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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

3.ラブ靴下

 崩れ落ちそうになる茜の身体を支えて、何とかベッドまで辿り着く。
 階段を上るのには大変苦労した。
 俺は慎重に、彼女の身体をベッドの上へと横たわらせた。

「……痛むのか?」

 茜は辛そうな表情で、切れ切れと呼吸をしている。
 何か必要な物はないかと訊ねると、不思議な答えが返ってきた。

「今日はもう……出ない……?」

「何がだ?」

「さっきの……アレ……」

「アレ?」

「学園で……郡山くんが出した……白いの……」

「え? おいおい……それって精液か?」

 俺の問いに対して、茜が小さく頷いて見せる。
 ううむ。何故それを、この場で欲するのか。
 今日は分からないことばかりだな。
 俺は茜を困ったような顔で見つめる。
 
「……お願い」
 
 瞳を潤ませ、今にも消え入りそうな儚い声で言われると、拒むことは出来なかった。

「オーケー。……とは言っても、何かオカズがないと厳しいな」

 俺は頭を掻きながら、周囲を見渡した。
 茜を抱くと言う発想は無かった。
 辛そうなので、身体を張らせるのも悪い。
 と言うか、そんな事になったら俺は嬉しさの余り死んでしまうかも知れない。
 せめて下着でも拝借出来れば、事足りるのだが。

「……これ……使える……?」

 ベッドの上でもぞもぞと茜が身を縮めて、靴下を脱いだ。
 中々にマニアックな目の付け所だ。
 茜の細くて白い脚を包んでいた紺色の靴下を受け取り、俺は頷いた。

「まかせろ!」

 胸を張って答えた後、俺はズボンを脱ぎ捨て、下半身を開放した。
 すでに相棒は戦闘準備を整えているようだ。頼もしいぜ。

(さて、せっかくいただいた大事なオカズ。どう調理するのが最適か……)

 靴下片手に俺が悩んでいると、茜が言った。

「に、匂いは嗅がないで……恥ずかしい、から……」

 そうか。あえて恥ずかしがらせるのも一興だが、ここは素直に彼女に従っておこう。
 俺は茜の靴下をおちんぽにすっぽりと被せた。

「はうぅ……」

 思わず妙な声が漏れてしまった。
 まだ残っている温もりが、この靴下は茜の綺麗な足を覆っていたのだ、という事を実感させる。俺は彼女の生足を見てにやけた。
 そんな反応に、彼女は恥ずかしがって、足を引っ込めた。可愛いぜ。
 興奮に胸を高鳴らせながら、俺は靴下越しにペニスを扱き始めた。
 少し擦ると、裏地特有の微弱なザラつきを感じる。
 靴下を自慰に用いた経験はなかったが、これは良い。良いものだ。
 俺は感動すら覚えつつ、その快感に耽っていく。
 するとふいに、茜が俺に手を伸ばして言った。

「もっと近くに。顔を見せて……」
 
 頬に触れた彼女の指は、僅かに震えていた。
 俺は戸惑いながらも枕元へと近寄った。
 潤んだ瞳をこちらに向けつつ、茜が問う。
 
「気持ち良い?」

 反則だ。俺はそう思った。
 体調不良によるものだとしても、顔をほんのり赤く染めて、乱れた呼吸でそんなことを問うなんて卑怯だ。凄く妖艶に見えてしまうではないか。
 ペニスを握った手の動きが、自然と早くなってしまう。
 はち切れそうな男根から上ってくる快感に、俺は呻いた。
 
「うっ……くう……」

「……早く答えて」

 そう言うと、茜はほっそりとした腕を俺に向かって伸ばした。
 白い指先で軽く頬を抓られる。
 急かすようなような視線が俺を見据えている。
 背筋がゾクッと震えた。
 快楽を告白させようだなんて、ひょっとして茜にはSの気があるのだろうか。
 それとも、俺へのご褒美なのだろうか。
 どちらにせよ、興奮してしまう。
 快感にのぼせながら、俺は見っとも無く叫んだ。
 
「お、おちんぽっ、気持ち、い、良いですっ!」

 茜は、至近距離でしか分からないほどの微かな笑みを浮かべた。
 薄っすら汗ばみ上気した、その微笑はとても美しく見えた。
 恋焦がれるような思いに苛まれ、俺の睾丸はキュンと切なげに疼いた。
 
「……くっ、う、も、もう、出る……! 茜の靴下に、精液、精液っ! 出る!」

 絶頂を告げ、俺はより強くペニスを靴下越しに扱き立てた。
 茜に見つめられる中で、男根ははち切れんばかりに膨らんでいく。
 それを擦る度に身体が大きく震える。
 込み上げる快感は遂にその限界を越えて、俺は果てた。
 ぶびゅるるっ! びゅる!
 茜の靴下へと精液が注ぎ込まれる。
 どくん、どくん、とペニスは脈打ち、断続的に精を吐き出した。
 
「……はぁ、はぁ」

 息も絶え絶えの俺を見つめて、茜は静かに言った。
 
「ありがと。楽になった」

 何に対する礼なのかは分からないが、こちらこそありがとう、と言いたい。
 良いオナニーだった。
 本日二回目とは思えない程の充足感があった。
 俺がほくほく顔で射精の余韻に浸っていると、茜がゆっくりと身を起こした。
 気休めなどではなく、本当に痛みが引いたのだろうか。
 その表情は、すっきりとしているように見えた。
 何故だ。すっきりしたのは俺の方じゃないか。
 俺が不思議に思っていると、茜はベッドの縁に腰掛けて口を開いた。

「なんで? って顔をしてるね」

「お、おう。そりゃあ、なんで? って思ってるからなあ」

「私を蝕む陰の気が、貴方の発した陽の気で掻き消されたの」

 確かに、靴下でおちんちんをシコシコする俺は、ハッスルしてたと思うが、意味が分からない。
 きっと俺の顔には疑問符が浮かんでいたのだろう。
 茜は少し不機嫌そうな顔で、俺を見やって言う。
 
「私のこと、痛い子だと思ってるでしょ」

「ギクッ」

 馬鹿か俺は。思わず声に出して驚きを表現するなんて。
 心を読まれたのかと焦ってしまったが故とは言え、迂闊だ。
 そんな俺の反応に、茜は拗ねたように「ふーん」と声を出した。
 あまり喜怒哀楽を表に出さない茜も、そんな仕草もするのか。可愛い。
 可愛い! 思わず、靴下に突っ込んだままの萎え始めていたペニスが再びむくむく、とかま首をもたげてくる程だ。
 俺の股間に血が巡りつつあるのを知る由もない茜は、左手をこちらに向けて言った。
 
「この手に刻まれているのは、死神に魅入られた者の印」

 唐突だ。
 射精したばかりと言うのにすぐさま、むらむらと肉欲を湧かせていたところに、死神云々と話されても、どう返して良いのか分からなかった。
 茜が死神だったら腹上死させてくれれば良いのに、と妄想膨らませる事しか出来ない。
 真面目に話を聞いているとは思えぬ表情を、俺はしていたのだろう。
 茜はますます不機嫌そうな顔になって、包帯を解いた。
 
「ほら」

 見せ付ける様に差し出された手の甲には、みみず腫れの様な跡があった。
 読める物ではなかったが、文字の様に思えた。
 何だか不吉な印象を俺は抱いた。
 
「これ――」

 自分で傷つけてるのか? もっと自分の身体を大切にしないと駄目だ!
 そう続くはずの言葉は、先回りした茜に「違う」と遮られた。
 俺の考えていることなど、簡単に察しが付くらしかった。
 
「痛いのは嫌い」

 茜はそう言った。
 ――痛いの大好きっ、痛いのに濡れちゃう! などと言いながら夜な夜な左手の甲を痛め付け、身悶る茜。
 それはそれでペロペロと舐め回して愛でたい。
 そう思うのだが、痛いのは嫌いか。
 
「この印に引き寄せられて集まってきた陰の気が、私を苦しめていたものの正体」

 静かに言ってから、茜は丁寧に包帯を元に戻していった。
 ふむ。俺は一つ頷いた。
 真偽はともかくとして、左手の印によって集められた陰の気を打ち払うのが、俺のオナニーあるいは射精らしい。
 にわかには信じれない話だ。
 正直なところ、それが俺の本音だった。
 しかし、それを口にしたところで何になるのだろうか。
 たとえ妄想やプラシーボ効果に過ぎないとしても、茜が俺に射精を求めるなら、応じれば良いのだ。俺は気持ち良いばかりで損をすることもない。
 訝しそうな視線を送る茜に、俺は親指を立てて応じた。
 
 精液でべちょべちょになった靴下を返してから、俺達は少しの間、他愛の無い話をして過ごした。
 それ以上のことはなく、暗くなる前に俺は帰宅したのだった。


4.腋ペロペロニー


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靴下オナニーええなぁ。

| URL | 2016-09-20(Tue)04:08 [編集]