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ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

怒りのペロペロ#後編

 見えない力で四つん這いにされ、泰人は風呂まで歩かされた。
 湧き上がる性感に崩れそうになる体は、やはり見えない力で支えられ、その度に彩花の手のひらで打たれながら。 
 ペニスが、床に触れる事もなければ、『力』もそこを避けた。
 ほんの少し刺激があれば、今すぐにでも精液を吹き出してしまいそうな状態を保ったまま、泰人と彩花は風呂場にたどり着く。
 ぽたぽた滴る我慢汁が廊下に点々と跡を作っていた。
 
「最後のお仕置きは、お風呂だよ」

 彩花が蛇口の管を撫でると、栓を捻りもせずに液体が流れ出す。
 水ではなかった。もっと粘度の高いなにか。
 その甘い香りが泰人の鼻腔をくすぐる。
 
「あ、あぁっ、う、う……はぁっ、はーっ、はーっ」

 媚薬だ。泰人は全身の痺れと、もどかしさが増すのを感じていた。
 
「今、泰人に塗ってあげた媚薬よりもずっと高い濃度だよ。媚薬のお風呂に泰人は入るんだよ?」

 とろーり、と流れ出る媚薬は確実に湯船に溜まってゆく。
 甘く、どこか彩花を思い起こさせる香りで満たされてゆく。
 むせ返るほど濃くなってゆく彩花の香りに包まる中、泰人の頭には幼馴染の痴態が描かれる。
 泰人が喘ぎを漏らせば、空想の中の彩花もまた、喘いだ。
 快楽を共有しているような錯覚、あるいは、自身が彩花になってしまったかのような錯覚。
 柔らかな乳房の先にある薄紅色の乳首を尖らせ、ヴァギナからは止め処なく蜜を滴らせる。
 日ごろ、ペニスを扱きながら思い浮かべている、快楽に狂い乱れる幼馴染の姿。同じ快楽を、今、自身が味わっている。

「あっ、あうっ、あぐあぁぁ……ぁぁ……」

 狂いそうな快感の中、泰人は怯えていた。
 香りだけで頭がどうにかなりそうな、この媚薬に全身を漬けられる。
 考えただけで、身震いしてしまう程の人知を超えた快楽――
 
「ひっ、あぁっ、ひぃぃっ!!」

「ふふっ。泰人も分かる? こんなお風呂に入ったら、絶対頭おかしくなっちゃうよね」

 逃げ出す事も出来ず、湯船に媚薬が溜まってゆく様を見せ付けれる泰人。
 自分が自分でなくなってしまう――そんな恐怖と、徹底的に彩花に壊されてもっと気持ち良くなりたい――甘い誘惑が泰人の精神をぐちゃぐちゃとかき混ぜる。
 
「んー。そろそろ良いかな」

 泰人の体が宙に浮かんだ。
 涙と鼻水を流し、奇声を上げて激しく首を振る泰人。
 
「ふふーっ。本当はここまでするつもりはなかったんだよ。でも、泰人が悪い。
 怖がる顔を見ている内に、壊したくなっちゃった」
 
 泰人は涙で滲んだ視界で、彩花の笑顔を見た。
 美しく、恐ろしい笑みだった。
 
「大丈夫。壊れちゃったら、私のペットにしてあげるから」

 泰人の体が媚薬に沈んだ。
 
「ああ゛あ゛ぁぁああぁあ゛ーっっ!!」

 全身にまとわり付き、皮膚から染み込んでゆく媚薬。
 頭が真っ白になってしまいそうな快楽。射精以上の絶頂感が絶え間なく押し寄せる。
 何一つ肌には触れていないはずなのに、快楽が縦横無尽に駆け巡り、嬌声と震えが止まらなかった。
 立ち込める媚薬の香りが鼻腔を通り抜けるだけで、身を震わし、果てる感覚を味わわさせられる。
 涎と涙を撒き散らし、焦点の合わない瞳で、狂おしい性感に翻弄される泰人。
 
「これ以上は、本当に壊れちゃうかな」

 背は反り、びくん、びくん、と全身を震わす泰人の体が湯船から引上げられた。
 湯船にもたれ掛かり、だらしなく股を開く泰人が呂律の回らない口で言う。
 
「あ、あぁぁっ、あ、あや、かぁっ、こぉっ、こめんらさいぃぃ」

「もう。やっと謝ってくれたね。……射精、させてあげる」

 彩花がペニスを腹に押し付ける様にして踏んだ。
 泰人が一際大きな声を上げる中、彩花は踏み潰すように足首を捻った。
 
「あああぁああぁぁっ、い、イィィィイイィ!!」

 どびゅっ、びゅるるるるるるるっ。
 目を白黒させ、でたらめに体を震わした泰人が、待ち望んでいた射精に至った。
 マグカップ一杯分ほどの精液を撒き散らした後、泰人はそのまま気を失った。
 その身は、未だ断続的に痙攣を繰り返している。
 彩花は一つため息を吐き、ペニスの先に残る精液を指で拭い取ると、口に含んだ。
 
「ん、美味しい……。一日遅れのホワイトデーって事で許してあげるね」

 悪戯っ子の様な笑みを浮かべた彩花が、ペニスを指で弾いた。
 射精によりわずかに萎えたペニスに再び血が巡るのを感じる中、泰人は、すでに自身はこの淫魔に食われているのではないか。そう思うのだった。
 

おわり




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