FC2ブログ

ぷるんぷるるん

女の子に気持ち良くいじめられるM男向け官能小説公開中。

淫靡な試練#2


 学園を出た二人は、帰路を辿る。
 並んで歩きながら、沙織は海斗に同じ質問を繰り返した。
 体調を案じる彼女の手前、言葉では強がるが、異変は始まりつつあった。
 股間部が熱を上げ、ジンジンと疼いている。
 
(……沙織を家まで送り届けたら、ギルドに行って来るか)

 海斗は、内から襲い来る魔の誘惑を退ける策を求めていた。
 歩みを進める度に、着地の振動がそこへと響く。
 数歩の間は精神力で耐える事が出来たものの、それも限界を迎えた。
 甘い痺れが海斗の男根に血を巡らせる。
 亀頭の先端が下着にすれ、海斗の足がガクガクと震えた。
 
「海斗くん! やっぱり具合が悪いの?」

 崩れ掛けた身体を支えようと沙織が手を伸ばす。
 股間の膨らみを悟られぬ様に角度を気にしながらも、海斗は手を借りた。
 
「大丈夫だ。……風邪でも引いたかな? さっさと帰って寝るよ」

 沙織にそう告げて一歩踏み出すものの、疼きに襲われ動きを止めた。
 
「家で休んでいきなよ。今は誰もいないから、気にしなくて良いよ……ね?」

 潤んだ瞳を向けられると、反論出来そうにもなかった。
 どこまでが淫魔の仕組んだ罠で、どこまでが沙織本人の意思か分からない。
 どちらにせよ、今の状態ではギルドはおろか、自宅までも辿り付けない事は、本人が良く分かっていた。
 
 沙織は、肩を貸そうと身体を密着させる。
 こんな状況でなくとも、海斗の鼓動を早まらせたであろう行動だ。
 ビクンビクンと脈打つペニスから、我慢汁が滲み出る。
 必死に気を紛らわせようとするも、揺れる髪から漂う香りが、海斗を惑わす。
 彼は勃起に気付かれないか、気が気ではない。
 幸いな事に、彼を休ませなくてはと必死な沙織の視線は、真っ直ぐ前を向いていた。
 
(くうっ……せめて勃起を……どうにかしなくては……)

 下腹部に手を伸ばし、一点を刺激する。
 淫魔の誘惑を退ける為に学んだ、「勃起を鎮めるツボ」だった。
 
「ふぅ……っ! うう……!!」

 まるで抵抗するかのように、スライムが体内で蠢いた。
 睾丸をやわやわと握るように力が加えられた。
 
「もうちょっとだから、頑張って、海斗くん……!」





 沙織に自宅に辿り着いた頃、海斗の股間はぐっしょりと濡れていた。
 ぶっきらぼうながら、頼りがいのある同級生の痴態に、沙織は頬を赤らめた。
 
「あ、あの……シャワー使って良いから……」

 玄関で仰向けに倒れる海斗には、恥らう余裕すらなかった。
 勃起は防げているので、失禁か何かだと思われてしまっただろう。
 海斗はそう考えて酷く落ち込みながら、沙織からタオルを受け取った。
 
「はぁ……はぁ……悪いな……風呂を借りるぞ……」

 我慢汁が滴り落ちるのを防ぐ為に、股間にタオルを押し当ててふらふら歩く。
 彼を慕うハンター達が見れば、悲鳴を上げてしまいそうな姿だった。
 それでも沙織の表情に、侮蔑の色などは微塵もなかった。
 
 


 崩れる様に浴室に入ると、海斗はすぐさまズボンを脱いで、下半身を露出させた。
 止め処なく溢れる我慢汁を、改めておもらしの様だと思った。

(くそっ……悔しいが、一度射精しないと収まりそうにもない……)

 再びツボを突いて、血流を正常に戻す。
 途端に、ペニスがむくむくと膨らんでいった。
 海綿体に血液が流れ込んで行く感覚だけで、射精してしまいそうだ。
 すぐに果ててしまうだろうと、思いながら海斗は逞しくそびえ立った男根を握る。
 
「うっ……くぅぅ……!!」

 空いた手で口を塞ぐ。
 そうしなければ、甲高い喘ぎ声が、沙織の耳に届いてしまっていた。
 初めて味わう淫魔の性技は、想像以上の快楽を海斗にもたらしていた。
 ペニスは激しく脈打ち、壊れた蛇口の様に我慢汁を垂れ流している。
 ぬちゃぬちゃと音を立てて、手を上下させる。
 ほんの一瞬で絶頂を迎えると予想していたが、体内のスライムが射精を阻止した。
 
(せ、精液が出ない……!? う、ううう……!!)

 若きハンターの思考が、ぐちゃぐちゃに乱れる。
 冷静になれば、どれだけ自分が無駄な行為に耽っているか、分かるはずだ。
 自身に寄生する淫魔の一部を取り除かない限り、射精に至る事はない。
 どれだけ必死にペニスを扱こうと、絶頂を迎える事は出来ないのだ。
 だらしなく表情を崩して、海斗はペニスを扱き続けた。
 果てる寸前の状態で焦らされ、溢れる快感は出口を見つけられずに溜まっていく。
 
「あっ、ああぁぁっ……! い、イキたい……!!」

 もはや、沙織の存在に気を回す余裕はなかった。
 浴室の扉が開く。
 海斗がペニスを握り締めたまま、顔を上げる。
 
「さ、沙織……!! う、うう……!!」

「ふふっ、この娘を前にしても、おちんちん弄りを止められないなんて、恥ずかしい子ね」

 痴態を嘲笑うのは、沙織の身に潜むスライム娘だ。
 淫魔の力に屈する訳にはいかないと、海斗は男根から手を放し、荒い呼吸を静めようと努めた。
 敵を前にしているとは思えぬほど緩慢な動きだったが、今の彼にはそれが限界だった。
 余裕の表情を浮かべて、海斗を見下ろす淫魔が、口を開いた。

「頑張れ~、海斗く~ん」

 わざとらしく、媚びる様な演技で、沙織の声を真似た。
 海斗の表情が一変する。快楽にも勝る爆発的な怒りが、彼を突き動かす。
 両肩を荒々しく掴み、怒鳴り声を上げる。

「ふざけるな!」

 彼の体内を巡る魔力が、一点に集約される。
 肩に食い込む指先から放たれる凄まじき力の奔流が、スライム娘に悲鳴を上げさせた。
 雷に打たれた様な衝撃。全身を焼かれる様な苦痛。
 性悪な淫魔は、自身の消滅を意識せずには居られなかった。
 
 怒りに暴走するハンターは、一度よろめいたが、再び魔力を充填する。
 張り詰める空気が、浴室を軋ませる中、沙織の身体が動いた。
 制服に手を掛け、乱暴に胸元を開く。
 海斗の集中がほんの僅かに乱れた。
 見逃すまいと、彼に寄生するスライムが蠢く。
 媚薬成分を滲ませながら、ぐりぐりと前立腺を刺激した。
 
「うぐぅぅ……あっ、ああ……!!」

 極度の怒りがもたらした逆転劇は、再び覆された。
 色香に惑わされ、快楽にがんじがらめにされた海斗は床に伏して身悶える。
 沙織が悪戯っ子の小さく舌を出した。
 後ろ髪をしきりに弄りながら、スライム娘は呼吸を整える。
 
(危なかった……。やはり彼は危険な存在ね……)

 優勢である事に違いはなかったが、油断は出来ないと自省する。
 ――少し計画を早めても良いかも知れない。
 スライム娘は傍らに跪き、海斗の身体を仰向けに転がした。
 一瞬の激戦が、男根の硬さを損なわせていたが、沙織が指を絡ませるとすぐに膨らんだ。
 体内では、前立腺が蕩ける様な愛撫を受けている。
 快楽が海斗の表情を情けなく歪ませた。
 
「ふふふ……さっきの威勢はどこへ行ったのかしら? 可愛い顔してるわよ……」

 沙織のこめかみに汗が伝う。
 そこには、今しがた味わった、海斗の底知れぬ力への恐れがあった。
 優位な状況を維持する為には、さらに揺さぶりを掛け、精神を乱してやらなくては。
 スライム娘は、内と外から海斗の性感をくすぐる。
 ぬちゃぬちゃと音を立てて手コキを続けたまま、声を掛けた。
 
「射精したくてたまらないでしょ?」

 その言葉を否定するだけの理性は残っていなかった。
 
「だ、出したい、射精したい……!!」

 欲望に翻弄される海斗が、切なげな声を上げた。
 沙織の指が、彼の大きく膨らんだペニスを解放した。
 
「貴方が射精出来る唯一の方法、教えてあげようか?」

 まともに会話が出来る状態にない海斗だったが、淫魔の語る言葉に、幾分か理性を取り戻す。
 彼に寄生したスライムは、一週間を過ぎれば体内に吸収され無と化す。
 その制限は絶対的であり、如何なる力を持ってしても――本体であるスライム娘にさえ――干渉は不可能であった。
 唯一残された射精の方法。それは、沙織との性交が条件だった。
 
「ふふっ……快楽を満たす為には、この娘を犯せば良いのよ? ふふっ、ふふ……」

 寄生するスライムが、海斗の生殖器を活性化させ、射精欲求を際限なく高める。
 ビクビクと脈打つペニスに、思考を奪われそうになるが、彼は耐えた。
 絶望的な宣告だったが、裏を返せば、一週間を乗り切れば良いのだ。
 スライム娘の言葉に偽りがあるとは考えにくい。
 強大な魔力を術に用いるには、威力に比例した制限を設けなくては、破綻してしまう。
 
「身体を乗っ取って分かった事だけど……この娘、まだ男を知らないのね」

 初めてが衆人の目に晒されるなんて、可哀想よね、と付け加えた。
 海斗が苦々しく何を言っているのかと訊ねる。
 
「希望を真っ黒に塗り潰すのが目的よ? 貴方が限界を迎えたら、すぐにギルドの真ん中にテレポートさせてもらうわ。
 そこで貴方はハンターとしてあるまじき姿を、この娘は処女を散らす瞬間を――晒すのよ」
 


淫靡な試練#3 はこちら


スポンサーサイト
[PR]

[PR]

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する