俺だったが、老婆が口にした次の言葉で、すべき事を認識した。
 
「呪いを……」

 この老婆は茜にかけられた呪いを知っているのだ。
 人気の失せたこの場に居たのも、それなら納得が出来た。
 この老婆が何者かは分からないが、周囲に満ちる暗い空気とは正反対のものを感じる。
 
「……分かりました。この場は俺がどうにかするので、逃げてください」

 風呂敷を受け取り、そう告げた。
 老婆がかすかに首を縦に振ったのを確認して、俺は駆け出した。
 
 



 ようやく茜の家にたどり着いた。
 時間にすれば10分にも満たない距離だったが、全身が悲鳴をあげる程の疲労を感じていた。
 額の汗と雨を拭い、茜の家を見上げる。
 うっすらと黒いもやが全体を覆っている。
 悪意、憎悪、怒り、そんな負の感情が家全体を覆っているかのような、圧迫感だ。
 
(だが、ここで負ける訳にはいかない。待ってろ、茜……!!)

 玄関ドアに手を掛ける。鍵はかかっていなかった。
 茜の部屋は二階だ。
 階段を駆け上がり、茜の部屋へと勢い良く駆け込んだ。
 
「茜……っ!!」

「郡山、くん……?」

 荒い息を挟みながら、俺の名を呼ぶ茜の声。
 はだけた服から覗く赤らんだ肌。
 そこに滴る汗。熱っぽい表情と、潤んだ瞳。
 部屋に満ちる茜の香り。
 全てがオスの本能を刺激する。俺のおちんぽが、天高く勃起した。
 邪神を切り裂く聖なる剣の様に、おちんぽが呪いの気配を打ち払った。
 
「茜……! 大丈夫か?」

「ん……。郡山くんが来てくれて、少し……楽になった」

 茜が上体を起こそうとするも、身体に力が入らず前のめりに倒れそうになった。
 慌てて駆け寄り、身体を支えた。

「郡山くんの……腕の中で、死ねるのなら……それも、悪くない、かも……」

「何を……っ!」

 馬鹿なことを言っているんだ――。
 思わず口から飛び出そうになった言葉を飲み込む。
 俺が駆けつけるまでの間、茜は1人苦しんでいたんだ。

「そんな事にはならない。その為に、俺はここに来たんだ」

 茜の身体を抱きしめ、子どもにする様に頭を撫でた。
 しばらく黙っていた茜だが、しばらくそうしていると、弱々しく俺を抱き返して来た。

「デートに行くんだろう?」

 返事はなかったが、茜は首を縦に振っているようだった。
 俺は道中出会った、老婆の話を茜に聞かせた。

「……お婆ちゃん、来てくれたんだ。受け取った荷物は、開けてみた?」

「いや。……中はなんだ?」

 言いながら、風呂敷を解く。
 高級そうな木箱が姿を現した。
 呪いを退ける除霊グッズでも入っているのだろうか。
 ゆっくりと、蓋を開いた。
 
「なんだ、これは……!!」

 中に入っていたのは、いくつかのピンクローターと、一枚の折りたたまれた紙だった。
 これで一体何をしろと言うのか。
 
「あ、茜……俺には、何が何だか……」

 戸惑いながら、紙を差し出す。
 茜はさっと目を通し、紙をこちらに向けて広げた。
 そこには、達筆でこう書かれていた。
 性なる力の儀式、と。
  



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